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ログ管理ツールのおすすめ10選を比較紹介!導入メリットや注意すべきポイントも解説

投稿日:2023年6月1日 /

更新日:2023年7月7日

ログ管理ツールのおすすめ10選を比較紹介!導入メリットや注意すべきポイントも解説
● セキュリティ● セキュリティ強化● 情報管理

最近、ビジネスやプロジェクト管理の重要性がますます高まっています。特に、ログ管理は、情報の追跡や問題の特定において重要な役割を果たします。そこで、この記事では、ログ管理に役立つおすすめのツールを10個紹介します。

これらのツールは、ログの収集、分析、可視化などの機能を提供し、組織内のデータの効率的な管理をサポートします。さまざまな業界や規模の組織に適用可能なツールを幅広く取り上げていますので、必ずあなたのニーズに合ったツールが見つかるはずです。ログ管理を簡素化し、生産性を向上させるための最適なソリューションを探している方にとって、この記事は必ず役に立ちます。各ツールの主な特徴や機能を比較しながら見てみましょう!

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目次

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ログ管理ツールのおすすめ10選を紹介

ログ管理は、システムの安定性とセキュリティを確保するために不可欠なプロセスです。効率的なログ管理ツールを導入すれば、ログの収集、監視、分析を容易に行えます。

ここでは、多機能で信頼性の高いログ管理ツールの中から、おすすめの10選を紹介します。

これらのツールは、柔軟性、カスタマイズ性、使いやすさなどの要素を備え、さまざまなニーズに対応します。

ログ管理ツール

提供の形態

料金

適している企業規模

Log Option

クラウド/オンプレミス

要問合せ

全ての規模の企業

AssetView

クラウド/オンプレミス/パッケージソフト/SaaS

要問合せ

全ての規模の企業

SKYSEA Client View

クラウド/オンプレミス/パッケージソフト/SaaS

要問合せ

全ての規模の企業

Trellix SIEM

クラウド/オンプレミス

要問合せ

全ての規模の企業

AUDIT MASTER

クラウド/オンプレミス/パッケージソフト

本体価格:750,000円
サーバー単位:250,000円~

全ての規模の企業

LANSCOPE エンドポイントマネージャー 
オンプレミス版

オンプレミス

要問合せ

全ての規模の企業

IT Policy N@vi

クラウド

要問合せ

全ての規模の企業

Logstorage

クラウド/オンプレミス/パッケージソフト

要問合せ

全ての規模の企業

MCore

オンプレミス/パッケージソフト

要問合せ

全ての規模の企業

System Support best1

パッケージソフト

1ライセンス5,000円~

全ての規模の企業

 

1.Log Option

 

内容

概要

・さまざまなクラウド環境におけるシステムログを収集し、横軸の分析が可能
・管理者向けのトレーニングなども充実

料金

要問合せ(お試し無料期間あり)

会社名

アイビーシー株式会社

主な機能

各種ITシステムログを収集、横断的な分析やリアルタイム検知・通知が可能で安定的かつ効果的なITシステムの運用

公式サイト

https://system-answer.com/product/sag3/logoption/


Log Optionは、アイビーシー株式会社が提供しており、多くの導入実績と高評価を持つ専門企業です。各種ITシステムログを収集し、横断的な分析やリアルタイム検知・通知が可能で安定的かつ効果的なITシステム運用が可能になるツールです。

初期費用は無料で、ランニングコストとして月額料金がかかります。導入の場合の料金は問い合わせが必要です。また導入後、運用開始前に管理者、利用者へのトレーニングも用意されているため、活用するためのサポートも充実しています。

導入前にデモのお試し無料期間も設けられています。公式ページからデモの申し込みができるため、その他のツールと検討してみてください。

 

2.AssetView

 

内容

概要

・高度なセキュリティと柔軟性を備えた信頼性の高いツール
・多彩な機能の中から必要なものを選んで導入でき、カスタマイズ性に優れている
・柔軟なレポート作成機能も搭載

料金

要問合せ(お試し無料期間あり)

