おすすめのネット予約システム20選！無料プランの有無や導入しやすい業種を紹介

【2023年版】ネット予約システムおすすめ20選！

はじめに、ネット予約システムの中からおすすめ20選を紹介します。

• サービスの特徴
• 向いている業種
• 無料プランの有無
• 月額料金プラン
• 無料トライアルの有無／期間

以上の内容に沿って紹介しますので、どのシステムが自分の業種に適しているのかが明確になります。

それでは順番に見ていきましょう。

※2023年6月時点の情報

1.Square予約

※その他のプランやオプション、詳細機能については公式URLをご参照ください。

Square予約は、無料で店舗専用の予約サイトが作成できるだけでなく、顧客情報の管理やリマインドメールを送信できるなど、幅広い機能を無料で使える予約システムです。

予約情報を各スタッフと共有すると、業務効率化や時間節約に繋がります。また、オンライン決済に対応しているので、無断キャンセルの対策や店舗を持たないインターネットショップビジネスでも利用可能です。

お店のSNSと連携させると、そのまま予約の窓口となるため直接予約ができ、新規顧客の獲得にも繋がります。

予約管理や決済、POSレジ機能などの顧客管理だけでなく、スタッフのシフト作成や出退勤記録などの従業員管理まで、お店の運営に必要な機能がすべてそろっています。

2.STORES予約

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STORES予約は、累計導入社数13万以上で、180を超える業種に対応可能です。

さまざまな業種やサービスの「めんどくさい業務」を最小化するため、設備・備品の在庫を管理したり、スタッフごとに閲覧・編集の権利を制限できたりなど、従業員の管理まで多くの機能が装備されています。

「集客・予約・顧客情報・決済」を一元管理する機能がそろっており、サポートやマニュアルが充実しているため、今まで予約管理システムを利用したことがない初心者でも安心です。

3.RESERVA（レゼルバ）

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RESERVA（レゼルバ）は、多彩な機能を有しており、個人事業主から大企業・官公庁まで、さまざまな業種・運営方法に対応した予約システムです。

操作性がとてもシンプルで、サイトを開設した直後から予約受付が開始できます。また、カスタマイズ性が高いのも特徴の一つです。

SEOに強い予約システムを実装できるだけでなく、英語や中国語、韓国語など幅広い言語に対応しているため、多言語で集客可能です。また、Googleカレンダーと連携させることで、手作業で予約を転記する手間も省けるでしょう。

サイトにカード決済を導入すれば事前決済も可能となり、ビジネスのすべてを自動化できるため、業務の効率化が期待できます。

4.SELECTTYPE

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SELECTTYPEは、170種類以上の豊富なテンプレートが取り揃えられており、文字色や背景など独自デザインの編集も可能なので、事業に適した予約サイトが構築可能です。

また、日本語以外に英語や中国語など、最大で5言語の予約フォームが設定可能で、英語と中国語のテンプレートも用意されています。

予約システムはもちろんのこと、ホームページ制作や会員システム、サブスクリプションサービスやアンケート機能など、ビジネスをサポートする周辺システムも充実しており、さまざまな業種で幅広く使用可能です。

SEO設定やGoogleアナリティクスでのアクセス解析・顧客分析ができるので、常にサイトを最適化しておきたい場合におすすめです。

5.Air RESERVE

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Air RESERVEは、（株）リクルートからリリースされているネット予約システムです。

シンプルかつ簡単な操作性で、誰でも直感的に使用できます。また、Air RESERVEと同じく（株）リクルートからリリースされているAirペイやAirレジと連携させると、決済や予約管理だけでなく、顧客情報も一元管理できるため、情報の集約にかけていた手間と時間を削減できます。

Air RESERVEには、「自由受付タイプ」と「事前設定タイプ」の2つの予約枠があり、事業スタイルによって最適なビジュアルでの集客が可能です。

「自由受付タイプ」は、公共施設や健康診断、レンタルサイクルなど、顧客が空いている時間に予約する場合におすすめです。

「事前設定タイプ」は、語学スクールやヨガ教室、パーソナルトレーニングなどのような、店舗側があらかじめ予約時間を設定しておいて、その中から顧客が選択する場合におすすめです。

6.EDISONE（エジソン）

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EDISONE（エジソン）は、9種類のテンプレートが用意されており、汎用性が高いためさまざまな業種に向いています。

料金プランが細かく設定されているので、いろいろなニーズや店舗の規模に合わせて選択できるのも特徴の一つです。

スタッフ台帳機能でシフト作成や給与履歴など、スタッフの労務管理もでき、予約以外の周辺システムも充実しています。また、日本初の多言語対応予約システムとしてリリースされ、インバウンド需要を取り込めます。

