ASTERIA Warpとは
ASTERIA Warpは、16年連続で国内シェアNO.1を獲得しているノーコードのデータ連携ツールです。データ連携に関わるシステム開発ができるにも関わらず、プログラミング知識が不要な点が特徴で、エンジニアでなくてもデータを簡単に統合することができます。
また、定型業務を自動化できるのも魅力で、Excelなどへのデータ入力や更新作業、受注・発注時の処理などを現場の社員に代わってASTERIA Warpが担ってくれます。作業負担を軽減するとともに、人為的ミスの低減も期待できるでしょう。
ちなみに、ASTERIA Warpの接続先はなんと100種類以上にも及びます。OfficeツールやGoogleサービス、SaaSなど接続先が豊富なので、社内で使っているツール・サービスと連携すればより業務の効率化が図れるでしょう。
2:クラウド連携ができるので、データの移行がしやすくなったのはとても使い勝手がいいです。
3:システム上でデータの一元管理ができる様になりました。
- 業種:IT / 通信 / インターネット系
- 会社名:Tebiki株式会社
- 従業員規模:11〜30人
- 部署:マーケティング部
- 役職:一般社員・職員
ASTERIA Warpの主な機能
ASTERIA Warpにはどのような機能が搭載されているのでしょうか。導入を検討している方や、ASTERIA Warpと他のサービスを比較したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
基本機能
ASTERIA Warpには、主に6つの基本機能が搭載されています。
具体的な機能は以下の通りです。
- アダプター連携
- アダプター作成
- ファイル連携
- データの変換/クレンジング
- 連携フローの設定
- トリガー起動
企業内及び企業間のシステム・アプリを連携したり、独自システムに対応させるために新たにアダプターを作成したりすることが可能です。指定ファイルの入出力や、データフォーマット・文字コードの変換や標準化が容易なうえに、連携フローのカスタマイズもできるので、社内の業務にマッチする形で導入できます。
拡張機能
ASTERIA Warpは、データの変換や暗号化、連携などが可能な拡張機能を備えています。
主な拡張機能は次を確認してみてください。
- Web API連携
- セキュアなデータ連携
- ユーザ管理
- 安定的な稼働
ユーザ管理では、ユーザ単位で利用権限を付与したり、パスワードの有効期限を設定したりできます。安定的な稼働が継続できるよう、システムの分散配置やクラスタ構成、高い可用性を実現したシステム構築も可能です。
ビジネスアプリ設計・開発機能
ビジネスアプリ設計・開発機能として、ASTERIA Warpではアプリケーションの画面設計やデータのアプリ化、開発したツールの提供などができるような仕組みとなっています。
非エンジニアでも、クオリティの高いアプリ設計・開発ができ、導入のハードルが低いのが魅力です。
- ドラッグ&ドロップでの画面設計
- アプリのテンプレート
- Excelデータのアプリ化
- 開発ツールの提供
- テスト
- クロスプラットフォーム対応
- データ同期
アプリに使用するパーツは、ドラッグ&ドロップで設置できるだけでなく、既存のテンプレートを活用することで、最小限の手間で自社に合うアプリを開発できます。また、開発したアプリの操作性や機能性などをテストして、問題の検出を行うことも可能です。
管理機能
ASTERIA Warpでは、安全性や安定性を維持するための管理機能を搭載しています。
システムのパフォーマンスを確認したい方や、ユーザごとに制限を設けたい方に向けた機能が以下の通りです。
- データベース監視
- アクセス権限
データベース接続に関わるパフォーマンスを監視したり、アプリにおける編集や活用などのアクションをユーザ単位で権限の付与が可能。担当以外の社員などによる誤操作予防としても期待できます。
RPAの処理設計機能
ASTERIA WarpにおけるRPAの処理設計機能は、ロボットが対応する処理を登録できる機能です。マウスによる操作画面や、文字列、コマンドなど、人の操作を記録するだけで登録が完結します。
事前の記録の手間はかかるものの、ロボットに反映されれば現場の負担を大幅に軽減することにつながるでしょう。イレギュラーな対応は人の手、定型作業はロボット、と使い分けたいときに便利です。
自動処理の設定機能
ASTERIA Warpでは、自動処理の設定が可能です。どのような作業を自動で処理するのかをあらかじめ設定することで、手作業で行う業務を低減できます。
自動処理の設定機能では、以下の設定が可能です。
- スケジューリング
- トリガー設定
- ワークフロー
- エラー処理
指定した日時に自動的に処理が行われるようにしたり、特定のアクションがあったらロボットが一定の処理を進めるように設定したりできます。また、手順が決まっているときにはそのワークフローを設定しておくと、希望した流れでロボットが処理を行ってくれます。
