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サーバー監視ツールとは?
ITシステムを円滑に作動させるためのツールとして、サーバー監視ツールは重要な役割を担っています。実際に多くの企業がサーバー監視ツールを導入し、サーバーが不具合なく正常に稼働しているか監視しています。
サーバー監視ツールの中身や特徴、サーバー監視ツールが有する具体的な機能を紹介していきます。
サーバーの基本概念や活用の仕組みをお知りになりたい方はこちらを参考にしてください。
サーバー監視ツールの特徴
サーバー監視ツールとは、サーバーが正常に稼働しているか定期的に監視するシステムです。サーバーのシステム状況や稼働率などを定期的にチェックし、もし何らかの異常を発見した際は早急に検知し通知する仕組みで動作します。
企業はサーバー監視ツールを導入することによって被害を最小限に抑えることができ、安定的にシステムを稼働できるようになります。サーバー監視ツールを導入すれば、安心かつ安全に業務を遂行できるようになるでしょう。
エージェント型とエージェントレス型の2種類がある
サーバー監視ツールには、専用のソフトウェアをインストールする必要がある「エージェント型」と、インストールが不要な「エージェントレス型」の2種類があります。
エージェント型は自社のシステムに沿った柔軟な監視設定ができるメリットがある一方で、テクニカルな運用が必要というデメリットが存在しています。
エージェントレス型は細かな監視設定ができない一方で、独自のエージェントをインストールする手間がかからず、人的・物的なコストがかからないメリットがあります。
近年までサーバー監視ツールの大半はエージェント型となっていましたが、昨今では利便性などからエージェントレス型のニーズが増え、サーバー監視ツールの製品や、そうした製品を導入する企業も増加する傾向にあります。
サーバー監視ツールの具体的な機能
サーバー監視ツールには主に次の5つの機能が搭載されています。
- 死活監視
- パフォーマンス監視
- プロセス監視
- ハードウェア監視
- ログ監視
それぞれの機能の詳細について解説していきます。
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死活監視
死活監視とは、文字通りサーバーが生きているか死んでいるのかを監視する作業を指します。サーバーがダウンしていないか、正常に稼働しているかどうかを確認する重要な役割を担っています。
サーバーに短時間でアクセスが集中したり大きな負荷がかかると、キャパオーバーによりサーバーがダウンする可能性があります。その際に早急に対応できるように、専門のツールを使い定期的にサーバーチェックを行なっています。
監視方法には大きく分けて2種類があり、Ping(ネットワークの通信状況を確認するコマンド)を発信して行うアクティブ監視と、監視対象が発信するパケットを監視し一定時間途切れたときに異常が発生したと判断するパッシブ監視があります。
サーバー監視ツールを活かすためには、どのような死活監視がおこなわれているのかを核にすることが大切です。
パフォーマンス監視
パフォーマンス監視とは、CPUやメモリ、ディスクの容量を監視します。CPUやメモリ、ディスクの空き容量が不十分だと、サーバーに過度な負荷がかかり従来のパフォーマンスを発揮できなくなります。
パフォーマンス監視では、サーバーに割り当てられた容量を超えると通知を行い、早急な対応を促す役割を果たします。実際の対応では、不要なデータの削除やアプリの停止をおこなうようにしましょう。
プロセス監視
プロセス監視とは、サーバー上で動作するプロセスの稼働具合を監視する作業です。プロセス監視の代表的な手法として、監視用プロトコルであるSNMPを用いたプロセス監視があげられます。
想定されるトラブルとして、サーバーが正常に稼働しているにもかかわらず、プロセスが正常でないためシステムダウンするケースがあります。
こうしたトラブルを避けるために、サーバーで実行されているプロセスの稼働状況を定期的に監視し、不具合が発生した際に問題箇所をいち早く特定する必要があります。プロセス監視は、そうした状況で有効に機能します。
ハードウェア監視
ハードウェア監視とは、定期的にハードウェア機器と通信してデータを取得し、適切な状態にあるのか確認することです。ハードウェア機器は繊細であり、不具合が生じることがあるため常時監視する必要があります。
CPUやメモリー、ディスクなどにはステータスの変化を検出するハードウェアセンサーが埋め込まれています。ここから収集された情報を元に、ハードウェア機器の稼働状況を判断可能です。
ログ監視
サーバーの動作履歴であるログを監視します。あらゆるログを定期的に監視することにより、システムの不具合や何らかの異常をいち早く検知し適切に対処できるようになります。
具体的には、サーバーやネットワーク、アプリケーションなどの動作履歴や作動履歴である「ログ」を定期的にチェックします。誰がいつどのような作業をしたのか詳細を把握できるため、何か異常が発生した際も原因を素早く特定できます。
サーバー監視ツールと他の監視ツールとの違いとは?
