イベントレジストとは
イベントレジストは、イベントマーケティングプラットフォームです。簡単にイベントを告知したり、集金や参加者管理を行ったりできるのが特徴です。
他にも来場者のトラッキングや、申し込み受付などもイベントレジストから可能。手間のかかりやすいイベント運営業務を効率的に進めることができます。
また、イベントレジストは、オンラインイベントだけではなく、リアルイベントにも対応している点が魅力です。リアルイベントでは、申し込みを済ませた来場者にQRコードを発行し、会場で簡単にチェックインできる仕様となっています。
オンラインに特化したプラットフォームが増えている中、リアルイベントにも対応しているイベントレジストは、来場型のイベントを実施する企業にとって理想的なツールと言えるでしょう。
イベントレジストの主な機能
イベントレジストにはどのような機能があるのでしょうか。実際にイベントで使える便利な機能について詳しくご紹介します。
イベントマーケティング
イベントレジストの主な機能の一つが、イベントマーケティングです。メールマガジンを配信したり、SNSと連携して告知をしたりするなど、来場者を獲得するための機能です。
イベントを実施するうえで来場者の獲得は必要不可欠。とくに、初のイベント開催となると、来場者も一から増やしていく手間がかかるので、イベントマーケティングは主催者にとって重要な機能と言えるでしょう。
事前登録受付
イベントレジストでは、事前登録受付が可能です。オンライン上で来場希望者が申し込みを済ませておける機能であり、当日の受け付け作業をスムーズにします。
事前登録受付では、来場者本人の個人情報のほか、参加費用の支払いなどを済ませることが可能。来場者側・主催者側にとってメリットの大きい機能です。
入場パス発行
事前登録受付で事前登録が完了した来場者には、イベントの当日に使える入場パスの発行が可能です。QRコードなどの入場パスを発行し、受付ではそのパスを提示するだけで参加受付が完了します。
また、発行できるのはパスだけではなく、セッション受講票なども来場者に発行できます。イベントの内容に合わせてパスや受講票などが発行できるのは、イベントレジストの魅力です。
データベース
イベントレジストでは、データベース機能があります。来場者の情報をデータベース化できるのが特徴。高いセキュリティに守られながら、情報を管理・利用できます。
来場者の情報のほか、出展者のデータも管理したり、利用したりすることが可能です。安全にデータを保管して次回のイベントにデータを活用したり、業務に活かしたりしたい方はイベントレジストがおすすめです。
事後の分析・レポート
イベントは開催当日だけではなく、開催後も重要な時間です。来場者にフォローを行ったり、実施したイベントの成否を記録したりすることは、イベントの効果・反響を確認するうえで大切でしょう。
とくに、イベント開催実績が少ない企業にとって、実施時の記録は貴重なデータとなります。事後の分析・レポート機能を使って、適切に情報を蓄積しましょう。
イベントレジストを導入するメリット
イベントレジストを導入する場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここからは、イベントレジストにおける導入メリットを解説します。
ローコストで導入できる
イベントレジストを導入するメリットとして、まず挙げられるのがコストが低い点です。ローコストで導入できる点は、予算に限りのある企業・現場にとって嬉しいポイントではないでしょうか。
イベント開催に関わる「申し込み受付」「来場者のデータ集計」「チェックイン」などは、基本プランに含まれているので、追加料金はかかりません。基本的な機能を使いたい場合には、価格をおさえた導入が可能です。
オプション機能が充実している
イベントレジストは、オプション機能が充実しているといったメリットがあります。参加者の会場内の週かい状況や、トラッキング機能、来場者のチェックインを知らせる通知機能などはイベントレジストならではの機能です。
さらに活用の幅を広げたい方には、MA連携機能や、プロモーションコード、顔パスなどもオプションで利用できるようになります。現場のニーズや、当日のイベントの形式などに合わせてオプションをカスタマイズすると良いでしょう。
サポート体制が充実している
サポート体制が充実している点は、イベントレジストのメリットの一つです。イベントの開催が初めてといった主催者に向けて、企画や会場手配といった準備段階からサポートを依頼できます。
また、当日の運営や進行などでもイベントレジストの支援を受けられるのが魅力。イベント開催実績が少なくても、成功できるイベントを実現しやすくなるでしょう。
オンラインイベントプラットフォームを選ぶときのポイント
オンラインイベントプラットフォームを選ぶときには、どのようなポイントをおさえるべきなのでしょうか。ここからは、初めてオンラインイベントプラットフォームを選ぶ方に向けて、「選ぶときのポイント」を解説します。
