徹底比較！おすすめ会計ソフト20選

会計ソフトを比較する際のポイント

はじめに、会計ソフトを比較する際のポイントを4点解説します。

①ソフトの対象が事業内容や規模・利用目的に合っているか？

会計ソフトは主に法人向けや中小企業の経理業務を対象としたものです。それぞれのソフトには経理業務に必要な機能が搭載されていますが、会社の規模によっては特殊な会計対応が必要なこともあります。そのため、自社・自身の規模に合った機能が利用できるものであるかどうかが重要な観点だといえます。

また、個人事業主・フリーランスの経理を対象とした会計ソフトや、個人での家計簿的な利用・副業の税務処理を対象としたソフトも存在します。「確定申告の手続きをスムーズに行いたい」という方であれば確定申告書類作成機能が充実しているものを検討するとよいでしょう。

②管理しやすいかどうか

会計ソフトにはパッケージソフト型とクラウド型があります。パッケージソフト型はWebや家電量販店でソフトを購入し、パソコンにダウンロードして使うものです。一方、クラウド型はオンライン上で情報管理や処理を行うものです。

それぞれの概要とメリット・デメリットは以下の通りです。

従来はパッケージソフト型の利用が多かったものの、現在ではクラウド型を利用する企業や個人事業主・フリーランスが増加しています。これまでパッケージソフト型を展開していた販売会社もクラウド型を展開するなどしており、選択の余地はまだまだ広がりを見せそうです。

それぞれの特徴とメリット・デメリットを踏まえたうえで、自社・自身にとって管理のしやすいソフトの型を選択しましょう。

③長期で使い続けられる価格・料金かどうか

会計ソフトは長期にわたって利用することが多く、種類によっては月額料金がかかるものもあります。コストをなるべくおさえたい中小企業や小規模事業者にとっては、しっかりとチェックしておきたいところです。

初期費用・ランニングコストは？

パッケージソフト型の場合は初期費用が数万円から10万円前後かかるものが多いものの、月額料金といったランニングコストはかかりません。いっぽうクラウド型の場合は初期費用がかからないものの、月額料金や年額料金がかかることがあります。

利用できる機能や条件によって各ソフトの料金は様々ですが、導入当初は最低限の機能で事足りていても将来的に機能が足りなくなる可能性があります。そのため、場合によっては会計ソフトを新たに買い直したり乗り換えたりせざるを得ないことも考えられるでしょう。

選択できるプランが豊富な会計ソフトであれば状況に応じたプランの変更が可能なので、将来を見据えた選択も検討すべきでしょう。

無料プランやお試し期間があるかもチェック

多くの会計ソフトでは、実際の購入前に機能を無料で体験できるお試し期間や期間を限定した無料プランが設けられています。

無料プランやお試し期間をうまく利用すれば、コストをかけずに複数の会計ソフトを比較することも可能です。使いやすさや実際の操作性などを確認するとよいでしょう。

④サポート体制が整っている

会計ソフトの導入後、初期設定や操作に不安を感じたり不明点が生じたりしたとき、相談に迅速に答えてくれるサポート体制が整っているかどうかも重要なポイントといえます。

多くの会計ソフトではメールや電話による操作のサポートを受け付けており、中には専任のスタッフによる導入・運用支援を行ってくれるものもあります。機械操作が不慣れな方や経理業務初心者は、充実したサポート体制があるかどうか確認しておく方がよいでしょう。

ただ、選択したプランによっては受けられるサポートの内容が異なる場合もありますので注意してください。

いっぽう機械操作やソフトの導入に不安を感じず、経理業務にも慣れている方がソフトを利用する場合は、そこまでのサポート体制は必要としないでしょう。無料で利用できる会計ソフトの多くはサポート対応がシンプルなため、割り切ってそちらを選択するというのも手です。

おすすめ会計ソフト20選

それでは、ここからはおすすめの会計ソフトを紹介します。各ソフトについて表でまとめていますので、比較の際の参考にしてください。

マネーフォワードシリーズ

※機能の詳細やオプションについては公式URLをご参照ください。

マネーフォワードシリーズは、株式会社マネーフォワードが提供している会計ソフトです。個人事業主やフリーランス対象の「マネーフォワード クラウド確定申告」と、法人を対象とした「マネーフォワード クラウド会計」、個人の家計簿アプリ「マネーフォワードME」を展開しています。

