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IaaS事業者AWS・Azure・GCPのサービス一覧を徹底比較

2023年1月27日
IaaS事業者AWS・Azure・GCPのサービス一覧を徹底比較
● クラウドサービス

IaaSは事業者によって提供している範囲や料金体系、サポート体制も異なるため、自社に合ったサービスを見つけるのが困難です。 初めて利用する場合やIT部門のリソースが不足している企業はシェアが高くサポート体制がしっかりしている事業者を選びましょう。 今回の記事はシェア率が高いAWS・Azure IaaS・Google Cloud Platformの違いを解説します。 サービスを選ぶポイントや導入メリットも合わせて説明しているので、導入を検討しているご担当者さまは記事を参考に自社に最適なサービスを選んで下さい。

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目次

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IaaSサービスを選ぶ3つのポイント

IaaSサービスを選ぶ3つのポイント

IaaSサービスを提供している事業者は多く、1つのサービスの中にもさらにプランが分かれていて選ぶポイントが分かりづらい点があります。

まず、次の3つに絞って自社の環境に適しているかを判断しましょう。

  1. コスト
  2. 他サービスとの連携
  3. セキュリティとサポート体制

 

コストパフォーマンス

IaaSの料金体型はどの事業者も「どこまでが無料」「どのサービスが有料か」がプランや期間によって異なり、比較が難しい項目です。

毎月平均的に使用しないシステムであれば、従量課金制を選ぶと良いでしょう。

「使ってみてから判断したい」場合もあるので無料トライアルのある事業者がおすすめです。

 

他サービスと連携は問題ないか

システム同士の相性が悪いと、導入したのは良いがかえって保守管理の手間がかかる場合があります。

OSや他サービス・今使っているオンプレミスとの連携・移行が簡単にできるかが重要です。

 

セキュリティーとサポート体制

データセンターは分散され、災害が起きた際回避できるか。日本国内東西に分かれて拠点があるか、サポートは日本語対応しているかなどをチェックしましょう。

事業者の管理体制やセキュリティ対策も確認が必要です。

安定性やサーバーに大きな負荷がかかっても耐えられるかなど稼働実績が分かる資料があればそちらも確認しておけば安心です。

 

大手IaaS|3社のサービスを一覧で比較

Young woman comparing A with B.

2022年の世界のクラウドシェア率は1位Amazon Web Services(AWS)、2位Microsoft Azure、3位Google Cloudという結果でした。

世界3大クラウドサービスといわれる3社であれば、セキュリティ体制は安心です。

3社とも従量課金制であることは同じですが、それぞれ対応しているOSや連携可能なサービスも異なるため、無料期間を利用してトライアルしてみましょう。

 

AmazonWebサービス(AWS)

初期費用がかからず導入が簡単で利用者が多く初心者でも使いやすいです。

  • 初期費用無料:無料
  • 無料トライアル:30日間/Amazon CloudSearch 検索インスタンス時間合計 750 時間
  • 従量課金制
  • サポート体制:平日 10:00〜17:00 はチャット/24時間365日対応/日本語対応
  • 主な機能:Amazon S3/AWS Direct Connect
  • デメリット:サービスの種類が200以上あり選びにくい

 

Azure IaaS

Microsoftが運営しているのでWindowsと相性がよいです。

  • 初期費用無料:
  • 無料トライアル:12か月間無料
  • 従量課金制
  • サポート体制:祝日を除く月曜日から金曜日の24時間/日本語対応
  • 主な機能:LinuxとWindowsの仮想マシンを作ることが可能/Windowsとの親和性が高い

 

Google Cloud Platform(GCP)

Googleが提供しているので信頼性、安全面で定評があります。

AIを用いた機械学習やビックデータの分析を得意としています。

  • 初期費用無料
  • 無料トライアル:90日間有効の $300 分のクレジット
  • 従量課金制
  • サポート体制:ゴールドとプラチナは 24 時間 365 日対応の電話サポート
  • 主な機能:Googleが提供しているインフラや分析、AI技術を利用できる

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IaaSはインフラサービスを提供

IaaSはインフラサービスを提供

そもそもIaaSとはクラウドサービスのどの部分を指し、どのようなことができるのでしょうか。

IaaS(Infrastructure as a Service)とはサーバーや記憶装置などのインフラ環境をネットワーク経由で構築するためのクラウドサービスで、イアース/アイアースと呼ばれます。

同じクラウドサービスのSaaSやPasSの土台となるネットワークインフラです。

サーバーに構築するOSやCPU、メモリ、ストレージなどのスペックを選択できるので、自由度の高い設計が可能です。

 

IaaSで何ができる?

