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【法人向け】おすすめのセキュリティソフト・サービス19選!選び方や注意点も解説

投稿日:2024年7月29日 /

更新日:2024年7月29日

【法人向け】おすすめのセキュリティソフト・サービス19選!選び方や注意点も解説

サイバー攻撃や情報漏えいなどのリスクが増える中、自社のデータやシステムを守るためにセキュリティソフトの導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。しかし、法人向けのセキュリティソフトは種類も多く、その選び方や具体的な特徴を理解するのは簡単ではありません。

そこでこの記事では、法人向けのセキュリティソフトの選び方からおすすめのソフトウエア15選、さらにはセキュリティソフトと合わせて検討したい追加のセキュリティソリューション4選を詳しく紹介します。

企業のセキュリティ対策をお考えの経営者や新規事業担当者は、ぜひ参考にして下さい。

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目次

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法人向けセキュリティソフトとは?個人向けとの違い

インターネットセキュリティとデータ保護、個人情報 クラウド サイバーセキュリティ DX デジタルトランスフォーメーションのイメージ

セキュリティソフトとは、パソコンやスマートフォンなどのデバイスをサイバー攻撃から守るためのソフトウエアです。「法人向け」と「個人向け」があり、それぞれ異なる特徴を持っています。

個人向けのセキュリティソフトは通常1台のデバイスを対象とし、ユーザー自身が設定・更新を行います。一方、法人向けは企業全体での運用を前提として設計されており、複数のデバイスの一括管理が可能です。これにより、セキュリティポリシーの統一や、管理者の負担が軽減します。

さらに、法人向けセキュリティソフトは従業員の操作ログの監視やデータ漏えい防止などの高度な機能も備えており、企業の業務環境に適した多機能な対策を提供します。これにより、一貫したセキュリティレベルの維持が容易になります。企業の目的や規模に応じて、適切なソフトの選択が重要です。

有料・無料のセキュリティソフトの違い

Cyber crime ( Internet security ) vector illustration

セキュリティソフトには、有料のものと無料のものがあります。この二つの主な違いは、ウイルスの検出率、サポートの有無、セキュリティ機能の充実性、そして操作性です。

無料のセキュリティソフトは基本的なウイルス対策機能を提供しますが、ウイルスの検出率が有料ソフトに比べて低い場合があります。また、サポートがないかあっても限定的であるため、トラブルが発生した際の対応が困難です。

一方、有料のセキュリティソフトはより高いウイルス検出率を誇り、提供元のほとんどはサポート窓口を提供しています。また、データ漏えい防止やファイアウォール機能など、より充実したセキュリティ機能を備えています。したがって、企業が万全なセキュリティ対策を行うためには、有料ソフトが向いているといえるでしょう。操作性も洗練されていることが多く、管理者にとって使いやすい設計が特徴です。

  • 有料版は高度な機能が追加されている
  • 有料版は定期的な定義ファイルの更新が含まれる
  • 有料版はメーカーからサポートが受けられる

無料版でも基本的なセキュリティ対策はできますが、機能が制限されているため、選定する際は必要な機能が含まれているか確認しましょう。

セキュリティソフトにおけるホワイトリスト方式とブラックリスト方式の違い

セキュリティの概念 個人情報保護 クラウド テレワーク DX(デジタルトランスフォーメーション) 働き方改革

セキュリティソフトは、主にホワイトリスト方式とブラックリスト方式が用いられます。ホワイトリスト方式とは、使用して良いと判断したプログラムをリスト化し、そのリストにあるプログラムのみを実行する仕組みです。これにより、未知のプログラムの実行を制限し高い安全性を確保します。

一方、ブラックリスト方式は、使用してはいけないプログラムを定義し、そのリストに基づいて既知のウイルスやマルウエアなどの脅威をブロックする仕組みです。

 

セキュリティソフトはいらない?企業におけるセキュリティソフトの必要性

State in which the conference using the electronic tablet

近年、企業におけるさまざまなセキュリティインシデントが発生しています。東京商工リサーチの調査によると、ウイルス感染や不正アクセスの発生件数は年々増加傾向にあり、2023年には過去最多を記録しました。

企業でセキュリティインシデントが発生すると、業績への影響や顧客や取引先からの信用が大きく揺らぎ、大きなダメージを受ける恐れがあります。経済的な損失だけでなく、長期的な信頼関係にも影響が出るでしょう。