ロボット管理機能
ロボット管理とは、ASTERIA Warpのロボットによる処理の成功・失敗を確認したり、管理ツールでどのような操作があったのか、ロボットがどのような実行を行ったのか、といった情報をチェックできます。
- ダッシュボード
- ログ管理
ダッシュボード上でロボットの処理・稼働状況を確認できます。また、ログ管理では、アクセスログも記録可能なので、ASTERIA Warpの状況や関わったユーザもすぐにチェックしやすいでしょう。
ASTERIA Warpを導入するメリット
企業がASTERIA Warpを導入するメリットとして、具体的にどのようなポイントが挙げられるのでしょうか。
ここからは、ASTERIA Warpを導入する際に得られるメリットをご紹介します。
フローデザイナーでデータ連携処理を簡単に作成できる
ASTERIA Warpを導入するメリットとして、まず挙げられるのがデータ連携処理を簡単に作成できることです。フローデザイナーを備えているので、専門知識がない方でも、簡単に設計ができます。
視認性の高いアイコンを使用しているだけでなく、ドラッグ&ドロップでデータ連携処理を作ることが可能。直感で操作できるので、社内に詳しい人材がいなくても安心して導入できます。
Excelの高度な業務自動化ができる
Excelでのより複雑な業務を自動化できる点は、ASTERIA Warpを導入するメリットでしょう。ASTERIA WarpとExcelは高い親和性を誇り、それぞれの良さを発揮した業務自動化が可能です。
具体的には、Excel上でデータの計上を行い、ASTERIA Warpデータの収集やレポート作成や予測を行うなどの対応ができます。単純に記録するだけではなく、「データを活用すること」までカバーできるのがASTERIA Warpの魅力です。
ソフトウェアロボットを作成できる
ASTERIA Warpを導入するメリットとして、ソフトウェアのロボット作成が可能なことが挙げられます。ロジカルなソフトウェアロボットを簡単に作成できるのは、他のサービスにはない特徴です。
実際、自動化処理ロボットを作成するには、細かくシナリオを作成する必要がありますし、そのためにはプログラミングの知識を要します。しかし、ASTERIA Warpはフローデザイナーがあるため、パズルのピースを組み立てるようにロボットを構築していくことが可能です。
ASTERIA Warpの導入に向いている企業の特徴
そもそも自社はASTERIA Warpの導入が必要なのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。ここからは、ASTERIA Warpの導入に向いている企業の特徴を解説していくので、自社の希望や業務内容などと照らし合わせながら検討してみてください。
複数システム(クラウド含む)をスムーズに連携させたい
ASTERIA Warpの導入に向いている企業の特徴として、まず挙げられるのが複数のシステムの連携を希望する企業です。複数のシステムを個別で使用するのは手間がかかることから、簡単に連携して効率化を図りたいと考える方は少なくありません。
ASTERIA Warpは幅広いシステムに対応しているだけでなく、簡単に連携できるので、新たなシステムの導入に不安がある方でも安心です。連携するにあたって、複雑な手順はないので、そもそもIT分野に苦手意識を感じている方でも利用しやすいでしょう。
Excel業務を効率化したい
Excelを中心に使う企業や部署であれば、ASTERIA Warpの導入がおすすめです。ASTERIA Warpは、Excelの業務を自動化したり、自動化のためのロボットを作成したりでき、現場の業務効率化を図ることができます。
実際、ASTERIA Warpは親和性が非常に高いのが特徴。それぞれの得意分野をそのまま活かし、高いパフォーマンスでデータを活用できます。
固定業務を自動化したい
固定業務が多く、自動化を希望する企業はASTERIA Warpの導入を検討してみましょう。毎日同じ作業がある現場や、特定のフローに沿った業務が多い企業の場合、ASTERIA Warpで自動化できる可能性が高いと言えます。
日々繰り返す業務をASTERIA Warpに任せて、他の作業に時間を充てられるのは企業にとって大きなメリットです。人手不足の解消にもつながるので、多忙な現場にもおすすめできます。
データ連携ツールを選ぶときのポイント
データ連携ツールは、ASTERIA Warp以外にもさまざまなツールが存在するため、自社に合うツールは何かを慎重に考える必要があります。
ここからは、データ連携ツールを選ぶときのポイントを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
