クラウドソーシングの選び方とは？稼ぎ方やおすすめサイトを20個紹介！

クラウドソーシングとは

クラウドソーシングとは企業が不特定多数の人に向けて仕事を発注し、受注者側とマッチしていれば応募できるビジネス用のマッチングサイトです。

インターネット上で仕事の受注から支払いまですべて完結できるので、相手と顔を合わせる必要がありません。また、スマートフォンで作業できる案件もあり、通勤中やスキマ時間を使って作業できます。

クラウドソーシングの仕事内容

クラウドソーシングはライティングやデザイン制作、動画編集など多くの仕事を紹介しています。ここでは主な仕事内容と稼げる金額を業種別に5つ紹介します。

1. 文字起こし
2. Webライター
3. Webデザイン
4. 動画編集
5. データ入力

1つずつ順番にみていきましょう。

文字起こし

文字起こしとは、ICレコーダーやスマートフォンで録音した音声データを聞きながら文章化し、原稿を作成する仕事です。テープ起こしや書き起こしとも呼ばれています。

最近では、YouTube動画の映像を見ながら文字にする作業もあります。

文字起こしの仕事内容と報酬の目安は次の通りです。

報酬は1本60分ほどであれば、5,000円が相場と言われています。しかし、最初は作業に時間がかかるため、時給換算で300円ほどになる場合もあります。

Webライター

Webライターとは、Webサイト上に掲載される記事をクライアントに代わって書く仕事です。

主な仕事内容は、読者に読みやすい文章を書いたり、クリックされやすいタイトルの作成、資料請求を依頼されやすい記事を作成するなど、幅広いライティングスキルが必要です。

Webライターの仕事内容と報酬の目安は次の通りです。

Webデザイン

Webデザインは、主にWebサイトのデザイン作成を担当する仕事です。

Webサイトのレイアウトや、構成、配色などを考え、訪問者にわかりやすいデザインを制作します。Webデザインの仕事内容と報酬の目安は次の通りです。

動画編集

動画編集とは撮影した動画を切り貼りしたり、テロップを入れたりして、視聴者によりわかりやすい動画を作成する仕事です。依頼者の意向に沿ってアイディアを出し、企画や構成を提案します。構成ができたら、動画の長さや順番をうまく調整していけば完成です。

動画編集の仕事内容と報酬の目安は次の通りです。

データ入力

データ入力の仕事は、手書きのデータをパソコンで入力していく仕事です。データは、売上伝票の記録やアンケート回答、顧客情報など様々です。WordやExcelを使って作業する場合もあります。

データ入力の仕事内容と報酬の目安は次の通りです。

クラウドソーシングで稼ぐためのポイント

ここではクラウドソーシングでの稼ぎ方を5つ紹介します。

1. プロフィールを作り込む
2. 納期を守る
3. コミュニケーションを取る
4. 実績を積み上げていく
5. スキルアップのための努力を継続する

1つずつ順番にみていきましょう。

プロフィールを作り込む

まず、クラウドソーシングに応募する前は必ずプロフィールをしっかり作り込みましょう。プロフィールを適当に作ってしまうと、相手からの印象が悪くなり、仕事を受注できる確率が大きく減ってしまいます。

プロフィール作成には次の項目を入れておきましょう。

• 得意なこと
• 過去に働いていた職種
• 制作したもの
• 経験してきたこと

上記を具体的に記載することがポイントです。具体的であれば、「◯◯ができる人」という印象を持たれやすく、希望している仕事を受注しやすくなります。

また、プロフィールに掲載する写真も自分の顔写真を使うと、相手からの印象も良くなるので使っていきましょう。

納期を守る

仕事を受注できたら、クライアントから納期の指定がありますので守るようにしましょう。もし、急用や体調不良などで納期に遅延が出そうなときは連絡し、クライアントの許可をとります。

当たり前のことですが、できていない人もいるため、こまめに連絡するだけでも印象がよくなり、継続依頼をお願いされやすくなります。

コミュニケーションを取る

クライアントとのコミュニケーションは、業務を円滑に進められたり、信頼を作れたりするので非常に重要です。信頼を得られれば、仕事を増やしてもらいやすく、収入アップに繋がるでしょう。

