人手不足でお悩みの方は
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そもそも暗号化とは？
暗号化とは、大切な個人情報を他人にわからなくするための技術です。
たとえば、パスワードをそのまま端末に保存するだけでは、保存先から簡単に抜き取られてしまいます。さらに、抜き取られたパスワードは、比較的簡単に解読がおこなえるため、結果的に個人情報が漏洩してしまうのです。
暗号化を使うことでパスワードに鍵がかかる上、パスワードは元のパスワードとはまったく異なるものにデータに変換されているため、解読も容易ではありません。
現在ではWebページの送受信や電子メール、無線LANによる通信データのやりとりでも暗号技術は使用されています。そのほか、電子署名や電子証明など、改ざんがされていない証明としても暗号化技術は活用されているのです。
【kyozon編集部おすすめ】人気の情報管理サービス
情報漏洩を未然に防ぐためには、多方面からのセキュリティを強化するのがおすすめです。暗号化ソフトとあわせて導入したい人気の情報管理サービスを紹介するので、ぜひ検討してみてください。
漏洩チェッカー
| 内容 | |
料金プラン | 1台100円〜 |
無料トライアル | ◯ |
特徴 | PC1台100円から手軽に始められる 目的に応じて利用したい機能単位で契約ができる クラウドサービスならではの柔軟な対応 |
- 業種：エネルギー / 環境 / リサイクル系
- 会社名：株式会社サニックス
- 従業員規模：101〜300人
- 部署：営業・販売部門
- 役職： 一般社員・職員
- 業種：IT / 通信 / インターネット系
- 会社名：佐藤工業株式会社
- 従業員規模：31〜100人
- 部署：情報システム部門
- 役職：一般社員・職員
漏洩チェッカーは人的ミスなどの内部情報の漏洩を防ぎ、会社や従業員の重要情報を管理するための各種機能を揃えたクラウドセキュリティサービスです。スクリーン監視、フォルダー監視、USBドライブ監視など、機能ごとにカスタマイズしてセキュリティを強化できるほか、PC1台あたり100円〜と低コストで導入できるのが大きな魅力です。
クラウド型のサービスで追加の開発や保守点検費用が発生しないため、スピーディーに導入できるのも漏洩チェッカーのメリットと言えます。
SecureNavi
| 内容 | |
料金プラン | 要問い合わせ |
無料トライアル | ◯ |
特徴 |
|
SecureNaviは、ISMS認証やPマークにおける取り組みを効率化し、組織の情報セキュリティレベルを向上させるクラウドサービスです。従来のようなExcelやWordによるアナログな運用を削減し、無駄のない必要最低限の工数・リソースで認証取得・運用が可能になるため、生産性アップにつながります。
また、マニュアルや動画だけでなく、定期的なコンサルタントとの打ち合わせやチャットサポートなど、手厚いサポート体制も魅力です。
暗号化ソフトの機能
今ではネットを使い、買い物したり予約をしたりが非常に簡単になりました。一方ネット上では、個人情報が簡単にやりとりされています。すなわち、第三者に個人情報やパスワードがみられてしまう恐れがあるのです。
そこで大切なデータ情報を見られないよう管理し、情報に鍵をかけセキュリティを保つ技術が暗号化ソフトです。
暗号化ソフトの機能は、設定したデータ情報とはまったく違うデータに変換し、鍵をかけ保存する技術です。そのため、保存されているときはまったく異なるデータ情報となります。
また、暗号化されたデータ情報を元の情報に戻す際は、暗号化と同じメカニズムを使い解読されます。これを復号と呼び、暗号化と復号どちらも鍵が必要です。
つまり、暗号化する際はこの「鍵」が重要となり、もし鍵が他人に渡ってしまうと、暗号化したパスワードが解読されてしまいます。そのため、鍵の管理は非常に重要です。
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暗号化ソフトを使うメリットとは？
暗号化ソフトは、セキュリティ向上のほかにもメリットは数多く存在します。ここからは暗号化ソフトのメリットを見ていきましょう。
データ情報が解読されにくい
暗号ソフトの大きな特徴は情報漏洩の保全です。情報が漏洩してしまっても、暗号化されている情報は簡単に解読できません。