基幹システムを監視する業務には、「サーバー監視」だけでなく「ネットワーク監視」や「アプリケーション監視」などの監視業務があります。
サーバー監視とはあくまで基幹システムにおけるサーバーの状況を確認し、異常があれば検出し通知を行うものです。ここでは、サーバー監視とネットワーク監視、アプリケーション監視との違いについて解説します。
ネットワーク監視ツールとの違い
「ネットワーク監視」とは、基幹システムを構成するネットワークに異常がないか監視する作業を指します。サーバー監視とは監視する分野が異なるものとなっています。
具体的には、ネットワーク内にデータが滞留している箇所がないか、多大なアクセスが生じた場合の負荷の分散、特定のポートに対するデータ送受信の有無などを監視します。
アプリケーション監視ツールとの違い
「アプリケーション監視」とは、サーバー内で作動する各アプリケーションが、問題なく作動しているか監視する業務です。
具体的には、こちらからの指令に対する迅速なレスポンスの有無、アプリケーションの破損の有無や箇所、CPUやメモリの使用率の変化状況などを監視します。
統合的な監視ツールとの違い
統合的な監視ツールとは、サーバー監視やネットワーク監視、アプリケーション監視など、システム全体を一元的に監視するツールです。
様々な重要システムを一括で管理できるため、管理や運用の手間を省き全体的なパフォーマンスを高めることができます。
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サーバー監視ツールを導入するメリット
有用な機能を搭載しているサーバー監視ツールを導入すると、どのようなメリットを得られるのでしょうか。
ここでは、サーバー監視ツールを導入するメリットを4つ紹介します。
コストを削減できる
サーバー監視ツールを導入すれば、より低コストで監視業務をできるようになります。従来であればマンパワー監視業務を行っていたため、十分な人材を投入する必要があり多大なコストがかかっていました。
しかし自動で監視し異常があれば検出・通知してくれるサーバー監視ツールを導入することにより、その結果サーバー監視のためにマンパワーを導入する必要がなくなりました。
システム運営にかかるコストを削減するためにも、サーバー監視ツールの導入は欠かせません。
不具合発見の確実性とスピードを改善できる
サーバー監視ツールを導入すれば些細な異常も確実に検出できるので、安心かつ安全にシステムを運営できます。障害の発生を事前に検知することもできるため、スピード感のある対応も実現します。
監視を人に依存してしまうと、ヒューマンエラーなどで不具合を見落とす可能性がありますが、システム化されていれば確実性とスピードを上げることができます。
障害の発生を事前に検知することもできるため、確実性・ツールの通知機能によってサーバーの異常に早急に対応でき、システムを安定的に稼働できるようになるでしょう。
業務の効率性
多くのサーバー監視ツールにはAIを活用した自動化機能が搭載されているため、人力よりも業務を効率化できます。
IT業界では人材不足が著しく、特に監視業務などの専門性の高いスキルを持つ人材は少ない現状があります。多くの企業は人的資源が限られた中で、いかに効率的に業務を遂行すべきか、その必要性に迫られています。
そうした状況でもできるだけ少ない人材で24時間サーバーを監視するため、サーバー監視ツールは業務の効率化に大きく寄与する機能が多数搭載されています。人手不足に悩んでいる場合でも、サーバー監視ツールの利用は有効な選択肢となるでしょう。
サーバー監視ツールを選ぶ際に意識したいポイント
現在様々なベンダーがサーバー監視ツールを開発しており、それぞれに特徴があるためどのツールを選べば良いのか難しいと感じている方もいるでしょう。
システムを安定的に稼働させるためには、自社のシステムやサービスに適したサーバー監視ツールを選ぶことが大切です。
ここでは、サーバー監視ツールを選ぶポイントを紹介します。
- 監視の対象に合ったツールを選ぶ
- 運用の手間に気を付ける
- 運用の手間がかからないものを選ぶ
- トラブル時の通知方法に注目する
- サポート体制を確認する
- コストパフォーマンスを意識する
それぞれの詳細を解説します。
