ECサイト立ち上げツール10選
ECサイト立ち上げツールは、さまざま存在します。そのため、自身のビジネスモデルや目標に合ったプラットフォームを選ぶことが重要です。ここではECサイト立ち上げツールを10個紹介していきます。それぞれで解説している内容を参考に、自分がこれから販売を考えている商品や想定している予算に合ったECサイト立ち上げツールを、探していきましょう。
ツール名 | 特徴 | 費用形態 |
楽天市場 | 高いシェアによる集客力の高さ | 月額出店料 + システム手数料 |
Yahoo!ショッピング | 規模が大きい、かつ外部リンクの設定や顧客データが保有できる自由度が高い | 売上手数料(ストアポイント原資負担 / キャンペーン原資負担 / アフィリエイトパートナー報酬原資) |
Amazon | 世界的な知名度による集客力の高さと充実した受発注代行サービス | 大口出品:月額4,900円 小口出品:商品1点あたり100円 |
Shopify | さまざまな集客チャネルとの連携による幅広い利用者層へのリーチ | 決済手数料 + 振込手数料 スタンダード:月額$92 プレミアム:月額$399 |
カラーミーショップ | スピーディーで丁寧なカスタマーサポートとランニングコストの安さ | フリープラン:無料 レギュラープラン:月額4,950円 ラージプラン:月額9,595円 プレミアムプラン:月額39,600円 |
BASE | ノーリスクで行えるキャンペーンやユーザーへの商品情報の通知といった販促支援の充実 | スタンダードプラン:サービス利用料+決済手数料 グロースプラン:月額5,980円+決済手数料 |
STORES | キャッシュフローの速さと業界最安水準の手数料 | フリープラン:決済手数料 |
Qoo10 | 完全成果報酬型による手数料制度と安価に行えるプロモーション | 売上手数料 |
auPAYマーケット | 携帯キャリアのユーザーを活用した高い集客力 LIVE配信やキャンペーンなど充実した集客支援 | 月額5,280円 + 手数料(成約手数料・決済手数料・ポイント原資・アフィリエイト手数料・auスマートパスプレミアム手数料) |
EC-CUBE(イーシーキューブ) | 機能拡張が容易なため、カスタマイズ性が高い | ダウンロード版:無料 クラウド版:※新規受付は停止中 |
楽天市場
内容 | |
運営会社 | 楽天グループ株式会社 |
初期費用 | 60,000円 |
費用形態 | 月額出店料 + システム手数料 スタンダードプラン:月額50,000円 メガショッププラン:月額100,000円 |
特徴 |
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公式URL |
楽天市場は、楽天グループ株式会社が運営するインターネットショッピングモールです。
インターネット通販市場において、2022年時点で、全体の28%のシェアを誇り、会員ID数が1億以上、流通金額は5.6兆円と高い利用者数を誇っています。そのため、規模が大きいことによる信頼性の高さもあります。
加えて、楽天グループでは楽天カードや楽天モバイルといったサービスも展開しており、これらで貯まったポイントを楽天市場で利用することができるため、楽天市場にリピート訪問するきっかけを作ることができます。
また、楽天アフィリエイトと呼ばれる「アフィリエイト」サービスを介した販促が可能で、自分が楽天市場で商品を販売している場合、アフィリエイターが商品を紹介してくれるため、自分の商品を多数の人に知ってもらうきっかけを作ることも可能です。
店舗運営にあたってはRMSサービススクエアと呼ばれる店舗運営支援サービスを提供しているため、自社商品のイメージに合わせたサイトデザインにしたり、店舗管理や運営体制の強化などを実施することができ、店舗運営にあたってのサポートが手厚いことも特徴の1つです。
Yahoo!ショッピング
内容 | |
運営会社 | ヤフー株式会社 |
初期費用 | 無料 |
費用形態 | 売上手数料(ストアポイント原資負担 / キャンペーン原資負担 / アフィリエイトパートナー報酬原資) |
特徴 |
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公式URL |
Yahoo!ショッピングは、ポータルサイトYahoo! JAPANを運営するヤフー株式会社が運営するECショッピングモールです。
Yahoo! JAPANはスマートフォンユーザーの85%が利用している日本最大級のポータルサイトです。Yahoo!ショッピングは、そんなYahoo! JAPANサイト内から誘導されて訪れる利用者も多いため、圧倒的な集客力を誇ります。