参加者がログインしやすいか
オンラインイベントプラットフォームを選ぶ際には、まずは参加者がログインしやすいか否かをきちんと確認しましょう。参加者にとって使いやすいプラットフォームでないと、来場者数に影響してしまう可能性があります。
つい主催者にとって便利なプラットフォームやサービスを選んでしまいがちですが、参加者ファーストで選ぶことも重要です。どれを選ぶべきかで悩んだら、参加者目線で各プラットフォームを比較してみると良いでしょう。
必要な機能が搭載されているか
オンラインイベントプラットフォームを選ぶにあたって、おさえておきたいポイントが機能性です。プラットフォームによって、使える機能には大きな違いがあります。
来場者の管理機能やマーケティングの分野でも活用できる機能など、プラットフォームごとに搭載されている機能は異なります。自社でどのような機能が必要であるかをイメージしたうえで導入を検討してみてください。
サポート体制は充実しているか
オンラインイベントプラットフォームを選ぶ際には、サポート体制が充実しているものを選ぶことをおすすめします。いざ導入してから、運用で困ることがあったり、機能の使い方で疑問を感じたりすることは多いです。
「対面サポートが可能」「チャットでの相談が可能」など、サポート体制の内容をチェックしてください。そのうえで、自社にマッチするサポート体制を設けているプラットフォームを選びましょう。
セキュリティ対策は万全か
セキュリティ対策は、オンラインイベントプラットフォームを選ぶうえで重要です。万が一、来場者の個人情報や蓄積した重要データが流出してしまった場合、企業は大きな損害を被るリスクがあります。
どのようなセキュリティ対策を採用しているのか、最低限きちんと確認しておく必要があります。また、プラットフォームによっては、セキュリティサービスをカスタマイズできる場合もあるので、気になる提供先に問い合わせてみることもおすすめです。
【kyozon編集部おすすめ】あわせて活用したいマーケティングサービス
kyozon編集部のおすすめとして、オンラインイベントプラットフォームと合わせて活用できるマーケティングサービスをご紹介します。
よりビジネスの加速を目指すためにも、ぜひ以下のマーケティングサービスの導入も検討してみてください。
診断クラウド「ヨミトル」| 診断コンテンツ
項目 | 情報 |
提供会社 | 株式会社ピクルス |
無料トライアル | 要相談 |
無料プラン | なし |
特徴 |
|
診断クラウド「ヨミトル」は、診断コンテンツの作成や運用ができるツールです。AIで簡単に診断コンテンツを作成できるので、ノウハウがなくてもすぐに必要なコンテンツを確保できます。
また、診断コンテンツの制作には高いコストが発生しやすいのが難点ですが、診断クラウド「ヨミトル」であれば、低コストで導入が可能。リーズナブルに診断コンテンツの作成を実現できます。
Cuenote FC(キューノート エフシー) | メールマーケティング
項目 | 情報 |
提供会社 | ユミルリンク株式会社 |
無料トライアル | あり |
無料プラン | なし |
特徴 |
|
Cuenote FC(キューノート エフシー)は、効果が見えるメールマーケティングサービスです。BtoB、BtoCのいずれにも対応しているため、さまざまな企業が有効活用できます。
配信実績は月間76億通であり、メールの到達率を高めるために、独自の取り組みを行っています。サポート体制も充実していて、電話やメールなどから相談できるので、導入後の不明点やトラブルなどがあっても安心です。
まとめ
本ページでは、イベントレジストの主な機能やメリットのほか、オンラインイベントプラットフォームを選ぶポイントについてご紹介しました。オンラインイベントプラットフォームは続々と増えている状況なこともあり、どれを選んだらいいのか悩んでしまう方は少なくありません。
イベントレジストは、数あるオンラインイベントプラットフォームの中でも、機能性やセキュリティ面で評判が高いこともあり、検討する企業も多い傾向にあります。とはいえ、すべての企業にマッチするとは限らないため、担当者の方は自社の状況や方向性と照らし合わせて検討していく必要があります。
自社のイベントを成功させるためにも、ぜひ自社に合ったオンラインイベントプラットフォームを探しましょう。また、kyozon編集部としてご紹介したマーケティングサービスの活用も視野に入れ、さらなるビジネスの成長を目指してみてはいかがでしょうか。
【SNSフォローのお願い】
kyozonは日常のビジネスをスマートにする情報を毎日お届けしています。
今回の記事が「役に立った!」という方はtwitterとfacebookもフォローいただければ幸いです。
twitter:https://twitter.com/kyozon_comix