こうしたリスクを事前に回避するためには、セキュリティソフトの導入が不可欠です。セキュリティソフトはウイルスの検出や不正アクセスの防止など、基本的なセキュリティ対策を提供します。セキュリティソフトの導入は、企業が安全かつ信頼性の高い業務運営を実現するための重要な手段といえるでしょう。

セキュリティソフト未導入で起こりうるインシデントの例

インシデント・事故・事件のイメージ

企業がセキュリティソフトを導入しなかった場合、次のようなリスクが考えられます。

5-1 ランサムウエア感染

ランサムウエアとは、パソコン内のデータを暗号化し、ファイルの復元を条件に対価を要求するサイバー攻撃の一種です。感染すると、保存したデータが暗号化され読み出せなくなり、パソコンが動作しなくなることもあります。さらにこの状況を解除するために金銭などが要求される不正プログラムです。感染経路はメールの添付ファイルやリンク、USBメモリ、さらには悪意のあるWebサイトへのアクセスなど多岐にわたります。

5-2 不正アクセス

不正アクセスとは、本来アクセス権限を持たないユーザーが、システムやデータに不正にアクセスすることです。推測されやすいパスワードやセキュリティレベルの低いパスワードを利用することによって、悪意のある第三者が内部のコンピューターに侵入する行為を指します。

これらの被害にあうと、機密情報の漏えいやデータの改ざんなど、深刻なトラブルが発生する可能性があります。顧客や取引先との信頼関係が損なわれ、法的な問題にも発展しかねません。

5-3 トロイの木馬

トロイの木馬は無害なプログラムに偽装し、デバイスに侵入するマルウエアの一種です。セキュリティソフトを未導入の場合この攻撃に気付くことは困難で、知らぬ間にデータが盗まれたり、パソコンが他の攻撃に利用されたりします。

感染経路はメールや無料配布アプリなどのダウンロードなど、偽のソフトウエアに偽装して侵入するケースが主流です。感染すると、個人情報の流出、クレジットカードの不正利用、さらには自社のシステムが外部からの攻撃に利用されるリスクもあります。

5-4 フィッシング詐欺

フィッシング詐欺とは、送信者を偽って電子メールやSMSを使い、個人情報やID・パスワードを盗み取る手法です。企業では従業員宛てに見せかけたメールが届くことも多く、信頼できる企業や上司を装った巧妙な手口が使用されます。従業員がこれに引っかかると、機密情報が漏えいし、企業全体が大きなリスクにさらされます。フィッシング詐欺の被害は、手口も巧妙になっており見分けることが困難です。

5-5 EMOTET

EMOTET(エモテット)は、悪意ある不正なメールから感染するマルウエアです。情報通信白書によれば、2023年3月にEMOTETの活動が再開されたことが確認されており、IPA(情報処理推進機構)などでもその危険性について注意喚起がされています。

添付されたWordやExcelファイルを利用して侵入し、不注意で開いてしまうとマルウエアがシステム全体に広がる仕組みです。感染すると、機密情報の流出やネットワークの停止といった重大なインシデントを引き起こすリスクがあります。

法人向けセキュリティソフトを導入するメリット

General Data Protection Regulation (GDPR) and Security concept.Computer Halogram target protection locked with success on business finance working and technology.

セキュリティソフトの導入によって、どのようなメリットがあるのか具体的に解説します。

複数端末を一括管理できる

法人向けセキュリティソフトのメリットは、複数のパソコンを一括で管理できることです。集中管理が可能なため、各端末のセキュリティ状況をリアルタイムで把握しやすく、インシデントが発生し迅速な対応が求められる場合でも、スムーズに対処できます。一元管理できるため端末が増加した場合でも、柔軟な対応が可能です。管理の手間を大幅に削減し、より効率的にセキュリティレベルを維持できるのです。

6-2 セキュリティレベルの統一が可能

法人向けセキュリティソフトでは、更新用のパターンファイルをサーバーに一括ダウンロードし、各端末に同時に配信・設定することが可能です。そのため、全端末のセキュリティレベルを統一し、対応の抜け漏れを防ぐことができます。個人向けのセキュリティソフトでは端末利用者個人が更新を行うため、更新のタイミングがズレるリスクがあります。法人向けで一括管理することで、統一された高いセキュリティレベルを維持でき、安全性を確保することが可能です。