また、Yahoo!ショッピングは、初期費用と月額出店料が無料という点も大きな特徴です。月々に支払う利用料は、Yahoo!ショッピング内で実施されるキャンペーンの原資やユーザーが商品を買った際に獲得するポイントの料金といった手数料のみとなります。そのため、ECサイト開店時にまとまった資金がなくても、出店ができることはメリットです。
また、Yahoo!ショッピングでは店舗ページに外部リンクを設定することが可能です。そのため、すでに自分のECサイトを持っている場合は、自分のECサイトへの誘導が可能なため、新規顧客開拓に繋げることができます。加えて、顧客のメールアドレスを保有することもできるので、自分でプロモーションやマーケティングをすることが可能で、自由度が高い点も特徴の1つです。
Amazon
内容 | |
運営会社 | アマゾンジャパン合同会社 |
初期費用 | 大口出品:月額4,900円 |
費用形態 | 基本成約料 + 販売手数料 |
特徴 |
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公式URL |
Amazonは、アメリカの大手IT企業 Amazon.comが運営するECサイトです。
Amazonの特徴は、出品方式であるという点です。楽天市場やYahoo!ショッピングと異なり、1つの商品ページにさまざまなショップが出品します。出品方式は、「小口出品」と「大口出品」があり、「小口出品」は1ヵ月に1~49点の品を販売する場合の出品方式で、
「大口出品」は50点以上販売する場合の出品方式です。それぞれで初期費用が異なるといった特徴があります。
また、Amazonは全世界で利用されており、知名度が高く、高い集客力を誇ります。先ほど解説したように出品方式のため、Amazon内で自分が販売する商品を上位表示させることができれば、売上アップにつなげることができます。利用者が全世界にいることから国内のみならず、国外にも商品を販売できることも特徴の1つと言えます。
加えて、AmazonではFBA(フルフィルメント by Amazon)と呼ばれる受発注代行サービスを提供しており、入荷や商品保管、配送、返品など、受発注に関わる全ての業務を代行してくれます。そのため、自分達で倉庫を持つ必要がなく、物流の手間を軽減することができます。
Shopify
内容 | |
運営会社 | Shopify inc. |
初期費用 | 無料 |
費用形態 | 決済手数料 + 振込手数料 スタンダード:月額$92 プレミアム:月額$399 |
特徴 |
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公式URL |
Shopifyは ECサイトを簡単に開設することができるプラットフォームで、カナダ発の企業 Shopify inc.が運営し、175カ国で利用されています。
楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonは「場所」を借りて商品の販売をするのに対して、Shopifyは「自分だけの店舗」を新規で開業する形になります。そのため、楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonと比較して、集客は自分達で行なう必要があります。
ここまで解説してきたECサイト立ち上げツールと比較すると難易度が高いように思われますが、ShopifyはInstagramやTikTokなど、さまざまな集客チャネルと連携して、商品を販売することができ、SNSで販促後、ユーザーを離脱させることなく、商品までリーチさせることができます。そのため、広い利用者層にアプローチすることが可能です。
また、デザインの自由度が高く、機能拡張性にも優れていることから、ブランドイメージを表現しやすく、楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonなどと比較すると商品のブランドイメージを確立しやすい点が特徴的です。
【おすすめ情報】Shopifyで海外配送される事業者の方へ
商品が購入された後の発送業務は、事業者にとって手間と労力がかかる大きな課題となります。送付先ごとに送料の安い運送会社を選ぶ、各運送会社の送り状に情報を入力する、繁忙期には人員を増やして対応するなど、コストや労力の面での課題が山積みです。そこで、海外配送自動化プラットフォームのAnyLogiの活用がおすすめです。
AnyLogiは、Shopifyからの受注情報を自動で取り込み、複数の運送会社の送料と発送完了日を一目で確認できるサービスです。さらに、Shopifyのチェックアウトページに送料や関税を表示させる機能、送り先住所の自動翻訳機能など、事業者の手間を大幅に軽減する機能が充実しています。
AnyLogiを提供しているAnyMind Groupには、世界13ヵ国の豊富なグローバル知見があるので、越境ECの経験や知識がない事業者でも、安心してビジネスを展開できるサポートが整えられているのも魅力の1つです。
