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コンテンツマーケティングのメリット・デメリットとは?種類や継続するコツも解説

投稿日:2023年9月13日 /

更新日:2023年9月13日

コンテンツマーケティングのメリット・デメリットとは?種類や継続するコツも解説
● SEO改善● マーケティング● マーケティング戦略

コンテンツマーケティングとは有益な情報を発信して、新規や潜在顧客を集める手法です。しかし、どういったメリット・デメリットがあるのか把握できていない企業担当者も少なくないはず。そこで今回は、コンテンツマーケティングのメリット・デメリットや種類、継続するコツを解説していきます。

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目次

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コンテンツマーケティングが普及した背景

コンテンツマーケティングが普及した背景

コンテンツマーケティングが普及した背景には、インターネット広告費の高騰があります。

過去と現在のコンテンツマーケティングへの考えは、下記の通りです。

  • 過去:広告だけの訴求でも費用対効果があった
  • 現在:ユーザーが「購入したい」と思うまで広告費を抑える「コンテンツを活用したコミュニケーション」が活用されている

実際にネット回線やスマートフォンの普及によって、ユーザーが触れられる情報量は増えました。

そのため情報収集の現代では、一方向のコミュニケーションである「プッシュ型広告」より、コンテンツマーケティングのような「プル型」のマーケティング手法が適しています。

またコンテンツマーケティングにはさまざまな種類があり、1種類ではなく複数を組み合わせて実施することで、さらに高い成果が得られます。

コンテンツマーケティングのメリット

コンテンツマーケティングのメリット

次に、コンテンツマーケティングのメリットを7つ解説します。

  • 広告費の削減につながる
  • プロフェッショナルと認識される
  • 顧客のロイヤリティが高まる
  • 幅広い地域をターゲットにできる
  • コンテンツが資産になる
  • 顧客層を広げられる
  • SNSでの拡散を期待できる

