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ブレストとは?知っておくべきルールや手順・アイデアをまとめる方法も解説

投稿日:2023年6月21日 /

更新日:2023年6月21日

ブレストとは?知っておくべきルールや手順・アイデアをまとめる方法も解説
● クリエイティブ● コミュニケーション● 社内コミュニケーション● 組織運営

ブレストとはブレインストーミングの略称で、参加者たちがテーマに沿った自由にアイデアや意見を出す場です。商品開発や事業計画、課題解決などのときに活用される手法で、より多くのアイデアが出ることを重要視します。
本記事では、ブレストがうまくいくためのルールや手順を紹介します。ブレストを実施したい方は、ぜひご参考ください。

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目次

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ブレストとは?

ブレストイメージ

ブレストとは、ブレインストーミング(BrainStorming)の略称で、複数の参加者が特定のテーマに沿ってディスカッションを行い、意見やアイデアを出し合う手法です。

通常の会議では、参加者が順番で発言して報告や連絡などを行うことが一般的でしょう。しかし、ブレストは参加者が自由に発言する場のため、順番や内容などに制限がありません。

自由な発想で多くの意見・アイデアを挙げることで、新たな発見や多角的なアプローチが可能になります。

また、基本的には複数名で行われるブレストですが、一人で行う場合もあります。ほかの人の意見を聞くことができないため自分だけの発想に限られてしまいますが、柔軟な思考を持つことで、今まで思いつかなかったアイデアがひらめくこともあります。

ブレストの目的

ブレストはさまざまな目的で行われます。主に、以下のようなシーンが多いでしょう。

  • 新しい商品・サービスの企画を考えたいとき
  • 課題の解決策を見つけたいとき
  • チームメンバーの考え方を理解し合いたいとき

ブレストは特定のテーマに沿って自由に発言できる場のため、なるべくたくさんの意見を出すことが重要です。そのなかから光った意見やアイデアを見つけ出し、昇華していくことを目的としています。

時おり、ブレストという名のもとの「雑談」や「愚痴大会」などが行われることも見受けられますが、そうならないためにも、最初にテーマを共有することと会議時間を設定することが重要です。

ブレストのメリット

ブレストを行うメリットは、以下の点が挙げられます。

アイデアの組み合わせが作れる

ブレストでは、参加者全員が自由にアイデアを出し合うため、多くのアイデアが出ます。一つのアイデアだけでは形にならなくても、いくつかのアイデアを組み合わせることで新たな価値につながることもあるでしょう。

また、画期的なアイデア同士を組み合わせることで、今まで誰も取り組んでいなかったような企画が思いつく可能性もあります。 柔軟な発想だからこそ、多様なアイデアの組み合わせが可能です。

チームビルディングに役立つ

ブレストを行ううえで重要なのは、誰もが自由に発言できる雰囲気作りです。役職や年齢などに関係なく発言でき、相手の発言を否定しない環境を作ることで、効果的なブレストが行えます。

このような環境作りができたブレストでは、誰がどのような意見を持っているのか、誰がどんな視点で仕事をしているのか、といったことも理解できます。

チームメンバーの意見や考え方を知る機会になり、より一層お互いの理解が進んで絆が深まるでしょう。

 

また、チームワーク構築には社内コミュニケーションツールの活用もおすすめです。以下の記事でも詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてください。

参加者が成長する

ブレストでは、さまざまな意見やアイデアに触れることができます。自分では思いつかなかったアイデアや、自分にはない視点での意見などを聞くことで、自分自身の視野が広くなり成長につながるでしょう。

誰かの意見やアイデアを参考に、自分の発想力も磨かれていきます。

より多角的な視点を持つことができるだけでなく、「相手を理解しよう」という思いやりの心が生まれたり、「一緒に頑張ろう」という協力する気持ちが強まったりする効果もあります。

 

また、人材育成には人材育成ツールの活用もおすすめです。以下の記事でも詳しく紹介しているので、あわせてご参考ください。

ブレストをする上でのルール

ブレストイメージ

ブレストとして時間を設けても、雑談や愚痴などになってしまい失敗することも少なくありません。そこで、最初にルールを決めておくことで、効果的なブレストを実行できます。

ここでは、効果的な時間にするためのルールを紹介します。

アイデアを否定・批判しない

ブレストで重要なポイントが、誰もが自由に発言して多くの意見を引き出すことです。自分と違う意見や、正反対の視点での発言があっても、否定や批判はしてはいけません

発言のなかには、現実的に実現が難しいアイデアや、斬新すぎるアイデアが出てくることもあるでしょう。しかし「それは無理だ」「変だ」などと否定や批判をすることは避けましょう。

否定や批判をするような環境だと、発言することがこわくなり、せっかくの素晴らしいアイデアも出にくくなります。また、ギスギスとした雰囲気になるため、チームの信頼関係にも影響が及ぶリスクもあります。

誰もがリラックスして発言できる雰囲気作りをすることで、頭もやわらかくなり柔軟なアイデアが思い浮かびます。否定・批判をしないことは、ブレストの基本的なルールとして覚えておきましょう。

質より量を重視する

アイデアを出す際に質を重視してしまうと、発言内容を考える時間ばかりがかかってしまい、なかなかアイデアが出てこないでしょう。

最初から素晴らしいアイデアが出てくることは、めったにありません。誰かのアイデアを参考にしたり、他の意見をきっかけにしたりすることで、次々と新しい発想が生まれます。