そのため、外出先でパソコンを置き忘れたり、メールを誤送信したりなどのトラブルでも、データ情報は暗号化されているため簡単には解読されません。
サイバー攻撃の対処
近年サイバー攻撃は年々増加しています。日々気をつけていても手口は巧妙化しており、気がつかないうちにウィルスに感染してしまうこともあるでしょう。
万が一ウィルスに感染してしまっても、暗号化ファイルを入れておくだけで第三者はデータ情報を閲覧したり編集したりはできません。
いつ起こるかわからないサイバー攻撃にも、暗号化ソフトは大きなメリットとなるでしょう。
持ち出された情報データの管理
一部の暗号化ソフトでは、暗号化したファイルを外部持ち出しが可能です。しかし、そのままではセキュリティ面で不安があるため、ファイルを追跡したり遠隔削除したりも可能となります。
重要なデータ情報を暗号化するだけではなく、管理もできるためデータ情報管理に不安がある方におすすめです。
個人でも暗号化ソフトを使うべきか？
現在、個人情報保護法により、企業側は個人情報を厳しく管理することが法律で義務化されました。
企業が個人情報を厳重に扱うことが増えた背景には、個人情報を狙う人物が多くなっている事実があります。そのため、個人情報は企業だけではなくご自身で守る必要もあるのです。
今やスマートフォンの普及により、大容量のデータ情報を簡単に持ち歩けるようになりました。しかし、街中にあるフリーWi-Fiを使用したことによるウィルス感染や、隣や背後の人物に情報を盗み見られるショルダーハッキングも横行している現状です。
個人であっても万が一情報漏洩してしまうと、身近な人の情報も漏洩してしまう上、あなたにも一定の責任が伴うでしょう。
このように、インターネットの利用が当たり前になっている以上、個人であっても情報セキュリティ対策は必須といえます。
【無料あり】暗号化ソフトのおすすめ10選
暗号化ソフトを選ぶ際、ご自身に適した機能やセキュリティ面から選択すると良いでしょう。また、ソフトを導入する点で注意するポイントは次の通りになります。
- 使いやすい操作性
- 導入実績やサポート体制の充実
- USBメモリや外部HDDなどの対応可否
また、無料ソフトには以下の注意点があります。
- セキュリティリスクが高くなる
- サポート体制が不十分
- 有料版と比べ機能面でやや物足りない
これらを踏まえ有料版と無料版にわけて紹介していきます。
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おすすめツール①：ED【無料】
DEの大きな特徴は使いやすさを重視している点です。
基本操作はドラッグ＆ドロップとなり、簡単に暗号化できる仕様となります。セキュリティレベルも4段階で簡単に変更できるなど、暗号化ソフトが初めての方でも使いやすいソフトです。
ただし、容量が大きいファイルは処理速度が遅くなるため、小さなファイルを扱う機会が多い方におすすめです。
「こんな人におすすめ」
・操作性が良いソフトを探している
「こんな人には向かない」
・容量が大きいファイルを扱う状況ではストレスに感じることも
おすすめツール②：FileCapsule Deluxe【無料】
FileCapsule Deluxeは世界的アルゴリズム対応の暗号化ソフトです。主にアメリカ政府が使用しているアルゴリズムを採用しているため、セキュリティ面も安心できるでしょう。
また、対応がWindowsやMacのほかにも、スマートフォンも対応しているため、モバイル環境で暗号化したい方にもおすすめです。
一方、操作性に手間がかかるといった意見があることから、初めて暗号化ソフトを使用する方にはやや不向きといえます。
「こんな人におすすめ」
・モバイルから暗号データを送りたい
「こんな人には向かない」
・暗号化ソフトをまだ使ったことがない
おすすめツール③：アタッシュケース【無料】
アタッシュケースはシンプルな操作性でありながらも、世界基準のセキュリティ性をもつ暗号化ソフトです。2016年にはアップデートをおこない、弱性も改善されたことでさらにセキュリティ性を向上させました。ファイルを多く扱う企業用ではなく、個人用に向いているソフトです。
「こんな人におすすめ」
・シンプルな操作性を求めている
「こんな人には向かない」
・デザインや操作性がシンプルなため、複数のファイル処理には不向きと感じることも
おすすめツール④：暗GO【無料】
