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リモートワークで活躍している「隠れたヒーロー」を見つけて会社の生産性アップ!業務内容を見える化する方法とは

特集 人事労務人事業務プロセス効率化_HR人的リソースの削減対談業務可視化ツール
2025年1月29日
リモートワークで活躍している「隠れたヒーロー」を見つけて会社の生産性アップ!業務内容を見える化する方法とは

宮田 昌輝 氏
セブンセンスマーケティング株式会社 代表取締役


沼津高専電子制御工学科、筑波大学理工学群工学システム学類卒業。株式会社 BEARTAIL(現株式会社TOKIUM)の創業期に参画、営業本部長を経てCOO (最高執行責任者) に就任。その後、株式会社リクルートジョブズ(現株式会社リクルート)に入社。新規事業の企画、開発管理、営業、マーケティングを幅広く担当。2020年3月、セブンセンスマーケティング株式会社を創業、代表取締役に就任。みえるクラウド事業を立ち上げ、リモートワークなどの新しい働き方改革の普及を推進している。



中條 優 氏
株式会社コミクス


1987年、山形県生まれ。東北大学大学院卒。インド資本のIT企業にてビジネス経験を積む。

2020年に株式会社コミクスに入社し、現在に至る。 SaaS事業者を支援するプラットフォーム「kyozon」の事業運営を担当。

同時にBtoB向けYouTubeチャンネル運営や大型展示会運営も幅広くこなす。



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目次

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<中條氏>

本日は、リモートワークを最適化する方法について、セブンセンスマーケティング株式会社の代表取締役である宮田さまにお聞きしたいと思います。同社はリモートワークを最適化するツール「みえるクラウドログ」を提供しておりますので、リモートワークの働き方について多くの知見をお持ちです。本日は宮田さまのナレッジやご意見をお聞きできればと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。まずは自己紹介をお願いできますか?

 

 

<宮田氏>

セブンセンスマーケティング株式会社の代表・宮田と申します。今まで会社を4社創設しておりまして、1社目は大学在学中に起業しました。その後、リクルートで会社員を経験したあと、ITに関わる新規サービスやITコンサルティングなどの会社を設立してまいりました。

起業した1社目では延べ4,000~5,000名ほどの在宅ワーカーの方とお仕事をさせていただき、在宅での働き方に関して考える機会が多くありました。コロナ禍を経て在宅勤務・リモートワークを行う企業が増えていることで、私たちに何かできることがあるのではないかと思い、現在提供しているツールの開発に至りました。

 

リモートワークの現状と課題

 

<中條氏>

コロナ禍ではリモートワークは非常に普及してきたように見えましたが、最近は「出社回帰」などと言われるように、コロナ前に戻りつつあるような印象です。その要因に関して、宮田さまはどのようにお考えでしょうか?

 

<宮田氏>

毎日顔を合わせたり、横に人がいてすぐにコミュニケーションしたりできる安心感がありますよね。リモートワークでは顔を合わせたコミュニケーションが取れないため、相手が今何をしているのか把握できずに声をかけていいのかもわかりません。

また、たとえば勤怠管理でも、本当にその時間から業務を始めているのか・終えているのかを把握しきれないという企業様が少なくありません。要は、リモートワークの勤務状況を可視化できていない状況と言えます。

そうした課題を解消するためにリモートワークをやめている企業様が多いのではないでしょうか。

 

<中條氏>

相手の表情や業務内容が見えるのでコミュニケーションが取りやすいですし、働きぶりを把握できるのでマネジメントをしやすいという側面もありますよね。

 

リモートワークを効果的に実行するポイント

 

<中條氏>

リモートワークにはコミュニケーションやマネジメントなどの課題がありますが、適切に実行していくことで効果が得られると思います。効果的に実行するポイントを教えていただけないでしょうか?

 

<宮田氏>

リモートワークでは可視化が困難になり、PDCAサイクルを回すのが難しくなったように感じます。リモートワークに限った話ではありませんが、会社を良くしていくためには組織の課題を可視化して改善していくことが重要です。まずは「P(Plan)」を作るためにも、組織の現状や課題を可視化できる仕組みが必要だと考えています。

 

<中條氏>

可視化されていなければ、PのあとのD(Do)やC(Check)もできませんよね。その結果、ネクストアクションを立てることもできません。

 

リモートワークのメリットとは

 

<中條氏>

リモートワークを導入することで、どのようなメリットがありますか?