▼AnyLogiはこちら(外部サイトへ遷移します)
https://anylogi.com/ja
カラーミーショップ
内容 | |
運営会社 | GMOペパボ株式会社 |
初期費用 | フリープラン:無料 レギュラー/ラージプラン:3,300円 プレミアムプラン:22,000円 |
費用形態 | フリープラン:無料 レギュラープラン:月額4,950円 ラージプラン:月額9,595円 プレミアムプラン:月額39,600円 |
特徴 |
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公式URL |
カラーミーショップは、GMOペパボ株式会社が運営するECサイト立ち上げプラットフォームです。仕組みとしては、先ほど解説したShopifyと同様で、カラーミーショップを利用すれば、ECサイトを新規で開業することができます。
カラーミーショップは2005年に開始されたサービスのため、ノウハウが蓄積されています。さらに、スピーディーで丁寧なカスタマーサポートがあるため、初心者でも安心して、 ECサイトを立ち上げ、運営できることが特徴として挙げられます。
また、ランニングコストが安く、フリープランの場合は初期費用・月額費用ともに無料でサイトを立ち上げることができ、かかる費用は販売手数料のみとなります。有料プランの場合は、かかる費用が初期費用・月額費用のみとなるため、月々の売上をある程度見込める場合は、有料プランでサイトを立ち上げることで、かなりの収益を見込めることも魅力の1つと言えます。
BASE
内容 | |
運営会社 | BASE株式会社 |
初期費用 | 無料 |
費用形態 | フリープラン:サービス利用料+決済手数料 グロースプラン:月額5,980円+決済手数料 |
特徴 |
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公式URL |
BASEは、ECサイト立ち上げプラットフォームでBASE株式会社が運営しています。Shopifyやカラーミーショップ同様にECサイトを新規で開業することができるサービスです。
BASEは、フリープランであれば初期費用と月額費用が0円で、かかる費用は販売手数料のみのため、ノーリスクでECサイトを立ち上げることができます。また、操作方法が簡単だったり、チャットでのオンラインサポートやECサイト運営のノウハウが知れるセミナーを定期的に実施していたりと、初心者でも安心して、 ECサイトを立ち上げられる体制が整っています。加えて、サイトのデザインが豊富に揃っているので、ブランドや商品の魅力を自由に伝えることができます。
また、クーポンが定期的に発行され、ディスカウントされた金額はBASEが負担してくれたり、登録者数累計1,100万人のサービス「Pay ID」を活用して、ユーザーにショップや商品の最新情報が通知されたり、リピートユーザーを創出できる販促支援なども充実していることが特徴です。
STORES
内容 | |
運営会社 | STORES株式会社 |
初期費用 | 無料 |
費用形態 | フリープラン:決済手数料 スタンダードプラン:月額2,980円+決済手数料 |
特徴 |
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公式URL |
STORESは、STORES株式会社が運営する ECサイト立ち上げプラットフォームです。
STORESの特徴としては、利用料金や手数料の安さが挙げられます。具体的には、月額料金無料のフリープランの場合は決済手数料が売上の5%で、月額料金2,980円のスタンダードプランの場合は決済手数料が3.6%と業界でも最安水準の利用料金や手数料となっています。
また、キャッシュフローがはやく、STORESでの売上が計上されるのは購入者が決済を行ったタイミングなので、受注販売や予約販売をする場合には向いていると言えるでしょう。加えて、スピードキャッシュという翌日に売上が入金されるサービスもあるので、急な仕入れ対応にも助かるサービスが付随しています。
前提として、操作性が高く、Webに関する知識がなくても、簡単にECサイトの立ち上げを実施することができますが、操作性の高さに加えて、専門家が電話でサポートしてくれるので初心者でも簡単にECサイトを立ち上げることができるでしょう。
Qoo10
内容 | |
運営会社 | eBay Japan合同会社 |
初期費用 | 無料 |
費用形態 | 売上手数料 |
特徴 |
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公式URL |