法人向けセキュリティソフトを導入する際の注意点

ネットワークセキュリティ

法人向けのセキュリティソフトを導入する際は、以下のようなリスク管理や注意が必要です。

パソコンの動作に影響が出る場合がある

セキュリティソフトは常にシステムリソースを消費するため、パソコンの動作が重くなる可能性があります。ウイルススキャン中などにパソコンの動作速度が低下し、作業効率に支障をきたす場合があるため、作業が滞るかもしれません。特にリソースを多く消費する業務を行っている場合はスキャンが終了するまで待たねばならず、貴重な業務時間を浪費するリスクがあります。

このため、事前に体験版などを利用して、動作速度や業務効率への影響を確認しておくことが重要です。これにより、最適なセキュリティソフトを選定し、快適で安全な作業環境を維持できます。

導入・運用コストを用意しておく必要がある

法人向けセキュリティソフトの導入には、初期導入費用やライセンス費用などのコストが必要です。さらに、セキュリティソフトの種類や提供される機能によって費用は大きく異なるため、慎重に事前確認を行うことが重要です。例えば、高機能なソフトウエアは初期費用が高額になる場合がありますが、それに見合ったセキュリティ対策が提供されます。

また、更新費用についても注意が必要です。ソフトウエアの更新やサポートサービスには追加費用が発生することがあるため、これらの運用コストもしっかりと見積もっておきましょう。総合的に必要なコストを把握し予算計画を立てることで、予期せぬ費用負担を防ぎ、スムーズな導入・運用を実現できます。

セキュリティソフト以外の対策も検討しておく

企業が徹底したセキュリティ対策を実施するためには、セキュリティソフトの導入だけに頼らず、ファイアウォールの設置やネットワークの監視システム、アクセス制御の強化などの併用も必要です。また、従業員へのセキュリティ教育や訓練を定期的に行い、セキュリティ意識を高めれば、人的ミスによるリスクを減少させることもできます。

以下は、具体的な対策の一例です。それぞれの対策をバランス良く組み合わせ、総合的なセキュリティ対策を検討しましょう。

従業員への研修

従業員によるメールの誤送信やSNSでの不用意な情報発信などから、セキュリティトラブルが発生するリスクは無視できません。このようなリスクを防ぐためには、従業員のセキュリティリテラシーを向上させることが重要です。フィッシング詐欺の見分け方や安全なパスワードの設定方法、SNSでの情報発信における注意点などを指導します。

従業員一人ひとりが日常業務の中でセキュリティ意識を持つことで、企業全体のセキュリティレベルが向上し、人的ミスによるトラブルを未然に防げます。このような研修を定期的に行うことで、継続的な効果が期待できるでしょう。

アカウント管理の徹底

各Webサービスやシステムで使用されるIDやパスワードは、適切に管理し外部に漏れないように徹底しなければなりません。パスワードは推測されにくいものを設定することが大切です。具体的には、8文字以上で大文字・小文字、数字、記号を組み合わせたものが推奨されます。さらに、同じパスワードを複数のサービスで使い回さないことも重要です。

また、定期的にパスワードを変更し、セキュリティを強化する習慣をつけましょう。パスワード管理ツールを使用することで複雑なパスワードを容易に管理し、安全性を高められます。アカウント管理を徹底し、不正アクセスを防ぎましょう。

ソフトウエアの更新

ソフトウエアの更新は、脆弱性を解消しセキュリティを強化するために必要不可欠です。サイバー犯罪者は、既知の脆弱性を悪用してシステムに侵入することが多いため、最新のセキュリティパッチを適用しましょう。更新の通知がきた場合はできるだけ早急に対応し、システムやアプリケーションを最新の状態に保つことが求められます。自動更新機能を有効にし、更新の遅延を防ぎ常に最適なセキュリティ状態を維持しましょう。

さらに、使用している全てのソフトウエアをリスト化し定期的に更新状況をチェック

しておけば、脆弱性を放置せず、セキュリティリスクを最小限に抑えられます。

テレワーク時のルール策定

テレワークが普及する中、社外で業務を行う場合のデバイスの取り扱いには特に注意が必要です。外出先での紛失や盗難を防ぐため、デバイスは常に手元に置き第三者に触れさせないよう徹底しましょう。また、社内ネットワークにアクセスする際にはVPNを利用し、安全にデータをやり取りすることが必要です。VPNは通信を暗号化し、第三者による盗聴や改ざんのリスクを大幅に軽減します。

さらに、自宅のWi-Fiネットワークも強力なパスワードで保護し、ファイアウォールを有効にしておくと安心です。企業はこうしたルールを明確に策定し従業員に徹底させることで、テレワーク時のセキュリティリスクを大幅に減少させることが可能です。

