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企業の生産性を上げる「オンラインアシスタント」とは? 事務周り・Web周りの業務を丸っとお任せ!

特集 HRテック対談
2024年5月29日
企業の生産性を上げる「オンラインアシスタント」とは? 事務周り・Web周りの業務を丸っとお任せ!

山田真也 氏
BPOテクノロジー株式会社 代表取締役社長


金融業界、SE職を経て、インドネシアの日系大手人材サービス企業に人材事業責任者として転職。

在職中に社内ベンチャーとして、オンラインアシスタント事業をインドネシアにて起ち上げる。

2017年、日本で同事業会社を設立、需要の高まりとともに高い成長率を継続。



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目次

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<福谷氏>
BPOテクノロジー株式会社の代表取締役社長の山田真也様にお越しいただきました。「オンラインアシスタント」というキャッチのみで非常に興味を持っているので、いろいろとお聞きできればと思っております。
それでは、自己紹介をお願いいたします。

<山田氏>
BPOテクノロジー株式会社の代表取締役社長をしている山田と申します。当社はオンラインアシスタントの「フジ子さん」というサービスを提供しております。当社に登録している全国のテレワーカーさんが、企業様の経理や人事、労務などの事務周りの業務を代行し、企業様の生産性向上をサポートさせていただいています。
本日は、どうぞよろしくお願いいたします。

<福谷氏>
ありがとうございます。

バックオフィス人材不足の解決策「オンラインアシスタント」

<福谷氏>
昨今、オンラインアシスタントサービスというのをよく聞くようになっていますが、このサービスはどのような背景から登場したのでしょうか?

<山田氏>
日本では最近になって耳にすることが多くなったかと思いますが、アメリカでは10年以上前から「バーチャルアシスタント」という名称で一般化しているサービスです。とあるデータでは、アメリカでは経営者の約7割がバーチャルアシスタントを活用しているという結果も出ています。また、アメリカではバーチャルアシスタントの活用によって、約2割のコストダウンが実現しているというデータもあります。バーチャルアシスタント関連の書籍もアメリカでは多数出版されていることも、注目度の裏付けとなっていますよね。


私も10年前くらいからこのようなサービスがあるとは知っておりまして、日本でもニーズがあるのではないか、日本の企業様の役に立てるのではないか、と思い起業しました。

<福谷氏>
確かに、アメリカでも日本でも、国に関係なくバックオフィス業務はありますからね。バックオフィス業務は企業活動では不可欠ですが、売上に直結する業務ではないので、どのくらいリソースを割けばよいのか悩んでいる企業様も多いかと思います。
少子高齢化の影響で人材不足の時代なので、バックオフィス人材に苦戦している企業様も多いでしょうか?

<山田氏>
人材確保に課題を感じている企業様は多いかと思います。全国の企業様とお話する機会があるのですが、特に地方の中小企業様ですと「経理や総務などの担当者が辞めたあとの人材が見つからない」ということも少なくありません。企業自体の採用力だけでなく、地方ですと少子高齢化が進んでおりますので、通勤できる方を募集するとどうしても人が集まりにくい状況のようです。

<福谷氏>
そうした人材不足の対策として、ツールやAIなどを活用する企業様も多いように見受けられますが、実態はいかがでしょうか?

<山田氏>
IT活用やDX化の第一歩としてクラウドツールを導入する企業様も多く、複数のクラウドツールを導入している企業様も見られます。クラウドツールを導入するということは、パソコンで行える業務が多いということですので、テレワーカーとの親和性は非常に高いと思います。
また、クラウドツールを使いながらも紙ベースでも処理しているという企業様もいらっしゃいますね。そうした紙ベースの業務についても、適切なツールを導入することでオンラインアシスタントが代用できる可能性があります。当社はツールの選定から実際の運用までサポートしておりますので、オンラインアシスタントを導入することでDX化が進んでいると言ってくださる企業様もいらっしゃいます。

必要な人材を必要なときにアサインできる

<福谷氏>
御社のサービスについてより詳しくお聞かせください。

<山田氏>
当社のお客様は人手不足に悩まれている中小企業様が多いのですが、「必要なスキルを持った人材を、必要なときに、必要な分だけ頼める」という点で高く評価していただいています。


また、「来月は忙しいから倍の人手がほしいが、再来月は不要」というように、柔軟にご依頼いただける点もご好評です。自社で人材を雇用していると、1カ月単位での人材を増やしたり減らしたりすることは難しいですよね。
そして、チーム体制で企業様のアシスタントをさせていただいておりますので、経理、テレアポ、翻訳、SNS運用などさまざまな業務をまとめてご依頼いただけます。
この3つのポイントが、当社のオンラインアシスタント「フジ子さん」の強みです。

<福谷氏>
先ほどおっしゃっていた、DX化の推進サポートのようなことも依頼できるのでしょうか?

<山田氏>
はい、可能です。実際、お客様に紙ベースの領収書をデータ化して整理する業務をご依頼された際にも、「このツールを使うと便利ですよ」とご提案させていただきました。お客様も「そこまで提案してくれるの?」と喜んでくださっています。

<福谷氏>
登録していらっしゃるテレワーカーさんは多数いらっしゃるのでしょうか?

<山田氏>
日本の全都道府県と、世界33カ国にいらっしゃいまして、みなさんオンラインでお仕事をしてくださっています。
人材育成に力を入れており、研修のマニュアルが300種類以上用意しており、テストやワークショップでもトレーニングしております。このくらいの規模感で人材育成をしているのは珍しいと思います。

<福谷氏>
1社につき、1人が担当しているのでしょうか?

