マネーフォワード クラウド勤怠とは
マネーフォワード クラウド勤怠とは、集計・管理を楽にしてさまざまな雇用・勤務形態の企業に対応しているクラウド型の勤怠管理システムです。
集計データを既存の給与計算サービスと連携・出力できるので、作業時間を短縮できます。
マネーフォワード クラウド勤怠の特徴は、下記の通りです。
- 有給休暇を自動付与できる
- カスタマイズできる機能が豊富にある
- 残業や休暇の申請・承認をWeb上で完結できる
また基本勤務制や裁量労働制、フレックスタイム制、変形労働時間制などの就業ルールにも対応しています。
マネーフォワード クラウド勤怠の料金プランは、下記の通りです。
詳細 | |
個人向け(税抜き) | ・年間プラン:800円/月〜 ・月額プラン:980円/月〜 |
法人向け(50名以下) | ・年間プラン:2,980円/月〜 ・月額プラン:3,980円/月〜 |
法人向け(51名以上) | 要問い合わせ |
選択するプランによって、取引先の登録数や郵送・メール送信などの一括操作の可否が異なります。
働き方改革をサポートするクラウド勤怠管理システム
マネーフォワード クラウド勤怠の資料請求はこちら
こちらの記事では、裁量労働制のメリット・デメリットや対象業種、導入手順について解説しているので、ぜひ参考にしてください。
マネーフォワード クラウド勤怠の主な機能
マネーフォワード クラウド勤怠の主な機能は、下記の通りです。
- 勤怠管理機能
- ワークフロー管理機能
- 異動履歴管理機能
- 休暇管理機能
- アラート機能
- 打刻丸め機能
- 就業形態機能
- インポート機能
- エクスポート機能
- スマートフォン操作機能
- その他機能
- 追加予定機能
ひとつずつ解説していきます。
勤怠管理機能
マネーフォワード クラウド勤怠の勤怠管理機能の詳細は、下記の通りです。
- 日次勤怠
- 勤怠確認
- 分析レポート
- 拠点別打刻集計
ほかには、カスタム自動集計(数値集計)も活用できます。
ワークフロー管理機能
マネーフォワード クラウド勤怠のワークフロー管理機能の詳細は、下記の通りです。
- 役職階層
- ワークフロー経路
- 申請ワークフロー
- 代理申請ワークフロー
ほかには、受信ワークフロー機能も搭載されています。
異動履歴管理機能
マネーフォワード クラウド勤怠の異動履歴管理機能では、異動予約(役職・就業ルール)を活用できます。
休暇管理機能
マネーフォワード クラウド勤怠の休暇管理機能の詳細は、下記の通りです。
- 有給休暇の自動付与
- 有給休暇付与予定一覧
ほかには、有給休暇管理簿も搭載されています。
アラート機能
マネーフォワード クラウド勤怠のアラート機能の詳細は、下記の通りです。
- 許可されていない打刻
- 無効な勤務パターン
また、不正な打刻・打刻漏れにも対応しています。
打刻丸め機能
マネーフォワード クラウド勤怠の打刻丸め機能の詳細は、下記の通りです。
- 未申請の丸め設定
- 打刻ごとの丸め設定
- 勤怠項目ごとの丸め設定
- 日ごと・月ごとの丸め設定
- 出勤・退勤・休憩の丸め設定
ほかには、シフト範囲外打刻の丸め設定も行えます。
就業形態機能
マネーフォワード クラウド勤怠の就業形態機能の詳細は、下記の通りです。
- シフト制
- 基本勤務制
- 管理監督者
- 裁量労働制
- フレックスタイム制
ほかには、変形労働時間制も対応しています。
インポート機能
マネーフォワード クラウド勤怠のインポート機能の詳細は、下記の通りです。
- 従業員データ
- 日次勤怠データ
- 有給休暇利用実績
ほかにも、休暇付与データもインポートできます。
エクスポート機能
マネーフォワード クラウド勤怠のエクスポート機能の詳細は、下記の通りです。
- 月別データ
- 従業員データ
- 出勤簿データ
- 出勤簿データ
- 1ヶ月のシフト表
ほかにも、時間帯別のシフト表もエクスポートできます。
スマートフォン操作機能
マネーフォワード クラウド勤怠のスマートフォン操作機能の詳細は、下記の通りです。
- GPS打刻
- 打刻編集
- 申請ワークフロー
- 出退勤、休憩打刻
ほかにも、日次勤務も確認できます。
その他機能
マネーフォワード クラウド勤怠のその他機能の詳細は、下記の通りです。
- シフト管理
- 操作権限設定
- ワークフロー通知
ほかには、マネーフォワード クラウド給与との連携も行えます。
追加予定機能
マネーフォワード クラウド勤怠の追加予定機能の詳細は、下記の通りです。
- カスタム計算式
- カスタムアラート
ほかには、シフト管理の操作権限を設定できます。
クラウド型ERPなら、バックオフィス業務の一元管理が可能!
