hacomonoとは
hacomono（ハコモノ）は、リアル店舗や施設の基幹業務である会員管理・予約・決済において業務効率化や生産性向上に役立つツールです。
ウェルネス領域に特化しており、これまで顧客管理方法や予約・決済における悩みを抱えている企業の課題解決に役立ちます。
hacomonoでは、店舗経営に必要な機能をオールインワンで搭載しているだけでなく、すべてオンラインで完結できるため、これまで事務作業に費やしていた時間を大幅に削減することができるでしょう。
hacomonoを実際に導入している企業からは、以下のような口コミが寄せられていますので、ぜひ参考にしてください。
導入にかかるコストもそこまで高くなく、操作画面もかなり使いやすく従業員間での操作方法や管理上のルールの周知も問題なく進められました。
会員様への利用方法の周知などについても、さまざまな年齢層の会員様がいらっしゃいますが、複雑な操作が必要ないためスムーズに行えました。
従業員側としては事務作業にかかる時間をかなり減らすことができ、会員側では利用記録がカレンダーで一覧表示されてどの店舗を利用したかが一目でわかることや、予約スケジュールも視覚的にわかりやすく確認できることが喜ばれていると感じます。
インターフェースがシンプルすぎるかと最初は思っていましたが、シンプルさゆえにどの年代の方にも使っていただきやすいサービスかと思います。
- 業種：サービス／外食／レジャー系
- 会社名：匿名ユーザー
- 従業員規模：31〜100人
- 部署：広報・PR部門
- 役職：一般社員・職員
また、hacomonoなどの会員管理サービスにおいて知識を深めたい方には、以下の記事「会員管理システムとは？主な機能や種類・選び方と代表的なツール10選」をおすすめしていますので、ぜひ合わせて一読ください。
hacomonoの主な機能
まずは、hacomonoの主な機能である、以下の4つについてそれぞれ紹介していきます。
- 会員マイページ
- 店舗・施設内
- バックオフィス
- データ経営
リアル店舗のDXを叶えるための機能が豊富でありながら、シンプルな設計で使いやすいと好評です。
これまでできなかった理想の店舗管理に役立つシステムであると言えるでしょう。
会員マイページ
主な機能の1つとして紹介するのが「会員マイページ」です。
会員マイページの機能としては、大まかに分けて下記の3つがあります。
- 入退会・決済
- 会員情報の登録・変更
- 次回予約・過去の受講履歴の照会
これまで、店舗で直接やり取りを行わなければ行けなかった一連の手続きを、マイページから簡単に行うことができます。
住所やクレジットカードの情報も、お客様の好きなタイミングで変更できる点も魅力的です。
また、マイページでは次回予約や過去の受講履歴の紹介もできるため、お客様から店舗への電話確認なども不要となります。
次回予約を行う際、固定枠と自由枠の2つの予約タイプに対応しているため、さまざまな業種や職種で利用することができます。
店舗・施設内
次に「店舗・施設内」について紹介します。
店舗・施設内の機能として、標準搭載されているのは、以下の5つです。
- 入退館
- 予約チェックイン
- 在庫管理
- POSレジ
- 店頭予約
それぞれ詳しく見ていきましょう。
入退館
予約が不要な施設において、入館や退館を管理できる機能です。
例えば、24時間ジムや総合型のフィットネスジムなど、会員が予約せずに利用できる施設で活用できる機能です。
顔認証やQR認証で本人確認を行い、ドアの開閉と入退館を連携することができます。
また、会員の入退館の履歴は管理サイトで反映されるため、来場者数の期間ごとの集計も容易です。
予約チェックイン
お客様自身で予約のチェックイン操作が完結できる機能です。
予約に対し、お客様自身がチェックインすることで、来館の確認を簡単に行うことができます。
パーソナルジムや総合型フィットネスジム内のダンススクール、ヨガなどで活用する機能と言えるでしょう。
在庫管理
hacomonoでは、在庫管理も簡単に行うことができます。
サイズやカラー、味など「SKU単位（ストックキーピングユニット）」での入出庫数や在庫数の管理が可能です。
在庫管理が各店舗で統一されていない場合や、在庫管理に課題を抱える企業の課題解決に活躍します。
POSレジ
施設内で扱う商品を、リアルタイムで販売管理ができる「POSレジ」機能も搭載されています。
また、購入履歴のデータは会員データと紐づけることが可能なため、マーケティングにも活用できます。
POSレジ機能を利用する際は、対応するレシートプリンターやバーコードリーダーと合わせて導入することで、より商品の販売を手軽に行うことができるでしょう。
システムが自動集計してくれるため、業務中に定期的に行う集計の点検やレジの開け締め業務も効率よく行うことができます。
店頭予約
スマートフォンをお持ちでないお客様や、操作が慣れず苦戦するお客様もいるでしょう。
そんな悩みを抱えるお客様に対して、ipadを店頭に用意することで店頭予約が可能となります。
店頭のipadからは、これまでに紹介した機能である「入退館」や「予約チェックイン」も行えます。
バックオフィス
hacomonoでは、経営の「バックオフィス」業務も一元管理することができます。
バックオフィス機能には、以下の7つが搭載されています。
- 会員管理・予約管理
- 契約管理・申し送り
- シフト管理
- 月謝自動化
- チケット・回数券販売
- ロッカー管理
- メール配信機能
それぞれ詳しく見ていきましょう。