7.tol（トル）

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tol（トル）は、サロンやレッスンなどを中心に、100種類以上の業種・用途に対応した無料で使える予約サイトです。

スマホアプリで運用するため、外出が多いときや忙しいレッスンの合間など、SNS感覚でいつでもどこでも予約管理できます。また、プランによる予約件数の上限や機能の制限がないため、個人やスモールビジネスに向いています。

顧客側はパソコンから予約できますが、店舗側はスマートフォン・タブレットのみ運用可能です。

8.SuperSaaS

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SuperSaaSは、サポートコストを徹底的に削減した完全セルフ型の予約システムで33の言語に対応しており、世界中の幅広い業種で利用されています。

無料プランは商用利用できませんが、有料プランでは1か月間無料トライアルができます。そのため、期間内で自社にあっているかをチェックすると良いでしょう。

FacebookやWordPress、Googleカレンダーなど、多くの外部ソフトウェアと連携できるので、1対1のスケジューリングやグループレッスンの予約以外にも、会場や設備の予約などさまざまな用途で活用できます。

9.eReserve（イーリザーブ）

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eReserve（イーリザーブ）は、100種類の豊富なテンプレートが用意されており、好きなものを選ぶだけで予約サイトが完成します。

手順に沿って設定するだけで完了するため、特別なスキルが不要な点は魅力的といえるでしょう。また、店舗側も顧客側においても、表示画面がシンプルでわかりやすく操作性が高いので、パソコン作業に苦手意識を持っている方には、特におすすめです。

タイトル画像機能を活用すれば、顧客が予約する際に、事前に設定しておいた画像がヘッダーに表示されるため、会場名や店舗名などを視覚から認識させやすくなります。

10.リザエン

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リザエンは、200以上の業種に対応しており、幅広い事業で導入可能です。また、上場企業や中小企業だけでなく、高度なセキュリティを必要とする官公庁や大学法人などでも利用されており、信頼と実績が十分にあります。

「時間タイプ」「時間割タイプ」「イベントタイプ」「日付タイプ」の4つの予約受付方法があり、提供するサービスに合わせてカスタマイズできるのも特徴の一つです。

予約状況が一目でリアルタイムにわかる予約台帳では、電話や窓口で顧客を待たせないスムーズな対応ができると同時に、ダブルブッキングの防止にも貢献します。

そして、導入前・後に関わらず、専門のサポートチームとスタッフが親切・丁寧に課題解決のお手伝いをしてくれるので、高度なセキュリティが必要だがシステムの操作に不安を覚えている場合におすすめです。

11.EIPrO（エイプロ）

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EIPrO（エイプロ）は、世界100カ国の多言語を翻訳できるので、訪日外国人対応も問題ありません。また、SEO施策も万全で、キーワード・タイトル・詳細説明などがページ単位で設定できる他、Googleアナリティクスで顧客行動を分析し、マーケティングの強化にも貢献します。

顧客側の決済方法は、クレジットカードやコンビニ決済だけでなく、ペイパルや定期課金での自動徴収など、さまざまなニーズに対応可能です。

重複ログイン防止や通信データの暗号化、固定IPアドレス制限などセキュリティ対策も万全なので、不正改ざんや情報漏えいの危険性を大幅に削減します。

12.Liny（リニー）

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Liny（リニー）は、LINE公式アカウントの運用・管理をサポートするツールとしてリリースされ、収集した顧客情報をもとにそれぞれに合わせた情報提供で反応率を向上させます。

さまざまな業種に向けて定期的なアップデートを重ねているため、機能の改善や追加を常に行っており、マーケティングだけでなくカスタマーサポートや採用活動、大企業や官公庁に利用されています。

また、GooglereCAPTCHAや負荷に強いAWS、Pマークの取得に加えて、オプションでIPアドレス制限や二段階認証も追加でき、高水準のセキュリティ対策が可能です。

初期設定・運用方法に困った時は、Linyに精通したアドバイザーが丁寧にチャットでサポートしてくれるため、慣れていなくても安心して導入できます。

13.reservia（リザービア）

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reservia（リザービア）は、集客の最大化とリピート率の向上、予約の一元管理を重要視している美容院やサロンに向いている予約システムです。