マネーフォワード クラウド勤怠を導入するメリット
ここまで、マネーフォワード クラウド勤怠の主な機能をお伝えしました。
続いて、マネーフォワード クラウド勤怠を導入するメリットを解説します。
- 多種多様な働き方に対応できる
- サポート体制が充実しているので安心して使える
- あらゆる条件でアラート設定ができる
- 複数拠点でも同時に利用ができる
ひとつずつ解説していきます。
多種多様な働き方に対応できる
マネーフォワード クラウド勤怠を導入するメリットは、シフト制やフレックスタイム制、裁量労働制といった多種多様な働き方に対応できる点です。
シフト管理機能だけでなく、今後は時間帯区分集計機能が追加される予定です。
またマルチデバイスに対応しており、複数拠点での労働状況を一括で管理できます。
打刻情報はリアルタイムで反映されるため、管理者はリモートワークで働く部下の勤務状況を把握できます。
そのためテレワークの従業員が多い企業にとっても、社内処理をスムーズに進められるでしょう。
サポート体制が充実しているので安心して使える
マネーフォワード クラウド勤怠は、サポート体制が充実している点がメリットです。
具体例として、下記の3つが挙げられます。
- メール・チャットによるサポート
- 初心者向けの解説記事や使い方動画
- セミナーやヘルプページ、使い方動画を無料で利用可能
またシステム設定や扱いに不安のある企業は、有料で導入サポートを受けられます。
導入から運用開始までの設定をサポートしてくれるので、パソコン・システムに抵抗のある企業でも安心して導入できるでしょう。
あらゆる条件でアラート設定ができる
マネーフォワード クラウド勤怠を導入するメリットは、あらゆる条件でアラート設定できる点です。
アラートを設定することで、従業員の残業状況や不正な打刻を迅速に確認・是正できます。
また設定外の就業時間に打刻された場合や、残業が一定時間を超えた場合にアラート設定が可能です。
36協定の遵守状況も検知できるので、健全な労働環境を維持できます。
さらに「出退勤ペアが揃っていない」「打刻時間が重複している」などのタイミングでもアラートを活用できるので、勤怠の締め作業を効率化できるでしょう。
こちらの記事では、36協定の概要や締結条件、超過しないための対策を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
複数拠点でも同時に利用ができる
マネーフォワード クラウド勤怠は、働く環境が複数に点在している場合でも利用できます。
具体的なメリットは、下記の通りです。
- 一括で勤怠状況を管理できる
- 複数拠点でも同時に利用できる
そのため支社の打刻データを本社で一括管理したり、複数の営業所がある企業も利用できたりします。
また、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットでも打刻できるため、外出が多い場合で未打刻の心配がありません。
クラウド型ERPなら、バックオフィス業務の一元管理が可能!
