【Nota②】iPhone機能の元開発者が携わるサイトについて聞いてみた!|SaaSチャンネル
【kyozon】Vol.78
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=090jbEXaUu4
登壇者プロフィール
1982年生。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。「人間味ある」プログラムづくりを掲げて、高校時代から紙copiなどのソフトウェアを開発し億単位のセールスを記録。2007年より渡米してシリコンバレーで当社(旧Nota Inc.)を設立、グローバル市場でアプリやウェブの開発を手がけ事業を成功させる。現在の海外売上比率は30%以上。2003年度 IPA未踏ソフトウェア創造事業スーパークリエータ認定。(本名:永田 周一)
キャッシュアウトからのスマッシュヒットの裏側とは?
その二つの要因からお金は溶けていく一方でマネタイズポイントもなくユーザーも増えずキャッシュアウトしてしまいました。一定のファンの方はつきましたが、広げきることができませんでした。
帰国した時、当時アメリカで現CTOの増井さんが作っていたものがヒットし始めました。ですが、ユーザー規模が拡大しませんでした。BtoCは最低100万ユーザーはいないとビジネスになりません。 どんどん時代の流れを受けて伸び始めて、2012年頃に300万ユーザー突破しました。その後、広告を打ち出し、何とかサーバ費がまかなえるほどになりました。
最初の5年はアメリカで失敗して戻ってきてからのスタートなので長くかかりました。
Helpfeelへの発展経緯
そこで、どのようにユーザーの使い方を拡張していくかを常々考えていました。 元々整理や管理を行う機能があったので、そこにテキストをくっつけていくと、総合的な管理ツールにしていけるんじゃないかと思いScrapboxを作成しました。 一つのプロダクトにフィットしたところにさらに熱い機能をつけていった感じです。
Helpfeelの導入事例
ダイレクトプリントやネット印刷でのHelpfeelの利用です。 様々な印刷方法があってかなり複雑な中で使用法に困った際に、ウェブ上で『お困りの場合はこちら』というボタンを押すと出てくるのがHelpfeelです。 例えば、はがきに印刷してみたい、フォトショップで納品したいなどの問い合わせをフォームに書いていいただくと、それがどんどん解決していきます。
実は彼はジョブズに誘われてAppleに行ってiPhoneの予測変換機能を作りました。 それが結構ビジネス向けになったので、iPhoneの予測入力的なものを全社ごとにカスタマイズして作っているというのが実態として近いです。 お客様が聞きそうなことをあらかじめ予測して答えを出してくれるものになっています。
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