監視の対象に合ったツールを選ぶ
サーバーには、ウェブサーバーやメールサーバー、データサーバーなどの種類があり、監視対象もそれぞれ異なります。また、サーバーがクラウド環境にあるのかオンプレス環境なのかにより、対応できるツールも異なるのでサーバー監視ツール選びには注意が必要です。
CPUやメモリ、ディスクの使用率、アプリケーションの稼働状況、社内向けサーバーや社外システムとも連携しているサーバーなど、監視の対象範囲も、監視ツールによって異なります。
自社で運用しているサーバーの種類や環境、監視したい対象などを事前に把握することで、適切にサーバー監視ツールを選ぶことができるでしょう。
運用の手間がかからないものを選ぶ
サーバー監視ツールの中には、設定や運用に手間がかかり、人的・物的リソースが大きく割かれる場合があるため、慎重に選ぶことが大切です。
また、必要以外の機能を搭載している監視ツールにも注意が必要です。サーバー監視ツール導入後、担当者がスムーズに設定・運用できるよう、必要十分な機能を備えた使いやすいツールを選ぶことをおすすめします。
トラブル時の通知方法に注目する
サーバー監視ツールを選ぶ際は、サーバーに何らかの異常が生じた場合の通知方法にも着目する必要があります。
具体的な通知方法としては、メールによる通知方法、SNMPトラップによる通知方法、Syslog通知方法、チャットによる通知方法などがあります。
サーバーの不具合に対しては迅速に対応することが重要です。自社のサーバー監視体制を考慮した上で、迅速かつ確実な通知をしてくれるツールを選ぶことを心がけましょう。
サポート体制を確認する
サーバー監視ツールの機能を十分に使いこなすために、ツールを提供するベンダー会社のサポート体制やフォロー体制を確認することも大切です、
ツールによって導入後の設定方法も異なります。中にはテキストファイルで設定する必要があるツールもあるため、運用保守担当者のスキルや経験を加味しながら、必要かつ十分なサポートを提供するツールを選択しましょう。
コストパフォーマンスを意識する
あらゆる機能がある方がお得だと、安易に統合型の監視ツールを選ぶのは危険です。統合型監視ツールはハイスペックが故に価格が高くなる傾向があります。多機能であるが故に運用面の人的コストもかかることから、結果として導入コスパが低くなる可能性があるのです。
まずは自社にとって適切な機能を備えたツールであり、かつコスト負担が大きくならないものを選ぶことをおすすめします。
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【無料版あり】おすすめサーバー監視ツール
それではここからは、おすすめの有料サーバー監視ツールを6つ紹介します。
パトロールクラリス | Mackerel | LogicMonitor | Hinemos | System Answer G3 | Zabbix | |
特徴 | エージェント側のメンテナンス作業やインストール作業が不要 | 直感的なUI設計がされており初心者でも使いやすい | 独自に最適化された監視テンプレートが2,000種類以上用意 | 収集した過去データから将来予測値を算出できる | UI設計が分かりやすいため操作性が高い | 保守費用のみで運用できるOSS型 |
提供形態 | オンプレミス、クラウド、パッケージソフト、ハードウェア、SaaS、ASP、アプライアンス、サービス | クラウド/SaaS | オンプレミス、クラウド | クラウド、仮想環境 | パッケージソフト | パッケージソフト |
ベンダー | 海外 | 国内 | 海外 | 国内 | 海外 | 海外 |
料金 | 1500,000 円(100pt) / ライセンス料336,000円/年額 | 月額1,833円/スタンダードホストプラン | 月額2,700円/デバイス(最低契約数50台以上) | 800,000 円 / 年額(サブスクリプション Essential) | 59万4000円/年額(監視項目2000)〜 | 無料(シルバーサポート 39,9000/年) |
無料お試し | あり | あり | なし | あり | なし | なし |
パトロールクラリス
