おすすめのSSOサービス10選を紹介
この記事で紹介するSSOサービス10選を一覧表で紹介します。
サービス名 | 利用料金 | お試し(無料)プラン |
HENNGE One Idp Edition | 150円~500円 | 要問い合わせ |
GMOトラスト・ログイン | 300円 | あり |
LOCKED | 要問い合わせ | 無料デモあり |
メタップスクラウド | 350円~550円 | あり(90日) |
ID Federation | 100円 | あり(30日) |
jugaa | 100円 | あり(2ヵ月) |
Gluegent Gate | 100円~1,000円 | 無料デモあり |
ROBOT ID | 1,000円~ | 要問い合わせ |
CloudGate UNO | 400円~600円 | あり(1ヵ月) |
IceWall SSO | 1,200,000円~ | 要問い合わせ |
HENNGE One Idp Edition
| 内容 |
提供会社 | HENNGE株式会社 |
利用料金 | IdP Lite:150円/月 |
主な機能 | ・アクセス制御 |
主な連携サービス | ・Microsoft 365 |
導入実績 | アサヒグループホールディングス、ニチレイ |
公式URL |
多岐にわたる業種・業態で2,300社以上の導入実績を誇る、国内マーケットシェアNo.1のSSOサービスです。230以上のクラウドサービスと連携し、高度なセキュリティを確保したうえで、企業のSaaS導入を後押ししてくれます。クラウドメールセキュリティ機能を包括した上位プラン「HENNGE One Suite」もあります。
GMOトラスト・ログイン
| 内容 |
提供会社 | GMOグローバルサイン株式会社 |
利用料金 | 無料プラン:オプション(有料)で機能追加可能 |
主な機能 | ・パスワードレス |
主な連携サービス | ・Chatwork |
導入実績 | 東映、サンケイビル |
公式URL |
8,500社以上の導入実績を誇るSSOサービスです。6,200以上のアプリに対応するほか、自社システムへの連携もカスタマイズできます。国際規格である、ISO/IEC 27001、ISO/IEC 27017を取得しており、セキュリティ面でも高い評価を獲得しています。
LOCKED
| 内容 |
提供会社 | 株式会社onetap |
利用料金 | 要問い合わせ |
主な機能 | ・二段階認証 |
主な連携サービス | ・ジョブカン |
導入実績 | 要問い合わせ |
公式URL |
業界初で唯一の、SSO・自動設定・台帳管理を一括で提供するサービスです。一度の登録で各SaaS個別の設定を自動でおこない、アカウント・ライセンス台帳の管理までが可能になります。二段階認証や生体認証にも対応しているため、テレワーク導入企業にとって安心できるセキュリティ機能を装備しています。
メタップスクラウド
| 内容 |
提供会社 | 株式会社メタップス |
利用料金 | ※1ユーザー月額 |
主な機能 | ・コスト分析 |
主な連携サービス | ・Microsoft 365 |
導入実績 | 要問い合わせ |
公式URL |
分析機能に優れたSSOサービスです。SaaSの利用により発生するコストや利用状況を、部署単位・個人単位で把握できる分析機能を標準装備しています。ダッシュボード上で各アカウント利用者登録やアクセス権限の付与が可能なため、管理面の効率化も期待できます。
ID Federation
| 内容 |
提供会社 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 |
利用料金 | ※1ユーザー月額 |
主な機能 | ・IPアドレス制限 |
主な連携サービス | Google Workspace |
導入実績 | 要問い合わせ |
公式URL | https://www.ntt.com/business/services/application/authentication/idf/basic.html |
NTTのグループ企業が提供するSSOサービスです。勤務時間外や許可IP以外のアクセスなど、アクセス環境のリスクを自動で判断し、認証プロセスを自動追加する機能が特徴的です。
jugaa
| 内容 |
提供会社 | 株式会社Smallit |
利用料金 | 100円/1ユーザー月額 |
主な機能 | 要問い合わせ |
主な連携サービス | 自社開発システムを含む、ほぼすべてのSaaS |
導入実績 | 要問い合わせ |
公式URL |
中小企業向けのSSOサービスです。1ユーザー月額100円で、すべての機能が利用可能なため、リーズナブルで費用対効果に優れています。専任の担当者による電話サポートや、営業時間外のメールによる問い合わせにも対応してもらえます。
Gluegent Gate
| 内容 |
提供会社 | サイオステクノロジー株式会社 |
利用料金 | ※1ユーザー月額 |
主な機能 | ・認証制限 |
主な連携サービス | ・Microsoft 365 |
導入実績 | 熊谷組、オープンハウス |
公式URL |
シンプルで使いやすいUIに定評があり、これからクラウドサービスを導入していく企業におすすめのサービスです。スマートフォンやタブレットにも対応しており、社内外のさまざまな環境でも使用可能です。またサポート面も充実しており、安心して運用できるサービスといえます。
ROBOT ID
| 内容 |
提供会社 | ナレッジスイート株式会社 |
