RoboTANGOとは
RoboTANGO(ロボタンゴ)とは、1つのライセンスを複数の端末で利用できるRPAツールです。人の手で行ってきた定型業務を自動化できるツールであり、現場の負担軽減が期待できます。
サポート体制が充実しているので、RPAの導入が初めての企業や、社内にプログラミングに精通した人材がいなくても安心して導入しやすいのが魅力。録画機能も搭載されているので、IT関連の知識レベルを問わず、誰でもRPAを使いこなすことができます。
RoboTANGOは、具体的には各拠点からの売上データ集計や、文書のダウンロード、給与計算業務、出荷報告業務、webの情報を加工して出力などが可能です。導入前に自動化を検討している業務がRPA化が可能であるかを事前に相談できるので、気になる方はぜひ一度確認してみてください。
RoboTANGOを使ってから、効率と成果が大幅に向上しました。顧客とのコミュニケーションの時間や場所に縛られなくなり、より多くの顧客にアプローチできるようになりました。また、提案資料の作成時間が短縮され、より高品質な提案ができるようになりました。RoboTANGOは、私の営業パートナーとして欠かせないツールです。
- 業種:小売 / 流通 / 商社系
- 会社名:TACT SEO
- 従業員規模:31〜100人
- 部署:営業・販売部門
- 役職:係長・主任クラス
RoboTANGOの主な機能
RoboTANGOにはどのような機能があるのでしょうか。
ここからは、RoboTANGOの導入を検討している方や、業務のRPA化に興味がある方へ向けて、主な機能を解説していきます。
RPAの処理設計機能
RoboTANGOの主な機能として、まず挙げられるのが「RPAの処理設計機能」です。人の手によるパソコン操作をロボットに記録できるのが特徴です。
マウスを使った画面の位置や操作内容、キーボードによるコマンド入力や文字列入力などの記録が可能。その処理内容をロボットに登録することで、これまで人の手で行っていた処理を自動化させることができます。
自動処理の設定機能
RoboTANGOにおける自動処理の設定機能とは、該当する日時に特定の処理を実行したり、特定の手順に沿ったワークフローを行ったりする機能です。エラーの処理も可能で、設定次第でアラートを出したり、実行を再トライすることもできます。
また、AIを搭載しているので、ロボット自身が機械学習を行います。日々の作業内容を学習しながら、よりパフォーマンスの高いパフォーマンスを実現可能です。
ロボット管理機能
RoboTANGOはロボット管理機能として、ロボットの処理の稼働状況や処理の成功可否を確認できます。正常に処理が実行されているか否かがすぐに分かり、仮に問題が生じているようであればすぐに対策を行えます。
また、RoboTANGOでは、ログ管理も可能です。アクセスログや実行ログなどの管理が可能なので、「ユーザーがどのような操作を行ったのか」「ロボットがどのような処理を行ったのか」などをチェックできます。
RoboTANGOを導入するメリット
ここからは、RoboTANGOを導入するメリットを解説します。自社への導入を迷っている方や、前項の機能だけでは導入するメリットをイメージできない方は、以下を参考にしてみてください。
ロボットによる業務自動化が可能になる
RoboTANGOを導入する最大のメリットとも言えるのが、定型的な業務を自動化できることです。毎日ルーティン感覚で行っている業務や、特定のアクションがあったときに実行する処理などはRoboTANGOで自動化できる場合が多く、日々の作業負担を軽減できます。
そのうえ、導入してすぐに業務を担うロボットが完成するので、最短で導入当日にさっそく活用することも可能です。難しい操作や知識は必要なく、簡単に業務自動化が実現できるのはRoboTANGOならではのメリットでしょう。
手厚いサポートを受けられる
RoboTANGOは、導入前から導入後に至るまで手厚いサポートを受けられます。導入前の丁寧なヒアリング、操作に関する勉強会、導入支援サポート、ヘルプセンターなどさまざまな形でサポートを行ってくれるのが魅力です。
また、定期的にバージョンアップがあったり、契約者限定セミナーを実施していたりと、嬉しいポイントも豊富。導入前に不安を解消できるだけでなく、導入後にも困ったことがあればスピーディーに解決したり、有益な情報を得られたりできるでしょう。
RPAツールを選ぶときのポイント
RPAツールは、RoboTANGO以外にもさまざまなツールが展開されています。そのため、どのようなRPAツールを選べばいいのか悩んでしまう方が少なくありません。