 

<宮田氏>

リモートワークをしている従業員側からしたら、仕事の合間に子どもの世話や親の介護などをしたいという意識はあるかもしれません。

一方の会社側としては、そうした育児や介護などをどこまで認めるのか、認めたとして仕事がきちんと回るのか、というルール作りや体制整備が必要です。

このバランスが取れていれば、従業員側は満足度高く働けて、会社側もESを高めながら仕事を回せるという、双方のメリットにつながります。

 

<中條氏>

他にもリモートワークのメリットはございますか?

 

<宮田氏>

新規採用ですね。リモートワークでも成果が出る仕組みが整っていれば、リモートワークを希望している人を採用できます。事情があって出社は難しいけれど、経歴もスキルも十分だという優秀な人材の確保につながるでしょう。

 

<中條氏>

リモートワークを適切に運用できれば生産性が向上するかと思いますが、働きぶりを監視されていないのでサボってしまう人もいるかもしれません。実際、リモートワークの生産性はいかがでしょうか?

 

<宮田氏>

エンジニアや、デザイナーなどのクリエイティブ職であれば、誰にも邪魔されず集中できるためリモートワークは最適な環境であると言えます。勤務時間内に集中できる時間をどれだけ確保できるかが重要になるので、その集中できる時間に話しかけられたり他の業務を振られたりすると生産性が低下してしまいます。集中できる時間を守るためにもリモートワークは効果的だと考えています。

 

リモートワークを最適化させる組織構築

 

<中條氏>

リモートワークを最適に運用していくための要件はございますか?

 

<宮田氏>

やはり「しっかり見えること」が重要です。働きぶりが見えないので、従業員は頑張っていても適切に評価されないという事態が起こりえます。しかし、リモートワークでなかなか見えなかった頑張りや成果が見えるようになれば、正当に評価してもらえるためモチベーションアップにもつながります。私たちはそうした人材を「隠れたヒーロー」と呼んでおりまして、隠れたヒーローを見つけ出して活躍できるようにするのが、リモートワークを最適化するポイントだと思っています。

 

<中條氏>

リモートワークでの頑張りや成果を可視化していけるのが、御社が提供している「みえるクラウドログ」なのですね。

 

パソコンの作業ログを取得することの安心感

 

<中條氏>

それでは「みえるクラウドログ」の詳しい特徴を教えていただけないでしょうか?

 

 

<宮田氏>

リモートワークで働きぶりを可視化するには、毎日の朝会や1on1ミーティング、日報の作成などが必要であるため、管理が非常に大変でした。手間のかかる管理を効率化するために開発したのが「みえるクラウドログ」です。

「みえるクラウドログ」は、パソコンの作業履歴のログを自動で取得できるため、誰がいつどのような作業をしているのか把握できるツールです。どのアプリケーションをどのくらい使っているのか、どのお客様にどのくらいの作業時間を使っているのか、というデータも取得・推察できるため、プロジェクトや案件の進捗状況や現状把握に役立ちます。

 

<中條氏>

監視されているような気持ちになって、嫌がる従業員もいるのではないでしょうか?

 

<宮田氏>

パソコンのログを取得することは、どんどん当たり前になっていると感じます。たとえば、コンビニに監視カメラが付き始めた当初は嫌悪感を抱く人もいたかもしれませんが、今では監視カメラがあることで安心感につながっていますよね。そうした意味でも、パソコンのログを取得することは、自分の作業や頑張りを見てもらえるという安心感につながるのではないかと思っています。

 

「みえるクラウドログ」で作業時間を可視化するメリットとは

 

<中條氏>

導入メリットについて教えていただけないでしょうか?

 

 

<宮田氏>

定量的に物事を判断できるのは大きなメリットだと思います。オフィスで一緒に仕事していると、作業やタスク処理のスピードが見えるため評価しやすい状況です。リモートワークでも一人ひとりの作業スピードを把握して正当に評価するために、「みえるクラウドログ」で作業ログを取得することで定量的に判断できます。

たとえば、社内で「Aさんは作業が早い」という共通認識があっても、裏付けできるデータがなければ信ぴょう性がありません。しかし「みえるクラウドログ」で作業ログを取得できれば「作業時間が平均の半分だった」といったデータが定量的に可視化されるため、事実を根拠にして正当に評価できます。正当な評価によって本人もモチベーションがアップすればパフォーマンスも向上し、会社の業績にも良い影響が出るでしょう。

 

<中條氏>

確かに定形的な業務であれば、平均値との差異で作業スピードを測ることはできますね。クリエイティブ職やマネジメント職などの場合は、どのように活用できるでしょうか?