アクセス制限の設定

システムへのアクセスを必要最低限の範囲に絞り込み、内部からの脅威への対策を行います。システムのアクセス権限を役職や業務内容に応じて制限することは、内部からの不正アクセスを防ぐために有効な対策です。全従業員が全ての情報にアクセスできる状態では、誤操作や悪意ある行為が発生するリスクが高まります。このため、最小限のアクセス権限を付与する「最低権限の原則」を採用し、必要な情報やシステムのみアクセス可能にすることが重要です。役職ごとに細かく設定し、定期的に見直すことで、セキュリティを強化できます。

さらに、アクセスログを監視、不審な動きを検知すれば、早期に異常を発見し対処できます。部門間の情報共有の際も、適切な手続きと監査を行い、内部からの不正アクセスを防ぎましょう。アクセス権限を適切に設定すれば、企業全体の情報セキュリティが向上します。

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法人向けセキュリティソフトの選び方

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法人向けにセキュリティソフトを選ぶ際は、以下の点を確認しましょう。

macOSやWindowsなどの対応OS

法人向けセキュリティソフトを選ぶ際には、企業内で使用されているmacOSやWindowsに適合したセキュリティソフトを選びましょう。従業員がスマートフォンを用いて業務を行う場合は、AndroidやiOSに対応しているかどうかも確認が必要です。これにより、PCからスマートフォンまで多様な端末で一貫して高いセキュリティレベルを保つことができ、情報漏えいのリスクを大幅に削減します。端末の種類にかかわらず同一のソフトウエアで管理できると、管理者の負担軽減にもつながります。適切な対応OSを確認することで、企業全体のセキュリティ強化を実現できます。

搭載機能の確認

法人向けセキュリティソフトを選定する際には、自社の課題に合致する機能が搭載されているものを選びましょう。例えば、ファイアウォール、メール検知、ウイルス駆除などが代表的な機能として挙げられます。一見多機能なソフトウエアは利便性が高いように思われがちですが、実際にはパソコンの処理速度が遅くなる可能性があり、コスト面にも影響を及ぼします。このため、不要な機能を省き、本当に必要な機能をピックアップすることが重要です。

具体的には、社内ネットワークの安全性を保つために必要な機能や、業務の特性に応じたセキュリティ機能をリストアップし、それを基に適切なセキュリティソフトを選びましょう。これにより、適切なコストで効果的なセキュリティ対策を実施することが可能になります。

新種・未知のウイルスへの対応

ウイルスは日々新たに誕生しているため、企業のセキュリティ対策も常に最新のものが求められます。徹底した対策を行うためには、セキュリティソフトが最新の脅威情報を迅速に反映し、定期的にアップデートされていることが重要です。また、未知のマルウエアを検出する機能が搭載されているかをチェックすることも欠かせません。既知のウイルスやマルウエアに対する基本的な防御だけでなく、AIや機械学習を利用して未知の脅威も早期に発見・対処できるソリューションを選ぶことで、リスクを最小限に抑えることができます。

このような対応機能を持つセキュリティソフトを導入することで、企業全体の情報セキュリティを強化し、急速に進化するサイバー脅威に対抗する体制を構築できます。

動作は軽いかどうか

セキュリティソフトの導入は、ソフトの処理がパソコンの動作速度に影響を与えるため、軽快に動作するかどうか事前にチェックすることが重要です。実際に利用してみて、そのソフトが日常業務にどれだけの影響を与えるかを確認してみましょう。また、アップデートの時間帯を分散させる機能があるかどうかも見逃せません。この機能があれば、端末全体にかかる処理負荷とネットワークへの影響を軽減することができます。

負荷を分散することで、業務時間中でもネットワークの遅延やパフォーマンス低下を防げるため、より安定した業務運用が可能です。動作の軽さと企業全体のネットワーク負荷を考慮して選定しましょう。

第三者機関の評価

法人向けセキュリティソフトを選ぶ際には、第三者機関からの評価が高いソフトを選ぶことも大切です。こうした評価は、セキュリティレベルの信頼性を確認するための重要な指標となります。例えば、AC-Comparativesなどの評価機関が実施するテストによる評価が高いソフトは、厳しい基準をクリアしており、信頼性が高いと判断する材料になります。

