健康経営が注目される中、福利厚生の充実に力を入れる企業が増加傾向にある。新たな福利厚生としてニーズが高まっているのが、オフィスにおやつコーナーを設置する取組みだ。
今回は、オフィスに無添加お菓子を設置するサービスを提供している株式会社スナックミーの楠氏を招き、お菓子を設置する仕組みやメリットをうかがった。
お菓子があるだけで出社が楽しみに
<中條氏>
本日取り上げるのは、オフィスにお菓子を置くという、ちょっとおもしろい福利厚生の取組みです。そこで、本日は株式会社スナックミーの楠翔大様をゲストに招きました。本日はよろしくお願いいたします。
<楠氏>
もともと弊社、株式会社スナックミーは、個人のお客様向けに無添加おやつの定期宅配サービスを提供している会社です。
「おやつ」や「お菓子」という商材を扱ううちに、昨今、福利厚生を手厚くしたい企業様や、健康経営に力を入れている企業様の中で、お菓子をオフィスに置こうという動きが盛んになってきていると感じていました。そこで、個人のお客様にお送りしている無添加のおいしいお菓子をオフィスにもお届けし、従業員の方々にも楽しんでいただこうという方針のもと、スナックミーの法人向け事業として『スナックミーオフィス』を立ち上げることになりました。
<中條氏>
オフィスにお菓子を置くという企業様が増えているということですが、具体的にどのようなコンセプトや効果があるのでしょうか。
<楠氏>
オフィスにお菓子があることで、従業員様が日々楽しみながら仕事ができると考えております。
福利厚生の充実が、企業全体の生産性向上につながるということは以前から注目されていました。その中でも、置き菓子は手軽に購入できるという点において従業員様にとっても大きなメリットがあります。
スナックミーオフィスは、コンビニやスーパーに行かなくてもお菓子が買えるということだけではなく、オフィスでしか購入できないオリジナルで魅力的なお菓子を食べられるというワクワクする体験を提供できます。お気に入りのお菓子やお菓子の味について、従業員様同士でコミュニケーションを取るきっかけにもなりますね。
ナチュラル素材のお菓子で罪悪感なく楽しめる
<中條氏>
オフィスにお菓子があることで、なぜ生産性が向上するのでしょうか?
<楠氏>
おやつコーナーでちょっとした息抜きができます。長時間、気持ちを張りつめて仕事をしているよりも、少しだけでもホッとできる時間があると集中力が回復して、仕事のパフォーマンスが向上するのではないかと考えております。
また、オフィスにおやつコーナーがあれば、部門内だけでなく他部門の従業員様も集まるため、社内のコミュニケーションが活性化されて新たなアイデアが生まれるという効果もありますね。
<中條氏>
御社が提供しているお菓子の特徴を教えていただけないでしょうか。
<楠氏>
大きな特徴は、厳選したナチュラル素材で作られているという点です。
お菓子を食べると気持ちがリフレッシュできるというメリットがある一方で、カロリーや添加物が気になるという人もいるでしょう。スナックミーオフィスのおやつは、人工添加物や白砂糖を使わない、カロリーコントロールの行き届いた管理栄養士監修商品なんです。罪悪感を抱くことなく食べていただける、おいしくてヘルシーなお菓子づくりにこだわっています。
導入してくださっている企業様からは「パティシエが作ったお菓子をオフィスで食べられて嬉しい」「出社日が楽しみ」といった声もいただいています。
<中條氏>
具体的に、どのようなお菓子がありますか?