Qoo10は、アメリカのオンライン・マーケットプレイス「eBay」が運営するオンラインショッピングモールです。楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングと同様の形態で、これらに次ぐ4番目の流通規模を誇るサービスとなっています。東南アジアでの展開が強いため、越境ECを検討している方にはおすすめのサービスです。
Qoo10の最大の特徴は、完全成果報酬型で売れた金額のみ販売手数料として発生する点が挙げられます。月額固定費や決済における決済手数料はかからないので、リスクを抑えて、出店をすることができます。販売手数料は商品の種類によって異なり、6〜10%程度です。
また、Qoo10はモール自体が積極的にプロモーションをおこなってくれるため、集客力に期待でき、Qoo10内で露出を増やしたい場合はプロモーションが1回1,000円〜5,000円と低価格で実施することができるので、販促支援も安価に行なうことができます。
加えて、出店の申請後最短3日でQoo10上でショップを出店することができ、楽天市場やYahoo!ショッピングと比較すると、審査や契約がシンプルで出店しやすい環境です。
auPAYマーケット
内容 | |
運営会社 | auコマース&ライフ株式会社 |
初期費用 | 無料 |
費用形態 | 月額5,280円 + 手数料(成約手数料・決済手数料・ポイント原資・アフィリエイト手数料・auスマートパスプレミアム手数料) |
特徴 |
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公式URL |
auPAYマーケットは携帯キャリア「au」を展開するKDDI株式会社とauコマース&ライフ株式会社が運営するECサイトです。
携帯キャリアならではの「auかんたん決済」システムや携帯の支払いで溜まったポイントをauPAYマーケット内で利用できます。また、LIVE配信で商品を紹介するサービスもあり、auPAYマーケットアプリから生配信で商品をみながらコメントや応援などができ、気に入ったらそのまま購入できるというようなサービスも存在します。キャンペーンなども充実しており、集客支援が整っていることは、auPAYマーケットの特徴の1つと言えます。
また、楽天市場やYahoo!ショッピングなど、国産のECモールと比較すると規模が小さいため、auPAYマーケット内でECサイトを立ち上げれば、競合が少なく、優位性を得やすいといった特徴もあります。
加えて、auPAYマーケットで出店すると、中国人向けの日本商品に特化したECサイト「豌豆公主(ワンドウ)」へ販売することもできるので、越境ECが同時に行える点も魅力となっています。
EC-CUBE(イーシーキューブ)
内容 | |
運営会社 | 株式会社イーシーキューブ |
初期費用 | ダウンロード版:無料 クラウド版:※新規受付は停止中 |
費用形態 | ダウンロード版:無料 クラウド版:月額費用(販売額に応じて変動) |
特徴 |
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公式URL |
EC-CUBE(イーシーキューブ)は株式会社イーシーキューブが提供するECサイト構築・管理ができるソフトウェアです。
楽天市場やAmazonといったモール型のECサイトやShopifyやカラーミーショップといったECサイトを立ち上げるプラットフォームと異なり、EC-CUBEは、ECサイト立ち上げに必要なソフトウェアを提供しています。
ECサイトの作成および運営に不可欠な機能が網羅されているので、ECサイトを0から容易に構築することができます。加えて、ECサイトの規模やビジネスに応じて、必要な機能を追加していくことができ、顧客管理や販促などは簡単に機能拡張することができるので、カスタマイズしやすい点も特徴の1つです。
クラウド版とダウンロード版にわかれ、ダウンロード版は無料でインストールできるもののシステムの専門知識が必要です。一方で、クラウド版はシステムの専門知識は不要ですが、月額利用料がかかります。また、それぞれ共通して、決済システムについては別途自分自身で契約していく必要があります。
【kyozon編集部おすすめ】人気のECサイト構築サービス
ここまでおすすめのECサイト構築サービスを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。それぞれ特徴は異なり、かかってくる費用も異なります。数あるECサイト構築サービスの中でも、ここではkyozon編集部がおすすめするサービスを紹介していきます。
楽楽リピート
内容 | |
価格 |
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主な特徴 |
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- 業種:サービス / 外食 / レジャー系
- 会社名:株式会社マイナビ
- 従業員規模:5000人以上