これらの機関は独立した立場でセキュリティソフトの有効性やパフォーマンスを客観的に評価しているため、その評価結果を参考にすることで、自社に最適なセキュリティソフトを選定する際の重要な指針となるでしょう。信頼できる評価を持つソフトウエアを導入することで、安心して業務を進められます。

サポート体制

法人向けセキュリティソフトを選ぶ際には、製品自体の性能だけでなくサポート体制も重要な選定ポイントになります。スムーズな導入と運用を実現するためには、万が一のトラブルに迅速に対応できるサポートが必要不可欠です。特に24時間対応可能かどうか、電話でのサポートが提供されているかを事前に確認しておくことをおすすめします。

問題が発生した際に迅速に解決できるサポート体制を持つセキュリティソフトは、企業の業務を継続的に保護する上で欠かせない要素です。万一のトラブルにも迅速に対応できるよう、サポートが整っているサービスを選びましょう。

価格

法人向けセキュリティソフトの価格は、さまざまな要素によって変動します。まず、ソフトが提供する機能数が増えるほど価格は上昇します。また、契約年数や保護する端末の台数も価格に大きな影響を与えます。例えば、長期契約を結ぶことで割引が適用されることがある一方、端末台数が多いとコストも高くなります。

また、初年度の費用が安くても更新料が高額になるケースもあるため、長期的なコストを見積もることが必要です。こうした要素を総合的にチェックし、自社のニーズと予算に合ったセキュリティソフトを選定しましょう。

法人向けのおすすめセキュリティソフト15選を比較

ミーティングするビジネスグループとセキュリティイメージ

ここからは、法人におすすめなセキュリティソフト15選をご紹介します。

1.ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス

運営会社トレンドマイクロ株式会社
無料トライアル30日間無料体験
料金

・ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス:8,640円(売り切り版)

・その他メールセキュリティなど別製品もあり

公式URLhttps://www.trendmicro.com/ja_jp/small-business/worry-free-services.html

ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスはクラウド型の企業向けセキュリティーソフトです。多層防御アプローチを採用し、ネットワークからエンドポイントまで幅広く保護します。中小規模に合わせた設計で、直感的に操作できるため専門知識不要で導入可能です。クラウド上に構築されたセキュリティ基盤で、サイバー攻撃がシステムに到達する前に防御します。

2.ESET

運営会社

・ESET社

・キャノンマーケティングジャパン株式会社(販売代理)

無料トライアル30日間無料体験
料金

・ESET PROTECT Entry:10ライセンス~5,950円

・その他ESET PROTECT Completeなどの製品もあり

公式URLhttps://canon.jp/business/solution/it-sec/lineup/eset?_gl=1*1c5j33e*_ga*MTI1Mjc0NjQzNi4xNzE4MjA1NTkw*_ga_8YMT0CZD36*MTcxODcyNDkzNC40LjEuMTcxODcyNTEwNy4zLjAuMA..

ESETは高度なマルウエア防御を提供するセキュリティソフトで第三者機関からの評価が高い点が特徴です。ウイルス、ランサムウエア、フィッシング攻撃からデータやシステムを保護します。動作が軽く、未知のマルウエアに対しても高い検出力を実現します。24時間365日の監視体制で、自社にセキュリティエンジニアがいない企業でも利用可能です。全てのエンドポイントをリアルタイムで可視化し、一元管理します。

3.Avast

運営会社Gen Digital Inc.
無料トライアル30日間無料体験
料金

・エッセンシャルビジネス セキュリティ:

10台40,440円(年額)

・その他スモール オフィスプロテクションなどのプランもあり

公式URLhttps://www.avast.co.jp/business#pc

アバストは特徴: 世界で4億以上のユーザーが利用している実績のあるセキュリティソフトです。ログイン情報やクレジットカード情報などを盗もうとする偽サイトを回避し、オンラインバンキングを安心して利用できる環境を保護します。平日は24時間のサポート体制で、あらゆるサイバー攻撃からシステムを守ります。ビジネスの規模に合わせソリューションを選択できるので、予算や環境に合わせたセキュリティ対策が可能です。

4.ZEROウイルスセキュリティ

運営会社ソースネクスト株式会社
無料トライアル30日間返金保証
料金

・1台用2,970円(売り切り)

・1台用1,280円(年間)

・2台用5,480円(売り切り)

・5台用7,980円(売り切り)