パトロールクラリスは、株式会社コムスクエアが提供するエージェントレス型のサーバー監視ツールです。国内4,000社以上が導入している実績があり、高い評価を得ています。
提供形態もオンプレス型やクラウド型、パッケージソフト型など複数提供されており、レポート機能やアクション機能、カルテ機能など無料の機能も多数搭載されています。
エージェント側のメンテナンス作業やインストール作業が必要なく、必要な監視項目や予算に応じて自在にカスタマイズが可能です。また豊富で高度な機能も多数搭載されており、効率的に運用することができます。
Mackerel
Mackerelは、株式会社はてなが提供する、クラウド型のサーバー監視ツールです。サーバーに監視ツールをインストールするだけですぐに監視することができ、直感的なUI設計がされており初心者でも使いやすい特徴があります。
通知もSlackやチャットワーク、マイクロソフトチームズなど複数設定することができ、急な異常発生時でも安心して対応できます。
無料プランと有料プランが用意されており、有料プランはホストごとに細かく料金設定がされています。
LogicMonitor
SaaSprest株式会社が提供するLogicMonitorは、海外で多数のアワードを受賞しており、2,000以上の会社が導入している実績のあるサーバー監視ツールです。
LogicMonitorには、独自に最適化された監視テンプレートが2,000種類以上用意されています。運用設計やカスタマイズはほぼ不要であり、パブリッククラウドやオンプレス環境だけでなく、混在する複雑な環境にも対応できるのです。
基本パッケージの最低契約数が50台、月額料金が1デバイスごとに2,700円。30日間の無料トライアルが用意されているので安心してお試しすることができます。
Hinemos
Hinemosは、NTTデータ先端技術株式会社が提供する国内のオープンソース型監視ツールです。クラウド型、オンプレス型、仮想型に対応しており、運用業務を自動化する豊富な機能を搭載しています。
PING監視やプロセス管理をはじめとした様々な監視項目を活用することで、作りこみすることなく簡単に設定が可能です。さらに収集した過去データから将来予測値や変化量を算出して、監視対象の異常をいち早く検知することができるのも魅力的です。
System Answer G3
System Answer G3は、社内の/サーバーやデータセンター、クラウド、仮想環境など様々な環境に対応したサーバー監視ツールです。
必要な設定を自動化することで、監視処理を効率化し運用コストの削減できます。UI設計が分かりやすいため操作性が高く、導入支援や運用支援など、導入前後の技術サポート体制も手厚く用意されています。
監視項目数ごとに年間ライセンス使用量が細かく設定されており、予算に応じた柔軟な導入が可能となっています。
Zabbix
Zabbixは、サーバやネットワーク、アプリケーションの一元的な監視業務を行うオープンソース型の統合監視ツールです。NW機器やコンテナなどシステムのインフラを幅広く監視することも可能です。
Zabbixの最大の特徴は、製品費用が不要であり保守費用のみで運用できるOSS型である点です。またエージェント費用も不要であり、一製品のみで細かな監視設定が可能なのでコスパが高い特徴もあります。
さらに、チャットツールやインシデント管理ツール等とアラート連携することも可能です。
サーバー監視に関するトラブル対処方法
サーバー監視には、自動監視ツールの活用や、エキスパートによる定期的な監視など、様々な方法があります。どの方法を採用するかは、企業の規模や業種、サイトの性質によって異なります。
しかし、いずれの場合でも、トラブルが発生した場合は、早期に対処することが重要です。また、サーバー監視を行うことで、予防的な対策もできます。
サーバー監視により、トラブルを未然に防ぐことで、企業のビジネスの安定性や信頼性を高めることができます。以下は、サーバー監視に関するトラブル対処方法の例です。
- パフォーマンス低下時はサーバー負荷状況を確認
- サイトの停止時はサーバーダウンを確認
- セキュリティ上の問題はツールで早期発見
- ディスク容量の不足には不要データ削除をおこなう
- サーバーの更新やアップグレードを行う
それぞれの詳細を解説します。