いずれのサービスにも自動仕訳機能やクレジットカード・銀行連携など豊富な機能が搭載されているので、手作業で行っていた入力事務の負担を減らすことができます。

さらに1ヶ月無料プランが設けられているため、複数のサービスを無料で体験できます。入力したデータはトライアル終了後も引き継がれるので、再入力の手間もかかりません。

対象プランによっては、クラウド会計のみならず、請求書や勤怠・給与といったバックオフィスに必要なサービスの利用も可能です。事業全体の効率化を図ることもできます。

また、サポート体制が充実している点も特徴の一つです。相談方法はメールやチャットのほか、豊富なオンラインマニュアルとヘルプが用意されています。

freeeシリーズ

※機能の詳細やオプションについては公式URLをご参照ください。

freeeシリーズは、freee株式会社が提供しているクラウド型の会計ソフトです。

個人事業主やフリーランスを対象とした「freee会計スタンダード」と法人を対象とした「freee会計ベーシック」のほか、税理士・会計事務所向けのソフトも展開しています。（個人事業主・フリーランス向けに3つのプラン、中小規模法人、中堅以上の法人向けについても3つのプランが展開されています。）

「freee会計スタンダード」では、〇×形式の質問に答えていくだけで確定申告の書類を自動作成できます。作成した書類は電子申告が可能です。またデータ入力時に必要な勘定科目には分かりやすいガイドが表示されるため、会計や経理の知識がなくても正確に選べます。

また、貸借対照表や損益計算書といった各種レポートの自動生成機能があるため、数字の可視化が簡単にかなうのも特長の一つです。

勘定奉行クラウド

※機能の詳細やオプションについては公式URLをご参照ください。

勘定奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供している会計ソフトです。

法人向けのクラウド型ソフトで、顧問の税理士等専門家にライセンスを提供できる「専門家ライセンス」があります。これにより、リアルタイムに税理士等と会計データの情報共有が行えます。

またPOSシステムや自社の基幹システムなど、様々なシステムやデータと自動連携できるため、業務の効率化が図れます。

さらに、専任のオペレーターが個々の業務に合わせた運用方法を提案してくれるといった充実のサポートサービスが提供されています。操作に不安を感じたときは、オペレーターと画面を一緒に見ながら操作方法をレクチャーしてもらうことも可能です。疑問点をすぐに解消することができるのは心強いでしょう。

弥生シリーズ

※機能の詳細やオプションについては公式URLをご参照ください。

弥生シリーズは、弥生株式会社が提供している会計ソフトです。一覧からも分かるように、クラウド型とパッケージ型の両製品があり、個人事業主・フリーランスから法人向けまで幅広く対応しています。

料金体系は無料プランと有料プランがありますが、有料プランの場合サポート対応が大変充実しているのが特色です。日々の仕訳の相談や操作質問が電話やメールでできるため、初めて会計ソフトを使う方でも安心して導入できます。

機能は業界や業種に合わせ様々なデータ連携ができたり、各種申請書類の作成と電子申請などがスムーズに処理できたりと、会計ソフトの恩恵を存分に受けられるサービスが揃っています。種類が多岐にわたっているので、自分に合うものを選びやすいのも魅力的です。

クラウド発展会計

※機能の詳細やオプションについては公式URLをご参照ください。

クラウド発展会計は、日本ビズアップ株式会社が提供している個人事業主や中小企業向けのクラウド型会計ソフトです。

日本ビズアップ株式会社は会計事務所の経営サポートを行い、税務申告や給与計算など各種システムを開発しています。ネットバンキングの取引明細を自動で読み取る「BANK」をはじめとした自動経理システムが備わっており、経理業務の効率化を図ります。

また、経営判断や経営管理に役立つ資料を自動作成してくれるため、自社の業績確認に役立ちます。入力したデータから自動で自社の経営診断を行うことも可能です。経営改善に役立つデータをわかりやすく出力してくれるので、経営課題をふまえた計画を策定できます。