公式URLhttps://www.sourcenext.com/product/security/zero-virus-security/

ZEROウイルスセキュリティは世界トップクラスの性能を誇るウイルス対策ソフトです。低価格で更新料が永年無料で、期限切れの心配がありません。期間ではなく、端末を対象とするライセンスのため、OSのバージョンアップにも対応できます。動作が軽く、安価で高性能なソフトです。各国の第三者機関が実施するテストで上位を獲得し、信頼性の高さにも定評があります。年中無休のサポート体制も整っていて安心です。

 

5.AppGurd

運営会社株式会社Blue Planet-works
無料トライアル要確認
料金

・1ライセンス6,000円(年間)

・5ライセンス以上5年契約なら、3年分の価格で利用可能

公式URLhttps://www.blueplanet-works.com/solution/appguard.html

AppGuardはWindows OSに特化したセキュリティ対策ソフトです。独自の仕組みで未知の脅威やサイバー攻撃を防止します。新種のランサムウエアに強くマルウエアの起動を阻止し、もし侵入しても発症させない新しいセキュリティ対策を提供します。シンプルな料金体系と選択型のオプションで、予算に合わせたサポートが可能です。集中管理機能を搭載しているため、管理部門のリソースが不足している企業でも導入可能です。

6.Norton

運営会社Gen Digital Inc.
無料トライアル30日間の無料体験
料金

・スモールビジネス:6台6,880円(年間)

・スモールビジネスプレミアム:10台12880円(年間)

公式URLhttps://jp.norton.com/products/small-business

Nortonはセキュリティソフトの業界トップメーカーです。24時間365日リアルタイムで、ウイルス対策、マルウエア、ランサムウエアおよび不正侵入からのサイバー攻撃をブロック可能です。リモートやモバイルデバイス利用時でも安心できる追加のバックで、万が一の場合でも重要なファイルを回復できます。パスワードマネージャー、Web カメラへの不正アクセスをブロックする Windows 向けセーフカムなども装備し、多彩な機能を搭載しているセキュリティソフトです。

7.Symantec

運営会社Broadcom Inc. 
無料トライアル30日間の無料体験
料金

要確認

・Endpoint Protectionや上位製品のEndpoint Securityもあり

公式URLhttps://licensecounter.jp/symantec/

Symantecは法人向けに特化したセキュリティソフトです。金融、通信、自動車など多様な業界で利用されています。高度なエンドポイントセキュリティ機能とクラウド管理コンソールで、セキュリティ管理を一元できる点も特徴的です。侵入を許した場合も想定した多重防御機能で企業のデータベースをサイバー攻撃から守ります。AIを使ったセキュリティ解析が、ウイルスの侵入経路や攻撃を予測し、未知の攻撃にも対応する世界最高レベルの保護機能を持っています。

8.Kaspersky

運営会社株式会社Kaspersky Labs Japan
無料トライアル30日間返金保証
料金

・スモール オフィス セキュリティ:5ユーザー27,880円(年間)

・ビジネス向けセキュリティプランNext EDR Foundationsなどあり

公式URLhttps://www.kaspersky.co.jp/

Kasperskyは、世界中のさまざまな企業で利用実績がある、業界トップのセキュリティソフトです。 大手テスト機関AV-Comparativesが実施したテストでは最上位を受賞し、小規模企業〜大規模企業向けの製品を提供しています。ウイルス検知力が高く動作も軽い点も特徴的です。最先端の AI テクノロジーを採用し、Web サイト上のアクティビティ追跡などの不正アクセスをブロックします。企業のニーズに合わせて2つのプランから選択可能です。

9. PC Matic

運営会社PC Matic社
無料トライアル30日間 無償検証可
料金

要確認

・一般企業や地方自体体など業種別の製品あり

公式URLhttps://pcmatic.jp/

PC Maticは、長期間の無感染実績を持つ信頼性の高いセキュリティソフトです。ホワイトリスト方式を採用し、最高の保護レベルを保持します。アメリカ合衆国政府の高いセキュリティ要求にも対応できるサービスを提供しています。ブラウザ保護機能も充実し、詐欺対策も可能です。悪意あるファイル拡張子は無効化にし、感染を未然に防ぎます。

10. Cortex XDR

運営会社パロアルトネットワークス株式会社
無料トライアル要確認
料金

要確認

・XDR PREVENTや24時間監視などオプション機能の付いたXDR PROなど

公式URLhttps://www.paloaltonetworks.jp/cortex/cortex-xdr

Cortex XDRは、未知の攻撃に対して先回りで脅威を発見するセキュリティ対策ソフトです。次世代型エンドポイントセキュリティを採用し、脆弱な侵入ポイントを保護します。AIを活用した自動検知で隠れた脅威を感知し、問題があれば迅速に対応する点も特徴です。企業に必要な機能を選択できる2つのプランを提供し、無駄なくセキュリティ対策が可能です。インシデントをスコアリングし脆弱性を指摘するので、重点的に保護するポイントが分かり効率良くセキュリティ対策を実行できます。

