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ミドルウェアとは?初心者向けに仕組みと機能を徹底解説!

投稿日:2023年1月25日 /

更新日:2024年2月11日

ミドルウェアとは?初心者向けに仕組みと機能を徹底解説!
● 工数管理● 業務プロセス効率化

この記事では、「ミドルウェア」について初心者の方でも、スムーズにわかるように「ミドルウェア」についての仕組みと用語を解説しています。

あなたがこの記事を読めば、「ミドルウェア」について5分で理解でき、社内に最適な「ミドルウェア」の導入が検討できるようになるでしょう。

本記事では、「ミドルウェア」について全く知らない初心者の方向けに、身近な例えも交えながら解説しています。

ぜひ、参考にしてみてください。

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目次

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ミドルウェアとは?

ミドルウェアとは

「ミドルウェア」とは、パソコンやスマートフォンの基本的な制御をおこなう「OS」と、音楽アプリやブラウザなどの、具体的な業務処理をおこなう「アプリケーション」の間に入るソフトウェアのことを言います。

【ソフトウェアの主な流れ】

  1. 「アプリケーション」を動かす(WordやGoogle Chromeなど)
  2. 「ミドルウェア」で「アプリケーション」の情報を処理(Webサーバーなど)
  3. 「ミドルウェア」からOSに情報を伝えて「アプリケーション」が作動(Mac、Windowsなど)
  4. 「ソフトウェア全体」が上手く機能する

ソフトウェアが機能する流れは、以上の流れになります。

ソフトウェアの循環を繰り返しおこなうことで、Word、ExcelなどのアプリやGoogle ChromeなどのWebブラウザを使用することができます。

 

ミドルウェアはなぜ必要なのか?

「ミドルウェア」がなぜ必要かと言うと、「ミドルウェア」がなければ、「OS」と「アプリケーション」が上手く機能しないからです。

  • 「OS」は、パソコンやスマートフォンが動くだけの基本操作だけしか出来ない
  • 「アプリケーション」は、音楽、Webブラウザなどの個々のアプリを処理して動かすしか出来ない

上記のように「OS」と「アプリケーション」だけでは、「ソフトウェア全体」が上手く機能しません。

わかりにくいと思うので、「OS」、「ミドルウェア」、「アプリケーション」、「ソフトウェア全体」を人間に例えてみます。

  • 「OS」→体
  • 「ミドルウェア」→脳
  • 「アプリケーション」→手足
  • 「ソフトウェア全体」→人間の動作そのもの

以上のように、「ソフトウェア全体」の動きを、人間の動作そのものに例えると、ソフトウェアの全体像が理解しやすくなります。

ソフトウェア全体(人間の動作そのもの)を動かす場合、「OS」(体)だけがある状態で、「ミドルウェア」(脳)がないと、「アプリケーション」(手足)は、動かないことが想像できます。

「ミドルウェア」は、人間の体で例えると(脳)と同じ働きをするので、ソフトウェア全体(人間の動作そのもの)を動かすには、「ミドルウェア」が必ず必要になるということです。

 

ミドルウェアの仕組み

続いて、「ミドルウェア」の仕組みについて解説していきます。

冒頭でもお伝えしましたが、「ミドルウェア」は、「OS」と「アプリケーション」の間に入り、「ソフトウェア全体」を動かす役割があります。とはいえ、「ミドルウェア」の仕組みがまだわかりづらいと悩んでいる人も多いでしょう。

そこで、「ミドルウェア」を具体例に例えて、「ミドルウェア」について説明していきます。

 

ミドルウェアの具体例

「ミドルウェア」の具体例を出す前に、「ミドルウェア」の仕組みが理解できるよう、「ソフトウェア全体」についての特徴も理解しておきましょう。

【OSの特徴】

  • パソコンやスマートフォンの基本操作しか動かせない仕組みになっている
  • マウスやキーボードから入力があったら、入力情報から処理を動かす
  • 写真や動画などを本体に保存して記憶できる

 

【ミドルウェアの特徴】

  • 「OS」と「アプリケーション」の中継を助ける
  • 手順や管理を種別単位にまとめ、一つの機能管理ソフトウェアとしてまとめたもの
  • 「ミドルウェア」自体が処理をおこなったり、「アプリケーション」の制御をおこなう場合もある

 

【アプリケーションの特徴】

  • 「ミドルウェア」からの中継があり、「アプリケーション」が動くようになる
  • 音楽や動画などそれぞれのアプリ自体を動かすソフトウェア

 

「ソフトウェア全体」の主な役割は、以上のようになります。

まだ、わかりにくいと思うので、先ほどお伝えした、人間を想像して、「ソフトウェア全体」の動きを考えてみましょう。

  • 「OS」=体
  • 「ミドルウェア」=脳
  • 「アプリケーション」=手足

今回は、パズルを組み立てる、「ソフトウェア全体」(人間の動きそのもの)で例えてみます。

例えば、「OS」(体)でパズルを組み立てたいけど、「OS」(体)だけでは、パズルを組み立てることはできません。

パズルを組み立てる場合には、実際に「ミドルウェア」(脳)で組み立て方を考え、「アプリケーション」(手足)を動かして、はじめてパズルは完成していきます。

以上のように人間の体に例えてみると、「ミドルウェア」についてイメージが湧きやすくなったのではないでしょうか。「ミドルウェア」にも人間の脳と同じように、各機能が「ミドルウェア」の中で分類されています。