ひとつずつ解説していきます。

広告費の削減につながる

コンテンツマーケティングのメリットは、広告費の削減につながる点です。

例えばブログや動画、ホワイトペーパーなどのコンテンツは、作成を外注に依頼した場合に料金は発生しますが、公開後も継続的な集客が見込めます。

またディスプレイ広告やリスティング広告といったインターネット広告の場合、即効性が高い集客方法である一方で、出航期間に応じた費用が発生します。

つまり広告での集客は一定の予算を確保する必要があるため、広告のみで集客するのではなく、コンテンツマーケティングも並行した集客が望ましいでしょう。

プロフェッショナルと認識される

コンテンツマーケティングを継続することで、コンテンツが蓄積されるためプロフェッショナルと認識されるメリットがあります。

さらに顧客の抱えている悩みや問題に応えたり、興味・関心が持たれる情報発信をしたり、解決策を提示することで「誠意のある企業」とも認識されるはずです。

つまりコンテンツマーケティングは、長期的な信頼を獲得できる手法ともいえるでしょう。

またプロフェッショナルとしての認知や信頼の獲得は、ブランディングの強化にもつながります。

顧客のロイヤリティが高まる

コンテンツマーケティングには、情報を提供する企業へ忠誠心や愛着を芽生えさせるメリットがあります。

顧客ロイヤリティを高める具体的なメリットは、下記の通りです。

  • 優良顧客の購入単価向上
  • 商品・サービスのリピート率向上
  • 口コミからの新規顧客獲得につながる

ほかにも、顧客の気持ちを競合他社の商品・サービスへ移行させない効果があります。

幅広い地域をターゲットにできる

コンテンツマーケティングのメリットは、幅広い地域をターゲットにできる点です。

特定の地域以外にも、全国企業を対象としたビジネスを展開できます。

またブログや動画といったコンテンツを多言語対応することで、世界中の企業をターゲットにできます。

つまりコンテンツマーケティングは、海外展開へのハードルを下げられる点もメリットです。

コンテンツが資産になる

コンテンツマーケティングは、作成したコンテンツが資産になる点もメリットです。

例えば広告・CMは、広告費の支払いを中止したタイミングで配信が終了します。

しかしWebサイトでコンテンツを公開した場合、ユーザーが自動で訪問する状態を作れます。

ターゲットとニーズ、時代にあったコンテンツを定期的に投稿する必要はありますが、コンテンツが増えることで、自社の資産価値を大きくできるはずです。

顧客層を広げられる

コンテンツマーケティングのメリットは、顕在化した顧客だけでなく、潜在顧客も獲得できる点です。

潜在顧客とは、「ニーズを自覚していない」「商品・サービスを認知していない」顧客を指します。

顕在顧客よりも潜在顧客の割合は多いため、興味・関心を引きながら商品・サービスを認知してもらう働きかけは、将来的なファンの獲得にもつながります。

つまりコンテンツマーケティングで新規顧客を開拓することで、全体の顧客層を広げられる点を覚えておきましょう。

SNSでの拡散を期待できる

コンテンツマーケティングはSNSと相性がよく、拡散を期待できる点がメリットです。

SNSと相性がよい理由として、下記の3つがあります。

  • シェアされやすい
  • UGCが発生しやすい
  • ユーザーとコミュニケーションを図れる

自社のコンテンツが拡散・シェアされるほど、ユーザーとの接点を増やせます。

またSNSはユーザーとコミュニケーションを図り、自社の商品・サービスの認知拡大ツールとして必要不可欠です。

そのためコンテンツマーケティングを加速させるツールとして、SNSを活用しましょう。

こちらの記事では、コンテンツマーケティングに必要なスキルや身につけ方、具体的なスキルを10個紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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コンテンツマーケティングのデメリット