マネーフォワード クラウド勤怠の導入に向いている企業の特徴
ここまで、マネーフォワード クラウド勤怠を導入するメリットをお伝えしました。
続いて、マネーフォワード クラウド勤怠の導入に向いている企業の特徴を解説します。
- スモールビジネスを展開している
- 雇用形態が多様で管理に悩んでいる
- 勤怠管理システムを1つにまとめたい
- 複数拠点での利用を検討している
それぞれ解説していきます。
スモールビジネスを展開している
マネーフォワード クラウド勤怠の導入は、スモールビジネスを展開している企業に向いています。
理由は、利用人数に応じて支払いが発生する従量課金制であるためです。
従業員数が5名までの場合は、基本料金だけでマネーフォワード クラウド勤怠を利用できます。
6名以上になると、登録人数1名に対して月額330円(税込)が発生するので覚えておきましょう。
雇用形態が多様で管理に悩んでいる
マネーフォワード クラウド勤怠が向いている企業は、雇用形態が多様で管理に悩んでいる企業です。
理由は、マネーフォワード クラウド勤怠であれば基本勤務制やシフト制、裁量労働制などの就業ルールに対応できるためです。
「多様な働き方をしている従業員が混在している」「さまざまな働き方を選べる」企業の場合は、マネーフォワード クラウド勤怠が適しています。
勤怠管理システムを1つにまとめたい
マネーフォワード クラウド勤怠は、勤怠管理システムを1つにまとめたい企業に向いています。
実際に管理できる業務は、下記の通りです。
- 勤怠管理
- 休職管理
- シフト管理
- 有給休暇管理
- 部署異動管理
また「パート・アルバイトを雇用している」「ジョブローテーションを行っている」企業は、管理業務の負担を軽減できるでしょう。
複数拠点での利用を検討している
複数拠点での利用を検討している企業にとっても、マネーフォワード クラウド勤怠の導入は適しています。
マネーフォワード クラウド勤怠は複数拠点で同時に利用でき、入力された出退勤や休暇申請なども1箇所で管理できます。
パソコンやスマートフォン、タブレットにも対応しているので、「外出が多い」「場所を選ばず勤怠管理などを行いたい」企業に向いているでしょう。
また多様な働き方を推奨している企業にとっても、従業員の勤務状況を一括管理できる点はメリットです。
勤怠管理システムを選ぶときのポイント
ここまで、マネーフォワード クラウド勤怠の導入に向いている企業の特徴をお伝えしました。
続いて、勤怠管理システムを選ぶときのポイントを解説します。
- 自社に適した機能が搭載されているか
- 担当者が使いこなせるか
- サポート体制が充実しているか
- 企業規模に適しているか
- コストは予算内に収まっているか
- セキュリティ体制は万全か
- オンプレミス型かクラウド型か
それぞれ解説していきます。
自社に適した機能が搭載されているか
勤怠管理システムを選ぶ際は、自社に適した機能が搭載されているか確認しましょう。
時間と手間をかけてシステムを導入しても、必要な機能が搭載されていなければ意味がありません。
具体例として、下記が挙げられます。
- 出退勤だけでなく、申請・承認機能が備わっているか
- 休日勤務や有給休暇、振替休日などの処理ができるかどうか
自社に必要な機能が搭載されているかは、事前に確認しておきましょう。
担当者が使いこなせるか
勤怠管理システムを選ぶ際は、担当者が使いこなせるかどうかも重要なポイントです。
長期的に利用することになるので、使いやすさや操作性に悩む必要がないか確認しましょう。
サポート体制が充実しているか
サポート体制が充実しているかどうかも、勤怠管理システムを選ぶ際のポイントです。
仮に勤怠管理システムに問題が発生した場合は、ベンダーに問い合わせを行います。
そのためサポート対応時間や対応範囲などは、事前確認が必要です。
企業規模に適しているか
勤怠管理システムを選ぶ際は、企業規模に適しているか確認しておきましょう。
システムによって、「中小・中堅・大規模」といった得意領域が異なります。
理由は、企業規模によって有給付与ルールや打刻修正時の冗長承認の有無といった違いが発生するためです。