ここからは、「ミドルウェア」の種類について解説していきます。

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ミドルウェアの種類

「ミドルウェア」の種類は、主に3種類あります。

  1. Webサーバー
  2. アプリケーションサーバー
  3. データベース管理サーバー

基本的には、以上3つの「ミドルウェア」が助け合って、Google ChromeなどのWebサイトの閲覧もできるようになっています。

以上3つの「ミドルウェア」が助け合っている状態を「Web三層構造」と言います。

基本的には、以上3つが「ミドルウェア」として機能しますが、「Web三層構造」になっていない特別な「ミドルウェア」も存在します。「Web三層構造」になっていない特別な「ミドルウェア」を「運用ミドルウェア」と言います。

「運用ミドルウェア」は、「ミドルウェア」単体のみではなく、「運用ミドルウェア」自体が「アプリケーション」としても起動するようになっています。

ここからは、各「ミドルウェア」についても解説していきますね。

 

Webサーバー

Webサーバーは、ブラウザからのリクエストに応じて、Webページを送信する「ミドルウェア」になります。

リクエストされたコンテンツが静的なものであれば、Webサーバー内に保存されているものが、そのまま送信されます。

ブラウザが起動していない場合、Webサーバーが上手く起動できていない可能性があるので、起動しない場合は、Webサーバーの確認をして、修正、解決をしましょう。

【Webサーバーで有名なサービス】

  • APACHEHTTPサーバー
  • NGINX

 

アプリケーションサーバー

アプリケーションサーバーは、ECサイトのショッピングカートや掲示板など、見る人や時間によって、内容が変わる動的なコンテンツを生成します。

一般的に、Webサーバーから受け取った情報は、アプリケーションサーバーで処理。処理が上手くおこなわれると、アプリが動く仕組みになっています。

【アプリケーションサーバーで有名なサービス】

  • JAKARTAEE
  • MicrosoftIIS

 

データベース管理サーバー

データベースサーバーとは、動的コンテンツを作成するために使用されます。

データ自体は、ストレージに保存されているので、ストレージから必要な情報を取り出したり、書き込んだりするのが、データベースサーバーの役割になります。

よって必要なデータベースを管理するのが、データベースサーバーとなるわけです。

【データベースサーバで有名なサービス】

  • MySQL

 

運用ミドルウェア

「運用ミドルウェア」は、「ミドルウェア」単体で動かず、「ミドルウェア」+「アプリケーション」の役割も備えている「ミドルウェア」のことを言います。

【運用ミドルウェアの機能】

  • データベースのバックアップ
  • データのログ取得
  • サーバーの再起動
  • システムの監視

「運用ミドルウェア」は、その他の「ミドルウェア」と異なり、「ミドルウェア」自体が、「アプリケーション」としても起動します。

 

ミドルウェアを使用するメリット

「ミドルウェア」を使用するメリットは、以下の3点になります。

  • 高度な処理がパッケージ化され効率化できる
  • 一から開発するコストが削減される
  • 「OS」や「ハードウェア」の違いに対応できる

「ミドルウェア」を自社内で開発しようとすると、金銭的にも時間的にも大きなコストがかかります。

その点、既にある「ミドルウェア」ソフトのサービスを使用することで、ミドルウェアに関して効率よく動かすことができるでしょう。「ミドルウェア」自体、「OS」「ハードウェア」様々な種類にも対応しています。

予算、コストを検討し、開発したいサービスにあった開発ツール製品を比較検討してみるのがオススメです。

 

ミドルウェアを使用するデメリット

「ミドルウェア」を使用するデメリットは、以下3点になります。

  • パッケージ化されたことにより不要な機能も入る
  • 導入費用がかかる
  • 維持費がかかる

「ミドルウェア」は、自社のサービスを作るときに様々なメリットがありますが、デメリットもあります。「ミドルウェア」は、基本的にパッケージ化された商品になるので、不要な機能等が入っている場合もあります。

その他にも、導入コストや、サービスを維持するための費用もかかります。「ミドルウェア」導入をする場合は、自社内のエンジニア等とも話し合いをおこない、適切な「ミドルウェア」を導入していきましょう。

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まとめ

今回は、「ミドルウェア」とは?について解説してきました。「ミドルウェア」の役割は、「OS」と「アプリケーション」の中継として使用されるソフトウェアになります。

「ミドルウェア」を導入することで、自社サービスの費用対効果も大きくなるでしょう。

本記事で、「ミドルウェア」についての基礎を理解して、自社のサービス開発に、役立ていただけると幸いです。

 

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