仕事で不明点があった場合などは、積極的に質問し、双方のズレがないようにしておけばお互いストレスなく仕事を進められます。

実績を積み上げていく

クラウドソーシングで稼いでいくためには、実績を作り上げるのが重要です。最初は収入を気にせず、どんどん実績を増やすことに注力しましょう。

ポイントとして仕事を受注するときは、クライアントに「実績としてポートフォリオに掲載しても良いか」を確認していきましょう。実績が積み上がったタイミングで稼ぐことを意識し、高単価案件に応募すると受注できる確率がいっきに上がっていきます。

クラウドソーシングで稼ぐには単価より実績を重視していきましょう。

スキルアップのための努力を継続する

クライアントワークで稼ぎ続けるためには、一定の努力を継続する必要があります。なぜなら、スキルが乏しいと受注した案件でも継続依頼を獲得しにくくなるからです。

もし、継続していきたいジャンルがあった場合は、1日1時間でも良いので毎日のように勉強してスキルを磨いていきましょう。

おすすめのクラウドソーシングサイトを20個紹介

ここでは、おすすめのクラウドソーシングを20個紹介していきます。

1. ランサーズ
2. クラウドワークス
3. ジョブハブ
4. キャスタービズ
5. ココナラ
6. ビズシーク
7. クラウディア
8. サグーワークス
9. Shinobiライティング
10. Repo（ルポ）
11. ライターステーション
12. カカセルエディター
13. Gengo（ゲンゴ）
14. Conyac（コニャック）
15. ポテパンフリーランス
16. フューチャリズム
17. SKIMA（スキマ）
18. タノムノ
19. shufti（シュフティ）
20. ママワークス

1つずつ順番にみていきましょう。

総合型のクラウドソーシングサイト

1.ランサーズ

ランサーズは2008年に運用を開始した老舗のクラウドソーシングサイトです。350種類以上の仕事があるので、希望の案件を見つけられるでしょう。

特徴としては、「仮払い制度」があるため、「仕事をしたのに報酬が支払われない」などのトラブルを未然に防止できます。

2.クラウドワークス

クラウドワークスは、企業の利用者が78万社以上、ユーザー数が480万人ほどで、ランサーズと同じく大手のクラウドソーシングサイトです。仕事は250種類以上あるため、希望に沿った仕事を受注できるでしょう。

3.ジョブハブ

ジョブハブとは、人材派遣会社のパソナグループである「パソナJOB HUB」が運営しています。ジョブハブは、発注者側がシステム手数料を負担するので、受注者側は仕事の実施まで無料で利用できるのが特徴です。

4.キャスタービズ

キャスタービズはオンラインアシスタントサービスです。優秀な人材が揃っているのが特徴で、人事業務や経理業務、Webサイト制作などさまざまな業務を代行してもらえます。

アシスタント募集もあるので、得意なことや実績があれば応募してみると良いでしょう。

5.ココナラ

ココナラは、知識やスキルを売買できるクラウドソーシングサイトです。得意なことを出品できるので、似顔絵や語学、ライティングなどさまざまな特技を活かせます。

6.ビズシーク

ビズシークは、システム開発やデザイン制作など、およそ50種類以上の仕事に対応しています。手数料は、ランサーズなどと比較すると安いため、受注側も発注側も手軽に利用できるでしょう。

7.クラウディア

クラウディアは、全国のクライアントとワーカーをマッチングするクラウドソーシングです。主にシステム開発系からサイト制作、タスク案件などが豊富です。

発注側の手数料が無料なのも魅力で、受注者側も他のクラウドソーシングに比べて3%からと比較的安く設定されています。

ライティング特化のクラウドソーシングサイト

8.サグーワークス

サグーワークスはライティングに特化したクラウドソーシングです。ライターとしての働き方は2種類あり、「簡単テキスト作成」と「高単価ライティング」です。

高単価ライティングで仕事を受注するにはテストに合格する必要があります。また、報酬はポイントで支払われ、現金やドットマネーに交換できます。

9.Shinobiライティング

Shinobiライティングは、登録ライター数50万人以上、累計記事数525万記事以上が投稿されている初心者ライター向けのクラウドソーシングです。

Shinobiライティングは、執筆専用のページが用意されていたり、キーワードやテーマが決められていたりするので取り組みやすいのが特徴です。

10.Repo（ルポ）

Repoはさまざまなキーワードに対して、まとめ記事やコラム記事、感想文などをインターネット上で作成するクラウドソーシングサービスです。

Repoは記事を納品後に否認された場合でもスタッフよりサポートしてもらえるため、初心者でも始めやすくなっています。

11.ライターステーション

ライターステーションは、登録したライターのスキルによってさまざまな記事の依頼を直接受けられるクラウドソーシングです。案件は美容やコスメ、サプリ、金融系などが中心です。