業務効率化だけの会計ソフトではなく、データを経営に活かしたいと考えている方におすすめです。

HANJO会計

※機能の詳細やオプションについては公式URLをご参照ください。

HANJO会計は、株式会社CXDネクストが提供している個人飲食店に特化したクラウド会計ソフトです。

スマホだけで確定申告書を作成することができる点は特長といえます。内蔵した「確定申告NAVI」が画面に連動して操作を案内してくれるので安心です。NAVI機能は他にも、伝票の一括入力が可能な「仕訳NAVI」や事業推移が分かる「経営NAVI」などがあり、あらゆる会計業務をサポートしてくれます。

HANJO会計には無料プランと有料プランの2つがあります。無料プランの場合は登録の翌月末以降、過去月度のデータを入力・編集・閲覧することができなくなります。有料プランの場合は電話によるサポートがあり、充実したサービスが受けられます。

会計王シリーズ

※機能の詳細やオプションについては公式URLをご参照ください。

会計王シリーズは、ソリマチ株式会社が提供している個人・中小企業向けのパッケージ型会計ソフトです。

会計王シリーズはシンプルで見やすい入力画面が特長で、複雑な初期設定が簡単に行える「業種別テンプレート」があります。仕訳入力においても、よく使う仕訳を登録できる「お決まり仕訳登録」や、仕訳に悩んだ時に活用できる事例集「仕訳博士」といった機能があり、簿記の知識がなくてもスムーズに操作できます。

また、専属スタッフによる電話での操作サポートが受けられる会員専用のサポートセンターがあり、最大15ヶ月間利用できます。

さらに、万が一使用しているPCにトラブルが起こった場合でも、クラウド上に最新データをバックアップしておくことができるので安心です。

MJSかんたん！シリーズ

※機能の詳細やオプションについては公式URLをご参照ください。

MJSかんたん！シリーズは、株式会社ミロク情報サービス（MJS）が提供している会計ソフトのシリーズです。個人事業主・フリーランスから法人向けまでを対象とした各種会計ソフトを展開しています。

パッケージ型がメインですが、小規模の事業者向けソフトにあたる「かんたんクラウド」は商品名の通りクラウド型です。

かんたんクラウドの最大の特長は、無料トライアル期間が2ヶ月と比較的長期である点です。無料期間であっても会計業務にまつわる基本的な機能を使うことができるため、じっくりと操作を確認しながら導入の検討が可能です。

また、商品名に掲げられているように「シンプルな操作で誰にでもかんたん！」をコンセプトとしており、複雑な設定が不要で簡単に導入できます。実際の入力に際しても、多彩な入力支援機能が備わっているため作業軽減につなげられます。

わくわく財務会計シリーズ

※機能の詳細やオプションについては公式URLをご参照ください。

わくわく財務会計シリーズは、株式会社コラボが提供している会計ソフトです。個人事業主・フリーランスの青色申告書類作成に対応した「わくわく青色申告」と、小規模法人向けの会計ソフト「わくわく財務会計」「らんらん財務会計」の3製品があります。いずれもパッケージ型の会計ソフトです。

シリーズの大きな特徴は、サポート料がかからない点です。ユーザー登録をすれば、メール・FAXによるサポートやソフトウェアのアップデートサービス、法改正や使い方の情報提供といったアフターフォローを無料で利用できます。

財務大将

※機能の詳細やオプションについては公式URLをご参照ください。

財務大将は、株式会社ミロク情報サービス（MJS）が提供しているクラウド型の会計ソフトです。制度会計・管理会計の強化を掲げた商品で、中堅・中小企業の利用に適しています。

便利な機能として、外部システムからデータを連携し、仕訳を自動作成してくれる「AI仕訳」や、データの不整合をチェックしてくれる「MJS AI監査支援」などがあり、業務の省力化に優れています。

また「訪問設定サービス」や企業向け運用支援サイト「GOODWILL PLUS」の展開など、アフターフォローも充実しています。導入後も安心してシステムを使うことができます。

なお、製品価格や料金プランは事業の規模や導入する機能によって変動するため、個別で問い合わせる必要があります。

JDL IBEX会計net

※機能の詳細やオプションについては、公式URLをご参照ください。

JDL IBEX会計netは、株式会社日本デジタル研究所が提供しているクラウド型会計ソフトです。本社と営業所があり、会計処理の連携が必要な比較的規模の大きい企業に適しています。

本社と支店との間で会計データを連携処理する機能に優れており、各所で入力したデータをスムーズに集約できます。また「JDLネット会計監査」があり、顧問会計事務所との連携も可能です。

