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acmailerの主な機能やメリットは？導入するべき企業の特徴とあわせて解説

acmailerの主な機能やメリットは？導入するべき企業の特徴とあわせて解説

投稿日:2023年7月16日 /

更新日:2023年7月19日

● コスト削減● セグメント● マーケティング● マーケティング戦略● メール配信● 業務効率化

メルマガ配信には販売促進やリピーター獲得、重要なお知らせの案内などさまざまな役割があります。そんななかで、「定期的に大量のメルマガを無料で利用したい」と考えている企業も少なくないのではないでしょうか。今回は、CGI型のメルマガ配信ツール「acmailer」の主な機能やメリット、導入するべき企業の特徴を特徴を解説していきます。

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1
acmailerとは
2
acmailerの主な機能
3
acmailerを導入するメリット
4
acmailerの導入に向いている企業の特徴
5
メール配信システムを選ぶときのポイント
6
【kyozon編集部おすすめ】あわせて活用したいメール配信サービス
7
まとめ

acmailerとは

acmailerとは、株式会社シーズが提供する無料で利用できるCGI（Common Gateway Interface）型のメルマガ配信ツールです。

ちなみにCGIは、プログラムをサーバー上で稼働させるための仕組みを指します。

acmailerの特徴は、下記の通りです。

無料で利用できる
自社サーバーで運用できる
ワンクリックでCGIをインストールできる

登録アドレス数や送信数は無制限なので、自社の目的に合わせたメール配信を実現できるでしょう。

acmailerの料金プランは、下記の通りです。

	内容
導入費用	0円〜
ライセンス有効期限	なし

acmailerは基本的に無料で利用できますが、著作権表示の解除を希望する場合はCGIライセンスを17,600円（税込）で購入する必要があります。

ほかには再販権つき販売や独自ブランドでの販売、レンタル事業などを検討する場合は、公式サイトから問い合わせを行いましょう。

acmailerの主な機能

acmailerの主な機能は、下記の通りです。

アクセルメールモード
複数アカウント機能
承認機能
携帯3キャリア対応+iPhone対応
絵文字・デコメールへの対応
HTMLメール対応
予約配信機能
テスト配信機能
ターゲティング配信機能
配信メールテンプレート機能
登録/解除フォームテンプレート
メルマガ登録フォーム自動生成
配信履歴とバックナンバー
設定エクスポート/インポート
その他便利な機能