そのため、自社の就業規則に合った勤怠管理システムを選びましょう。
コストは予算内に収まっているか
コストが予算内に収まっているかは、勤怠管理システムを選ぶ際に確認しましょう。
また、クラウド型とオンプレミス型で必要なコストが異なるので注意しなければいけません。
コストを「かける場合はオンプレミス型」「かけない場合はクラウド型」を選択しましょう。
セキュリティ体制は万全か
勤怠管理システムを選ぶにあたって、セキュリティ体制の万全さは重要です。
例えばオンプレミス型の場合、自社ネットワークで運用するのでセキュリティは比較的安全です。
しかし、クラウド型は契約会社にセキュリティを委ねるため、オンプレミス型より少しリスクが高くなる傾向があります。
オンプレミス型かクラウド型か
勤怠管理システムを選ぶ際は、オンプレミス型・クラウド型のどちらかを利用します。
それぞれの特徴は下記の通りです。
特徴 | |
オンプレミス型 |
|
クラウド型 |
|
また、インターネットに「接続せずに利用できる=オンプレミス型」「接続しなければ利用できない=クラウド型」といった違いもあります。
クラウド型ERPなら、バックオフィス業務の一元管理が可能!
【kyozon編集部おすすめ】あわせて活用したい人事労務システム
人財成長支援システム モノドン | 人事考課システムの構築
内容 | |
提供会社 | 株式会社くじらシステム開発 |
料金プラン | 要問い合わせ |
機能 |
|
人財成長支援システム モノドンとは、さまざまな人事考課に対応できるセミオーダーのシステムです。
「自社独自の評価制度を設けている」「マッチングするシステムが見つからない」といった企業に向いています。
カスタマイズを前提に開発されているので、システムを業務に合わせながら運用できます。
また、人事評価制度におけるコンサルティングが介入しない点も特徴のひとつです。
そのため「評価制度にこだわりたいので、外部から口出しされたくない」といった企業にも適しています。
スマカン | タレントマネジメントシステム
内容 | |
提供会社 | スマカン株式会社 |
月額料金 | 50,000円〜 |
機能 |
|
スマカンとは、人材情報を一元管理・見える化して戦略人事をサポートするタレントマネジメントシステムです。
企業規模にかかわらず、必要な機能だけを活用できるので不要なコストをかける必要がありません。
また30日間の無料トライアルを利用できるので、機能性と操作性を確認したうえで導入すべきか判断できます。
ほかには定期的なフォローアップ会や専任スタッフによる課題解決に向けた提案も受けられるので、サポート体制も充実しています。
データ分析・タレント分析を活用することで、戦略的な人事活動が行えるでしょう。
こちらの記事では、おすすめの勤怠管理システム9選と選ぶコツ・ポイントを解説しているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
今回は、マネーフォワード クラウド勤怠の主な機能やメリット、導入するべき企業の特徴を解説しました。
マネーフォワード クラウド勤怠とは、集計・管理を楽にしてさまざまな雇用・勤務形態の企業に対応しているクラウド型の勤怠管理システムです。
主な機能には、下記の12個があるとお伝えしました。
- 勤怠管理機能
- ワークフロー管理機能
- 異動履歴管理機能
- 休暇管理機能
- アラート機能
- 打刻丸め機能
- 就業形態機能
- インポート機能
- エクスポート機能
- スマートフォン操作機能
- その他機能
- 追加予定機能
また、「多種多様な働き方に対応できる」「複数拠点でも同時に利用できる」などのメリットがあります。
本記事でお伝えした導入が向いている企業の特徴や選定時のポイントを参考にして、マネーフォワード クラウド勤怠の導入を検討してください。
【SNSフォローのお願い】
kyozonは日常のビジネスをスマートにする情報を毎日お届けしています。
今回の記事が「役に立った!」という方はtwitterとfacebookもフォローいただければ幸いです。
twitter:https://twitter.com/kyozon_comix