One人事[タレントマネジメント]とは
One人事[タレントマネジメント]とは、自社の人材情報を一元管理して人材育成や人事評価などに活用できるタレントマネジメントシステムです。人材はどのような企業にとっても重要な経営資源のため、One人事[タレントマネジメント]を導入することで人材のさらなる活用が期待できます。
自社で働いている人材に関して、履歴書や人事評価シート、Excelなどさまざまなデータベースで情報管理をしている組織も多いでしょう。このように分散している人事情報をOne人事[タレントマネジメント]に一元管理することで、一人ひとりのプロフィールに紐づけてスキルや評価を可視化できます。
また、MBOやOKRなどに対応している評価機能を活用して自社に合った人事評価を行ったり、ストレスチェックや職場満足度調査などのアンケート機能を活用して従業員のコンディションをチェックしたりすることが可能です。
目標管理や人事評価に紐づけて人材情報を管理できるため、ひいては経営戦略にも役立ちます。クロス分析やドリルダウンによって一人ひとりの特性や得意分野を理解できれば、適材適所に人材を活用できるため経営課題の解決にもつながるでしょう。
One人事[タレントマネジメント]の料金体系は、基本となる「ベーシックプラン」にオプションを付け足して自社が使いやすいようカスタマイズする設計です。
初期費用 | ベーシックプラン | オプション | |
料金 | お問い合わせ | 5万円~ | お問い合わせ |
機能 | - | ・人材一覧 ・各種シート ・人材グルーピング ・組織図 | 人事評価、目標管理、ワークフロー、クロス分析、アンケート、スキル管理、電話サポートなど |
One人事[タレントマネジメント]を実際に利用しているユーザーからの評判では「コスパが良い」「客観的に判断できる」「過去の情報をすぐに検索できて便利」といった声が挙がっています。
- 業種:不動産 / 建設 / 設備系
- 会社名:三幸エステート株式会社
- 従業員規模:301〜1000人
- 部署:営業・販売部門
- 役職:部長・課長クラス
One人事[タレントマネジメント]の主な機能
次に、One人事[タレントマネジメント]に搭載されている主な機能を紹介していきます。
人材情報管理
自社で働いている従業員に関して、以下のような情報の管理を一元化します。
- 従業員プロフィール
- 顔写真
- 入社・採用情報
- スキル
- 資格
また、社内の部署・部門などの組織管理も可能。ドラッグ&ドロップの簡単操作で組織を編集できるため、新たな部門を作ったり人材を異動させたりする際のシミュレーションができます。
人事評価シートの作成
企業の独自の評価制度に合わせた評価シートを作成できます。MBO評価やOKR、コンピテンシー評価などのテンプレートが用意されているため、少し手を加えるだけで自社ならではの評価シートをカスタマイズできるでしょう。
計算式を設定すると、評価点数の自動集計も可能。今まで時間がかかっていた集計や分析などの業務も効率化します。
アンケートの実施
アンケートを実施し、従業員のコンディションやパフォーマンスなどを調査できます。エンゲージメント、業務報告書、ハラスメント調査、研修の振り返りなどのテンプレートを活用すると、簡単にアンケートを作成できる点もメリットです。
アンケート結果はリアルタイムで自動集計されるため、スピーディな状況把握が実現します。
データ分析
One人事[タレントマネジメント]はデータ分析機能も充実しています。分析結果は多彩な形式のグラフで可視化できるため、直感的に状況を把握することが可能です。
たとえばクロス分析機能は、人材情報やアンケート結果などを掛け合わせて分析でき、傾向や分布を簡単に可視化できます。エンゲージメントのアンケート調査を活用するとエンゲージメントサーベイも実践でき、従業員の離職を未然に防ぐよう対策できるでしょう。
英語対応
ユーザー単位で日本語と英語を切り替えることも可能です。多国籍企業や外資系企業など、英語圏の人材を雇用している場合にも安心して利用できます。
One人事[タレントマネジメント]を導入するメリット
次に、One人事[タレントマネジメント]を導入するメリットを具体的に紹介します。
初心者でも使いやすい操作性
One人事[タレントマネジメント]は使いやすいUIが特徴です。「専任エンジニアがいない」「ツール活用に慣れていない」という方でも、手軽に使えると評判です。
色分けやイラストなどが活用されていて直感的に理解でき、操作に迷うことはほとんどないでしょう。ドラッグ&ドロップで操作できる箇所も多く、複雑な設計や並び替えなど必要なく利用できます。また、テンプレートが豊富なので、評価シートや従業員アンケートなどを初めて作成するという方でも安心です。
サポート体制が充実している
One人事[タレントマネジメント]は、手厚いサポート体制も魅力のひとつです。「ツールを導入してもなかなか定着しない」という組織でも、導入から運用まで徹底的に伴走してくれるので、心強い存在になってくれるでしょう。