ユーザーに向けたサポートホームページやWebセミナーの利用、学習用サンプルの搭載といった各種サポートサービスも用意されています。

会計らくだ

※機能の詳細やオプションについては、公式URLをご参照ください。

会計らくだは、株式会社BSLシステム研究所が提供している法人向けのパッケージ型会計ソフトです。ソフトは「BSL Web インストーラー」を使用すればCD-ROMドライブのないコンピューターにもインストールできます。

会計らくだは「現場の税理士の声から生まれた“記帳専門の会計ソフト”」をうたっており、複雑な機能を省いたシンプルな仕様が特長といえます。決算処理は税理士に依頼しているので、日常の処理だけに集中したいと考えている方におすすめのソフトです。

日常の処理だけでなく各種集計表の自動作成も可能なので、経営状況の分析に役立てられます。もちろん、操作に疑問や問題が生じたときに利用できるユーザーサポートも揃っています。

ツカエル会計オンラインシリーズ

※機能の詳細やオプションについては、公式URLをご参照ください。

ツカエル会計オンラインは、株式会社ジョブカン会計（旧社名：株式会社ワァットコミュ、ビズソフト株式会社）が提供しているクラウド型会計ソフトです。個人事業主・フリーランス向け「ツカエル青色申告オンライン」と法人向け「ツカエル会計オンライン」の2タイプを展開しています。

ツカエル会計オンラインの特長は、マウス操作を減らしキーボード入力中心での操作が可能な仕様であることです。入力作業の効率をはかるため、使用頻度の高い仕訳や摘要を登録できるライブラリ機能やショートカット機能が搭載されています。

さらに使いたい画面をタブ表示できるので、複数の帳簿を高速表示でき、作業のスピードアップを叶えます。

「ツカエル青色申告オンライン」の場合、確定申告書の提出までを専任の担当者がサポートする仕組みのため、初めて青色申告を行う方でも安心です。

財務応援R4

※機能の詳細やオプションについては、公式URLをご参照ください。

財務応援R4は、セイコーエプソン株式会社が提供しているパッケージ型の会計ソフトです。ソフトは「Lite+」と「Premium」の2タイプがあります。「Lite+」は部門別管理や会社の合併に対応したモデルで2人までの同時利用が可能です。「Premium」は中小規模の法人向けのもので3人以上の同時利用もできます。

特徴的な機能に、税制改正情報など会計業務に必要な情報を常に把握できるポータルメニュー「Eiボード」があります。また、入力した仕訳に対して付箋がつけられる「付箋機能」や、将来発生する伝票を先行伝票として登録できる「先行伝票登録」といった入力支援機能も豊富です。

有償にはなりますが、公認インストラクターがインストールから初期設定などを、訪問して指導してくれる「訪問指導サービス」があります。

PCA会計シリーズ

※機能の詳細やオプションについては、公式URLをご参照ください。

PCA会計は、企業向けの会計・販売管理用パッケージソフトを展開しているピー・シー・エー・株式会社の会計ソフトです。PCA会計シリーズは主に中小企業向けのソフトで、通常のクラウド型タイプとオンプレミスでサブスクリプション（月額料金）にて利用するタイプとがあります。

PCAサブスク会計はパッケージソフトを購入・所有するのではなく、利用した分の「料金」を月額や年額などの定額で支払う仕組みです。運用に合わせてプログラムをダウンロードし、必要な期間だけ利用することができます。

共通の特長としては、日常の伝票入力だけで元帳・試算表・決算書が作成できるほか、自動仕訳の登録や経営分析、各種管理帳票の出力など、会計業務に関する必要な機能を網羅していることなどがあげられます。

ちまたの会計

※機能の詳細やオプションについては、公式URLをご参照ください。

ちまたの会計は、任意団体「ちまたの会計」が提供しているクラウド型の会計ソフトです。2016年に発足した団体で、運営は寄付を含めた支援やスポンサーとのコラボレーションで行われています。

ちまたの会計は「小さな団体の会計をシンプルに、スマートに、ちょっと好きに」をテーマとしており、自治会やPTA、サークルといった団体や非営利組織（NPO）向けに作成されたものです。