会社名

株式会社ハンモック

主な機能

ログの収集と分析、脆弱性スキャン、セキュリティインシデントの検知など

公式サイト

https://www.hammock.jp/assetview/


AssetViewは、株式会社ハンモックが提供している、高度なセキュリティと柔軟性を備えた信頼性の高いツールです。パソコンの情報を収集する機能、クライアントPCの設定コントロール、クライアントPCの制御・警告・ウイルス対策など、多彩な機能を有しているのはもちろんのこと、こういった多彩な機能の中から必要なものをカスタマイズして導入することができます。

初期費用はプランによって異なりますが、ランニングコストは導入した必要な機能にしぼることができるため、企業によって月額料金を調整することが可能です。

自治体や教育現場、自動車産業など、業界や業種を問わず、様々な導入実績があります。デモ版の利用は資料請求後、評価機や評価版の貸し出しによって行っています。

 

3.SKYSEA Client View

 

内容

概要

・管理画面のUIにこだわっており、使いやすさが評判。毎年バージョンアップも実施
・PCやプリンタ、USBデバイスなどを一元管理できる
・セキュリティレベルの高さ、可用性、使いやすさ、導入の容易さなどが特徴

料金

要問合せ(お試し無料期間あり)

会社名

SKY株式会社

主な機能

サイバー攻撃対策、テレワーク運用、資産管理、ログ管理、セキュリティ管理、デバイス管理、ITセキュリティ対策強化、レポート、メンテナンス、ソフトウェア資産管理、サーバー監査、モバイル機器管理など

公式サイト

https://www.skyseaclientview.net/


SKYSEA Client Viewは、SKY株式会社が提供するIT運用管理ソフトウェアです。累計クライアント数は1,000社を超えています(2023年4月末時点)。

主な機能としては、サイバー攻撃対策、テレワーク運用、資産管理、ログ管理、セキュリティ管理、デバイス管理、ITセキュリティ対策強化、レポート、メンテナンス、ソフトウェア資産管理、サーバー監査、モバイル機器管理などが含まれます。

特徴として利用者にとって使いやすいUIを売りにしており、ユーザーの声を取り入れて毎年バージョンアップを実施しています。初期費用やランニングコストはプランによって異なります。また、デモや無料体験の期間としては評価版の貸出(約90日間)実施しています。

 

4.Trellix SIEM

 

内容

概要

・優れたセキュリティインテリジェンスと強力なログ管理機能を提供するツール
・高度な脅威インテリジェンス、リアルタイムの警告などが特徴

料金

要問合せ

会社名

Trellix

主な機能

ログの収集、分析、セキュリティイベントの監視、インシデントの検出と対応など

公式サイト

https://www.mcafee.com/enterprise/ja-jp/products/siem-products.html


世界的に信頼されているセキュリティ企業であるTrellixが提供しています。
Trellix SIEMは、優れたセキュリティインテリジェンスと強力なログ管理機能が搭載されています。

主な機能としては、全てのプロセスにおける高度な攻撃の検出ログの収集、脅威の検出から防御への転換分析、次世代のセキュリティの組み込み、セキュリティイベントの監視、インシデントの検出と対応などが含まれています。

初期費用やランニングコストについては、プランやカスタマイズによって異なります。サポート体制やお試し無料期間の有無、詳細な情報については公式サイトよりお問い合わせください。

 

5.AUDIT MASTER

 

内容

概要

・国内外のあらゆる環境に対応できる世界初、唯一の統合型データベース監査ソリューション
・操作ログの出力設定や自動収取から、ポリシーベースのモニタリング、監査レポートまで対応できる
・導入には20分、監査ポリシーの設定に30分と1時間弱で監査システムの稼動が可能

料金

本体価格:750,000円/1,500,000円
サーバー単位:250,000円~
(お試し無料期間あり)

会社名

株式会社アクアシステムズ

主な機能

監査計画の作成、監査実施のトラッキング、リスク評価、ドキュメント管理など

公式サイト

https://www.aqua-systems.co.jp/auditmaster/


AUDIT MASTERは、包括的な監査とコンプライアンスソリューションを提供する優れたツールです。監査・コンプライアンスの分野での経験と専門知識を持つ、株式会社アクアシステムズが提供しています。あらゆるツールの中でも、唯一オンプレミス・マルチクラウドの両環境に対応しています。

主な機能には、データベース監査ログの収集、モニタリング、レポート、管理機能、監査計画の作成、監査実施のトラッキング、リスク評価、ドキュメント管理などがあげられます。