- 部署:情報システム部門
- 役職:係長・主任クラス
- 業種:小売 / 流通 / 商社系
- 会社名:-
- 従業員規模:31〜100人
- 部署:経営企画部門
- 役職:係長・主任クラス
楽楽リピートは、新規顧客獲得に向けたLP制作や、獲得したユーザーのナーチャリングに活用できるCRM機能を標準搭載した、ECカートシステムです。
広告分析機能もあり、広告の効果を継続的に測ることもできます。また、複数の広告をグループ化することで、広告ごとのCVRやCPOが抽出でき、広告の組み合わせによる費用対効果も比較・分析可能な利便性の高いツールです。
リピストX(クロス)
内容 | |
運営会社 | 株式会社リピスト |
初期費用 | 利用規模によって異なる |
費用形態 | 利用規模によって異なる |
特徴 |
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- 業種:小売 / 流通 / 商社系
- 会社名:-
- 従業員規模:101〜300人
- 部署:マーケティング部
- 役職:係長・主任クラス
- 業種:メーカー / 製造系
- 会社名:-
- 従業員規模:1001〜5000人
- 部署:情報システム部門
- 役職:係長・主任クラス
リピストX(クロス)は、リピーター向けマーケティングサービスとして、顧客ロイヤルティの向上とビジネス成果の拡大を支援します。
リピストX(クロス)の特徴として、リピーターの獲得と活性化させることができる点が挙げられます。独自のアルゴリズムによって、顧客の嗜好や購買履歴を分析し、最適なタイミングで価格や同梱物を設定できるため、リピート率を向上させることができます。
また、カスタマーサポートも充実しており、リピストXの専門チームが利用者をサポートし、質問や問題解決に迅速かつ丁寧に対応しています。
月間の受注件数や利用規模に合わせて最適なプランを提案可能なので、事業規模に合わせて無理のない予算で使える料金体系となっております。
【OMO/オムニチャネル対応】W2 Unified(旧:w2Commerce)
内容 | |
運営会社 | W2株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
費用形態 | 要問い合わせ |
特徴 |
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- 業種:コンサルティング / 専門サービス系
- 会社名:-
- 従業員規模:11〜30人
- 部署:マーケティング部
- 役職:部長・課長クラス
- 業種:サービス / 外食 / レジャー系
- 会社名:名鉄観光サービス株式会社
- 従業員規模:301〜1000人
- 部署:マーケティング部
- 役職:一般社員・職員
W2 Unified(旧:w2Commerce)は、W2株式会社が提供する統合型ECプラットフォームです。
Amazonや楽天市場など、マルチチャネル販売を一元管理し、レスポンシブデザインと高いカスタマイズ性により、ユーザーが快適にECサイトで商品を売買することを可能にします。加えて、多彩な決済方法に対応し、注文管理や在庫管理を効率化することができます。ECシステム開発歴15年以上のノウハウが詰まった、1,000以上の機能が標準搭載されています。
また、充実したマーケティング機能により、集客支援や顧客データの分析が可能です。W2 Unifiedはオープンソースのため、豊富な機能性と柔軟性を備えており、中小〜大企業まで頼りになるECパートナーとなるでしょう。
【D2Cリピート通販向け】W2 Repeat (旧:リピートPLUS)
内容 | |
運営会社 | W2株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
費用形態 | 要問い合わせ |
特徴 |
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- 業種:輸送 / 物流 / 交通 / 倉庫系
- 会社名:-
- 従業員規模:11〜30人
- 部署:営業・販売部門
- 役職:係長・主任クラス
- 業種:メーカー / 製造系
- 会社名:日本ライフ製薬株式会社
- 従業員規模:31〜100人
- 部署:営業・販売部門
- 役職:一般社員・職員
W2 Repeat(旧:リピートPLUS)は、W2株式会社が提供するリピートEC向けのソリューションです。
W2 Repeatは、リピーターを対象にした特化機能やセグメンテーション機能を提供し、リピート購入の促進や個別最適化されたマーケティング施策を展開することができます。
また、プロモーションの管理なども簡単に行えます。さらに、データ分析とレポーティング機能により、顧客行動の把握や施策の改善が行えるので、業務効率化を促進することも可能です。