最大の特長は利用料金が一切かからないことがあげられるでしょう。無料でありながら、会計報告に必要な帳簿や書類が簡単に作成できます。1つのアカウントで最大5団体まで登録することができるので、一般会計と異なる特別会計の管理も可能です。また、データの保存期間も無期限です。

ジョブカン会計

※機能の詳細やオプションについては、公式URLをご参照ください。

ジョブカン会計は、クラウド事業サービスを主とする株式会社DONUTSが提供しているクラウド型会計ソフトです。

操作性に優れているという特色があり、基本的な操作をキーボード入力で行えるため、使いやすく効率的に作業が進みます。

料金はスタートアッププランの場合2,500円と低価格で、初めて会計ソフトを導入する場合でも安心できます。また30日間の無料体験ができるので、じっくりと機能を確認できます。さらに設立3年未満の企業の場合、ソフトを1年間無料で利用できる「ジョブカン起業支援プログラム」があります。

エンタープライズプランの場合はジョブカン会計の全機能に加え、決算書作成履歴やIPアドレス制限といった機能があります。

大蔵大臣NX

※機能の詳細やオプションについては、公式URLをご参照ください。

大蔵大臣NXは、応研株式会社が提供している法人向けのパッケージ型会計ソフトです。初心者から上級者に至るまで、すべてのユーザーに満足してもらうことをモットーに開発されており、機能性の高さとわかりやすいシステムが特長です。

例えば、入力画面が実務に即したデザインになっているため、経理初心者でも直感的な操作が可能です。伝票入力と同時に財務諸表が完成する機能など、効率化を促進する仕組みも整っています。

応研株式会社では全国各地で体験会を随時開催しており、機能の説明や導入ポイントなどについて学ぶことができます。機能や運用方法を実際に体験したい方や相談したい方は足を運ぶとよいでしょう。オンライン体験会にも対応しています。

円簿会計

※機能の詳細やオプションについては、公式URLをご参照ください。

円簿会計は、株式会社円簿インターネットサービスが提供している無料の法人向け会計ソフトです。クラウド型のためインストール作業は不要で、ネット環境があればいつでも操作可能です。パソコンを買い替えた場合でもデータに支障なく、すぐに使えます。

また、個人情報の入力が不要で、手持ちのメールアドレスでログインできる点も安心できます。さらにデータは関東と関西の2つのサーバーで2重保管されており、セキュリティ対策も万全です。

画面構成は経理初心者でも分かりやすいデザインで、簿記の知識がなくても操作しやすい仕様。法人向けの決算書作成もでき、様々な事業内容や事業規模に対応しています。

注意点は、サポートサービスが現状メールフォームでの相談のみであること。操作で分からない点や困ったことが生じた場合の即時解決は厳しいといえそうです。

フリーウェイ経理Lite

※機能の詳細やオプションについては、公式URLをご参照ください。

フリーウェイ経理Lifeは、株式会社フリーウェイジャパンが提供している無料の会計ソフトです。中小企業だけでなく、個人事業主・フリーランスでも利用できます。種類はクラウド型にあたりますが、パソコン内にインストールして使います。

フリーウェイ経理Liteは無料で帳簿や伝票の作成ができ、決算書も出力可能です。閲覧期間の制限や出力データの数制限もないので、長期間安心して利用できます。会計業務のコストをおさえたい方におすすめのソフトです。

注意しなければならないのは、クラウド型ではないためスマートフォンや他デバイスからの利用ができない点です。

また、無料プランの場合、サポートシステムはマニュアルやFAQ・解説記事に限られており、個々の相談には対応していません。そのため、ある程度の会計知識がある方や業務に慣れていてサポートは不要という方におすすめのソフトだといえます。

まとめ：会計ソフトを導入して経理業務をスムーズに！

おすすめの会計ソフトを20種紹介しました。経理業務の目的や会社の規模によって必要な機能は異なりますが、.導入することで日々の煩雑な経理事務が削減されるため、企業の多くは会計ソフトを導入し活用しています。

また企業に限らず、個人事業主やフリーランスの方も会計ソフトを導入すれば経理にかかる時間や手間を削減できるでしょう。

会計ソフトには多くの種類があるため、初めに紹介した「おさえておきたいポイント」を明確にしたうえで比較検討することをおすすめします。各種商品には無料プランや無料体験ができるものも多いので、ぜひそれらを活用して最適なソフトを見つけてください。