それぞれ解説していきます。

アクセルメールモード

acmailerのアクセルメールモードは、携帯電話向けメール高速配信エンジン「アクセルメール」に対応しています。

利用を検討する際は、別途アクセルメールとの契約が必要です。

複数アカウント機能

acmailerの複数アカウント機能では、アカウントの複数作成・管理が可能です。

また、登録できるアカウント数の制限はありません。

承認機能

acmailerの承認機能では、アカウント毎で作成したメールの内容を管理者が承認できます。

管理者は承認だけでなく、アカウント管理も可能です。

携帯3キャリア対応+iPhone対応

acmailerは、携帯3キャリアである「docomo・au・softbank」とiPhoneに対応しています。

上記の機器では、下記が可能です。

メール配信
メールアドレスの登録・削除・履歴確認

またメール配信は、自動的にバックグラウンド処理に切り替わります。

絵文字・デコメールへの対応

acmailerは、携帯ユーザーに対してデコメールや絵文字付きメルマガを発行できます。

また複数の画像データをアップロードして、配信時に挿入することもできます。

HTMLメール対応

acmailerは、表現力の高いHTMLメールにも対応しています。

予約配信機能

acmailerの予約配信機能では、日時を指定したメール配信が可能です。

テスト配信機能

acmailerのテスト配信機能では、メルマガ送信前に最終チェックを行えます。

また、任意のアドレスにテストメールを送ることも可能です。

ターゲティング配信機能

acmailerのターゲティング配信機能では性別や年齢、居住地などにターゲットを絞り、複数のメルマガを配信できます。

配信メールテンプレート機能

acmailerでは配信メールをテンプレートとして保存できるため、管理が楽になります。

また、自動返信メールの登録・編集も可能です。

登録/解除フォームテンプレート

acmailerの登録/解除フォームテンプレートには、メルマガの登録と解除のテンプレートが備わっています。

希望のテンプレートを選択して、ソースをコピーアンドペーストするだけで使用可能です。

メルマガ登録フォーム自動生成

acmailerのメルマガ登録フォーム自動生成では、設定した自由項目と使用した登録フォームを自動生成できます。

ただし、フォーム設定と自由項目設定の編集内容は連動するので注意しましょう。

配信履歴とバックナンバー

acmailerでは、「いつ・誰に・どのような」内容を送ったのか詳細な履歴を確認できます。

また履歴を元に、公開バックナンバーが自動生成されます。

設定エクスポート/インポート

acmailerでは、各種設定のエクスポート・インポートが可能です。

バージョンをアップする際のデータ移行やバックアップとして活用できます。

ただし、中身を編集したデータをインポートすると正常に動作しない恐れがあるので、ダウンロードデータの編集は避けましょう。

その他便利な機能

acmailerのその他便利機能は、下記の通りです。

空メール登録
絞り込み配信
差し込み配信
不着メール管理機能
確実に届く配信エンジン
更新履歴とバックナンバー
CSV対応メールアドレス管理

ほかにも最大10個の「自由項目設定」や、ユーザーの事前承認を得て本登録する「ダブルオプトイン機能」もあります。

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acmailerを導入するメリット

ここまで、acmailerの主な機能をお伝えしました。

続いて、acmailerを導入するメリットを解説します。

セグメントしメルマガを配信できる
業務効率がアップする
メルマガ到達率が比較的高くなる
本登録までの流れをスムーズに行える

それぞれ解説していきます。

セグメントしメルマガを配信できる

acmailerを導入するメリットは、ターゲットをセグメントしたうえでメルマガを配信できる点です。

前述した絞り込み配信機能を活用することで、登録された顧客リストのなかから年齢や性別、居住地域といった細かい条件を設定してメール配信できます。

またセグメントしてメルマガを配信するメリットは、下記の2つです。

ターゲット毎に本文の内容や文体などを調整できる
最適なタイミングで顧客が求める情報を提供できる

さらに顧客情報に最大10個の自由項目を設定できるので、より詳細にターゲットを絞り込めます。

それぞれの顧客に適した配信を行うことで、信頼関係を実現できるでしょう。

こちらの記事では、セグメントの成功事例や課題、プロセスについて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