応募時は簡単な課題文を提出し、合否判定を受ける必要があります。

12.カカセルエディター

カカセルエディターは、プロのライターに向けてライティング案件や記事の編集、校正まで取り扱っています。掲載提案の約77%以上が文字単価2円以上と高単価の案件が揃っています。

ライター累計獲得報酬実績が500万円を超えており、他のクラウドソーシングより稼ぎやすくなっているのが特徴です。現在は「サクラサクワークス」に名称を変更しております。

翻訳特化のクラウドソーシングサイト

13.Gengo（ゲンゴ）

Gengoは翻訳だけでなく、文字起こしや、校正まで複数のサービスにも対応しているクラウドソーシングです。

翻訳は70以上の言語ペアで、すべて人力で翻訳されています。翻訳の仕事を受注するにはテストに合格する必要があります。

14.Conyac（コニャック）

Conyacは世界中のフリーランサーに翻訳やプログラミングなどさまざまな案件を依頼できます。業務内容は翻訳に関わるものが多く、スキルプラス語学力として活用できるでしょう。

エンジニア特化のクラウドソーシングサイト

15.ポテパンフリーランス

ポテパンフリーランスは、フリーエンジニアのみに特化した案件を紹介しているクラウドソーシングです。

案件の紹介はもちろん、税金や保険関連についても専門の税理士やファイナンシャルプランナーがサポートしてくれます。独立直後のエンジニアにとっては心強いサイトです。

16.フューチャリズム

フューチャリズムはポート株式会社が運営しているフリーエンジニア専門のクラウドソーシングサイトです。主に首都圏を中心に案件を紹介しており、その数はおよそ2,000件以上と豊富です。

フューチャリズムの特徴は、手数料が無料だったり、支払いサイトが最短15日と速かったりするので、キャッシュアウトのリスクを軽減できます。

イラスト特化のクラウドソーシングサイト

17.SKIMA（スキマ）

SKIMAは、好みのイラストレーターにアイコン作成やイラスト、デザインなどを直接依頼できます。また、自分の得意なイラストやアイコンなどを出品すれば仕事を依頼されることもあるでしょう。

18.タノムノ

タノムノとは会員登録不要で好きなクリエイターに直接イラスト制作を依頼できる、イラスト専門のクラウドソーシングです。クリエイターのブログやSNSを確認できるため、人間性などを具体的に知れるでしょう。

発注側はクリエイターの作品集なども見られるので、自分好みのクリエイターに出会える確率も高くなっています。

主婦向けクラウドソーシングサイト

19.shufti（シュフティ）

shuftiは株式会社うるるが提供する主婦向けのクラウドソーシングサイトです。

主にスキマ時間に取り組める案件が多く、スマートフォンでも作業できる案件が豊富にあります。家事や育児をしながら自分のペースで仕事できる案件が多いのが特徴です。

20.ママワークス

ママワークスとは、主婦が働きやすい仕事を紹介しており、在宅ワーク以外でも働く時間や場所を自由に選べるクラウドソーシングサイトです。

登録時にキャリアカウンセリングや、スキルチェックなどがあり、専門スタッフが丁寧に案内してくれます。また、ママワークスのメールマガジンは主婦向けの新着求人が多く紹介されていますので、登録してみると希望の求人を見つけられるでしょう。

まとめ

クラウドソーシングは、働く場所や時間を気にすることなく誰でも手軽に始められるので、魅力的なサイトといえるでしょう。

クラウドソーシングには稼ぐためのポイントがありますので、次の項目を実行しましょう。

• プロフィールを作り込む
• 納期を守る
• コミュニケーションを取る
• 実績を積み上げていく
• スキルアップのための努力を継続する

以上を徹底していきましょう。クラウドソーシングで稼ぎ続けられれば会社に出勤せずとも、時間や場所に縛られることなく収入を得られます。

クラウドソーシングに少しでも興味がある方は、今回紹介した20個のサイトを確認し、会社員以外の収入を獲得してみてはいかがでしょうか。