11. i-FILTER

運営会社デジタルアーツ株式会社
無料トライアル30日間の無料体験
料金

・<クラウド>Webセキュリティ:1ユーザー500円(月額)

・メールセキュリティ/ファイルセキュリテなどもあり

公式URLhttps://www.daj.jp/bs/i-filter/

i-FILTERは、Webフィルタリング機能に優れており情報漏えい対策にも最適なソフトウエアです。安全なWebサイトにのみアクセスさせるホワイト運用や、ファイルのアップロードやダウンロードを制御する機能で、高い網羅率を維持しています。ダウンロードしただけで感染するDrive By Download攻撃も阻止し、組織や役職に応じたWebアクセス運用ルールの決定も可能です。カスタマイズ性も高く、必要な機能のみ設定し使いやすいツールに仕様変更できます。

12. EXOセキュリティ

運営会社株式会社 JIRAN JAPAN
無料トライアル14日間無料トライアル
料金

・Endpoint protection:50ライセンスまで5,000円(月額)基本プラン

・All-in-one protection:50ライセンスまで10,000円(月額)ウイルス対策と情報漏洩予防

公式URLhttps://exosp.net/

EXOセキュリティは法人向けのセキュリティソフトウエアです。ウイルス、情報漏えい対策からIT資産管理までを一括でカバーでき、幅広いセキュリティ対策が可能です。個人情報・機密データを暗号化し、インストールするだけで社内PCの脆弱性がチェックできる他、シンプルな管理者ページで直感的に操作できます。Web基盤の中央管理を採用しているため別途プログラムのインストールやプログラムの必要がなく、情報システム管理者がいない企業でも簡単に導入できます。

13. KINGSOFT Internet Security

運営会社キングソフト株式会社
無料トライアル無制限
料金インターネットセキュリティ:1ライセンス2,075円(無制限)
公式URLhttps://www.kingsoft.jp/is/biz

KINGSOFTは、アンチウイルスとシステムメンテナンスをひとつにまとめた総合セキュリティソフトです。独自のデータベースとフィッシング対策協議会からの情報をもとに、詐欺サイトを判定し、フィッシング詐欺の脅威からデータを守ります。ウイルス・トロイの木馬・マルウエア駆除の他、ダウンロード監視やWebカメラ監視など豊富な機能を低価格で利用可能です。インストールするだけで難しい設定はほとんど必要ないため、簡単に使い始めたいユーザーにおすすめです。

14. Trend Micro Apex One

運営会社トレンドマイクロ株式会社
無料トライアル30日間の無料体験
料金

要確認

・Trend Vision Oneなどその他製品もあり

公式URLhttps://www.trendmicro.com/ja_jp/business/products/user-protection/sps/endpoint.html

Trend Microは、AI技術を使った高度な検出技術が特徴のセキュリティソフトです。最新の侵入防御システムにより、既知および未知のマルウエアにも迅速に対処します。挙動監視やメモリースキャンなど、さまざまな機能で企業のシステムをサイバー攻撃から守り、エンドポイント保護が可能です。EDR機能を使った分析やEPPを活用した対策など、連携も簡単に利用できます。一元管理が簡単でコンソール画面も使いやすく、広範な保護を目的とする企業におすすめです。

15.Microsoft Defender for Business

運営会社マイクロソフト
無料トライアル30日間の無料体験
料金

・1ユーザー449円(月額)

・Microsoft 365 Business Premium の一部として購入も可能

公式URLhttps://www.microsoft.com/ja-jp/security/business/endpoint-security/microsoft-defender-business

Microsoft Defender for Businessは、従業員数300人以下の企業のためのデバイスセキュリティソリューションです。サイバー攻撃の特定から検出、防御、対応まで自動で処理します。Microsoft 365を導入している企業であれば、プランを追加するだけで簡単に利用可能です。デバイスの挙動を監視し、不審な動きをチェックし問題があれば即時に対応するため、マルウエアの侵入を未然に防げます。Microsoftの信頼性とOfficeアプリケーションとの相性の良さで、手軽にセキュリティ対策を行いたい企業におすすめです。