導入には20分、監査ポリシーの設定に30分と1時間弱で監査システムの稼動が可能となっており、データベース監査・トレース機能に詳しくない人でも設定変更等がしやすい特徴があります。

初期費用やランニングコストはプランによって異なります。無料トライアルについては、公式サイトのフォームより申し込みが可能です。詳細についてはこちらからお問い合わせください。

 

6.LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版

 

内容

概要

・AI(人工知能)の特許技術を活用した「予測脅威防御」を搭載
・マルチOS、海外PCにも対応
・導入実績は20,000社以上
・継続利用率は93%以上

料金

要問合せ(お試し無料期間あり)

会社名

エムオーテックス株式会社

主な機能

ログの収集、監視、分析、セキュリティインシデントの検出、コンプライアンスの遵守など

公式サイト

https://www.lanscope.jp/cat/l


エムオーテックス株式会社が提供している、LANSCOPE エンドポイントマネージャーのオンプレミス版は、IT資産管理・内部不正・外部脅威対策を1つのツールとして提供するツールです。導入実績は20,000社以上で、継続率は93%以上を誇り、組織のログ管理ニーズに対して高いパフォーマンスとカスタマイズ性を提供していると定評があります。

大きな特徴としては、特許技術であるAI(人工知能)を活用した「予測脅威防御」の搭載です。これにより、マルウェアの特徴点を見つけて、未知の脅威でも実行前に検知・隔離することができます。

主な機能には、IT資産管理ログの収集、操作ログ管理やWebアクセス管理などの内部不正対策監視、マルウェア対策やインシデント追跡などの外部脅威対策分析、アラーム管理やログ検索のITマネジメントセキュリティインシデントの検出、コンプライアンスの遵守などが含まれます。

初期費用やランニングコストは、選定する機能やパックによって異なるので公式サイトからお問い合わせください。無料体験は申し込み後、ソフトのインストールから31日間で、体験版は50台までとなります。

 

7.IT Policy N@vi

 

内容

概要

・包括的なITポリシー管理ソリューションを提供する優れたツール
・ハードウェアとソフトウェアの一括管理が可能
・クラウドから管理者はダッシュボードでオフィス外からいつでも確認できる
・柔軟なポリシー管理、自動化機能、レポート作成の容易さなどが特徴

料金

要問合せ(お試し無料期間あり)

会社名

富士通株式会社

主な機能

ITポリシーの作成と管理、コンプライアンスの監視、リスク評価、違反の検出など

公式サイト

https://www.fujitsu.com/jp/solutions/enterprise-solutions/business-applications/itpolinavi/


IT Policy N@viは、富士通株式会社が提供しており、包括的なITポリシー管理ソリューションに定評があります。

主な機能には、ITポリシーの作成と管理、コンプライアンスの監視、リスク評価、違反の検出などが含まれます。柔軟なポリシー管理、自動化機能、レポート作成の容易さなどの要素を備え、組織のITポリシー管理とセキュリティ強化を効果的にサポートします。

初期費用やランニングコストは導入規模や要件によって異なります。お試し無料期間については、公式ウェブサイトの問い合わせより詳細をご確認ください。

 

8.Logstorage

 

内容

概要

・発売以来、4,800社以上の導入実績
・効率的なログ収集と分析を実現する信頼性の高いツール
・スケーラビリティ、セキュリティ、簡単な導入と運用などが特徴

料金

要問合せ(お試し無料期間あり)

会社名

インフォサイエンス株式会社

主な機能

リアルタイムのログ収集、異常検知、可視化、長期保存など

公式サイト

https://logstorage.com/


Logstorageは、インフォサイエンス株式会社が提供する総合ログ管理ツールです。大量のログデータを収集・保管し、不正検出や異常検知などの分析を行うことができます。

インフォサイエンス株式会社の提供サービスは、発売以来4,800社以上の導入実績があり、ロングセラーで定評があります。初期費用やランニングコストはプランや要件によって異なりますので、問い合わせる必要があります。

Logstorageの無料体験(試用版アカウント)については、公式サイトからお申し込み後、約1ヶ月間利用することができます。検討中の方はぜひアカウントを発行してみてください。

 

9.MCore

 

内容

概要

・住友電工グループでの使用を前提に、国内で自社開発されたシステム
・大規模環境での使用を前提にしており、社員が使いやすい設計を追求
・高度なデータセキュリティ、拡張性、柔軟なカスタマイズ性などが特徴