全国で4,500以上の導入実績があり、大手美容院や急成長サロンに多く採用されています。また、店舗側の管理画面と顧客側の画面の両方で、日本語・英語・中国語・韓国語・タイ語の5か国語に対応しているため、インバウンドユーザーの獲得を目指していたり、海外出店したりする場合におすすめです。

reserviaでは、既存客しか利用できないクーポンの発行や、メニューごとに予約制限を設けるなど、ごひいき様への特別対応が可能です。

導入後のフォローは、営業時間内の電話・メール・オンラインミーティングや、24時間のチャット対応など、心のこもった有人の手厚いサポートが受けられます。

14.STAR RESERVE（スターリザーブ）

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STAR RESERVE（スターリザーブ）は、サロンやスクール事業に特化したネット予約システムです。

カレンダー形式の予約タイプが充実しており、パソコン・スマートフォン・タブレットからいつでも予約できます。また、予約と同時にオンラインで即時決済でき、受付・会計業務の自動化に貢献します。

店舗の新着情報のメルマガ配信に加えて、顧客情報を用いた誕生日メール送信など、充実したオプションも追加可能です。

STAR RESERVEでは、セキュリティにもこだわっており、プライバシーマークの取得や信頼できる大手データセンターを採用し、個人情報の保護やファイル名の暗号化など、安心して利用できる対策が施されています。

15.Goope（グーペ）

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Goope（グーペ）は、ネット予約システムだけでなく、豊富なテンプレートで誰でも簡単に使いやすいホームページが作成できます。

利用者の9割が、従業員5人以下の小規模事業者で、1人で事業を運営している店舗でも多く採用されています。また、「テイクアウト予約」や「イベント予約」などの機能も実装されており、飲食業を営む場合にもおすすめです。

PayPalやカラーミーショップなど、インターネットショップへ連携でき、TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSに同時投稿できる機能もあるため、多くの外部サービスと接続して集客に活用できます。

16.TORETA（トレタ）

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TORETA（トレタ）は、飲食店経営DXのために作られたネット予約システムです。「使いやすさ」にこだわっており、間違えたり迷ったりしないほど誰でも簡単に使いこなせるのが魅力の一つです。

トレタO／X（オーエックス）では、注文から会計までスマートフォン一つで完結し、顧客とスタッフのストレスである「すみませーん」を店内からなくして、快適な環境づくりに貢献します。

トレタ予約番は、忙しい時間帯や人材不足でも接客に集中できるように開発された「AI電話対応サービス」です。また、トレタスタンプでは、顧客の来店履歴を把握し、それぞれの利用状況に応じてメッセージをセグメント配信できます。スタンプ回数によってチケットを発行したり、割引や特典を提供したりできます。

17.Restaurant BOARD（レストランボード）

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Restaurant BOARD（レストランボード）は、テーブル管理や予約・顧客台帳などの基本機能が無料で使える、飲食業に特化したネット予約システムです。

テーブル管理機能では、着席からの時間経過が表示され、次の予約や空席の状況が一目でわかるため、顧客の案内がスムーズになります。また、顧客台帳の情報を、従業員全員で共有できるので、記念日や誕生日の際のお声掛けやサプライズなど、顧客との距離を縮める施策として活用できます。

来店後には、サンクスメールの配信によりリピートの促進に繋げたり、誕生日におめでとうメッセージを配信して繋がりを強化したりなど、アフターフォローの機能も充実しています。

18.TableCheck

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TableCheckは、利用満足度No.1の飲食店向けネット予約システムです。

TableCheckでは、Withコロナ時代に「もっと安全に、もっとスマートに。」をスローガンに掲げ、店舗での会計が一切不要になる「コンタクトレス決済」を採用しています。

「コンタクトレス決済」は、予約時にクレジットカード情報を入力させ、事前決済する機能で、領収書もオンラインで自動発行されます。また、顧客の連絡先や会社名などの基本情報だけでなく、アレルギーや好き嫌い・利き手や誕生日まで漏れなく管理して、感動を生む最良のサービスが提供可能です。

業界唯一のドタキャン対策として、電話でもネットでも対応可能な「キャンセルプロテクション」を導入しており、万が一無断キャンセルがあっても確実にキャンセル料を徴収できます。

19.WTE（ワールドトークエンジン）

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WTE（ワールドトークエンジン）は、オンラインレッスン事業に特化したネット予約システムで、IT導入補助金2022年の認定ツールに登録されています。

オンライン英会話のワールドトークを10年以上1人で運営した独自の予約システムを、WTEとしてパッケージ化し、事務作業の効率化や顧客満足度の向上に専念できる環境を実現できます。また、予約機能だけでなく動画・教材の販売やマッチング機能など、事業の周辺システムも充実しており、顧客満足度の向上に貢献します。