専任のサポートスタッフが24時間以内に電話やメール、オンライン会議ツールなどで支援してくれるため、質問や不明点などがあれば気軽に聞くことができます。また、契約開始後には4週間にわたる導入支援プログラムがあり、ステップを踏みながら運用を始める準備を進められます。
公共機関公認のセキュリティを誇る
One人事[タレントマネジメント]はセキュリティ面も評価されており、以下のような認証を取得しています。
- 個人情報を適切に管理する体制があることを第三者機関が証明する事業者に認められる「プライバシーマーク」
- 情報セキュリティ管理の国際規格であるISO27001(ISMS)
- 一貫したサービス品質の提供をする国際規格であるISO 9001:2015取得
こうした強固なセキュリティ対策があるため、官公庁や地方自治体、学校法人などでも多数導入実績があります。
One人事[タレントマネジメント]の導入に向いている企業の特徴
これまで紹介してきた内容から、以下のような企業がOne人事[タレントマネジメント]の導入に向いているといえます。
- 人事評価に膨大な工数がかかっている企業
- 一人ひとりの能力を最大限に活かしたい企業
- テレワーク中でも従業員のケアをしたい企業
それぞれ詳しく紹介していきます。
人事評価に膨大な工数がかかっている企業
人事評価と一口に言っても、評価シートの作成や記入、集計、分析、フィードバックなど、さまざまな業務が発生します。また、人事評価の方法も多岐にわたり、組織によっては複数の方法を掛け合わせている場合も珍しくありません。
このように人事評価が複雑な組織や、従業員数が多すぎる組織は、人事評価に膨大な工数がかかります。
しかしOne人事[タレントマネジメント]を導入すると、テンプレートを活用して評価シートを作成したり自動で集計したりできるため、人事評価にかかる時間の削減が見込めます。人事評価の工数がかかりすぎている企業にとって、非常に利便性が高いツールといえるでしょう。
一人ひとりの能力を最大限に活かしたい企業
従業員の特性や得意分野と、実際に割り当てられている業務内容にミスマッチが生じていることは少なくありません。これでは、従業員本人のスキルが活用しきれないですし、本人もモチベーションが低下します。
One人事[タレントマネジメント]で一人ひとりのスキルや資格などを可視化できれば、人材配置のヒントが得られるでしょう。希望部署のアンケートや、クロス分析なども活用すると、適材適所の人材配置につながります。
テレワーク中でも従業員のケアをしたい企業
現代ではテレワークを導入している企業が非常に多く、従業員同士がまったく顔を合わせずに仕事をしているということも多々あります。しかしテレワークだとコミュニケーションが希薄になり、一人ひとりのコンディションを把握できなかったり、目標に対する進捗管理ができなかったりするなどの課題も生まれます。
One人事[タレントマネジメント]のアンケート機能を活用するとどのようなコンディションで仕事をしているのか把握でき、適切にフォローできます。また、KPIやアクションプランを設定して目標達成に向けたプロセスを可視化できるため、テレワーク中で物理的に離れていても目標達成をサポートできるでしょう。
タレントマネジメントシステムを選ぶときのポイント
One人事[タレントマネジメント]をはじめとするタレントマネジメントシステムは、さまざまな種類が開発・提供されています。自社に最適なツールを選定する際のポイントをまとめました。
システムは使いやすいか
選定時には、使いやすさは最重要視すべき項目といっても過言ではありません。使いやすくなければ、逆に工数がかかってしまい非効率になるからです。
インターフェースや操作性は現場が使いやすいか、といった視点で選定しましょう。導入前に無料トライアルができるシステムもあるため、事前に現場担当者に使い勝手を確かめてもらうこともおすすめです。
必要な機能は搭載されているか
システムによって機能が異なるため、自社にとって必要な機能が搭載されていることも重要です。せっかく導入しても、機能が制限されていると自社の課題に沿った使い方を実現できません。
だからといって「多機能のタレントマネジメントシステムのほうが良い」というイメージを持ちがちですが、「機能が多い=良い」というわけではありません。使い方がわからずに定着につながらなかったり、使わない機能が多くコストばかりかかったりすることもあるのです。
タレントマネジメントシステムを活用してどのような課題を解決したいのか明確にし、そのためにはどのような機能が必要か充分に検討してから選定しましょう。
人事評価の手法に対応しているか
人事評価の方法は、MBO評価やOKR、コンピテンシー評価などさまざまです。複数の人事評価手法に合わせたテンプレートが用意されているタレントマネジメントシステムもありますが、特定の手法しか対応していないシステムもあります。