料金

要問合せ

会社名

住友電工情報システム株式会社

主な機能

リアルタイムログ収集、ログの解析と可視化、セキュリティインシデントの検出など

公式サイト

https://www.sei-info.co.jp/mcore/


MCoreは、住友電工情報システム株式会社が提供する高い信頼性とスケーラビリティを備えたIT資産管理、セキュリティ管理統合システムです。大規模な環境はもちろんこと、中規模から小規模までも利用できる仕様となっています。

元々、国内・海外に展開する住友電工グループ各社で利用されることを前提に設計されており、大規模環境で扱えること、また社員=ユーザー目線での使いやすさを追求していることで、導入企業からも定評があります。

主な機能としては、PC資産管理、ウイルス対策ソフト管理、資産管理、メッセージ配信、ソフトウェア配布、インストールソフトウェア管理、ライセンス管理などです。

導入にかかる初期費用やランニングコストについては、公式サイトより問い合わせが必要です。無料体験については、東京、大阪の会場で体験セミナーを開催していますので、ご検討中の方はぜひ実際に触れてみてください。

 

10.System Support best1

 

内容

概要

・Excel調の画面で誰でも簡単に社内のIT機器を管理できる
・3,400社以上の企業で導入
・ITreviewの調査で2023年春に「顧客満足度No.1」の評価を得ている
・オプション機能の選択が自由自在で、ニーズにあわせてコストも削減できる
・導入後は専門スタッフによるサーバー構築や操作レクチャーなど、手厚いサポートあり

料金

1ライセンス:5,000円~
(お試し無料期間あり)

会社名

株式会社ディー・オー・エス

主な機能

ログの収集・監視、異常検知、レポート作成、システム全体の可視化、リアルタイムのモニタリングなど

公式サイト

http://www.dos-osaka.co.jp/ss1/


System Support best1は、運営会社である株式会社ディー・オー・エスによって提供されています。2023年1月時点で、業界や業種を問わず3,400社以上に導入されています。

System Support best1の主な機能には、資産管理、運用支援、セキュリティ管理、ログ管理などが含まれます。こうした機能を通じたIT資産管理機能の充実、使いやすさ、コストパフォーマンス、高いサポート力などが評価され、多くの利用者ユーザーに活用されています。実際に2023年の春には、レビューサイトにて「顧客満足度No.1」を獲得しており、多くの会社から定評のあるツールの1つです。

導入後は、専門スタッフによるサーバー構築や操作のレクチャーを受けることができます。サポートとして、SS1サポートデスクを受付窓口としているだけでなく、定期的なフォローアップ体制も万全です。

公式サイトから無料トライアルの申し込みが可能で、さらに随時解説セミナーやオンラインデモも受け付けています。System Support best1の詳細な機能と価格設定について公式サイトで詳細を確認することをおすすめします。

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ログ管理ツールとは

ログ管理ツールとは
ログ管理ツールとは、システムやアプリケーションに関するさまざまなログ情報(アクセスログ、操作ログ、ファイルアクセスログなど)を個々のシステムやハードウェアから収集し、一元管理するためのツールです。これにより、異なるソースからのログ情報を集約し、分析や監視を容易に行うことができます。

ログ管理ツールはセキュリティの向上やコンプライアンス要件の遵守に役立ち、潜在的なセキュリティインシデントや問題の早期発見・対応にも貢献します。さらに、ログの保管や検索も容易に行えるため、法的な要件や監査のニーズにも対応できます。ログ管理ツールは効率的なログ分析やトラブルシューティング、不正行為の検出などに欠かせないツールとして、多くの組織で活用されています。

 

ログ管理ツールの代表的な機能

ログ管理ツールの代表的な機能として挙げられるものには、主に以下があります。

 

システムやアプリケーションのログデータ収集

ログ管理ツールの代表的な機能として、システムやアプリケーションからのログデータの収集です。この機能により、ログ管理ツールは異なるソースからのログ情報を自動的に収集し、集中的に管理することができます。

システムログ、セキュリティログ、アプリケーションログなど、さまざまなログデータを収集し、一元的に保管・分析すれば、異常な活動やセキュリティ上のリスクの迅速な検出が可能です。またログデータの収集により、重要な情報やトレンドを把握し、問題解決や効果的なリソース管理に役立てることができます。

