登壇者プロフィール
2005年
九州大学在学中、メディアプラネットにてポスター、チラシ、バナー等を多数デザイン。
2009年
株式会社マイナビにてプロモーション、情報誌の編集、市場調査等を担当。マイナビ進学リニューアル、情報誌「進路のミカタ」の創刊の編集デスクとしてプロジェクトを統括。
2011年
中小企業診断士取得。製造業、出版社、商社等、複数社の経営コンサルを経験。
2012年
ウェブインテグレーションを事業とする株式会社ランチェスターでプランニング、情報設計、デザイン、プロジェクト管理に従事。
2013年
自習室事業を展開する株式会社Presents square執行役員就任(兼務)。プロモーション、デザイン担当。
2014年
当社設立。代表取締役就任。
ファッションに特化したAI「#CBK scnnr」
ニューロープはファッションに特化したAIサービス「#CBK scnnr」を開発し、それをさまざまな業者に提供しているスタートアップ企業です。
アパレル専門家の知識やモデルのセンスを人力でデータ化したAIを、さまざまな業者に提供しています。
歴史が長いこともあり、業界内では様々なところですでにご利用いただいています。何ができるのかというと画像認識です。スナップをAIで解析し「トップスはカーキ色のフリル袖がついている」「ブラウス」「半袖」などのタグ付けをできるようになっています。
7年近く自社の人力の部隊で教師データを作り続け、これによってAIを育てるということをしてきました。
この画像認識をベースに色々なプロダクトに落とし込み、提供しています。
#CBK scnnrの具体的な機能
ユーザーが自分の好きなインスタグラマーのスナップなどを選んでアップロードすると、似ているアイテムを一瞬で探せるというものになっています。この技術を応用し、コンテンツ制作にも使用いただいています。
過去のブログ記事やスタッフさんのスナップコンテンツはユーザーに見られていますが、商品がもう紐付いていなかったり、在庫がなくなっているため売りには繋がらかったりするものが山のようにあります。
そこで、在庫のある似たアイテムを出すことによって売り上げに繋げるという形で各所にご利用いただいています。
みなさん経験があると思いますが、「この商品のMサイズが欲しい」と思った時にはもう売り切れているというケースが度々起こると思います。そのような時、「お探しの商品がありませんでしたが、似寄り商品にこういうものがありますがいかがですか」とAIで積極的に出すことにより、なかなかいい数字の売上を創出をできています。
また「自動タグ付け」をご利用いただくこともあります。
商品画像やスタッフさんのスナップ画像をAIで1つずつタグ付けすると、ある意味定量的にその画像を分析できるようになります。
これを元にユーザーの好きな色や素材の推定に使用したり、クロップド丈のパンツがかなり売れてるなど特徴単位の分析に使用いただいています。
成長中の「トレンド分析」について
InstagramやEC、セキュリティカメラなど、色々なところから画像を引っ張ってきてAIで解析し、トレンドのデータベースを構築しています。
これによって、例えば「ブラックのワイドパンツが世の中的にどれくらい伸びているのか」ということが分かるようになります。
ブームから売れているアイテムは業界の皆さんが認識できていすが、それが2.5倍売れているのか、2.7倍売れてるのかという定量的な算出はAIの方が得意な領域です。
これにより、アイテムの在庫量を最適化することで作りすぎや作りなさすぎを防ぎ、収益の改善に活用いただいています。
このトレンド分析自体はさまざまな切り口で提供しており、あらゆる意思決定に活用いただいています。
お話ししてきたようなものを我々はSaasの形式で提供しています。物によりますが月額10万円からライトに使っていただけます。
そのため導入は順調に伸びており、サービス自体もどんどん良くなっています。
最後に
ニューロープ社は8年近く取り組んでいるため知識もあり、この領域でバリューを出そうと決めていますので、ぜひご一緒できればと思います。
YouTube:https://youtu.be/IbMVPGihVTo?t=7792
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