<山田氏>
窓口として1人おりますが、ご依頼いただく業務内容に応じて複数名が参画してチーム体制で取り組んでおります。
出社が必要な業務は対応が難しいのですが、パソコン上で行える業務であればほぼ対応可能です。
また、どうしても紙ベースで処理しなければならないという企業様のために、当社はBPOセンターという専門拠点を設置しており、紙の請求書や領収書などのスキャンやファイリングを代行したり、紙ベースの書類整理に活用できるクラウドツールの初期設定や運用代行をしたりしております。今まで紙ベースで処理してきた業務をいきなりクラウド化するのは企業様も大変ですので、当社が橋渡しできるよう取り組んでおります。

<福谷氏>
非常に興味のあるサービスなのですが、コスト面も気になるところです。自社で人材を採用する場合と比較して、コスト面はどのくらい違いがあるのでしょうか?

<山田氏>
フルタイムの人材を1人雇用するのに必要なコストは、給与や交通費、社会保険料のほか、業務で使用するパソコン代やスマートフォン代、デスク代などもろもろかかりますので、すべて合わせると40~50万円程度かかる計算になります。


当社は1カ月の稼働時間に応じた料金プランを設定しておりまして、1カ月180時間稼働する場合は430万円程度前後です。また、経験豊富なテレワーカーさんばかりですので、人材育成にかかるコストも必要ないかと思います。
ミニマムは10時間からご利用いただけますが、多くの企業様は20時間プランや30時間プランから始めることが多いようです。1日数時間の稼働となりますので、手軽にご依頼いただけます。
契約期間は1カ月単位の更新となりますので、「来月は倍にしたい」「再来月は半分にしたい」などのニーズにも柔軟に対応可能です。

<福谷氏>
非常に便利ですね。
依頼するにあたって、自社の顧客情報や売上情報などの機密性の高い情報をお渡しすることに不安がある企業様もいらっしゃるかと思いますが、セキュリティ面はいかがでしょうか?

<山田氏>
当社は「平均的なセキュリティ基準」と「企業様に合わせた高いセキュリティ基準」という2つの段階を設けています。
高いセキュリティ基準に関しては、たとえば大企業様ですとパソコンや通信環境、使用するシステムなどが所定のものでなければならないという場合があります。そうした場合は、所定のパソコンを貸与していただき、限られたメンバーのみが使用することを規定しております。
当社の平均的なセキュリティ基準に関しては、テレワーカーさんのパソコンに各種セキュリティソフトをインストールし、運用についての聞き取りや研修による教育などでテレワーカーさん一人ひとりのセキュリティ意識を高めています。
企業様にとって最低限のセキュリティレベルは担保しておりますし、ニーズに合わせて高いセキュリティにも対応しております。

<福谷氏>
それは安心ですね。

日本一のオンラインアシスタントサービスを目指して

<福谷氏>
実は気になっていたのですが、「フジ子さん」の名称の由来を教えていただけないでしょうか?

<山田氏>
実は、「フジ子さん」は富士山にから由来しています。日本一という意味合いを込め、日本一のオンラインアシスタントサービスになりたいという想いがあります。
親しみやすい名前ですので、企業様もスタッフの一人として扱っていただくことができます。


社内でもお互いにファーストネームで呼び合っています。チームワークの良さが、業務のパフォーマンスにもつながりますので、より一層企業様のお役に立てると思っております。

<福谷氏>
確かに、呼びやすいし親しみやすいですね。やはり企業様からも「フジ子さん」を導入してよかったという声は多いのでしょうか?

<山田氏>
はい、ありがたいことにいただいております。
会計ソフトをパソコンにインストールしてご利用されている企業様の事例をご紹介させていただきます。その企業様は、クラウド型の会計ツールに乗り換えたいというご要望がございました。通常、クラウドツールを導入する場合は、企業様とベンダー様で直接やり取りになるかと思いますが、当社が間に入って導入を進めさせていただきました。もともとその企業様の会計処理の業務をお任せいただいていたので、企業様の会計処理の業務フローを理解したうえで最適なツールを選定できました。企業様からも「DX化を進めたかったけど、自社のスタッフだけではなかなか難しかったから、助かった」というお声をいただいております。
もう一件、施工業者様の事例をご紹介させていただきます。その企業様のエンジニア様がお客様とコミュニケーションを取る際、技術的で堅い会話になりがちだという課題を抱えていらっしゃったので、当社が間に入らせていただきました。エンジニア様も「こういうふうに伝えると角が立たないのか」と学ぶことができたそうで、良い刺激になったとのことです。
そうしたかたちで、我々のノウハウやスキルを企業様に取り込んでいただくこともできます。

<福谷氏>
非常に頼りになる存在ですね。
今後のアップデート、およびビジョンを教えていただけないでしょうか?

<山田氏>
当社は「BPOテクノロジー株式会社」という社名であるように、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)をしていただける会社です。従来、人手によって行っていた業務をクラウドツールを活用して効率化するだけでなく、今後はもう一歩踏み込んで、より一層高度なサポートができるよう強化していく予定です。
また、当社は「オンラインアシスタントを日本でも当たり前にする」というビジョンを掲げております。日本の企業様の人手不足解消に貢献する、そして業務効率化にも貢献することを目標としています。さらに、育児や介護、病気などの事情があり、仕事のスキルがあるのにキャリアを諦めている方も少なくありません。そうした方でも1日数時間から、しかも在宅で働くことができますので、多様な人材の働く環境の創出も目指しています。

<福谷氏>
非常にすばらしいビジョンですね。本日はさまざまなことを聞くことができ、大変興味を持ちました。本日はどうもありがとうございました。

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