ログ管理ツールは、運用の効率化やセキュリティの向上、コンプライアンスの遵守など、さまざまな目的に応じて活用されています。

 

ログデータの監視・分析から異常や問題の検出

ログデータの監視・分析による異常や問題の検出も主な機能の1つです。この機能により、ログ管理ツールは収集したログデータをリアルタイムで監視し、異常なパターンやセキュリティ上の問題を自動的に検知することができます。また、自社の状況に合わせて特定のイベントやアクションに基づいてアラートを生成し、すぐに適切な対応を促すようにすることも可能です。

また、ログデータの分析機能を活用することによって、トレンドやパフォーマンスの評価、予測分析なども行えます。これにより、早期警告やトラブルシューティング、セキュリティインシデントの特定などを迅速に行うことが可能です。ログデータの監視・分析は、組織のセキュリティの向上や運用の効率化に重要な役割を果たし、リスク管理や問題解決に貢献します。

 

管理者向けのレポート・共有機能

ログ管理ツールには、管理者向けのレポート・共有機能も備わっています。この機能によってログデータから生成される詳細なレポートを作成し、必要な情報を管理者や関係者と共有することができます。ログデータの分析結果や重要な指標、セキュリティイベントの要約など、異なるレベルや要件に合わせたレポートの作成が可能です。

組織のパフォーマンスやセキュリティの状態を可視化し、意思決定や報告に活用できます。また、共有機能により、関係者間でログデータやレポートを簡単に共有ができ、チーム間のコラボレーションや情報共有を円滑にすることにもつながるでしょう。

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ログ管理ツールを導入するメリット

ログ管理ツールを導入するメリット


ログ管理ツールを導入するメリットは主に3点です。それぞれについて解説します。

 

不正アクセスや情報漏洩の防止

まず挙げられるメリットには、不正アクセスや情報漏洩の防止です。ログ管理ツールは、システムやアプリケーションへのアクセスログや操作ログ、ファイルアクセスログなどのログ情報を収集・分析し、異常なアクティビティやセキュリティ上のリスクの検出が可能です。

これにより、不正なアクセスや不審な動きを早期に発見し、迅速に対応できます。また、ログ管理ツールは監査やコンプライアンス要件の遵守にも役立ちます。ログ情報の保持や検索が容易であり、必要な情報を迅速に提供できるため、法的な要件や監査のニーズにも対応できます。

さらに、ログデータの分析により、セキュリティの脆弱性や問題点を特定し、予防策やセキュリティポリシーの改善に役立てることも可能です。ログ管理ツールの導入により、組織の情報セキュリティを強化し、不正アクセスや情報漏洩からの被害を最小限に抑えることができます。

 

従業員の稼働状況を可視化・管理できる

従業員の稼働状況を可視化・管理できることもメリットとして挙げられます。ログ管理ツールは、従業員の活動や作業ログを収集し、分析すれば、作業時間やアクティビティが可視化されます。

これにより、従業員の業務パフォーマンスや生産性を評価し、効率的な業務遂行を支援することができます。さらに、プロジェクト管理ツールとの連携により、従業員の作業負荷や稼働時間の適正化、タスクの優先順位の設定なども可能です。これを元に、マネジメント層は作業の進捗状況やプロジェクトの推移をリアルタイムで把握し、生産性の向上を目的とした活用も可能です。

また、プロジェクトの進行管理が容易になることも期待できます。従業員の稼働状況の可視化・管理は、業務効率の向上やリソースの最適活用に貢献し、組織の生産性向上につながります。

 

異常検知や障害発生時に迅速な対応ができる

異常検知や障害発生時に迅速な対応ができることも、メリットとして挙げられます。ログ管理ツールは、システムやアプリケーションから生成されるログデータをリアルタイムに収集・監視し、異常なパターンやエラーを検知します。これにより、システムの異常やセキュリティ上の問題を早期に発見し、迅速な対応が可能になります。

障害発生時には、ログデータから問題の原因を特定し、修復作業や回復手順の策定を支援します。さらに、ログ管理ツールはアラート機能を備えており、異常や重要なイベントが発生した際に管理者への通知もできます。これにより、問題の早期発見と対応が可能になります。ログ管理ツールの導入により、障害への迅速な対応やサービスの可用性向上が実現され、ビジネスの中断や顧客への影響を最小限に抑えることが可能です。

