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Stripeの使い方を解説
Stripeの導入を検討していても、具体的な使い方がわからないと使用を躊躇してしまうものです。
さっそく、Stripeはどのように使うのか、始め方から導入に至るまでのステップをご紹介します。
使い方1:Stripeの始め方
Stripeを始めるにあたり、あらかじめ準備しておくものや、登録の進め方を確認しておくことが重要です。
まずは、Stripeを始めるために準備するものや、本登録の進め方を見ていきましょう。
準備するもの
Stripeを使ううえで、まず必要となるのが以下の通りです。
- 銀行口座情報
- 会社(もしくは個人事業)の情報
- 事業のWebサイト(SSLで保護されているサイト)
- 携帯電話
銀行口座情報や会社の情報、事業のwebサイトは、Stripeに登録する際に必要な情報です。アカウントを有効にする際に入力を求められる情報となるので、事前に準備しておきましょう。
また、携帯電話は2段階認証の際に使用します。SMSメッセージで確認番号が送信されるので、携帯番号が有効になっている携帯電話を準備しておきましょう。
本登録の進め方
Stripeの本登録は、次の手順で進めていきます。
- Stripeの公式ページにアクセス
- 画面中央の「今すぐ始める」を選択
- メールアドレス・氏名・国籍・パスワードを入力
- 「アカウントを作成」をクリック
- 表示されたリファレンスを確認もしくはスキップ
- 表示されたテストAPIキーを確認・取得
- アカウント登録時に使用したメールアドレスの受信ボックスから「Verfy email address」をクリック(認証)
- 事業者情報や事業の内容などの必要項目を入力する
- 2段階認証の確認番号つきメールを送信
- SMSアプリを開いて確認番号をチェックする
- 確認番号をStripeに入力して完了
メールが届かない場合は、アドレスに誤りが生じていたり、迷惑メールに振り分けられている可能性があります。落ち着いて受信したメールを確認し、必要に応じて認証メールの再送を試みてみましょう。
使い方2:Stripeの導入方法
Stripeのアカウント登録が完了したら、実際に導入していきます。
導入方法はさまざまなものがあり、WordpressやWix、MakeLeapsなどが挙げられます。自社サイトで使用しているサービスで対応しているものがあれば、Stripeと連携するようなイメージで導入するのもいいでしょう。
なお、自社サイトをWordpressで構築している企業や事業主であれば、プラグインのインストールで簡単に導入が可能です。
WordPressを使ってStripeを導入する場合は、以下のステップで進めていきましょう。
【プラグインのインストール】
- WordPressのダッシュボードにアクセスする
- 右側の「プラグイン」を選択肢「新規追加」を選択
- 「Stripe」と入力して検索
- 検索結果から「Stripe Payments」を選択
- インストールして有効化に設定する
【設定画面で必要な操作】
- 管理画面の左側メニューから「Stripe Payments」を選択
- 「選択」をクリックして必要事項を入力
【認証情報の入力】
- Stripeのダッシュボードを開いて「公開可能キー」「シークレットキー」をコピー
- 「認証情報」の欄にペーストする
- 「変更を保存」を選択して完了させる
【決済ボタンを配置】
- 左側から「投稿記事」を選択
- 作成画面内のメニューから「S」のアイコンを選択
- 「Custom Shortcode」をクリック
- 「Item Name(商品名)」及び「Price(価格)」を入力
- 「Insert Shortcode」をクリック
- プレビュー等で決済ボタンが設置できているかを確認して終了
Stripeを導入するにあたり、必要な工程が複数ありますが、操作事態は決して難しいものではありません。上記の手順通りに進めていくだけで導入が完結するので、複雑な操作や細かな設定に自信がない方でも安心です。
使い方3:Stripeでの支払いフォームの作成方法
Stripeを導入したら、支払いフォームの設置も忘れてはいけません。
支払いフォームを作成・設置する方法は次の通りです。
- Stripeのダッシュボードにアクセスする
- 左上の「商品」を選択
- 右上に表示された「+商品を追加」を選択
- 商品情報や料金情報など表示された必要項目を入力していく
- 価格を設定したら「継続」を選択
- 「+支払いリンクを作成」を選択
- ダッシュボードの「支払いのリンク」をクリック
上記で作成したリンクを、設置したページにペーストするだけで、決済画面への動線を作ることが可能です。
なお、無料トライアル期間の場合は、「無料トライアル」の項目に希望の日数を設定します。
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Stripeを導入するメリット・デメリットは?