<楠氏>
人気なのは、ブールドネージュやフィナンシェなどの焼き菓子系や、『枝豆ポリポリ』という枝豆をそのままお菓子にしたもの、甘さとしょっぱさをかけ合わせた『おかき揚げ あんこ』などです。
定期購入のサービスは、続けているうちに「前回と同じようなものが届いた」「飽きた」といった状態に陥りやすいのがデメリットです。しかしスナックミーオフィスはお菓子のラインナップが豊富で、常時100種類以上のメニューをご用意しつつ、毎月20種類程度の新作もどんどん登場していきます。過去に届いていないお菓子からお届けしているので、毎月違ったお菓子と出会うことができ、サブスクリプションサービスにありがちな「飽き」といった課題も解消できていると思っております。
<中條氏>
彩りがきれいなので、お菓子が並んでいるのを見るだけでワクワクするという精神的な価値があるのかなとも感じました。
組織文化の形成にも寄与
<中條氏>
オフィスにおやつを置くだけで職場の雰囲気が変わると思います。具体的に、これまでにどのような企業様の事例がありますか?
<楠氏>
部署や世代が異なると、会話のきっかけがなかったり、共通の話題が乏しかったりするでしょう。しかし、おやつコーナーがあると、立ち寄る従業員様が増えていき「お菓子」という共通の話題がきっかけでコミュニケーションが生まれるという声をいただいております。ちょっとしたコミュニケーションの創出は、職場の雰囲気を良くして従業員様のエンゲージメント向上にもつながります。
また、社内に適切な休憩スペースがなく、ちょっとした休憩を取れずにずっと張りつめて仕事をしている企業様も少なくないでしょう。おやつコーナーがあると「このへんで休憩を取ろう」「ちょっとした休憩を取っても」という気持ちになりやすく、従業員様の休憩を促進できます。
<中條氏>
組織の生産性を高めるためには、その組織の文化自体を形成しなければならないと思っています。おやつコーナーがあるだけで、企業側が主導して休憩を促す仕組みを提供できるため、組織の文化形成にも大きく寄与するのではないかと感じました。
<楠氏>
ご自身で購入したお菓子をオフィスで食べるという従業員様は、もちろん少なくないと思います。しかし、おやつコーナーの設置により企業側が「お菓子をどうぞ」という姿勢を従業員様に見せられれば、従業員様は「お菓子を食べることは悪いことではない」「気兼ねなく休憩を取ってもよいのだ」と気づけるため、以前よりも従業員様は遠慮なく休憩できるようになるでしょう。
実際、スナックミーが届いたら社内ツールで情報共有している企業様もいらっしゃいます。「情報を発信するとすぐにおやつコーナーに人が集まり、人気のお菓子の争奪戦になっている」というお声もいただき、職場での楽しみを提供できていると思っております。
<中條氏>
「糖分を取ることで頭の回転がよくなる」とも言いますので、仕事とお菓子は相性がよいのかもしれないですね。
<楠氏>
実は、ブドウ糖を効率よく摂取できる無添加ラムネの開発を進めています。
リクエストをいただければ商品開発に活かしたいと思っているので、どんどんご要望をお伝えいただければ嬉しいです。
人材の採用・定着や生産性向上に課題を抱える企業におすすめ
<中條氏>
スナックミーオフィスを福利厚生として取り入れる際、人材の採用や定着にも効果が期待できますか?
<楠氏>
実際に導入してくださっている企業様の中には、新卒の採用面接の際に「当社では、オフィスにお菓子を置く取組みをしている」とご紹介してくださっている企業様もいらっしゃるようです。
スナックミーはナチュラル素材のお菓子なので、従業員様の健康面や食生活の改善という点において、健康経営に関する優良法人の認定取得にも寄与しております。
こうした点から面接者から「従業員を大事にしている企業」「働きやすい企業」というイメージを持っていただくことができ、採用率アップにつながると考えております。
また、人材定着の側面で言うと、まず社内におやつコーナーがあるだけで特別感を演出できるのは大きいのではないでしょうか。また、従業員様に「毎日お疲れさま」という気持ちを示すことができたり、従業員様が出社する楽しみが増えたりするといった効果もありますね。
<中條氏>
どのような課題を抱えている企業様に向いているサービスでしょうか?