 

ログ管理ツールを導入する際に注意すべきポイント

ログ管理ツールを導入する際に注意すべきポイント
ログ管理ツールを導入する際に注意すべきポイントは以下の通りです。

 

従業員のプライバシーに留意する

ログ管理ツールを導入する際に注意すべきポイントとしては、従業員のプライバシーに留意することが挙げられます。ログ管理ツールは、従業員のアクティビティや作業ログを収集し、分析するため、プライバシーに関わる情報も含まれる可能性があります。

従業員の個人情報や個人的なコミュニケーション内容などは、厳格な取り扱いが必要です。そのため、ログ管理ツールの導入前には、プライバシーポリシーの明確化や従業員への周知徹底が重要です。また、ログの収集範囲や保持期間なども慎重に検討し、必要最小限の情報のみを取得するように設定することが望ましいです。

さらに、法的な規制やコンプライアンス要件にも留意しながら、従業員のプライバシーの尊重が重要です。透明性を保ち、従業員とのコミュニケーションや同意を得ることも大切です。ログ管理ツールの導入はセキュリティや業務効率向上に役立ちますが、同時にプライバシー保護の観点も念頭に置き、適切な取り扱いを行うことが求められます。

 

一元管理できるように整理が必要

ログ管理ツールを導入すると、あらゆる環境、デバイスのログを集約することができます。このデータに基づいてインシデント対策を行うことから、収集したログデータは正しく一元管理できる状態にしておかなければなりません。

しかし、ログ管理ツールを導入したとしても、「どの情報を、どの程度まで収集するのか」を決めておかないと、結果的に管理が煩雑となってしまいます。よくあるケースとして、あらゆるソース、デバイスのログを取得してしまい、「障害時にどのログを参照すべきかわからない」、しまいにはインシデントや不正検知があった場合に「迅速な対応ができなかった」といった事態にもなりかねません。

ログ管理ツールによって、どの機能を付与するか、またUIも異なります。管理者、アクセスできる担当者がどの程度ツールを利用できるリテラシーがあるのかを考慮し、一元管理しやすいものを選定しましょう。

 

十分なセキュリティ対策も合わせておこなう


ログ管理ツールを導入する際に注意すべきポイントの一つは、十分なセキュリティ対策を併せて行うことです。

ログデータには組織の機密情報や重要なイベントが含まれていることから、不正なアクセスや情報漏洩を防ぐために適切な対策を講じておかなければなりません。ログ管理ツールを入れればセキュリティが万全というわけではなく、製品ごとのセキュリティ基準、自社のポリシー基準に合うか、また利用者のアクセス権限の制御についても確認しておきましょう。

まず、ログ管理ツール自体のセキュリティ機能を確認しましょう。データの暗号化、アクセス制御、脆弱性対策などが適切に実施されているかを確認します。また、ツールが最新のセキュリティ規格や法的要件に準拠しているかも重要です。

次に、アクセス制御に注目が必要です。ログデータへのアクセス権限を適切に管理することが重要になります。必要なユーザーにのみアクセス権を与え、不正なアクセスや情報の不正利用を事前に防止することが重要です。

さらに、ログデータの保管場所やバックアップの方法も導入検討時に視野に入れておきましょう。データの保管先が安全であり、適切なバックアップ手法が採用されていることが重要です。データの消失や破損を防ぐために、定期的なバックアップと災害対策を考慮しましょう。

ログ管理システムを導入して運用・保守にかかるコストを削減しよう!

ログ管理システムの導入により、運用・保守にかかるコストを削減できます。ログ管理システムはログの自動収集や一元管理を可能にし、手動作業の削減と効率化を実現します。これにより、人的リソースの削減や作業時間の短縮が可能です。

また、ログデータの監視や異常検知、自動レポート生成などの機能により、問題の早期発見と迅速な対応が可能となります。これにより、セキュリティインシデントの被害やシステム障害の発生を防ぎ、コストを削減できます。さらに、法的要件や監査への対応も円滑化され、コンプライアンス遵守にも貢献します。

ログ管理システムの導入はコスト削減と効率化に繋がる重要な一手です。

 

 

 

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