セグメント（セグメンテーション）とはマーケティングの出発点となる市場分類！成功事例も紹介

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業務効率がアップする

acmailerには、業務効率をアップさせるメリットがあります。

業務効率につながる機能は、下記の通りです。

予約配信
メルマガ登録フォーム自動生成
メールアドレスの一括CSV登録や削除、重複、エラーチェック

またメール配信スピードを自由に設定できるので、サーバーへの負荷を減らすスロー配信だけでなく、確実に届けるコントロールもできます。

宛先不明の不着メールはリストでピックアップされるので、不着メールを排除することでサーバーへの負担を低減できるでしょう。

メルマガ到達率が比較的高くなる

acmailerは4つの配信エンジンを使い分けており、メルマガ到達率が比較的高くなる点がメリットです。

自社サーバーにインストールして活用するCGIやローカル配送、外部SMTPといった配信エンジンを選択することで、高い到達率を実現しています。

これまで一度に大量のメールを配信できるメルマガは、スパム判定を受ける恐れがありました。

しかしacmailerのスロー配信機能を活用することで、スパム判定を受けにくく高い到達率を保てるでしょう。

本登録までの流れをスムーズに行える

acmailerを導入するメリットは、本登録までの流れをスムーズに行える点です。

acmailerには空メールを送り、簡単に本登録を促せる機能が備わっています。

空メールを送る際には、自動で空メールを作成してメールアドレスの入力・作成の手間をかけずにメール送信できます。

空メール送信後は、本登録に必要な情報を記載するためのフォームが自動送信されるので、スムーズな本登録が可能です。

ユーザーのメルマガ登録までのハードルを下げて、登録数の増加を狙える点がacmailer導入のメリットです。

acmailerの導入に向いている企業の特徴

ここまで、acmailerを導入するメリットをお伝えしました。

続いて、acmailerの導入に向いている企業の特徴を解説します。

コストを抑えつつメルマガ配信をしたい
メールマーケティングを始めたい

それぞれ解説していきます。

コストを抑えつつメルマガ配信をしたい

acmailerの導入は、コストを抑えつつメルマガ配信したい企業に向いています。

著作権表示に抵抗がなければ、無料でのメルマガ配信が可能です。

ただし、別途でサーバー代を支払う必要があるので覚えておきましょう。

サーバーによっては、acmailerを利用できない・機能が制限されている場合があるので、事前に確認しておきましょう。

下記は、サーバー毎の動作確認済み機能の一覧です。

	基本動作	メール	不着抽出	予約配信
ACサーバー	○	○	○	○
Xserver	○	○	○	○
さくらインターネット	○	○	○	○
ロリポップ	○	×	×	○
ヘテムル	○	×	×	○

上記の通り、すべての機能を利用する場合は、「ACサーバー」「Xserver」「さくらインターネット」の利用が適しています。

ただし「さくらインターネット（ライトプラン）」は、すべての動作に対応していないので注意しましょう。

メールマーケティングを始めたい

acmailerの導入は、メールマーケティングを始めた企業に向いています。

シンプルで使いやすさに定評があるだけでなく、下記の機能が搭載されている点が高い評価につながっています。

件名や氏名の挿入
予約・ターゲティング配信

そのため今からメールマーケティングを検討している企業に適しているでしょう。

メール配信システムを選ぶときのポイント

ここまで、acmailerの導入に向いている企業の特徴をお伝えしました。

続いて、メール配信システムを選ぶときのポイントを解説します。

目的達成のための機能が搭載されているか
クラウド型かオンプレミス型か
配信数上限や配信速度は問題ないか
メール配信の到達率は安定しているか
セキュリティ対策は万全か
効果測定・分析機能があるか
コストは予算内に収まっているか

ひとつずつ解説していきます。

目的達成のための機能が搭載されているか

メール配信システムを選ぶ際のポイントは、目的達成のための機能が搭載されているか確認しましょう。

多くのメール配信システムに搭載されている機能の例は、下記の通りです。

予約配信
メール一斉配信
メール開封率の分析
メールアドレスの管理・作成

例えば販売促進を目的とした場合、テキストメールよりHTMLメールの方が訴求力はありますが、一定の知識とスキルは欠かせません。

その場合は直感的にHTMLメールを作成でき、テンプレートが備わっているメール配信システムを選択しましょう。

つまりメール配信システムによって搭載されている機能は異なるので、自社に合ったシステムを導入する必要があります。

クラウド型かオンプレミス型か

メール配信システムはクラウド型とオンプレミス型で分かれるので、どちらが自社に合っているか判断しなければいけません。

それぞれの特徴・詳細は、下記の通りです。

	特徴・詳細
クラウド型	クラウド環境のサーバにインターネットを介してサービス利用するサービスが構築されているため短期間で利用できる他社も運用しているのでカスタマイズ性は乏しい導入費用はかからないが、運用コストが発生する
オンプレミス型	自社内にサーバを設置してシステムを構築する自由に構築できるため、自由にシステム連携や機能拡張を行えるメール到達率を上げるには高いスペックのサーバが必要導入コストが発生する