暗GOは普段からパソコンを多く使う方に向けて、操作性を優先的に考えた暗号化ソフトです。そのため、暗号化ソフトが初めての方でも安心です。
また、半角文字なら64文字までパスワードが設定できる上、パスワード強度が自動で表示される機能を搭載しています。そのほか、ファイルの圧縮もできるため、メールの添付ファイルにもおすすめです。
「こんな人におすすめ」
・メールで暗号化したファイルを送りたい
「こんな人には向かない」
・長いパスワードが設定できるが、忘れてしまうと複合が困難に
おすすめツール⑤：Renee File Protector【無料】
Renee File Protectorは50万人以上の利用実績がある暗号化ソフトです。ファイルだけではなくパソコン内のフォルダも暗号化できます。データ保存は、非表示・暗号化・書込み禁止・読み取り禁止から選択できるため、既存のデータファイルが安全に確保可能です。
有料版と無料版がありますが、まずは無料版から試すことがおすすめとなります。
「こんな人におすすめ」
・ファイル以外のデータ情報も暗号化したい
「こんな人には向かない」
・無料版の機能とセキュリティ面に不安がある方
おすすめツール①：SafeNet KeySecure【有料】
SafeNet KeySecureは、日本データ管理大手NTTが管理する機密データソリューションです。暗号鍵と暗号化されたデータを物理的にわけるため、どちらかに不具合があっても安全に機密データが守れます。
「こんな人におすすめ」
・日本のデータ技術大手に信頼がある
「こんな人には向かない」
・データ処理できる種類に限りがあるため、多種類のデータを持つ方には不向き
おすすめツール②：Security Module SafeNet HSM【有料】
Security Module SafeNet HSMは第三者評価機関（FIPS、コモンクライテリア）から認定を受けており、セキュリティは安全性が評価されています。ソフトウェアはセキュリティ面で限界がありますが、HSM独自のハードウェアが金庫の役割をし大切な暗号鍵を守ります。
「こんな人におすすめ」
・重要な暗号鍵を徹底的に安全管理したい
「こんな人には向かない」
・ハードウェアを使った物理的な管理は面倒
おすすめツール③：CipherTrust Manager【有料】
CipherTrust Managerは、ファイルを手軽に暗号化と復号できるソフトです。これから暗号化ソフトを使いたい方も操作しやすく、万が一の場合でもメーカーサポートが充実しています。復号用ソフトウェアも不要なため、すぐに簡単に使用できるソフトといえるでしょう。
「こんな人におすすめ」
・これから暗号化ソフトを使いはじめる方におすすめ
「こんな人には向かない」
・ライセンス形態が複雑なため共有が面倒
おすすめツール④：InterSafe FileProtection【有料】
InterSafe FileProtectionの大きな特徴は、ファイルを保存した時点で、自動的に暗号化してくれる機能を搭載しています。そのため、独自の操作やパスワード管理は一切不要。また、閲覧時も独自の操作やパスワードも不要と、利便性とセキュリティ性を兼ね備えたソフトです。
「こんな人におすすめ」
・ファイルを自動的に暗号化してほしい
「こんな人には向かない」
・日本語のみ対応なため、海外向けで使いたい方は不向き
おすすめツール⑤：NonCopy2【有料】
NonCopy2はNECが提供元となる情報漏洩防止ソフトウェアです。ファイル暗号化はもちろんのこと、保護したファイルの持ち出しを禁止することも可能。また、フォルダにファイル保存すれば自動的に暗号化され、閲覧時は自動で復号されるシステムを採用しています。
「こんな人におすすめ」
・暗号化も復号も簡単に簡単スピーディーに済ませたい
「こんな人には向かない」
・200台以上の企業規模には考慮されていない
まとめ
ここまで暗号化ソフトについて紹介してきました。
情報のやりとりが常におこなわれているネットの世界。今や情報管理は個人レベルでも必須になりました。その理由は、ネット上でさまざまなことが便利で手軽になったため、相対的に個人情報のやりとりも多くなった背景があるでしょう。
しかし、危険にさらされている個人情報でも、暗号化ソフトがあればリスクは大きく減らせます。ぜひ、ネットを活用されるのであれば、一度検討してはどうでしょうか。
