おすすめコールセンター外注企業15選!
自社の商品やサービスに関する問い合わせや注文など、顧客の声がダイレクトに届くコールセンターは、企業において欠かせない部署であると言えるでしょう。顧客からの情報収集を得ることができ、既存の商品やサービスの改善に活用できるだけでなく、新しい戦略の立案などの事業活動にも役立てることができます。
そんな重要な部署であるコールセンターですが、顧客対応や営業活動の効率化、生産性を上げたいという思いから外注化を検討する企業も少なくないでしょう。実際にコールセンターを外注化することで以下の点でメリットが得られると言われています。
- 設備代や人件費のコスト削減
- 人材不足の解消
- 優秀な人材の確保
しかし、顧客からの特殊な問い合わせの対応の難しさや、情報漏洩のリスクなど外注化を検討するにあたって不安に感じる企業も少なくありません。そこでこの記事では、おすすめのコールセンター外注企業を15社に厳選しそれぞれ詳しく紹介して行きます。ぜひ参考にしてください。
企業1:NTTマーケティングアウト
NTTマーケティングアウトは、業界No.1の拠点規模を持つ企業です。
- 拠点数:全国200拠点以上
- 席数:全国30,000席以上
- 年間売上:2,700億円超
全国各地にコンタクトセンタを構えているので、地域に根ざした運営を行っており、事業規模も国内最大規模を誇っています。長年の実績により顧客からの信頼が厚いのもNTTマーケティングアウトが選ばれる理由の一つであると言えるでしょう。
費用 対応業種
費用については、席数やオペレーター数によって変動するため、お問い合わせにて相談となります。また、NTTマーケティングアウトの大きな特徴は、次のとおりです。
- ローコストかつ迅速な提供を実現するマルチテナント型システム
- 音声認識チューニングを省力化する業界別辞書の提供
- 多様なシステム機能・サービス連携
- CTI連携によるVOCとCRMのデータ統合
顧客への対応品質への向上や人材不足の解消、コスト削減への効果も期待することができるでしょう。
企業2:KDDIエボルバ
KDDIエボルバは、企業ごとに最適なアプローチの実施から顧客の新規獲得だけでなく、既存顧客の維持や拡大に貢献します。ターゲットとなる顧客の属性や購買ステータスに応じたアプローチの業務設計から構築、運用が実施されるので、生産性や売上の向上においても期待できるでしょう。
費用 対応業種
費用については、席数やオペレーター数によって変動するため、お問い合わせにて相談となります。また、KDDIエボルバのサービスメニューは以下となっています。
- 新規顧客獲得
- アップセル・クロスセル
- 推奨アウトバウンドフォローコール
アップセル(上位サービス・商品のご提案)とクロスセル(関連商品を組み合わせたご提案)の両方を実施することで売上やLTV(顧客生涯価値)の向上が実現されます。また、アウトバンドコールの目的は、入金率やイベント参加率などの向上であり、SMSなどと組み合わせることで更なる効果が期待できるでしょう。
アウトバウンド業務の実績としては、生命保険会社やクレジットカード会社などが多いです。
企業3:トランス・コスモス
トランス・コスモスは、従来の電話やメールでの対応だけでなく、SNSやWebチャットなどの様々なコミュニケーションチャネルへの対応が必要となる現代ビジネスにおいて支援をおこなってきた実績があります。そんなトランス・コスモスの費用や対応業種については以下です。
費用 対応業種
費用については、席数やオペレーター数によって変動するため、お問い合わせにて相談となります。また、サービスについては大きく分けて以下の4つとなります。
- インバウンドサービス
- アウトバウンドサービス
- ノンボイスサーボス(セルフサービス)
- 支援サービス
国内最大規模のキャパシティ提供力から、1,700社以上のオペレーション実績をもっており、様々な視点から企業の企業の生産性や売上の向上へと役立つでしょう。
インバウンとアウトバンドのインサイドセールスに関して詳しく知りたい方は、以下の記事「アウトバウンド型インサイドセールスとは?業務効率化を助けるツールも5つご紹介します!」について解説していますので、ぜひご一読ください。
企業4:マイナビBX
マイナビBX(旧アタックス)は、企業が抱える様々な問題の解決だけでなく、お客様とのよりよい関係構築のサポートまでと様々な業種に対応可能となっています。また、コールセンター運営の全面的なサポートを行ってくれるため、安心して利用することができるでしょう。
費用 対応業種
基本的なサービス内容は以下となっており、お客様の予算や希望に合わせた6種類の中から選ぶことができます。また、オプションメニューもありますので、柔軟に対応することができます。
- 貴社名での電話対応
- 用件の即時e-mail連絡
- 1日の業務報告
「安心」「便利」「お得」であることから様々な業種・職種の企業に選ばれています。
