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メタバースとは?注目される背景や効果をわかりやすく解説!

投稿日:2023年9月1日 /

更新日:2023年9月1日

メタバースとは?注目される背景や効果をわかりやすく解説!
● リモートワーク● 働き方改革● 社内コミュニケーション

新型コロナウイルス感染拡大を機に、企業はテレワークを導入するようになりました。オンラインコミュニケーションサービスの利用も増加し、自宅からでもオンラインでコミュニケーションを取ることができます。このような状況下で注目されているのが「メタバース」です。メタバースはこれまで主にゲームで利用されていましたが、昨今ビジネスシーンでも活用が増えています。この記事では、ビジネス視点からメタバースについてわかりやすく解説します。

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目次

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メタバースとは

メタバースとは

メタバースとは、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)を用いて構築された仮想空間のことです。この空間内では、現実世界と同様に、人々が生活し、交流し、ビジネスを行ったり、エンターテインメントを楽しんだりすることができます。

タバースは、現実世界では解決できない問題を解決するために、人々が自由にアクセスできるようにすることも目的の一つとされています。

例えば、メタバースを利用することで、遠隔地にいる人々が簡単に会議を開くことができるようになります。また、リアルなイベントの代替として、仮想空間内でライブコンサートや展示会を開催することも可能です。これにより、人々はより多くの場所や経験にアクセスできるようになり、グローバルなコミュニケーションも促進されると期待されています。

 

メタバースの意味と由来

メタバースとは「超(メタ)」と「宇宙(ユニバース)」を組み合わせた造語です。「メタバース」という言葉は、SF作家のニール・スティーブンスンが1992年に発表した小説『SNOW CRASH』で初めて登場しました。同小説では、メタバースは仮想空間のことを指し、人々が現実世界と同様に生活することができるようになっています。

現在では、この言葉はVRやAR技術を用いた仮想空間の総称として、広く使われるようになっています。

 

メタバースの活躍が期待されるビジネス分野

メタバースの活躍が期待されるビジネス分野

ここでは、メタバースの活躍が期待されるビジネス分野を紹介します。

 

バーチャルオフィス

バーチャルオフィスとは、オンラインで仕事をするための仮想空間です。従来のオフィスと同じように、人々が集まってコミュニケーションを取りながら、タスクをこなすことができます。

バーチャルオフィスでは、オフィスの外にいる人々が簡単に参加できるほか、遠隔地にいる人々が同じ空間内で仕事ができるため、コミュニケーションがより容易になります。さらに、バーチャルオフィスは、オフィスのコストを削減することが可能です。仮想空間内にオフィスを設置することで、不動産や設備のコストを抑えることができるでしょう。

バーチャルオフィスは、テレワークやフレキシブルな働き方の実現に向けた新しいビジネスモデルとして期待されています。

 

バーチャルイベント

バーチャルイベントとは、現実世界で行われるイベントをオンライン上で再現し、参加者がリアルタイムで参加できるようにする仮想空間のことです。

バーチャルイベントは、コストや物理的制約の少ないイベント開催が可能となることが最大の特徴です。例えば、物理的な会場に制限されず、地域や時間帯を問わずに参加できるため、参加者数の拡大やグローバルな規模での開催が容易になります。

また、バーチャル空間内でのコンテンツの拡張性も高く、音楽ライブやスポーツ中継など、現実では難しい演出やコンテンツを盛り込むことも可能です。さらに、参加者同士のコミュニケーションや交流がリアルタイムで行えるため、ネットワーキングやコラボレーションの場としても有効です。

バーチャルイベントは、イベント主催者が自社のブランド価値向上やコスト削減を目的として、バーチャルイベントの開催を検討する事例も増加しています。

しかし、バーチャルイベントは、オンライン上での対応が必要なため、会場や機材、ネットワーク構築などの準備が必要です。また、リアルイベントに比べ、参加者の飽きやすさや、オンライン上でのトラブルが発生する可能性もあります。これらの点に留意しながら、効果的なバーチャルイベントの開催を目指す必要があります。

 

バーチャルショップ

バーチャルショップとは、仮想空間内での商品販売を行うビジネスモデルのことです。従来のインターネット上でのショッピングとは異なり、バーチャルショップでは、仮想空間上の店舗内で商品を展示し、実際に商品を手に取るような体験を提供することができます。

バーチャルショップの最大のメリットは、顧客とのコミュニケーションがより密接になることです。バーチャル空間内でのチャットや音声通話により、顧客のニーズや要望をリアルタイムで把握し、商品の提供やアフターケアを行うことができます。

また、バーチャルショップでは、従来のリアル店舗では難しかった、店内のインテリアや雰囲気の変更など、自由度の高い店舗運営が可能です。さらに、店舗の拡張や、グローバルな展開が容易になるため、ビジネスの成長戦略の一つとしても注目されています。