利用料金 | パブリッククラウド版 プライベートクラウド版 ※別途保守費用 |
主な機能 | ・2要素認証 |
主な連携サービス | 要問い合わせ |
導入実績 | 要問い合わせ |
公式URL |
インターネットの標準規格として認められた「FIDO2」に対応しているサービスです。別途機器を導入すれば指紋認証や顔認証にも対応でき、パスワード不要で各種サービスを利用可能です。アクセス権限や認証強度をフレキシブルに設定できるため、効率化を図りつつ適切なセキュリティレベルを維持できます。
CloudGate UNO
| 内容 |
提供会社 | 株式会社インターナショナルシステムリサーチ |
利用料金 | ※1ユーザー月額 ※オプション |
主な機能 | ・多要素認証 |
主な連携サービス | ・Google Workspace |
導入実績 | エステー、北海道テレビ |
公式URL |
2008年のサービス開始以来15年以上、高い稼働実績をキープする安定したサービスといえます。サポート体制も充実しており、9割以上の問い合わせに対し24時間以内の初期対応を実現。ISO27001/27018の認証も受けており、セキュリティ面でも信頼がおけるサービスです。
IceWall SSO
| 内容 |
提供会社 | 日本ヒューレット・パッカード合同会社 |
利用料金 | 1,200,000円~ |
主な機能 | ・ID探索 |
主な連携サービス | 要問い合わせ |
導入実績 | デンソーテン、第一生命保険 |
公式URL | https://www.hpe.com/jp/ja/software/icewall/sso-overview.html |
発売から20年を迎え、常に高いシェアを誇るサービスで、複数のグループ企業や海外拠点を多く持つ大企業向けのSSOです。各拠点が保有する独立したDBに存在するIDを検索して認証するため、DBを統合することなく運用できる点が特徴です。
SSOとは
SSO(シングルサインオン)とは、デバイスへの一度の認証で、社内システムや複数のクラウドサービスにログインできる機能です。業務に使用する複数のパスワードを個別に管理する必要がなくなるため、利用者と管理者双方の煩雑さを解消してくれます。SSOの活用が進んだ背景には、DX化の推進やリモートワークの普及により、複数のSaaSを駆使して業務を進める機会が増えてきたことが挙げられます。
SSO導入の目的とメリット
SSO導入の目的とメリットは、パスワード管理の煩雑さの解消とセキュリティリスクの排除にあります。主なメリット3つについて解説します。
利便性向上による業務効率化
一度の認証作業で、業務で使用するシステムやクラウドサービスにアクセスできれば、ログインに関わる時間を大幅に短縮できるでしょう。利用者は複数のパスワードを覚えておく必要もなくなるため、利便性が向上し業務効率化を図ることができます。
ID・パスワードの管理の効率化
IT管理部門の大きな業務負荷として、IDやパスワードを失念した従業員からの問い合わせ対応が挙げられます。従業員数の多い企業では、導入サービスが増えるほど個人に発行するパスワードも膨大な数になるでしょう。SSOを導入すれば原則、個人に一つのパスワードを発行するだけですむため、煩雑な管理が不要となります。
セキュリティ機能の強化
クラウドサービスによっては、十分な認証強度を備えていないものがあります。SSOを経由することで、二段階認証が可能になるなどセキュリティの強化が図れる点がメリットです。サービスによっては、生体認証などさまざまな機能が活用できるものもあります。デバイスの紛失時は、管理者がパスワードをロックするなど迅速な対応が可能です。
SSO導入を比較・検討する際の確認ポイント
自社が現在利用しているクラウドサービスに対応可能かについては、必ずチェックすべきポイントです。加えて使いやすさやサポートの充実度・セキュリティ、費用対効果の面も踏まえ検討します。現状だけでなく、将来の拡張性まで視野に入れることも必要です。
対応デバイスを確認する
PCだけでなく、スマートフォン・タブレットなど、業務に使用するデバイスで問題なく機能するか、使用感は問題ないかを確認します。PCとタブレットには問題なく対応するが、スマートフォンで利用しにくいなど使いにくいデバイスがある場合、使用者はストレスを感じやすくなります。
多要素認証方式の有無を確認する
SSOサービスのなかには、多要素認証がオプションとなっているものもあります。自社のセキュリティ基準を満たす認証方式が備わっているかを確認しましょう。業務に使用するデバイスが生体認証に対応していれば、顔・指紋認証に対応するサービスを導入することで、パスワードが必要なくなり利便性が向上します。
ID管理の方法を確認する
従業員の多い企業では、利用者の登録や削除が頻繁に生じ、システム管理者の負担になります。CSVのインポート・エクスポートなど、管理がしやすい機能があるか確認する必要があります。また、役職や担当業務に応じ権限を分けることが想定される場合、対応する機能があるかも確認しましょう。
SSOを導入しストレスのない業務環境を構築しよう
パスワード管理やログイン時の手間は煩わしく、費やす時間も積もれば膨大なものです。システム管理者もパスワードに関する業務に割く時間が多ければ、コア業務に集中しにくくい状態が続きます。SSOを導入することで、こうした手間や煩わしさが改善され生産性が向上するでしょう。
SSOの導入によりコストが発生しますが、それを上回る業績の向上が見込めるのではないでしょうか。ぜひ導入を検討してみてください。