パフォーマンス低下時はサーバー負荷状況を確認
サイトの読み込み速度が遅くなった場合は、サーバーの負荷が高くなっている可能性があるため、監視ツールを使ってサーバーの負荷状況を確認しましょう。
必要に応じてサーバーの設定変更や構成変更を行うことが必要です。複数のサーバーを保有している場合には、負荷分散をおこなうことも検討してみましょう。
サイトの停止時はサーバーダウンを確認
サイトにアクセスできなくなった場合は、サーバーがダウンしている可能性があります。サーバー監視ツールの死活監視機能を使い、現状を確認しましょう。
必要に応じてサーバーの再起動や修復を行うことが求められます。
セキュリティ上の問題はツールで早期発見
サーバーへの不正アクセスや攻撃があった場合は、サイトの情報漏えいやサービスの停止などが発生する可能性があります。監視ツールを使い、セキュリティ上の問題を早期に発見し、必要に応じてセキュリティ対策を行うことが必要です。
パスワードの管理徹底や、破損させたくないデータのバックアップ、セキュリティソフトの別途導入を行いましょう。
ディスク容量の不足には不要データ削除をおこなう
サーバーのディスク容量が不足すると、サイトのアクセスが制限されるなどのトラブルが発生する可能性があります。監視ツールを使い、ディスク容量の使用状況を確認し、必要に応じてディスク容量の拡張や不要なファイルの削除を行うことが必要です。
また、定期的に不要なファイルを削除するなど、予防的な対策を行うことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
サーバーの更新やアップグレードを行う
サーバーのソフトウェアやハードウェアが古くなると、セキュリティリスクや性能低下のリスクが高まります。
監視ツールを使い、サーバーの状況を確認し、必要に応じてサーバーの更新やアップグレードを行うことが必要です。
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サーバー監視ツールの導入でよくある疑問
ここでは、サーバー監視ツールの導入でよくある疑問を2つ、回答とともに紹介します。
- 無料のサーバー監視ツールに機能制限はある?
- サーバー監視ツールのOSSとは?
それぞれの詳細を解説します。
無料のサーバー監視ツールに機能制限はある?
無料のサーバー監視ツールの中には、機能制限がおこなわれていることもあります。
必要な機能を使用したいときに、有料プランでしか使用できないというケースを避けるためには、事前にサービスの範囲を確認しておくことが大切です。
サーバー監視ツールのOSSとは?
OSSとは、オープンソースソフトウェアの略語で、無料での使用やカスタマイズが可能なソフトウェアを指しています。
サーバー監視ツールの中にもOSSは多く、無料で使用できるという点だけでなく、自社のニーズに沿った運用がおこないやすいことが魅力的です。
ただし、OSSを利用するためには、ある程度のIT知識が備わっていることが前提であることが多いため注意が必要です。自社にIT知識を持った人材がいる場合には、OSSによってカスタマイズされたサーバー監視ツールの運用を検討してみましょう。
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- 従業員規模:31〜100人
- 部署:情報システム部門
- 役職:一般社員・職員
- 業種:エネルギー / 環境 / リサイクル系
- 会社名:株式会社サニックス
- 従業員規模:101〜300人
- 部署:営業・販売部門
- 役職:一般社員・職員
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まとめ
今回の記事では、サーバー監視ツールの特徴や選び方、おすすめのサーバー監視ツールなどを紹介しました。
自社の基幹システムを安定的に稼働させるためには、監視ツールの導入は欠かせません。基幹システムが何らかの原因によりダウンしてしまうと、業務が停止して大きな損害に直結する恐れがあるのです。
多くのサーバー監視ツールがすでに出回っており、それぞれに特徴があります。サーバー監視ツールを導入する際はこの記事を参考にして、監視ツール選びには細心の注意を払いましょう。