一方で、バーチャルショップは、顧客が仮想空間にアクセスできる環境が必要であるため、一部の顧客にとっては利用しづらいという課題もあります。また、商品の発注から配送までのプロセスについても、従来のショッピングとは異なる手続きが必要となるため、顧客への情報提供が必要となります。

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メタバースが注目される背景

メタバースが注目されるようになった背景は、主に以下3つです。

  • オンラインコミュニケーションの進化
  • NFTのような関連技術の発展
  • 大手企業の参入

順番に解説します。

 

オンラインコミュニケーションの進化

オンラインコミュニケーションの発展により、リアルタイムで簡単にコミュニケーションをとることができるようになりました。ビジネスやプライベートの両方で、遠隔地にいる相手とオンラインでコミュニケーションができます。

現在では、ビジネス用途に特化したビデオ会議システムや、一般的に利用されるSNSなど、様々なオンラインコミュニケーションツールがあります。

メタバースは、これらのオンラインコミュニケーションツールを更に発展させたものとして注目を集めています。3D空間上で自由に移動し、人々とリアルタイムでコミュニケーションをとることができるため、より自然なコミュニケーションが可能になると期待されています。

また、オンラインでのビジネスミーティングやイベントの代替手段としても、メタバースが注目されています。

 

NFTのような関連技術の発展

NFTとは、非代替性トークン(Non-Fungible Token)の略称で、ブロックチェーン技術を用いたデジタル資産の一形態です。NFTは、その資産が独自性を持ち、他の資産と交換できないことを保証するために使用されます。

メタバースにおいて、NFTは、仮想空間内での資産の保有権や交換に使用されることが期待されています。

例えば、ある企業がメタバース内でオリジナルのデジタルアイテムを販売した場合、そのアイテムはNFTとしてブロックチェーン上に登録され、購入者はそのNFTを所持することで、アイテムの所有権を得ることができます。また、NFTを用いることで、商品の販売履歴を追跡したり、商品の二次流通を管理することも可能になります。

 

大手企業の参入

メタバースが注目される要因のひとつに、大手企業の参入があります。大手企業は、市場の拡大が見込まれることから、積極的にメタバースへの参入を進めています。

例えば、Meta社は、メタバース市場のリーダーとして知られるOculus VRを買収し、メタバース開発に力を入れています。また、Microsoft社は、自社のクラウドプラットフォームであるAzureを活用したメタバース開発に注力しています。

今後大手企業の技術力や資金力が投入されればされるほど、ますますメタバースの技術開発やマーケティングが進むことでしょう。

 

メタバースがもたらす効果

メタバースがもたらす効果

最後に、メタバースがもたらすビジネス効果の代表例を紹介します。

 

より効果的な採用活動が可能になる

メタバースを活用することで、より効果的な採用活動が可能になります。例えば、企業がバーチャル空間内で会社説明会を開催することで、遠隔地にいる学生や求職者にも参加してもらうことができます。

また、個別の面接やグループディスカッションなどをバーチャル空間内で実施することで、従来よりも効率的に採用プロセスを進められるでしょう。さらに、バーチャル空間内での採用活動は、求職者にとってもメリットがあります。

例えば、リアルな面接や説明会が難しい場合でも、バーチャル空間内で参加することができるため、より多くの企業とのコミュニケーションが可能になります。また、バーチャル空間内での採用活動は、従来の採用活動と比較して、よりインタラクティブで面白みのあるものになるため、求職者にとっても魅力的な選考プロセスとなることが期待されます。

 

新たなマーケティングに活用できる

メタバースは、商品やサービスを仮想空間上で展示することができるため、新たなマーケティング手法として注目されています。

例えば、バーチャルショップを利用することで、商品の実物を手に取って確認できる体験を提供することができます。また、バーチャルイベントを活用することで、商品やサービスのプロモーション活動を行うことも可能です。

さらに、NFTを用いることで、商品やサービスの運用方法が変化することが期待されています。例えば、NFTを用いることで、商品やサービスを利用するユーザーに対して、特別な特典や限定コンテンツを提供できます。

これにより、商品やサービスのファン層を拡大することができると同時に、販売促進にもつながると考えられています。

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まとめ

メタバースとは、仮想空間を指す言葉で、VRやAR技術を用いた仮想空間の総称として広く使われています。

メタバースは、オンラインコミュニケーションの発展、NFTのような関連技術の発展、大手企業の参入などが背景にあり、バーチャルオフィスやバーチャルイベント、バーチャルショップなどのビジネス分野での活用が期待されています。

一方で、メタバースは、オンライン上での対応が必要なため、会場や機材、ネットワーク構築などの準備が必要です。また、オンライン上での飽きやすさや、トラブルが発生する可能性もあります。これらの点に留意しながら、効果的なメタバースの活用を目指す必要があります。

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