セキュリティソフトと合わせて検討したいセキュリティソリューション4選

企業のセキュリティ対策を強化するためには、セキュリティソフトと合わせて次のようなソリューションの導入がおすすめです

1. マルウエア検知サービス: CloudCoffer SandSphere

サービス名CloudCoffer SandSphere
無料トライアルあり
価格

・Standard:298,000円(月額) 

・Light:58,000円(月額) など

機能

・ホワイトハッカーによる高い検出力

・次世代のSandbox技術による幅広い検知

・複数のファイルを⼀括でスキャン

公式URLhttps://www.rayaegis.co.jp/service/genre/other/malware-detection/

 

CloudCoffer SandSphereは、先進的なマルウエア検知のためのサンドボックス型ソリューションです。リアルタイムで未知の脅威を分析し、ネットワークに潜むマルウエアを特定します。ホワイトハッカー集団による最新の手法で、従来のウイルス対策ソフトでは検出が難しい、ゼロデイ脆弱性や新種のマルウエアを効果的に識別します。クラウドベースのアーキテクチャにより、常に最新の脅威情報を取得でき、システムのセキュリティレベルを高く保つことが可能です。

 

CloudCoffer SandSphereロゴ
 
 
 
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2. Securify (セキュリファイ)

サービス名Securify
無料トライアルあり
価格

・スターター:60万円(年間)

・ベーシック:120万円(年間)

機能

・最短3ステップの脆弱性診断

・2,000以上の診断項目

・多岐にわたる対策が0円で始められる

公式URLhttps://www.securify.jp/

Securifyは、統合型セキュリティ運用プラットフォームとして、SaaS、Webメディア、Webアプリケーション、ネットワークのセキュリティを一元管理するためのソリューションです。導入も容易で、既存のIT環境への影響を最小限に抑えながら迅速に運用を開始できます。中小企業から大企業まで、あらゆる規模の組織に適した柔軟なソリューションと言えるでしょう。

 

Securifyロゴ

 
 
 
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3. 継続型脆弱性診断サービス:secuas(セキュアズ)

サービス名secuas
無料トライアルあり
価格

・lightプラン:10,000円(月額)

・Standardプラン:17,000円(月額)

・Businessプラン:24,000円(月額)

・Enterpriseプラン:別途問い合わせ

機能

・365日毎日診断で予防対策を実現

・URLを登録するだけの診断機能

・考え抜かれたUIで状況を可視化

公式URLhttps://secuas-cloud.com/

secuas(セキュアズ)は、継続的な脆弱性診断サービスを提供し、企業のセキュリティ体制を定期的にチェックするためのソリューションです。診断結果は、分かりやすいレポート形式で提供され、具体的な改善提案と共に対策を講じることが可能です。単発の診断にとどまらず、継続的なモニタリングを行います。導入と運用が簡単で、サイバー攻撃対策のコスト削減を実現させます。

 

secuasロゴ

 
 
 
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4. マトリックスエージェント(matriXagent)

サービス名マトリックスエージェント
無料トライアル要相談
価格

・セキュアファイル転送(クラウド版)500人(メールアドレス数 500):835,000円(年間)

・その他プランもあり

機能

・メール添付ファイルを安全に送信

・パスワードなしで手間のないファイル転送

・スパム対策から誤送信対策までワンストップ

公式URLhttps://www.imatrix.co.jp/product/agent.html

matriXagentは、安全で簡単なメール送信を実現するセキュリティソリューションです。中継センターを介した送信方法で、パスワードやURLの共有なしで添付ファイルを共有できます。外部にデータを保管しないため、情報漏えいのリスクも軽減します。これまでの操作方法や運用を変えずに簡単に導入が可能です。スパム対策や誤送信対策のみなど、必要な対策を必要な分だけ導入できます。業務内容や規模に応じたセキュリティ対策が可能です。

 

 
 
 
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自社にマッチしたセキュリティソフト・サービスを導入しよう

企業におけるセキュリティ対策は日々重要性を増しており、ソフトやサービスの導入は欠かせない対策の一つです。適切なセキュリティソフトを選定することで、情報漏えいやサイバー攻撃から企業を守る基盤がつくれます。

今回紹介した選び方やおすすめのソフト・サービスを参考に、ぜひ自社のニーズに合った製品を検討してみて下さい。適切な対策を講じることで、ビジネスの安全性と信頼性を高めることができ、安心して業務を遂行するための強力な基盤を築くことができます。

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