日報アプリのおすすめ10選｜導入のメリットと比較・検討のポイントを解説

日報アプリのおすすめ10選を紹介

まず、おすすめの日報アプリについて、それぞれの特徴や料金を解説します。

この記事で紹介する日報アプリは以下の10選です。

LINE WORKS

チャットアプリで抜群の普及率を誇るLINEのビジネス版といえるアプリです。ノート機能で日報を作成し、トークルームに投稿することで共有できます。画像も挿入できるため、より詳細な報告が可能です。

管理者はコメントを付けることで、アドバイスや詳細な指示ができるため、情報の共有が進み業務連携が深まるでしょう。

kintone

パーツを組み合わせることで、業務に必要なアプリを生成できる業務改善プラットフォームです。もちろん日報アプリも作成可能です。提出された日報はシステム内に蓄積され、キーワードで検索が可能。情報共有だけでなくノウハウの蓄積にも有効です。

日報くん

マルチデバイスに対応する日報アプリです。作業開始や終了、休憩・再開時にアプリをワンクリックするだけで、業務に費やした時間を記録できます。個人・顧客・案件単位など、さまざまなセグメントで稼働時間を集計できるため、人的リソース配分の最適化に役立ちます。

NotePM

導入企業7,000社を超える、社内Wikiサービスです。マニュアルや業務手順書といったナレッジの共有・蓄積を促進できます。マニュアルの作成や更新、誰が閲覧したかなどの管理が可能です。

日報にも活用でき、上司のコメントまで含めて保管され、後に閲覧が必要な場合は検索により容易に探し出せます。

Talknote

業種・業界を問わず、1,100社以上で導入されている情報共有プラットフォームです。ノートに投稿した日報はタイムラインに時系列で表示され、リアルタイムな共有が可能。投稿へコメントが紐づくフィード型のやり取りが蓄積されていくため、後から参加したメンバーも経緯や背景を把握しやすく、ナレッジの共有が促進されます。

Chatｗork

導入企業数39.7万社、継続率99％を誇る、ビジネスチャット国内利用者数No.1のサービスです。100人までという人数制限はありますが、無料プランでもさまざまな機能が使用でき、日報の提出・管理が十分可能です。官公庁にも採用される程、セキュリティが充実しているため安心して使用できます。

houren.so

画像共有に特化した、社内SNSサービスです。日々の業務の報告が必要な場面で写真を撮影し、コメントを付けて投稿することで日報として活用できます。画像付きの報告はミスコミュニケーションが起きにくい利点があるだけでなく、蓄積された資料としても活用できる点がメリットです。営業資料やSNSへの活用など、さまざまな施策に転用できます。

gamba!

情報共有に特化した社内SNS型の日報アプリです。報告される情報の項目や粒度にばらつきが出ないよう、日報フォーマットのカスタマイズが可能です。

報告者は項目に沿って情報を入力するだけで簡単に日報を作成でき、投稿により共有しコメントをもらえます。メンバー全員に共有することにより、ナレッジ共有が促進されます。

WowTalk

ビジネスチャットツールですが、日報機能が標準装備されています。日報のテンプレートは20種類登録できるため、部署や業務によってフォーマットが違う場合にも対応可能です。提出された日報は、送信者・対象日・ステータスによりフィルタリングできます。

BeWorks

日報管理に重点をおいたグループウェアです。スマートフォンで外出先からも日報の作成が可能です。日報に作業内容を入力すると、案件ごとに紐づき時間数が集約されます。勤怠管理に活用できるだけでなく、案件ごとの対応時間や対応内容も把握可能。上司による承認・コメント機能も付加されています。

日報アプリとは

日報アプリとは、クラウド上で日報を提出・閲覧・管理ができるツールです。

日報の作成には相応の時間が必要で、報告も一方通行になりがちなため、従業員は不満を抱いているケースもあります。日報アプリを活用すれば煩雑になりやすい管理の問題を解消できるだけでなく、日報の作成・提出者もより具体性のある報告ができるようになるでしょう。

日報アプリを導入するメリット

日報アプリはモバイルデバイスにも対応するものが多く、場所や時間を選ばずに提出や閲覧が可能です。日報を書くために帰社するといった無駄がなくなり、リモートワークにおいても、個々の業務状況が把握しやすくなるメリットがあります。

ナレッジやノウハウが蓄積できる

日報アプリに提出された情報は蓄積されます。蓄積されたナレッジやノウハウは会社の資産であり、広く共有することで業務品質の向上に役立ちます。マニュアルや研修資料の作成や顧客動向の把握など、さまざまな用途に活用できるでしょう。

社内コミュニケーションが活性化する

チャットや社内SNSタイプの日報アプリでは、投稿することにより上司だけでなく、ほかのメンバーにも日報が共有されます。コメントを付けることで、アドバイスや質問など気軽にやり取りができるため、社内コミュニケーションが活性化しやすくなります。

日報アプリを比較・選定する際の確認ポイント

想定している活用方法に必要な機能が備わっているかについては、必ず確認しましょう。多くのサービスの料金体系は、ユーザー1名あたりの月額利用料で設定されています。使用する人数や将来の増員も踏まえ、コストがかさみすぎないように注意も必要です。

誰でも簡単に使用できるか

使いやすさは日報の提出率に大きく影響してきます。なかにはIT機器の使用に抵抗がある人材もいます。こうした人材でもすぐに慣れて、問題なく使用できることが大切です。無料プランやトライアルを設けているサービスも多いため、可能な限り活用し事前に使用感を確認しておきましょう。

必要なセキュリティが確保できるか

日報アプリはマルチデバイスに対応するものが多く、外出先からの使用が想定されます。紛失や盗難に備えたセキュリティは必須です。また、私用デバイスからのアクセスによる情報漏洩や、個人のSNSに間違って投稿するなどのリスクもあります。利用できるデバイスに制限をかけられる機能があるかも要確認です。

日報アプリを活用し情報共有を促進しよう

情報共有が滞ると業務に支障が出るばかりでなく、大きなトラブルにつながる恐れがあります。情報共有の手段として従業員に日報の提出を課していても、報告内容に具体性が欠けるなど形骸化しがちなことは否めません。

日報アプリを上手に活用し、報告を上げたくなる仕組みづくりが欠かせないようです。自社にマッチした日報アプリの導入を検討してみてください。