実績のあるマーケターによる、集客代行サービスや、再現性の高いコンテンツマーケティングを提供されるので、生きたノウハウが取得可能です。

20.hacomono

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hacomonoは、会員管理や予約・決済だけでなく、実店舗や施設の期間業務を網羅しており、店舗ビジネスをオンラインに移行できるネット予約システムです。

フィットネス・ウェルネスにかかわる体験を良質にするためにスマートな店舗運営の実現を目指してリリースされました。

入会や予約、支払いがすべてスマートフォンで完結し、スタッフが不在でも自動化された受付サービスで超効率型店舗を実現します。また、hacomonoに蓄積されたデータをターゲットごとに抽出・分析し、顧客の利用動向を詳細に把握できます。

既存会員のデータだけでなく、体験予約の後に入会に進まなかった顧客情報を活用し、マーケティングに活用できます。

ネット予約システムを選ぶ際の3つのポイント

たくさんあるネット予約システムの特徴を把握しても、実際に選ぼうとするとどれもよく見えて迷ってしまいますよね。

そこでここからは、ネット予約システムを選ぶ際の3つのポイントを解説します。

1. オンライン事前決済機能がある
2. 店舗側と顧客側の両方が使いやすい
3. 他のアプリと連携できる

1.オンライン事前決済機能がある

オンラインで事前に決済できる機能がついていると、忙しい時間帯の会計にかかる時間を削減でき、業務の効率化や生産性の向上などに繋がります。

顧客側からしても、会計時に店員が来るのを待ったり、列に並んだりする必要がなくなるためストレスなく快適な状態で退店できます。また、無断キャンセルやドタキャンが起きたときに、キャンセル料を徴収できる点でも、「オンライン事前決済機能」は選択の条件に入れてもいいでしょう。

2.店舗側と顧客側の両方が使いやすい

ネット予約システムには、予約以外にもさまざまな周辺業務を効率化させる機能がついている場合が多く見られますよね。

多くの機能がついているに越したことはありませんが、それが原因で見た目が複雑だったり、操作性が悪かったりすると、逆に生産性が低下してしまいます。また、顧客側からしても、一目でわからないデザインや操作が複雑な場合は、予約を諦めてしまって別のお店に変えてしまう可能性があります。

ネット予約システムを導入する時は、無料トライアル期間を有効活用して、店舗側と顧客側の両方が使いやすいかどうかをチェックしておきましょう。

3.他のアプリと連携できる

ネット予約システムには、SNSやGoogleアナリティクス、SEO施策など、他のアプリやサービスと連携できる場合があります。

ネット予約システムを導入すると業務の効率化に繋がりますが、集客できなければその効果を十分に発揮できませんよね。

SNSやSEO施策機能が採用されていると、店舗情報が顧客に触れるチャンスが増え、そこから直接予約ができると集客力がアップします。また、Googleアナリティクスのような、顧客がどこから予約したのか・どのような目的で自社サービスを利用したのかなど、さまざまな情報を収集・分析できる機能と連携すると、サイトの最適化やマーケティングの改善に貢献します。

ネット予約システムを導入するときは、他のどの外部サービスと連携できるのかをチェックし、有効活用しましょう。

ネット予約システムの3つのメリット

ネット予約システムを導入すると大小さまざまなメリットがありますが、ここでは代表的な以下の3つを紹介します。

1. 営業時間外でも予約が受付できる
2. 受付の業務が効率化できる
3. 顧客情報を収集・分析できる

それでは順番に解説していきます。

ネット予約システム導入のメリットとは？電話予約との違いも

ネット予約システムの導入を検討するにあたって、自社のビジネスに合っているのか、導入の必要があるのか、といった点に疑問を感じている方も少なくありません。そこで、本記事ではネット予約システムのメリットや、導入によって生じうるデメリット、それに対する対策についてご紹介します。

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1.営業時間外でも予約が受付できる

ネット予約システムは24時間365日予約受付が可能なので、営業時間外のような店舗側が対応できない時間帯でも予約が受付できて、集客の取りこぼしを防いだり、顧客満足度の向上に繋がったりするメリットがあります。