2023年7月時点ではクラウド型が主流となっており、スタートアップ企業や中小企業にも活用されています。

配信数上限や配信速度は問題ないか

配信数上限や配信速度に問題がないかは、メール配信システムを選定する際に重要です。

そのため事前に想定した自社のメール配信数と、配信の上限数を照らし合わせてツールを比較しましょう。

ツールによっては無制限でメール配信できるものもあるので、用途によって検討できます。

また、大量にメールを配信する際の配信速度も注目すべきです。

処理が早いほど、メール配信数が多い場合でも完了まで時間を要しません。

メール配信の到達率は安定しているか

メール配信システムを選ぶ際は、「メール配信の到達率が安定しているか」も確認しましょう。

メールの配信数が多くなると、エラーメールの数も多くなります。

その際にエラーのメールアドレスが排除されていれば問題ないのですが、送り続けているとプロバイダからスパムメールと判断されてブロックされる可能性があります。

そのため「複数のIPアドレスを取得できる」「分散配信が行える」「エラーメールアドレスを管理できる」メール配信システムを選びましょう。

セキュリティ対策は万全か

セキュリティ対策の万全さは、メール配信システムを選び際に重要なポイントです。

社員や顧客の情報を管理するにあたって、情報漏洩が発生しないようにセキュリティ対策は行わなければなりません。

セキュリティ対策の判断は、下記を基準にしましょう。

脆弱性診断を受けているか
SSL通信による暗号化が実施されているか
BCP対策が行われた堅牢なデータセンターにサーバが格納されているか

まずはセキュリティ強度を重要視して、情報漏洩が発生するリスクを防ぎましょう。

効果測定・分析機能があるか

メルマガの運用改善を図るにあたり、効果測定・分析機能の有無は重要です。

例えば効果測定であれば、開封率やクリック率、コンバージョン率、時間帯・曜日、デバイスなど確認項目が多いと、さまざまな角度から分析できます。

開封率に関しても「全体の開封率」「特定の期間内にどれくらい開封されたのか」など、測定精度が異なるので注意しましょう。

コストは予算内に収まっているか

メール配信システムを選ぶ際は、コストが予算内に収まっているか確認しましょう。

料金体系には、下記の2種類があります。

登録アドレス数に応じた従量課金
メルマガ配信数に応じた従量課金

そのため自社が利用している登録アドレス数と月間のメルマガ配信数から、概算の料金を算出してみましょう。

こちらの記事では、BtoBにメールマーケティングが有効な理由や成果を出すためのポイントなどを解説しているので、ぜひ参考にしてください。

【必見】BtoBで成果が出るメールマーケティングの手法

今やTwitterやInstagram、Line＠などが主流なコミュニケーション手段となりましたが、メールマーケティングは未だBtoBには欠かせないマーケティング手法です。上手くメールマーケティングに取り組めば、見込み顧客の獲得や育成、成果に繋げることも可能です。今回は、BtoBで成果が出るメールマーケティングの方法についてご紹介します。

【kyozon編集部おすすめ】あわせて活用したいメール配信サービス

ここまで、メール配信システムを選ぶときのポイントをお伝えしました。

続いて、kyozon編集部がおすすめするメール配信サービス「配配メール」を紹介します。

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使って見て感じたことについては、初めてメルマガを配信それも大量に配信しようと考えている人のことを思ってサービスが作られていると思いました。特にメールを配信したい視聴者側を選別して年齢とか性別に合わせてメールを一括配信できるというのはかなり便利で以前の手法であれば振り分けを手動で行う必要がありましたが、グループ配信機能がサービスに組み込まれているのでその心配もないです。また、メールの中身をだれが開封したか、いつごろ開封したかを調べる分析機能なども組み込まれているため、新しく自社の商品やサービスを売り込む際のデータになるため、データ収集もできてメールを必要とする人物に送信できることを考えるとかなり便利です。ただ、料金プランについては、要相談なので、いくら支払っているかについては知らされていないので何とも言えないんですが、一応前のシステムより安かったと伺っているので十分な満足を得ています。