このように、W2 Repeatは、顧客ロイヤリティの向上や売上の拡大を目指す企業など、定期購入ビジネスを支援する優れたECサイト立ち上げツールであると言えます。
【食品業界向け】W2 Repeat Food(旧:リピートPLUS FOOD)
内容 | |
運営会社 | W2株式会社 |
初期費用 | 要問い合わせ |
費用形態 | 要問い合わせ |
特徴 |
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- 業種:金融 / 保険系
- 会社名:-
- 従業員規模:301〜1000人
- 部署:マーケティング部
- 役職:部長・課長クラス
- 業種:メーカー / 製造系
- 会社名:株式会社東ハト
- 従業員規模:301〜1000人
- 部署:広報・PR部門
- 役職:係長・主任クラス
W2 Repeat Foodは、飲食業向けのリピート注文管理ソリューションであり、注文管理の効率化やリピート注文の促進に特化しています。
飲食業者は、W2 Repeat Foodを利用することで、注文フォームをカスタマイズしたり、顧客のオンライン注文を効率的に処理することができます。
加えて、顧客の過去の注文履歴を活用し、リピート購入を促すメッセージや特典を提供することで、顧客の継続的な注文を促進します。また、顧客情報の一元管理とセグメンテーション機能により、ターゲットに合わせたマーケティング施策を展開し、顧客ロイヤリティを向上させることができます。
さらに、詳細なレポートとデータ分析により、売上データや顧客行動を把握し、経営戦略の立案に役立たせることができます。このように飲食業者にとって、W2 Repeat Foodは、顧客ロイヤリティの向上と売上拡大を実現するための強力なツールです。
そもそもECサイトを構築する方法は5種類に分かれる
ECサイトを構築する方法は、「ECモール」「ASP」「オープンソース」「ECパッケージ」「フルスクラッチ」の5種類に分けられます。それぞれコストがかかるものがあったり、コストはかからずとも一定のプログラミング知識などが求められたりする場合があります。ここではそれぞれの特徴について詳しく解説していきます。
ECモール
ECモールとは、複数の事業者が出品・出店しているインターネット上のショッピングモールのことです。代表的なサービスとして、楽天市場やAmazonなどが挙げられます。
ECモールでは一つのウェブサイト上で複数の事業者の商品を取り扱うことができます。また、販売者に対して商品の登録や出荷サポート、決済処理などの機能を提供し、集客やマーケティングの支援を受けられるといったメリットがあります。
一方で、ECモールの手数料や規約に従う必要があるため、価格設定や販売方法、プロモーションの制約など、自由な事業展開をするにあたって制約が生じてしまいます。また、売上に対して手数料が発生するため、ECモールを利用する場合、手数料が負担となり、収益を圧迫する可能性も考慮する必要があります。
ASP
ASPは、 (Application Service Provider)の略で、インターネット上にて、独自ドメイン(URL)を取得し、ECサイトを容易に構築することができます。
また、テンプレートが豊富にあり、デザインのカスタマイズを容易に行うことができます。外観やレイアウトを自由に変更することができるため、独自のブランドイメージやデザインに合わせたECサイトの作成を可能にします。
加えて、ASPでは、商品評価やレビュー、クーポンコードの利用、メールマーケティングなどの機能を搭載しているため、機能拡張も容易に行なうことができます。そのため、開発や運営に関する負担を軽減することが可能です。
オープンソース
オープンソースのECサイト構築方法では、無料または低コストで入手できるオープンソースのECソフトウェアを使用します。例えば、MagentoやWooCommerceなどが挙げられます。
オープンソースのメリットとしては、カスタマイズ性と柔軟性が高く、自分のニーズに合わせてECサイトを構築できることです。
また、オープンソースのECソフトウェアの多くは無料で入手することができます。そのため、予算に制約のある小規模な事業者や個人はECサイトを低コストで構築することができます。ただし、開発やカスタマイズには、技術的な知識や経験が必要です。ソフトウェアのインストールや設定、カスタマイズ、セキュリティの管理など、一定の技術的な理解や経験が求められるでしょう。
加えて、サポートが限定的なため、メンテナンスやアップデートについても自身で管理する必要があり、一定の時間と労力が必要となります。
ECパッケージ
ECパッケージは、ECサイト構築に必要な要素がパッケージ化されたソリューションで、商品管理や注文処理、在庫管理、決済処理などの機能が含まれています。