企業5:ベルシステム24
また
法律業界だけでなく、あらゆる業種に対応しているベルシステム24のe秘書は、コールセンターや電話サービス歴が35年以上、全国の契約社数が24,000社以上の実績をもっています。また、グループ全体のオペレーター数が25,000名以上と大手企業であるといえるでしょう。
費用 対応業種
月額1万円から利用可能であり、2つの基本コースから企業に合わせて以下のオプションサービスが追加できるなど、カスタマイズも可能となります。
- 24時間受付
- 多言語サービス
- スポットコース
- エグゼクティブコース
企業のニーズに合わせたプランで運用することができることも、多くの企業に選ばれる理由と言えるでしょう。通信販売などの24時間電話窓口を求める企業にはぜひベルシステム24のe秘書がおすすめです。
企業6:総合キャリアオプション
総合キャリアオプションは、業界内で顧客満足度が最も高く自社の予算や希望に合わせたプランの提供を行ってくれる企業です。「ユニット派遣」と「業務委託」の2つの体制が選べるなど、様々な業種にも対応しています。
費用 対応業種
費用は席数やオペレーター数によって変動し、月額5,000円〜100,000円となります。また、総合キャリアオプションの特徴としては以下の6つです。
- 採用力
- バッファ対応
- 契約形態の柔軟性
- 定着力
- 履行場所の柔軟性
- 課金形態の柔軟性
自社の課題解決に向けて様々な視点からサービスの提供を行っていますので、まずは問い合わせにてご相談ください。
企業7:ネオキャリア
ネオキャリアは、リーズナブルな価格で顧客のニーズに合わせたプランを提供している企業です。人材業界大手であり、約3,000社以上の実績と20年以上の営業活動で培ったノウハウから自社の課題に合わせた幅広い支援業務を行っています。
スタートアップ企業から大手企業まで幅広い業種・業界に対応費用 対応業種
コールセンターの外注に伴う情報漏洩などのリスクが心配な企業も多いでしょう。ネオキャリアでは、徹底した情報管理とセキュリティ対策を行っているので、安心して利用することができます。また、幅広い範囲での業務対応を行っており、インバンド・アウトバンドサービスだけでなく、コールセンターに付随する事務的な業務も代行可能です。
企業8:りらいあコミュニケーションズ
1987年創業のりらいあコミュニケーションズは、長年の経験から培った現場力を活かし、さまざまなソリューションを提供しています。顧客接点チャネルの拡大やチャネル間連携の強化で、多様化・高度化する顧客ニーズに対応しています。
費用 対応業種
費用については上記となり、席数やオペレーター数によって費用が変動します。主なメニューとしては以下であり、多種多様な顧客対応が可能です。
- インバウンド
- アウトバウンド
- 調査
- フルフィルメント
- BCP対応
- リコール・緊急対応
- 人材開発・育成
- VoCナレッジマネジメント
- チャット(ライブチャット)
- チャットボット(人工知能による自動回答サービス)
企業9:日本トータルテレマーケティング
日本トータルテレマーケティングは、30年以上のコンタクトセンターの運営経験から得た豊富なノウハウ・スキルを活かし高品質なサービスの提供を行っています。顧客が抱える様々な悩みの解決が期待できるでしょう。
費用 対応業種
また、電話対応以外にも下記の顧客接点チャネルでの対応が可能であることや、スタッフの人材育成や応対評価にこだわることで専門的な内容の対応や、高品質のサービス提供を行うことができます。
- FAX
- チャット
- SNS
- アプリ
お客様の求めるコミュニケーションチャネルに応じて対応してくれるので、それぞれの企業にあった最適なプランを提案してくれるでしょう。
企業10:ウィルオブ・ワーク
東証プライム市場上場企業のグループ会社である、ウィルオブ・ワークは、コールセンター業界で20年以上の委託実績をもつ企業です。地方拠点の活用でコスト削減が可能であり、直雇用のコミュニケータによる高品質な運営を行ってくれます。
費用 対応業種
ウィルオブ・ワークは、特にインバウンド業務の評価が高く、通信や金融業界の大手企業に大きな取引先をもっています。以下の特徴や強みを持っており、業界でもトップクラスの定着率の実績をもつ企業と言えるでしょう。
- 早期安定化から継続的な成長を実現する支援体制
- コストを抑制したコールセンター運営
- フルカスタマイズ可能なコールセンター運営
また、業界トップクラスのオペレーター採用力から、ノウハウや経験を活かしそれぞれの業種に合わせたサービスの提供が可能です。
企業11:g-wic
女性の強みを活かした営業活動の支援を一貫して受けられるのが、g-wicの最大の特徴です。また、どんな営業活動を行なったかリアルタイムで確認することができ、安心して利用することができるでしょう。
様々な業種に柔軟に対応費用 対応業種