会員管理・予約管理
hacomonoでは、会員に紐つく受講履歴や売り上げ管理を一括して管理することができます。
既存会員だけでなく、体験予約や会員登録をしたものの未入会のお客様に対しても管理が可能です。
会員の管理情報を元に、入会促進のDMやメルマガを配信するなど、マーケティングにも活用することができるでしょう。
また、予約管理では、誰が予約したかや実際にチェックインしているかなども一目で確認することができます。
そのため、これまで把握できていなかった会員の属性も確認することができます。
契約管理・申し送り
契約管理・申し送りでは、会員ごとに異なるプランの管理のほか、各プランの会員について共有したい情報をログに残すことが可能です。
回数制限のある契約プランにおいては、会員ごとの消化回数も簡単に確認することができます。
また、お誕生日が近い会員などスタッフ間で共有したい情報をログに残すことができ、お客様とのコミュニケーションを深めるきっかけとしても活用することができるでしょう。
シフト管理
会員だけでなく、トレーナーのシフト管理もhacomonoで行うことができます。
トレーナーやスタッフの急なお休みや対応不可な時間なども簡単に設定でき、さらに「ブロック設定」を活用することで、トレーナーの不在の時間には会員が予約できないように設定することが可能です。
また、各トレーナーのシフトを登録しておくことで、誰がどの曜日や時間帯に活動しているかなど、一覧表示で確認することもできます。
月謝自動化
hacomonoでは、お客様の月謝管理を自動化することができます。
決算方法は、クレジットカードと口座振替に対応しており、口座情報を登録することで、入会金や月会費はもちろん、レッスンチケットの支払い全てをキャッシュレスで実行できます。
また、未納の方には自動で催促メールが配信されるため、未納への対策も万全です。
チケット・回数券販売
レッスンチケットや回数券販売も、キャッシュレスで販売が可能です。
これまで、店舗でしか販売できていなかったチケットがスマホからキャッシュレスで購入できるため、お客様の好きなタイミングで購入することができます。
また、決済方法はクレジットカードと口座振替の2種類に対応しているため、お客様に合わせて利用できます。
ロッカー管理
24時間ジムなど、契約式のロッカーを導入している企業もあるでしょう。
hacomonoでは、ロッカーの契約手続きをマイページで行えるため、空き状況の管理などが不要となります。
ロッカーの申し込みから、位置の確認・選択・決済までの一連の流れをマイページで完結することができます。
メール配信機能
「メール配信機能」は、急な休業や緊急事態時など、お客様にお知らせメールを一斉配信できる機能です。
会員の施設の利用履歴や契約内容などをもとに、自由にセグメントを設定することができるため、配信対象の絞り込みが可能です。
また、下記のような配信ステータスも随時確認することができるため、配信漏れも防止できます。
- 下書き
- 配信待ち
- 配信中
- 配信完了
- 失敗（エラー時は一定回数リトライを行います）
データ経営
「データ経営」機能では、経営において重要となる、これまで蓄積されたデータを集計・一覧で確認することができます。
蓄積されたデータから、分析をスムーズに行うこともできるため、顧客の利用動向も詳細に分析できます。
また、LINEとの連携やアンケートの作成や集計、キャンペーンで利用できるデジタルクーポンの発行など、効果的なマーケティングに活用することも可能です。
hacomonoを導入するメリット
ここまで、hacomonoに搭載されている主な機能を紹介しました。
ここからは、導入するメリットである、以下の3つについて詳しく見ていきましょう。
- オンラインで予約を完結できる
- 事務手続きが効率化される
- 顧客情報管理が詳細になる
オンラインで予約を完結できる
これまで、店舗で行っていた次回予約を、hacomonoを導入することで、オンラインで完結させることができます。
また、体験予約の際には、会員情報の入力や体験料の決済もオンライン上で行うことができるため、店頭での作業時間短縮にもつながるでしょう。
キャンペーン実施時には、デジタルクーポンも発行することができるため、オンラインキャンペーンを手軽に実施できるようになり、効果的なマーケティングが実現できます。
事務手続きが効率化される
お客様のスマートフォンや店頭に設置したipadから、入会手続きができるため、事務手続きの効率化にも活躍します。
また、決済もマイページからお客様自身でクレジットカード情報の登録ができるため、専用紙の準備や事務処理の時間を大幅に短縮することができるでしょう。
顧客情報管理が詳細になる
hacomonoでは、顧客情報の管理を簡単に行うことができるようになるだけでなく、詳細な管理も実現します。
詳細な顧客管理を行えることで、お客様とのコミュニケーションを深めるきっかけも作りやすくなり、お客様1人ひとりに合わせた最適な接客を行えるでしょう。
hacomonoの導入に向いている企業の特徴
ここからは、hacomonoの導入に向いている企業の特徴として、以下の2つを紹介します。
- 専任事務スタッフが在籍していない
- キャッシュレス化に対応したい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
専任事務スタッフが在籍していない
まず、hacomonoの導入に向いている企業の特徴として紹介するのが「専任事務スタッフが在籍していない」企業です。