Stripeは便利なサービスですが、メリットだけではなく「デメリット」もあるのが事実です。
ここからは、Stripeを導入するメリット・デメリットそれぞれを解説していきます。
Stripeを導入するメリット
まずは、Stripeを導入するメリットをご紹介します。
他のサービスにはない、Stripeならではのメリットをチェックし、導入を検討する際のヒントにしてみてください。
メリット1:初期費用・事前審査がない
Stripeを導入するメリットとして、挙げられるのが「初期費用や事前審査がない」という点です。
オンライン決済システムといえば、初期費用として登録料金がかかったり、手数料がかかったりすることが少なくありません。オンライン決済システムにおける初期費用の相場は3万円~8万円といわれていることを鑑みると、Stripeのような初期費用が無料のサービスは貴重です。
また、Stripeは事前審査が不要なので、いつからでも気軽にスタートできるのが魅力でもあります。オンライン決済システムは、登録者情報をもとに一定の審査を行うことがほとんどですが、Stripeは登録が完了した段階で利用を開始できます。そのため、事前審査の結果を待つ必要はなく、「さっそく今日から導入したい」と思い立ったときから使い始めることができるのです。
初期費用無料及び事前審査がないというメリットは、現在展開されているオンライン決済システムサービスの中でも珍しいポイントでしょう。
メリット2:振込手数料が安い
Stripeのメリットの一つが、「振込手数料が安価」です。
一般的にオンライン決済システムの振り込み手数料は、振り込み金額に基づいて変動することがほとんど。振込金額が高額であれば、振り込み手数料も金額のうちの3%~5%が手数料として差し引かれます。さらに、決済1件につき10円~40円の手数料も引かれることが多く、振り込みだけで支出が重なってしまう傾向にあります。
しかし、Stripeは振り込み金額に関わらず一律で3.6%であるうえに、決済1件あたりで差し引かれる手数料は他にありません。
金額がいくらであっても、3.6%のみの振り込み手数料で抑えることができるので、コストパフォーマンスの高さに優れています。
なるべくコストを抑えたい方や、ネットショップを始めたばかりで十分な収益に至っていない方にとって、Stripeは心強い味方となるでしょう。
メリット3:決済画面へのページ遷移が少ない
Stripeには「決済画面へのページ遷移が少ない」といったメリットがあります。
決済画面への遷移が多いと、ユーザーが途中で離脱してしまうリスクがあり、せっかくの販促チャンスを逃すこととなってしまうかもしれません。
また、Stripeは決済フォームもシンプルであるため、ユーザーにとって使いやすいのが魅力です。ユーザーにとってストレスのない決済フォームであることは、オンライン決済システムを使ううえで必要不可欠なポイントといっても過言ではありません。
ユーザー目線でシンプルな操作感のオンライン決済を検討している方は、Stripeの導入がおすすめできるでしょう。
Stripeを導入するデメリット
Stripeにはさまざまなメリットがありますが、一方で注意したいデメリットも存在します。
ここからは、Stripeを導入するうえで、把握しておくべきデメリットを見ていきましょう。
デメリット1:APIドキュメントが全て英語
Stripeの大きなデメリットといえるのがAPIドキュメントが全て英語で表示されている点です。英語に不慣れな開発担当者の場合、APIドキュメントが英語表記となっていると、読み解くことに時間がかかる可能性があります。
とはいえ、APIドキュメント事態は英語表記ですが、サポートは日本語対応なので、何らかのトラブルや疑問が生じた場合には問い合わせて解決が可能です。APIドキュメントの確認には英語が必須ではあるものの、サポートもうまく活用することで問題なくStripeを活用できるでしょう。
デメリット2:決済手数料の返金がない
Stripeのデメリットであるのが、購入者の返金時に返金手数料はかからない一方、元の決済手数料の返金がないことです。
顧客側であれば、返金する際に手数料がかからないのはメリットですが、サービスの提供者としてはやや気になる注意点です。とくに、返金が多いサービスを提供している場合は、返金手数料のないStripeの利用は慎重に検討したほうがいいかもしれません。
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まとめ
Stripeは、手軽に導入できるのが魅力です。コストパフォーマンスの高さや、決済フォームのシンプルな操作性などは、Stripeの強みでもあります。
しかし、本記事でも触れた通り、注意するべきデメリットもあります。APIドキュメントが英語である点や、決済手数料の返金はない点をふまえたうえで導入を検討することが大切です。
オンライン決済サービスの導入を検討している方は、ぜひ本ページを参考にしながら、さまざまなサービスを比較して自社に合うものを探してみてください。
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