人事評価手法のテンプレートがあるか、自社の人事評価制度にマッチしたシステムか、事前にしっかりと確認しましょう。
サポートが充実しているか
タレントマネジメントシステムを導入しても、データ入力や評価シート作成、ワークフロー設計などを行う必要があり、最初の段階でつまずいてしまうことも珍しくありません。自社の人事戦略に合わせて緻密に設計することが理想といえるため、導入から手厚くサポートしてくれるかどうか確認しましょう。
また、導入後に利用しているなかでも「使い方がわからない」「もっと活用したい」などの課題が生まれます。このようなとき、質問や相談に対応してサポートしてくれることも重要です。
セキュリティレベルは高いか
タレントマネジメントシステムには、自社の従業員に関する多くの個人情報を蓄積します。マイナンバーや銀行口座などの重要な機密情報を扱うことも多く、情報漏洩した場合の被害は計り知れません。そのため、セキュリティ面については充分に検討しましょう。
【kyozon編集部おすすめ】あわせて活用したい企業マネジメントシステム
タレントマネジメントシステム以外にも、企業活動に役立つツールやシステムは多数あります。ここでは、企業マネジメントシステムとして以下の3つを紹介します。
- ザ社内報
- お隣オフィス
- HiManager
それぞれの特徴や評判を紹介します。
ザ社内報|社内コミュニケーション
「ザ社内報」は、CMS「Clipkit」をベースにしたWeb社内報に特化したツールです。経営者メッセージや成功事例、イベント情報など、社内で共有したい情報を記事化して発信できます。
それぞれの記事には「いいね」やコメントが可能。社内のコミュニケーション促進にもつながるでしょう。
項目 | 情報 |
提供会社 | 株式会社ベクトル |
利用料金 | お問い合わせ |
特徴 | ・直感的で誰でもカンタンに使えるUI ・情報集約 ・双方向コミュニケーション |
お隣オフィス|離れた拠点とのコミュニケーションに
「お隣オフィス」は、支店や営業所、工場や倉庫といった、本社と物理的に離れた拠点をオンラインで常時接続できるツールです。在席状況を確認したり、必要に応じて話しかけたりできるため、離れていてもすぐそばにいるように仕事ができます。
離れた拠点の従業員とすぐにコミュニケーションを取れるため、「本社の判断を待っていて残業になってしまった」「会議のために本社に出張しなければならない」といった課題を解決。人件費削減にもつながります。
項目 | 情報 |
提供会社 | ギンガシステム株式会社 |
利用料金 | お問い合わせ |
特徴 | ・大画面で常時接続!離れた拠点の状況がお互いにすぐ分かる ・コミュニケーションが取りやすく、必要な時にすぐ話せるので、仕事の効率が上がる! ・離れた拠点の上司にも気軽に報連相が可能に!決裁のスムーズ化にも貢献 |
HiManager|人事評価DX
「HiManager」は、目標設定(MBO/OKR)、1on1、フィードバックなどを通して従業員一人ひとりのパフォーマンスを可視化できるツールです。
メンバーを賞賛できる機能もあり、お互いに褒め合うことでモチベーションアップにもつながり、職場の雰囲気作りにも。職場に対するエンゲージメントが高まれば、離職率低下も期待できるでしょう。
項目 | 情報 |
提供会社 | ハイマネージャー株式会社 |
利用料金 | 一人あたり月額1,500円~ |
特徴 | ・リモートワーク時代に必要なリアルタイム評価を提供 ・従業員が自ら輝くパフォーマンス・マネジメント ・従業員のエンゲージメントを会社運営に活かす |
・結果を数値化することができ、正確なフィードバックが可能になった結果、一人一人のモチベーションアップにつながりました!
・目標の達成具合などカスタマイズが自由で社員一人一人の評価や成績アップにつながりました
- 業種:サービス / 外食 / レジャー系
- 会社名:非公開
- 従業員規模:31〜100人
- 部署:営業・販売部門
- 役職:係長・主任クラス
まとめ
One人事[タレントマネジメント]は、人材情報の管理や人事評価の効率化などが実現するタレントマネジメントシステムです。豊富なテンプレートや手厚いサポートを活用することで、タレントマネジメントシステムを初めて導入する組織でも安心して運用できるでしょう。
人事評価が効率化するだけでなく、一人ひとりの強みやスキルが可視化されるため適材適所の人材配置が実現します。人事評価や人材配置などに課題を抱えている組織におすすめのツールと言えるでしょう。
当メディア「kyozon」では、One人事[タレントマネジメント]のほかにも人事業務に活用できるツールやサービスを多数紹介しています。詳しいサービス紹介の資料もダウンロードできるので、ぜひお役立てください。
人事業務・人事評価などに活用できる記事はこちら!ぜひ参考にしてみてください。
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