そのため、基本的なECサイトを比較的短期間で構築することができます。また、ソフトウェアのサポートやアップデートを提供しているため、安定性とセキュリティは担保されているといえるでしょう。
一方で、事前に設計されたテンプレートや機能を使用するため、カスタマイズをする場合は、ライセンス料やサブスクリプション料金などの初期費用に加えて、追加費用が発生します。コストをなるべく抑えたいという方には不向きと言えます。
フルスクラッチ
フルスクラッチとは、ECサイトを完全に自分で開発する方法です。
フルスクラッチの利点は、完全なカスタマイズ性と自由度があります。他のソリューションやテンプレートに制約されないため、販売する商品やサービスのニーズに応じた独自の機能を追加することが可能です。
一方で、ゼロからECサイトを立ち上げるため、Web開発のスキルや経験が求められ、スキルが不足している場合、開発やメンテナンスが困難になる可能性があります。また、サイトの保守やアップデートも自身で行う必要があるため、定期的なメンテナンスが求められ、バグの発生など、場合によってはかなりの時間が必要になるケースもあります。
ECサイト立ち上げツール利用のメリット
ECサイト立ち上げツールでは、予算を抑えつつ自由度の高いカスタマイズが可能であり、さらにはサポート体制が充実しているため、初心者でも安心してECサイトを運営することができます。本章では、ECサイト立ち上げツールを利用するメリットである「予算を抑えられる」「カスタマイズが可能」「サポート体制が充実」をそれぞれ具体的に解説していきます。
予算を抑えられる
ECサイト立ち上げツールを利用することで、独自のECサイトを作成するために必要な開発費用を抑えることができます。
例えば、立ち上げツールに搭載されているテンプレート機能やデザインツールを使用することで、デザイナーやプログラマーを雇う必要がなくなるため、サイト立ち上げにかかる費用を抑えることができます。
また、ホスティングやセキュリティの設定など、基本的な機能やインフラストラクチャがパッケージ化されているため、追加のコストを抑えることが可能になるのです。
このようにECサイト立ち上げツールを利用することで、0からECサイトを立ち上げるよりも予算を抑えることができるのです。
カスタマイズが可能
ECサイト立ち上げツールは、利用者に対して幅広いカスタマイズオプションを提供しています。利用者は既存のテンプレートを活用しながら、自身のブランドイメージにふさわしい独自のデザインやレイアウトを自由に選択することができます。
さらに、商品カタログの管理や支払いオプションの設定、顧客情報の収集など、ECサイトの中核的な機能を調整・カスタマイズすることも容易です。
これにより、個別のオンラインストアを立ち上げ、他のサイトとの差別化を図ることができます。
サポート体制が充実
ECサイト立ち上げツールを提供する企業は、利用者に対して包括的なサポート体制を整備しています。通常、利用者はチャット、メール、電話などを通じて専門のサポートチームに疑問や問題を報告することができます。
また、初心者でも利用しやすいように、操作マニュアルやチュートリアルビデオなどの教育資料も提供されています。加えて、システムの安定性とセキュリティを維持するため、セキュリティの強化や定期的なアップデートなどのメンテナンス作業も実施されています。
このように、ECサイト立ち上げツールはサポート体制が充実しているため、ツールを利用することで安心してECサイトを運営することができるのです。
ECサイト立ち上げ時にチェックするべきポイント
ECサイトの立ち上げにおいてビジネスの成功確率を高めるためにチェックするべきポイントは大きく、「ビジネスモデルや商品・サービスと互換性があるか」「利用料金が適切であるか」「カスタマーサポートが充実しているか」「レビューや評価が高いか」の4つが挙げられます。ここではそれぞれについて詳しく解説していきます。
ビジネスモデルや商品・サービスと互換性があるか
ECサイトを立ち上げる際にチェックするべきポイントの1つとして挙げられるのが、ビジネスモデルや提供する商品・サービスとの互換性です。
これは、ECサイトが事業の目的や戦略に合致しているかどうかを評価することを意味します。例えば、ECサイトが特定の商品を販売する場合、その商品がオンラインで需要があるかどうか、競合他社との差別化要素はあるか、物流や在庫管理などの運営面で問題は生じないかなどを確認・検討しましょう。
ビジネスモデルや商品・サービスとの互換性が高ければ、ECサイトの成功確率を高めることができますよ。
利用料金が適切であるか
ECサイトの利用料金は、販売する商品や提供するサービスに合わせて適切に設定する必要があります。商品の性質や市場の競争状況、顧客の支払い意欲などを考慮して、利用料金を見極めていくことが重要です。
そのため、異なる商品カテゴリや需要のある市場では、価格帯や顧客の購買意欲が異なる場合があります。例えば、高級ブランド商品の場合、高めの利用料金を設定することが適切な場合もあります。