アイデアや意見の量が多いほど、質の高い発想につながっていきます。そのため、質よりも量を重視して発言することが、ブレストの成功ポイントと言えるでしょう。

無理に判断・結論を出さない

ブレストの場では、最終的な判断や結論を出すことが目的ではありません。あくまでも、たくさんのアイデアや意見を出し合い、次につなげるためのヒントを見つける場だと言えます。

無理に結論を出そうとすると、アイデアが出しきれなかったり、意見の食い違いで口論になったりする可能性もあります。

ブレストのタイミングで必ずしも結論まで至ることは意識せず、自然に意見を出し合うことを重視することをおすすめします。

ただし、出てきた意見やアイデアをそのままにしておくと収拾がつかなくなるため、最終的なアイデアのとりまとめはしておきましょう。

そして、その後にまた別の機会を設け、ブレストで出てきたアイデアからヒントを得て最終的な判断や結論を出します。

ほかのアイデアから発想を膨らませる

ほかの人のアイデアや意見をそのまま聞くのではなく、それをきっかけにして自分の発想を膨らませましょう。より画期的なアイデアが思いついたり、効果的な施策が発見できたりします。

「ほかの人のアイデアを模倣しても良いのかな」と不安に感じる人もいるかもしれませんが、ブレストの場はより多くの意見を出すことと、みんなの意見を肯定することを重視しているため、気を遣わずに発言しましょう。

 

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ブレストの正しい進め方

ブレストイメージ

ブレストは「さあ、やりましょう」と言って始めても、なかなか意見が出にくいでしょう。そこで、以下のように進めることで、スムーズに多くの意見が出やすくなります

進行役・書記役を決める

参加者が意見を出すことに集中できるよう、進行役(ファシリテーター)と書記役を事前に決めましょう。

進行役は自分の意見を通すのではなく、参加者の発言を促し、良い意見から参加者たちの発想を膨らませるようサポートします。書記役は、参加者から出てきた意見をホワイトボードや付箋などに書き留める役割を担います。

テーマを明確にする

あいまいなテーマだと、アイデアや意見が散らかってしまい収拾がつきません。明確なテーマを設定したほうが、参加者も意見を考えやすくなります。

参加者同士で解釈や認識がズレないよう、「売上を上げるためにはどうしたら良いか」などのあいまいなテーマではなく、「新規顧客を○%増やすためにはどうしたら良いか」などの具体的にテーマを設定しましょう。

アイデアが尽きるまで続ける

ブレストを実施している間は、前章で紹介したルールを意識し、全員が発言しやすいような雰囲気を作りましょう。

発言が減ってきてアイデアを出し尽くしたかと思っても、休憩を設けたり、秀逸の意見を取り上げてみたりすることで、また新たなアイデアが出てくることもあります。

アイデアを企画化する

ブレストは多くのアイデアを出す場ですが、そのアイデアを昇華する場も必要です。

ただし、ブレストから時間が経ってしまうと、参加者の記憶が薄れていたり熱量が下がっていたりするため、効果的な結論を出せない場合もあります。

そのため、なるべくブレストから時間を空けずに企画化会議を設けましょう。

ブレストで出たアイデアをまとめる方法

ブレストイメージ

ブレストでは多くのアイデアが出てくるため、取りまとめて整理しなければネクストアクションにつなげられません。ブレストで出たアイデアをまとめるには、以下の方法がおすすめです。

KJ法

KJ法とは、ブレストで出たアイデア・意見をカードや付箋に書き出し、同類のアイデアをグルーピングする方法です。

それぞれのアイデア・意見をグループ化してまとめられるため、多くのアイデアが出ても整理できます。また、グループ同士やカード同士の因果関係・相関関係・対立関係などを可視化できる点もメリットでしょう。

グループごとに文章化することで、さらに内容が整理できるようになり、グループごとの特徴を見つけられます。

マインドマップ

マインドマップとは、課題やテーマなどを中心に書き、関連する意見やアイデアを放射線状に書き出していく方法です。

中心から分岐する形で情報を整理できるため、関係性が可視化されます。

出てきたアイデアが、本当に課題解決につながるのか、テーマに沿った意見なのか、ということを整理できるでしょう。

セブンクロス法

セブンクロス法とは、7×7の表を作り、ブレストで出たアイデア・意見を書き出したカードや付箋を並べる方法です。

並べ方は、まずは横から始めます。カードや付箋を、重要度が高い順に左から右へと並べていきます。

そして横軸の各カテゴリーにあるカードや付箋を、さらに重要度が高い順に上から下に並べます。 この方法により、最も優先すべき事柄が明確になったり、それぞれの優先順位を付けたりできます。

まとめ

ブレストイメージ

ブレストは、柔軟な思考で新たなアイデアや意見を発見するために必要なディスカッションです。一般的なディスカッションや会議に比べて自由な発言が可能なため、自分にはなかった意見や今まで思いつかなかったアイデアが出てくるかもしれません。

ブレストを行う際には、本記事で紹介したルールや手順を意識し、参加者全員が柔軟に発言できる雰囲気作りを意識しましょう。

 

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