真っ直ぐ期待に応えて欲しい、行動量に期待したい点を重視する企業にとって非常に信頼できる企業である点や、女性ならでは営業視点から新規顧客の獲得や、事業の拡大の効果が期待できるでしょう。
企業12:あんしん電話当番サービス
安心電話当番サービスは、企業の希望する時間帯に合わせ24時間・365日、電話受付を代行するサービスとなっています。不在時や休日・夜間など対応可能であり、業務効率や生産性の向上の効果が期待できるでしょう。
費用 対応業種
企業の目的や悩みに合わせて柔軟に対応してくれるので、営業時間外の電話を取りこぼさないだけでなく、高品質なコールセンターをリーズナブルな価格で利用することができます。
企業13:よやくるー
よやくるーは、予約代行コールセンターでありネットや電話の予約率アップの効果だけでなく、事前の予約確認からキャンセル率を下げ、回転率を向上させる効果も期待できるでしょう。空席管理も行なっているため、売上向上の点でも期待ができます。
費用 対応業種
無料プランや無料トライアルもあるため、導入前に運用イメージを掴むことができ安心して利用することができます。利用目的や悩みに合わせたプランを提案してくれるので、まずはお問い合わせにてご相談ください。
企業14:JBサービス
JBサービスはコールセンター受付代行サービスを通して、セキュリティ対策や最適なIT運用を行うための支援や解決策を提供してくれる企業です。ITサービスにおける豊富な知識と経験からさまざまな企業のビジネス強化をサポートしています。
費用 対応業種
- 24時間365日対応可能
- 休日や営業時間外の依頼にも対応可能
- 夜間や休日だけの利用が可能
小規模〜中規模の案件規模を得意としており、緊急時にもスピーディーな対応ができる体制を完備しています。全国にサービス拠点を構えていることから、企業の要望に合わせて上記のような柔軟なサービス対応が可能です。
企業15:ジャストファイン
実績重視のコールセンター外注先をお求めの場合におすすめなのが、ジャストファインです。コールセンター専門の人材派遣・人材紹介を行う会社であり、電話代行をはじめ下記のような幅広い事業を展開しています。
- 営業支援
- 採用支援
- メール対応
- 入力代行
- カスタマーサクセス支援
費用 対応業種
スタートアップベンチャー企業から上場企業まで、多種多様な業種・業態を支援した豊富な実績があり、安心して利用することができるでしょう。自社の繁忙期や閑散期などに応じ、コールセンターの契約期間において柔軟性を望む企業に最適です。
コールセンターの外注費用相場は?
ここまで、おすすめのコールセンター外注企業について詳しく説明を行ってきましたが、実際の外注費用の相場はどれくらいなのかと疑問をもつ方も少なくないでしょう。
ここからは、以下の3つの観点からコールセンターの外注費用の相場について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
- 企業課金型
- 月額固定型
- 外注費用は削減できるのか
相場1:従業課金型
従業課金型とは下記の要素から費用が課金される仕組みとなっています。
- コール件数
- コール対応時間
- 業種の専門性
外注先の会社により大きく費用が変動しますが、相場としては1コールあたり800円〜1,500円となっています。
相場2:月額固定型
従業課金型とは反対に、月に一定の金額で支払う形の料金プランです。相場は、200,000円〜500,000円であり、コールセンターの席数によって変動となる場合が多いでしょう。
ここで注意しておきたいのが「コールオーバー料金」であり、設定したコール件数を超えてしまうと、量化料金がかかる場合があります。導入検討時にしっかりとプラン内容を確認し理解しておくことが重要となります。
外注費用は削減できる?
コールセンターの外注は企業によって、強みや提供するサービスの幅が異なるため、外注費用を削減したい場合は、自社の目的や悩みに合わせた必要最低限となるサービスのみ提供してくれる企業を選ぶことをおすすめします。
また、外注先の企業によって費用が大きく異なる場合もあるため、導入検討時に複数の企業を比較しておくと良いでしょう。初期費用の有無や「従業課金型」「月額固定型」などのプラン選びにおいても外注費用の削減に効果が期待できるといえるでしょう。
まとめ
自社の商品やサービスに対するお客様からのお問い合わせや受注、発注の対応などは、営業活動の業務の中でも特に大切な要素であるといえることから、コールセンターの外注も検討する企業も多いでしょう。この記事でおすすめした外注企業を参考にしながら、自社に合う企業をぜひ検討してみてください。
また、コールセンターの外注費用の相場についてもお伝えしてきました。外注費用の削減やローコストでの運用を行うためにも、導入検討時はプラン内容や料金形態についてもしっかり確認し理解しておきましょう。
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