コンテンツマーケティングのデメリット

ここまで、コンテンツマーケティングのメリットをお伝えしました。

続いて、コンテンツマーケティングのデメリットを解説します。

  • 短期的な効果は表れない
  • 継続的に配信しなければならない
  • コンテンツ制作に時間を要する
  • 成果が出るとは限らない

ひとつずつ解説していきます。

短期的な効果は表れない

コンテンツマーケティングのデメリットは、顧客と中長期的な目線で関係を構築する必要があるため、短期的な効果は表れない点です。

例えばユーザーのニーズを満たしたコンテンツを配信した際も、Googleが認識して検索順位に表示されるまで数週間から数ヶ月かかる場合があります。

またSNSや検索エンジンから集客した潜在顧客も、自社のファンになるまでに一定の期間がかかる点は覚えておきましょう。

まずはほかの施策と並行しながら、集客をカバーする体制づくりが重要です。

継続的に配信しなければならない

コンテンツマーケティングは、継続的に配信しなければなりません。

理由は、コンテンツ配信の間隔が空いてしまうと、ユーザーが離れてしまうためです。

そのため成果の有無にかかわらず、継続して運用できる体制づくりが求められます。

そのため短期的な集客を行う場合は、広告運用が適している点を覚えておきましょう。

コンテンツ制作に時間を要する

コンテンツマーケティンでは、コンテンツ制作に時間を要する点がデメリットです。

コンテンツ制作は中長期的な施策であり、プロセスが重要とされています。

そのため高いクオリティを求めるほど、時間がかかる点は覚えておきましょう。

実際に効果が表れるタイミングが遅いために、途中で施策を諦める企業も少なくありません。

成果が出るとは限らない

コンテンツマーケティングは、実施しても成果が出るとは限りません。

コンテンツを作り続けた場合でも、下記の悩みを抱える企業は多いです。

  • 継続してコンテンツを作っているが、集客率が上がらない
  • 集客率は向上したが、購買につながらない

上記の悩みが発生する理由として、「成約に至るパターンを把握して、どこまで戦略を練れているか」が挙げられます。

またコンテンツマーケティングは分析力と経験も関係しているため、自社だけで成果を出せない場合は、外部の専門家を活用する方法もあります。

コンテンツマーケティングの種類

コンテンツマーケティングの種類

ここまで、コンテンツマーケティングのデメリットをお伝えしました。

続いて、コンテンツマーケティングの種類を解説します。

  • オウンドメディア
  • レポート・調査資料
  • オンラインセミナー
  • 動画
  • メールマガジン
  • ホワイトペーパー

それぞれ解説していきます。

オウンドメディア

オウンドメディアとは、自社が運営するメディアです。

X(旧Twitter)やInstagram、FacebookなどのSNSも該当します。

企業がオウンドメディアを活用するメリットは、下記の通りです。

  • リードを獲得できる
  • 広告費がかからない
  • 自社の言葉で正しく情報を届けられる

さらに、公開したコンテンツを通じて企業とユーザーの信頼関係を築く役割もあります。

ただしオウンドメディアは、時間をかけながらコンテンツを充実させる必要があるので、短期的な成果は見込めない点に留意しなければなりません。

レポート・調査資料

レポート・調査資料とは、自社が実施した調査結果をまとめた有益なデータです。

コンテンツマーケティングに合わせて、最初から調査を行う必要はありません。

仮に企業が定期的に行っている調査や蓄積されたデータがあった場合、活用方法によって需要の高いコンテンツとして活用できるでしょう。

オンラインセミナー

オンラインセミナーとは、Web上で実施されるセミナーです。

「ウェビナー」と呼ばれる場合があり、近年注目を集めています。

オンラインセミナーを企業側が実施するメリットは、下記の通りです。

  • 定員に制限がない
  • 全国から参加者を募れる
  • 会場を用意する必要がない

また参加者側は、イベント会場までの交通費と移動時間をかけずに参加できます。

動画

動画は音声と映像を同時に届けられるので、テキストよりキャッチーな情報を提供しやすいコンテンツです。

YouTubeを始めとした動画閲覧サイトの発達やスマートフォンの普及を背景として、日常的に多くのユーザーが動画を閲覧できるようになりました。

そのため、テキストより動画コンテンツを好むユーザーが増えています。

またコンテンツマーケティングの一環として、動画を採用する企業も増加しています。

メールマガジン

メールマガジンはイベント情報や業界ニュース、商品・サービス情報を提供できるコンテンツマーケティングとして、多くの企業が活用しています。

メールマガジンのメリットは、下記の通りです。

  • 好きなタイミングで配信できる
  • ユーザーを自社サイトに誘導する際のコストがかからない

ただし、配信先となる顧客のメールアドレスを取得する仕組みづくりが必要です。

こちらの記事では、メールマガジンのクリック率を高めるコツや効果的な文章・構成の書き方などを解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ホワイトペーパー

ホワイトペーパーとは、自社の商品・サービスに関する情報がまとまった資料です。

価値のある情報発信によって、ユーザーからの信頼獲得と自社の権威づけに寄与します。

またコンテンツマーケティングでは、該当する商品・サービスへの購買促進も可能です。

無料ダウンロードの条件を「企業名」と「氏名」の入力にすれば、ユーザーのリード情報を獲得できるでしょう。

こちらの記事では、ホワイトペーパーがビジネスやマーケティングに欠かせないツールである理由を、さらに詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

コンテンツマーケティングを継続させるコツ

コンテンツマーケティングを継続させるコツ

ここまで、コンテンツマーケティングの種類をお伝えしました。

続いて、コンテンツマーケティングを継続させるコツを解説します。

  • KPIを設定する
  • 外部のリソースを活用する
  • 運用チームの体制を確立する

ひとつずつ解説していきます。

KPIを設定する

コンテンツマーケティングを継続させるには、KPIを設定しましょう。

とはいえ、闇雲に設定するだけでは意味がありません。

下記の例を参考にして、明確に設定しましょう。

  • Webサイトを経由しての売上を四半期で〇〇円達成させる
  • リード獲得件数を月に〇件達成させる

目標を設定する際は、定量的かつ施策の軸がぶれない工夫が必要です。

最終目標の確定後は、顧客の状態に合わせてKPIを設定しましょう。

外部のリソースを活用する

コンテンツマーケティングを継続させるコツとして、外部リソースの活用が挙げられます。

仮にコンテンツマーケティングを社内だけで実施する際は、専門チームを発足させて通常業務と並行するケースが多いです。

しかし外部リソースを活用することで、下記のメリットがあります。

  • スケジュール通りに質の高いコンテンツを配信できる
  • キーワード選定やコンテンツ制作、SEOなどの業務を専門業者に委託できる

また、今までコンテンツ制作に充当していた時間と工数が削減される点もメリットです。

運用チームの体制を確立する

コンテンツマーケティングを継続させるには、運用チームの体制を確立しましょう。

実際にコンテンツマーケティングの運用開始後もリソースがかかるため、安定した体制を確保できず、スケジュールが白紙となるケースは少なくありません。

そのため、まずは担当者ごとの役割を明確にする必要があります。

特に重要な役割は、下記の3つです。

  • マーケター
  • コンテンツ制作者
  • 編集者・編集責任者

ちなみにそれぞれの担当者が、複数の役割を兼任する場合もあります。

まとめ

まとめ

今回は、コンテンツマーケティングのメリット・デメリットや種類、継続するコツを解説しました。

コンテンツマーケティングのメリット・デメリットは、下記の通りです。

  • 広告費の削減につながる
  • プロフェッショナルと認識される
  • 顧客のロイヤリティが高まる
  • 幅広い地域をターゲットにできる
  • コンテンツが資産になる
  • 顧客層を広げられる
  • SNSでの拡散を期待できる
  • 短期的な効果は表れない
  • 継続的に配信しなければならない
  • コンテンツ制作に時間を要する
  • 成果が出るとは限らない

また種類として「オウンドメディア」「レポート・調査資料」「オンラインセミナー」などがあります。

本記事でお伝えした継続させるためのコツも参考にして、自社のコンテンツマーケティング制作に活かしてください。

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こちらの記事では、コンテンツマーケティングツールの正しい選び方や導入すべきツールを3個紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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