IaaSを利用すればサーバーやネットワークなどのインフラを持たず、自社の目的に合わせて自由に設計できます。

アプリケーションも任意に選択できるため、カスタマイズしやすいことも特長です。

自社専用の仮想ネットワークを構築できる、イメージです。

 

IaaSとPaaS・SaaSとはどう違う?

クラウドサービスを使ったビジネスモデルは、利用する部分によって大きく3種類に分けられます。

IaaSの他にPaaS、SaaSがよく聞かれますがどのような違いがあるのでしょうか。

 

PaaSはミドルウェアやアプリケーションを提供

PaaS(Platform as a Service)はIaaSで構築されたネットワーク環境を基に、ミドルウェアやアプリケーションなどをクラウド上でサービス提供しています。

アプリケーション・ソフトウェアを開発するためのプラットフォームで、主にプログラム言語、OS、データベースなどアプリ開発に必要なサービスです。

IaaSよりもカスタマイズ性は低く、必要な部分だけ使用してソフトウェア開発をしたい場合にはコスト削減にもつながります。

 

SaaSはソフトウェアを提供

SaaS(Software as a Service)はソフトウェア機能を提供するサービスで、IaaSやPassが法人向けに対しSaaSは個人向けに近いイメージです。

用意されたサーバーやOS上で、アプリのダウンロードなしで高機能なソフトウェアを利用できます。

IaaSのようにカスタマイズ性はなく、事業者から提供されているサービスをクラウド上で利用します。

 

 違いのポイント
IaaS

アプリケーション:☓
ミドルウェア:☓
OS:☓
サーバー:〇
ストレージ:〇
ネットワーク:〇

PaaSアプリケーション:☓
ミドルウェア:〇
OS:〇
サーバー:〇
ストレージ:〇
ネットワーク:〇
SaaSアプリケーション:〇
ミドルウェア:〇
OS:〇
サーバー:〇
ストレージ:〇
ネットワーク:〇

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IaaS導入の3つのメリット

IaaSを導入すると、コスト削減だけでなくシステムの構築やその後の変更にも柔軟に対応できるメリットがあります。

 

コスト削減につながる

IaaSはネットワークやOS以外を自由に選択できるので、必要なリソースだけを取り入れ余計なサービスを省けます。

また、ほとんどの事業者は料金システムに従量課金制を採用しているため、使った分しか費用がかかりません。

サーバを用意しなくていいので設置スペースも不要です。

 

構築の自由度が高い

IaaSで提供されているのはシステム構築部分のみなので、その他のソフトウェアやアプリケーションを自由に選択できます。

自社に必要な部分に合わせて選べるため、オーバースペックなシステムになりません。

使いたいOSが選定できる点もメリットの1つです。サーバーを自社で用意する必要がないため管理の手間も省けます。

 

状況の変化にも対応できる

スタートアップや中小企業の場合、業務拡大や縮小によってネットワーク環境の変更が出てくる場合も考えておきましょう。

IaaSならその時に必要なアプリケーションをのせているので、必要によって拡張も縮小も柔軟に変更できます。

また、通信拠点が複数ある事業所ならデータをクラウドに預けることで災害時のリスクヘッジができるため、BCP対策にも効果的です。

 

IaaS導入のデメリット

IaaSは構築の自由度が高いというメリットがある反面、専門知識がある人材の確保や導入前環境を正確な分析が必要です。

 

専門知識が必要

IaaSはネットワークやハードウエア部分のみ提供しているので、当然それ以外の部分は自社で構築・管理が必要です。

クラウドサービスに詳しく使いこなせる人材の確保は、大きな課題となっています。

 

導入前の自社サービス分析が必要

自社にとって必要なアプリケーションを選択するためには、現状のインフラ環境やシステム全体の把握をしなければなりません。

導入してからオンプレミスとのマッチングが悪いと、管理や保守に労力がかかります。

 

まとめ|IaaSサービスはサポート体制とコストパフォーマンスで選択

IaaSサービス事業者を選定するには導入企業によって様々な基準がありますが、コストパフォーマンスとセキュリティ面は重視したいポイントです。

インフラ環境のみクラウドを使い後は自由に設計できるメリットがありますが、その分保守管理や専門知識のある人材確保が必須です。

IT部門にリソースを割けない企業はセキュリティ面が確保され、マニュアルやサポート体制が充実している事業者の利用をおすすめします。

 

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kyozon編集部
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デジタルマーケティングやデータ活用、また組織マネジメント、営業強化など、ビジネスに関係するあらゆる有意義な情報を毎日配信!ユーザーとベンダーのコミュニケーションを活性化させるWebサービスを目指す。

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