一方で、競合他社が同じ商品を低価格で提供している場合、価格競争に参加することも考慮する必要があります。重要なのは、商品やサービスの付加価値と利用料金のバランスを取って、選定していくことです。顧客が提供される価値を理解し、それに見合った利用料金であるかを見極めることで収益が最大化しやすくなります。
カスタマーサポートが充実しているか
ECサイトの成功には、カスタマーサポートの充実が欠かせません。顧客が問い合わせやトラブルを抱えた場合、迅速かつ適切に対応することが重要です。
充実したカスタマーサポートは、顧客満足度を向上させ、口コミやリピート購買の促進につながります。カスタマーサポートの充実度を確認するには、適切なチャネル(電話、メール、チャットなど)を提供し、対応時間や問題解決のレベルを明確にする必要があります。顧客が問題を抱えた際にサイトから離れずに解決できる環境があるかはチェックしておきましょう。
レビューや評価が高いか
ECサイトの信頼性や品質を判断する指標として、レビューや評価は重要な要素です。
まずは実際にECサイトを利用しているユーザーのレビューを読んでみましょう。配送が早かったり、決済までがシームレスだったりといったユーザーの評価を見ることで、ツールの利点や欠点を把握することができます。
加えて、評価サイトでの評価も参考にしてみてください。他のユーザーの意見や経験を知ることで、ツールの信頼性や実用性を判断する手助けになります。公式サイトでは、利用者の成功事例やサポートの質などについても紹介されていることがあるので、そういった評価も参考にしてみることで、最適なツールを選定することができます。
ECサイト構築サービスを比較する際の注意点
ECサイト構築サービスを比較する際には、総合的な視点で注意点を押さえ、長期的な成功と安全性を確保するための判断を行うことが重要です。
注意点を押さえずにツールの選定を判断すると後々追加費用が必要となったり、信頼性の低下や法的なトラブルのリスクを招く可能性があります。また、商品が適切に販売できず、売上や収益を立てることが難しくなってしまうこともあります。
ここではサービスを比較する際の注意点について詳しく解説していくので、しっかりと押さえていきましょう。
費用のみを比較して判断しない
ECサイト構築サービスの選択において、費用だけで判断するのは誤りです。安価なサービスを選ぶことで初期費用を抑えられるかもしれませんが、将来的な運営コストやサポートの品質に影響を及ぼす可能性があります。
サービスの提供内容や品質、カスタマーサポートの充実度などを総合的に考慮し、長期的な視点で判断していきましょう。
セキュリティ面の安全性について確認しておく
ECサイトでは、顧客の個人情報や支払い情報などのデータが扱われますので、セキュリティ対策は非常に重要です。サービス提供会社がどのような対策を講じているかを確認しましょう。具体的なセキュリティ対策としては、次のようなものが挙げられます。
SSL暗号化
SSL(Secure Sockets Layer)暗号化は、Webサイトとユーザーのブラウザ間のデータ通信を暗号化する技術です。これにより、第三者がデータを傍受や改ざんできないように保護します。サービス提供会社がSSL暗号化を提供しているか確認しましょう。
支払いカード業界のセキュリティ基準(PCI DSS)への準拠
PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)は、クレジットカード業界が定めたデータセキュリティ基準です。この基準に準拠することで、顧客の支払い情報を保護します。サービス提供会社がPCI DSSへの準拠を公表しているか確認しましょう。
以上の対策が適切に実施されているかを確認することで、ECサイトのセキュリティを保護することができます。使用するツールは上記のセキュリティ対策が万全に行われているかを考慮して選定していきましょう。
マーケティング戦略を立案する
ECサイトを運営する上で、マーケティング戦略は非常に重要です。適切な集客や顧客獲得のための機能やツール、SEO対策などが提供されているかを確認しましょう。例えば、レコメンド機能や分析ツール、SNS連携機能などがあるかどうかを確認し、自社のマーケティング戦略に合致しているかを判断します。また、ECサイト構築サービス自体がSEOに配慮した設計や機能を持っているかも確認すると良いでしょう。
まとめ
ECサイトを立ち上げるにあたって、検討するべきことはさまざまあります。事前にチェックするべきポイントや注意点を考慮せずに、ツールを検討してしまうと、後々大きな損失に繋がりかねません。本記事で解説した内容を参考に、ぜひ自分の販売したい商品や製品、ビジネスモデルに合ったECサイト立ち上げサービスを選定し、ビジネスを成功に導いていきましょう。