 

<宮田氏>

クリエイティブ職やエンジニア職は、いかに作業時間を確保するかが重要になってきます。たとえば、営業の商談やミーティングに同席したり、他の業務を依頼されたりすると、本来やるべき仕事が後回しになってしまいクリエイティビティを発揮できません。そのため、クリエイティブ業務とそうでない業務を分けて「みえるクラウドログ」で可視化することで、クリエイティブ業務以外の業務を削減できるのです。クリエイティブ業務に専念できるようになり、本人のモチベーション維持にもつながりますよね。

また営業職であれば、定型的な業務に時間を割くよりも、1件でも多くの顧客に対応したほうが会社のためになります。「みえるクラウドログ」で経費精算やデータ入力などの時間を可視化することで、営業以外の業務にどれだけ時間を使っているか把握でき、「これだけ多くの時間を使っているなら、営業以外の業務は他のスタッフが行って、本人は営業活動に専念させよう」という議論ができます。

 

<中條氏>

人件費が高い人材が、誰でもできるような業務をしていてはもったいないですからね。

経営者からしたら、誰がどの業務に時間を使っているのか把握できるため、経営リソースを適切に配分できるようになりますね。適材適所を加速させるツールと言えますね。

 

「みえるクラウドログ」の導入事例紹介

 

<中條氏>

実際に導入している企業の事例をご紹介いただけないでしょうか?

 

<宮田氏>

150社ほどに導入していただいておりまして、大手企業さまからベンチャー企業さままで導入実績がございます。

富山県にあるロボットアームのメーカーである株式会社不二越の事例ですと、膨大な部品の入庫や管理の業務に時間がかかりすぎているが、実情が見えないという課題がありました。そこで「みえるクラウドログ」で各従業員の作業ログを見てみると、企画側が想定していたシステムの活用ができておらず、時間のロスにつながっていることが判明したのです。そうした業務上の課題が見えたことで、最適なオペレーションを設計できたというお声をいただいております。

 

<中條氏>

現場からだと気づかないことでも、「みえるクラウドログ」で俯瞰して分析することで改善点を見つけられるのですね。

 

 

<宮田氏>

三興商事株式会社では、上場準備にあたって「みえるクラウドログ」を導入していただきました。「みえるクラウドログ」はパソコンの操作ログを取得できるため、見えない時間外労働が発生していないかチェックできます。作業ログの管理によって従業員側の意識も高まったということです。コンプライアンスの準拠や労務環境の改善などにもつながるツールであると言えます。

 

「働きたい人が働ける」をリモートワークで実現できる世界に

 

<中條氏>

リモートワークに関して、どういった世界観を描いているのか教えていただけないでしょうか。

 

<宮田氏>

働きたいと思っている人が働きたいときに自由な場所で働けるようになることが、たくさんの幸せを生み出すのではないかと思っています。

スキルや意欲があっても、育児や介護、ご自身の病気などで出社して働けないという人は少なくありません。「みえるクラウドログ」は、そうした貴重な人材が働けるという環境を作り出す第一歩です。

さまざまな要因で働けないのはもったいないことだと思っているので、そうした人たちが活躍できる世界になれば良いと思っています。

 

<中條氏>

採用する中で、リモートワークで働きたいという希望を持っている人も多いですよね。そうした人の採用にも「みえるクラウドログ」は有効ですね。

 

<中條氏>

最後にメッセージをいただけますか?

 

<宮田氏>

従業員の方に工数の負担もなく、月額3万円から導入できるので、手軽に利用していただけるツールです。今後リモートワークを導入したいという企業様や、現在リモートワークを導入しているが「隠れたヒーロー」を見つけて正当に評価したいという企業様にとってベネフィットがあります。リモートワークを活用して会社の生産性を向上させたいという方は、ぜひお問い合わせください。

 

<中條氏>

本日は貴重なお話ありがとうございました。

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