hacomonoの導入によって、お客様からの確認の電話対応や事務作業にかかる時間を削減することができます。
事務作業を効率化させることで、これまでより付加価値の高い業務に充てる時間を増やすことができ、顧客満足度の向上や生産性向上に役立てることができるでしょう。
パーソナルトレーニングジムなど、トレーナーが事務作業を兼任している会社などにおすすめのシステムです。
キャッシュレス化に対応したい
近年、さまざまな企業・サービスでキャッシュレス化が導入されています。
hacomonoでは、入会金から月会費、回数券などのすべての支払いをキャッシュレスで行えます。
また、前述したように未納が発生した場合には、自動で催促メールを配信してくれるため、未納の対策も万全です。
キャッシュレス化を始めて導入する企業にも、安心して利用することができます。
予約管理システムを選ぶときのポイント
hacomonoなどの予約管理システムを選ぶ際、どのようなポイントを押さえるべきか迷う企業も少なくないでしょう。
ここからは、予約管理システムを選ぶときのポイントとして、以下の5つを紹介します。
- 自社サービスと連携できるか
- 柔軟性があるか
- 必要な機能は搭載されているか
- 利用者数・企業双方が使いやすいか
- 導入実績は豊富か
それぞれ詳しく見ていきましょう。
自社サービスと連携できるか
まず、予約管理システムを選ぶときのポイントとして「自社サービスと連携できるか」を確認する必要があります。
自社のサービスの提供形態に合った機能が備わっていない場合、うまく活用できず導入に失敗してしまう場合があります。
例えば、予約に対して細かいルール設定ができるかや、スタッフ指名予約機能が搭載されているかなど、自社サービスで必要となる機能を洗い出しておくことが大切です。
柔軟性があるか
予約管理システムを選ぶ際、柔軟性があるかも確認しておくことが重要です。
柔軟性があるシステムを選ぶことで、手作業による調整が不要となり、業務の効率化に繋げることができるでしょう。
また、自由度の高い予約枠の設定が可能となることで、お客様も安心して予約・利用できるようになります。
必要な機能は搭載されているか
自社サービスにとって必要な機能が搭載されているかも確認しておくことが、重要です。
例えば、複数の店舗を抱える企業の場合は、他店舗管理機能が必要です。
企業にとって必要な機能が網羅されているシステムを選ぶことで、業務自動化や生産性の向上、顧客満足度の向上に役立てることができるでしょう。
利用者・企業双方が使いやすいか
予約管理システムを選ぶ際、利用者・企業の双方が使いやすいシステムを選ぶことが重要です。
企業にとって使いやすいシステムであっても、利用者側が簡単・気軽に使えない場合、不便に感じてしまい従業員満足度にも影響してしまうでしょう。
そのため、気になる予約管理システムに無料トライアルがある場合は、実際に操作してみて使いやすさをしっかり確認しておきましょう。
導入実績は豊富か
導入実績が豊富な予約管理システムを選ぶことも、ポイントの一つです。
さまざまな業種・職種に導入実績があることで、自社のサービスに最適な設定・管理ができるでしょう。
どのような導入実績があるかを確認し、自社と照らし合わせておくことで、導入後のミスマッチ防止に役立ちます。
【kyozon編集部おすすめ】あわせて検討したい会員管理・予約・決済システム
ここからは、hacomonoと合わせて検討したい、会員管理・予約・決済システムである、以下の2つを紹介します。
- ファン育成ツール オルト（alt）
- SmaltHello
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ファン育成ツール オルト（alt） | 即時会員化
ファン育成ツール オルト（alt）
身近なLINEを使い、即時会員化を手軽に行えるサービスです。
会員証のQRコードを読み取ることで、会員の来店データを読み取ることができ、さらに蓄積されたデータを活用してマーケティングを自動で行える点が魅力の一つであると言えるでしょう。
| 情報 | |
| 提供会社 | 株式会社コネクタージャパン |
| 利用料金 | お問い合わせ |
| 特徴 |
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SmartHello | 会員管理システム
SmartHello
会員制施設に特化した、クラウド型の会員管理システムです。
店舗運営のトータルサポートを比較的安価で利用することができます。
| 情報 | |
| 提供会社 | 株式会社ラクス |
| 利用料金 | お問い合わせ |
| 特徴 |
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まとめ
この記事では、予約管理システムの「hacomono」について紹介しました。
予約管理システムを導入することで、顧客管理に関する課題解決や業務の効率化、生産性の向上など店舗経営において効果的なマーケティングが実現できるでしょう。
また、当記事で紹介した「hacomono」を活用することで、お客様とのコミュニケーションを深めるきっかけが生まれるなど、顧客満足度の向上にも活用できます。
予約管理システムを選ぶ際のポイントについても、解説していますのでぜひ参考にしてください。
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