既存システム・アプリに対応しているか
データ連携ツールを選ぶ際には、既存システム・アプリに対応しているかを確認しましょう。ツールによっては、自社で使用しているシステムやアプリが対応していない場合があります。
せっかくデータ連携ツールを導入しても、既存システム・アプリと連携できないと、機能を最大限に活かせなくなってしまいます。業務効率化を図るためにも、自社の既存システム・アプリと、導入を検討しているデータ連携ツールの対応範囲を照らし合わせて検討しましょう。
サポートしている形式は広いか
データ連携ツールを選ぶときには、サポートしているデータ形式を確認してください。ツールによって、データ形式のサポートには違いがあります。
必ずしも、自社で使用しているデータ形式がサポート対象とは限りません。データ連携ツールのホームページをチェックしたり、お問い合わせで確認したりして、サポートしているデータ形式を把握しておきましょう。
カスタマイズ性は高いか
カスタマイズ性のチェックは、データ連携ツールを導入するうえで重要です。業務効率化を図るためには、自社の業務内容やワークフロー、環境などに合わせる必要があるからです。
カスタマイズ性が高いほうが現在の社内の状況に合わせられるだけでなく、将来システムを変更したり、アップグレードしたりする際にも柔軟に対応しやすくなります。データ連携ツールを長く使うことを想定しているのであれば、カスタマイズ性を忘れずに確認しましょう。
セキュリティ対策は万全か
データ連携ツールを安心して使用するためには、セキュリティ性の高いツールを導入することが大切です。基本的に、ほとんどのデータ連携ツールがセキュリティ対策を行っていますが、具体的にどのような対策を施しているかはツールごとに違いがあります。
セキュリティ対策の種類(データの暗号化や二要素認証など)をチェックし、なるべく複数の対策が備わったデータ連携ツールを導入しましょう。あわせて、セキュリティ規格や、認証の取得状況のほか、定期的に監査が実施されているのかについてもチェックしておくと安心です。
担当者が操作できるか
データ連携ツールを選ぶ際には、そもそも担当者が操作できるツールであるかを確認することが大切です。データ連携ツールの多くは、プログラミング知識が不要ですが、担当者のIT知識レベルによってはツールをうまく操作できない場合があります。
担当者がきちんと使いこなせるか不安な場合には、操作性がシンプルなツールを選んだり、無料トライアルで実際に操作して試してみたりすることがおすすめです。また、カスタマーサービスやフォローなどが充実しているデータ連携ツールの導入も検討してみるといいでしょう。
費用は予算内に収まっているか
企業がデータ連携ツールを導入するにあたって、注意したいのがツールの費用と予算のバランスです。ツールによって費用には差があるうえに、基本料金内で使える機能にも違いがあります。
まずは、予算を明確にし、どの程度の費用のツールであれば導入できるのかを明確にしましょう。また、基本料金で使える機能の種類や、必要なオプションを設けた場合の費用も確認し、導入を検討してみてください。
【kyozon編集部おすすめ】あわせて活用したいデータ活用ノーコードツール
ここからは、kyozon編集部として、おすすめのデータ活用ノーコードツールをご紹介します。以下を参考にしながら、データを連携するだけではなく、ノーコードで活用することも検討してみましょう。
Reckoner(レコナー) | 圧倒的な使いやすさを追求したノーコード型ETL
項目 | 情報 |
提供会社 | 株式会社スリーシェイク |
無料トライアル | あり |
無料プラン | なし |
特徴 |
|
Reckoner(レコナー)は、直感的に使えるインターフェースを採用したデータ活用ノーコードツールです。データをクレンジングしたり、統合のために必要なシステムを構築したりするなど、これまで専門知識が求められた作業が誰でも行えるようになります。
自社内の端末やクラウド上にあるデータを統合・抽出し、活用したいシステムに送れる点も魅力。社内で散らばってしまっているデータを整理したいときにも便利なツールです。
- 業種: IT / 通信 / インターネット系
- 会社名:匿名ユーザ
- 従業員規模:31〜100人
- 部署:マーケティング部
- 役職: 部長・課長クラス
まとめ
今回は、ASTERIA Warpについてご紹介しました。プログラミング知識が不要でデータを連携できることから、多くの企業で人気を集めているツールです。
「業務を自動化したい」「自社に合ったアプリを作りたい」と考えている方はいませんか?ぜひ、ご紹介したデータ活用ノーコードツール「Reckoner(レコナー)」と合わせて、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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