<楠氏>
コールセンターやサポートセンターなど、ずっと座って仕事をしている職場だと、ちょっと立ち上がって一息つくきっかけとしてスナックミーオフィスをご活用いただくとよいかと思います。
また、コンビニやスーパーが物理的に遠いという企業様や、コンビニに買い物に行く時間を取りにくい企業様などは、オフィスにお菓子があると手軽に小腹を満たすことができるので便利だと考えています。
簡単ステップでお菓子だけでなくドリンクやプロテインバーも導入可能
<中條氏>
お菓子以外のサービスも提供されているのでしょうか?
<楠氏>
当社はコースでサービスを提供しており、多様な組み合わせで導入していただけます。
人気の例としては、おやつ+ドリンク・コーヒーの組み合わせが評判ですね。また、最近はおやつ+プロテインバーの組み合わせも人気が高まっています。プロテインバーは朝食を食べ忘れたときの代替としても召し上がっていただけるので、おやつよりも軽食としての存在感がありますね。よりお食事寄りのコースをご希望の企業様には、お惣菜コースも提供しています。
ほかにも、スイーツパンやグラノーラ、おつまみ、お惣菜なども提供可能です。
いずれも無添加素材で作っているので、罪悪感なく召し上がっていただけるのもメリットの一つです。たとえばプロテインバーは砂糖不使用で自然由来のもののみで作っており、より効率的にたんぱく質を摂取でき、なおかつ腹持ちがよいのでおすすめです。
<中條氏>
スナックミーオフィスを導入するステップを教えていただけないでしょうか。
<楠氏>
第一のステップとして、無料トライアルで実際にオフィスに置いていただき、従業員様のリアクションを見ていただくことをおすすめしております。最短5営業日でトライアルの商品をお送りできるため、まずは社内にマッチするかどうかを検証してから導入を決めていただけます。
また、スナックミーオフィスの大きなメリットは、月額利用料や書記導入費、送料などのコストがかからない点です。導入いただいても、かかる料金はお菓子代のみとなっています。
プランも、企業様にお菓子を買い取っていただくプランや、従業員様が購入した分だけご負担いただくプラン、また企業様の負担なしのプランもご用意しているので、企業様のニーズに合わせてご提案させていただきます。
ただ、企業様によって人気のお菓子とそうでないお菓子の傾向は変わってきます。当社ではAIを活用したデータ分析にもとづき、企業様の人気ではないお菓子はお届けしないという方針です。従業員様にとって喜ばれるお菓子のみをご提供できるよう、中長期的にデータ分析をしております。
<中條氏>
民間企業だけでなく、学校法人や役所などの公的機関とも相性がよいように感じました。
<楠氏>
実際、職員向けに提供している市役所や、教師向けにお菓子を置いている学校、職員だけでなく生徒も食べられるようにしている学習塾などの事例もございます。
<中條氏>
現在、学習塾が増加している中で、競合との差別化としても比較検討要素として価値がありそうですね。
費用対効果も高いのが、オフィスの置き菓子コーナーのメリット
<中條氏>
最後に、この記事をご覧の方に向けてメッセージをお願いいたします。
<楠氏>
経営者様の目線で言うと、オフィス内にお菓子や軽食があることで、従業員様が外に買い物に行く時間を削減できます。従業員様が仕事を中断する時間が減るため、費用対効果も高くなると考えられます。もちろん、福利厚生を手厚くするという意味で、従業員エンゲージメントの向上にも影響します。
利用する従業員様にとっても、企業側が主体となってお菓子を提供してくれていることで、気兼ねなく休憩を取れる風潮になるでしょう。ちょっとした休憩を取ってリフレッシュできれば、仕事への集中力も回復してパフォーマンス向上にもつながります。
おいしいものを楽しむだけでなく、チームのつながりを強化したり、働く楽しさが増えたりするなど、さまざまな効果を実感していただけると思っております。
<中條氏>
本日は貴重なお話ありがとうございました。