2.受付の業務が効率化できる

ネット予約システムを導入すると、従来のような電話での予約件数が相対的に減少するため、予約受付以外の事務作業にあてる時間が増え、業務を効率的に行えます。

また、ネット予約システム自体に事務作業を効率化させる機能が備わっている場合も少なくないため、大幅に生産性が向上する可能性も期待できます。

3.顧客情報を収集・分析できる

ネット予約システム経由で予約が取れると、顧客の年齢や人数、来店回数などの情報を収集・分析が可能です。

顧客情報を収集・分析すると、サービスの質の改善・向上に繋がり、適正にマーケティングできるので、顧客満足度が上がってリピート客の獲得にも繋がります。

ネット予約システムの3つのデメリット

ネット予約システムには多くのメリットがありますが、反対にデメリットもあります。デメリットを理解した上で、適切な対応を取れるよう準備しておきましょう。

ここでは、以下の3つのデメリットを紹介します。

1. 無断キャンセルされやすい
2. 電話予約とのダブルブッキングの可能性がある
3. 操作方法の研修に時間が取られる

1.無断キャンセルされやすい

ネット予約システムでは、予約が簡単にできる反面、無断キャンセルのハードルも低くなる傾向にあります。

無断キャンセルされると、用意していた席や食材が無駄になる可能性があり、店舗側の不利益は大きいですよね。

無断キャンセルを防止するために、事前決済ができるシステムを導入しましょう。事前に決済が完了していると、無断キャンセルを大幅に防止できます。また、万が一の時にはキャンセル料の徴収も可能です。

2.電話予約とのダブルブッキングの可能性がある

ネット予約システムを導入した後も、従来の電話予約を並行して受けている場合は、別の予約とのダブルブッキングが起こる可能性があります。

ネット予約システムには、予約台帳機能が実装されているものもあり、ダブルブッキングを防ぐのに有効です。ダブルブッキングが心配な場合は導入前に機能をチェックしておきましょう。

3.操作方法の研修に時間が取られる

業務の効率化を実現できるネット予約システムですが、従業員への操作方法の研修に時間が取られる場合があります。操作に慣れるまでは、顧客の前でも戸惑ってしまい、お客様の大事な時間を奪ってしまう可能性があります。

システムの操作に不安がある場合は、シンプルでわかりやすい操作性の物を選ぶとよいでしょう。

ネット予約システム導入時によくある疑問

ネット予約システムを導入するにあたって、以下はよくある疑問です。

• ネット予約システムはどのような仕組みになっているか？
• ネット予約システムは自作できるか？
• どのような予約タイプに対応できるか？

それぞれについて、お答えしていきます。

ネット予約システムはどのような仕組みになっているか？

ネット予約システムとは、店舗への予約を24時間365日ネット上で受け付け、予約状況をクラウド上で一元管理できるシステムです。

• お客様が行う操作：予約日時の選択、名前、連絡先などの入力
• 店舗側の初期設定：予約できる時間枠の設定、選択できる商品やメニュー

ネット予約システムを導入していると予約履歴が見れるため、新規かリピートかも確認できます。予約状況はリアルタイムでチェック可能です。予約対応への業務が大幅に削減でき、かつ予約漏れを防止することもできます。

ネット予約システムは自作できるか？

ネット予約システムを自作するには、HTMLやCSSといったコーディングの知識や、PHPやJavaといったプログラミングの知識が必要になります。
自作する際には、以下の機能を中心に作っていくとよいでしょう。

• 予約を管理する機能
• 顧客情報を管理する機能
• セキュリティ対策
• 決済機能

プログラミングの知識やスキルがあればネット予約システムの自作が可能ですが、かなりの労力と時間を費やす必要があります。無料で使えるシステムや安価で導入できる予約システムもありますから、自作が難しいときは利用してみましょう。

どのような予約タイプに対応できるか？

一般的なネット予約システムでは、大きく分けると以下の予約タイプがあります。

• 時間枠タイプ：決まった時間で予約枠を作っておく方法
• 時間割タイプ：利用時間を選択して予約する方法
• 日付けタイプ：日にちを指定して予約する方法
• カレンダー形式：カレンダーを使って予約する方法

時間枠タイプは、飲食店・病院・会議室など、時間枠が決まっているときに使います。時間割タイプは、スクールやワークショップなど、開始時間や利用時間がバラバラなときに便利な方法です。

日付けタイプは、ホテル・旅館・レンタカーなど、1日単位で予約するときに使います。カレンダー形式は、単発のイベントやセミナーなどを開催するときに便利な方法です。

まとめ

以上、本記事ではネット予約システムを導入したいと考える店舗に向けて、おすすめサービスを中心に徹底解説しました。

ネット予約システムは企業だけでなく、個人事業主やフリーランスでも業務の効率化や生産性の向上に役立ちます。単に予約を取るシステムではなく、会計や集客・マーケティングなどにも活かせて、事業全体を発展させるためにも導入しない手はないでしょう。

事業の特徴にフィットするネット予約システムを導入し、更なる発展の一手にしてください。