現在、RPAツール選びで迷っている方は、以下のポイントをヒントにしながら、自社にマッチするツールを探してみてください。
自社規模に適しているか
RPAツールを選ぶ際のポイントとして、まず挙げられるのが自社の規模にマッチしたツールであるか否かです。RPAツールによって、適した企業規模は異なります。
RPAツールの対応規模が大きいとコストが高くなる傾向にあるので、自動化させたい業務内容が少なかったり、自動化させる処理の幅が狭い場合にはコスト面で損となってしまう場合があります。RPAツールを選ぶ際には、自社規模や自動化させる作業範囲などと比較して決定しましょう。
カスタマイズ性が高いか
RPAツールを選ぶ際には、カスタマイズ性に注目することが大切です。自由にカスタマイズしやすい「汎用型」と、特定の事務作業(経理など)の効率化をメインに開発された「特化型」があります。
前者は自社に合わせて自由に設計、設定できるのに対し、後者は専門性に特化している分対応できる作業が狭かったり、設計や設定の自由度が低めなので注意が必要。自社の業務にマッチさせて導入したい方は、カスタマイズ性の高いRPAツールを選んでください。
クラウド型かオンプレミス型か
クラウド型・オンプレミス型のどちらを導入するかは、RPAツールを選ぶうえで重要なポイントです。それぞれ、特徴や導入するメリットが異なるので、違いを把握したうえで導入する必要があります。
クラウド型のRPAツールは、webブラウザ上で操作を行うのが特徴。導入コストが安価な傾向にありますが、クラウドサービスとしかシステム連携できない可能性が高いのが難点です。
一方、オンプレミス型のRPAツールは、自社にサーバを設置してシステムを構築するのが特徴です。自動化できる処理の幅が広いといったメリットがありますが、細かくカスタマイズするためには専門知識が必要となるので、導入のハードルがやや高くなることがあります。
クラウド型・オンプレミス型のいずれにもメリット・デメリットがあります。自社はどちらが適しているのかを慎重に判断し、活用できそうなほうを選びましょう。
サポート体制は充実しているか
RPAツールを選ぶ際には、サポート体制をチェックしましょう。ツールの提供会社によって、サポート体制には大きな違いがあるため、導入前に「どこまでサポートしてくれるのか」「どのようにサポートしてくれるのか」を把握しておく必要があります。
導入前のヒアリングがあるのか、導入後に操作方法に関する相談は可能なのか、電話やチャット、ビデオ通話などでサポートを受けることはできるのか、などサポートの方法や範囲はさまざまです。いざ導入してから困ることのないよう、サポート体制の内容のチェックは忘れないようにしましょう。
担当者が使いこなせるか
RPAツールを選ぶうえで大きなポイントとなるのが、担当者が使いこなせるツールであるか否かです。せっかくRPAツールを導入しても、担当者が使いこなせなければ、十分に活用することができません。
RPAツールによって機能の複雑さや分かりやすさなどは異なるので、まずは担当者の技術・知識のレベルに合う製品を選ぶことが大切です。導入前に無料トライアルを利用して、担当者が使いこなせそうかを判断してみるのも良いでしょう。
【kyozon編集部おすすめ】あわせて活用したい業務自動化サービス
最後にkyozon編集部がおすすめする、業務自動化サービスをご紹介します。RPAツールと合わせて活用することで、より業務の効率化や時短、作業負担の軽減を実現できるようになるので、ぜひチェックしてみてください。
コラボフロー | 簡単クラウドワークフロー
項目 | 情報 |
提供会社 | 株式会社コラボスタイル |
無料トライアル | あり |
無料プラン | なし |
特徴 |
|
kyozon編集部がおすすめする業務自動化サービスは、「コラボフロー」です。クラウド型のワークフローシステムであり、webを使ったことがある方なら誰でも使いこなせるほど分かりやすい仕様となっています。
機能が豊富なので、自社に合わせてカスタマイズしやすいだけではなく、将来的にワークフローや処理内容に変更があっても、柔軟に対応できます。長期にわたって使いやすいシステムを探している方におすすめです。
- 業種:サービス / 外食 / レジャー系
- 会社名:匿名ユーザー
- 従業員規模:5000人以上
- 部署:情報システム部門
- 役職:係長・主任クラス
Lansmart(ランスマート) | 副業・フリーランスとの契約から請求までをスマートに自動化
項目 | 情報 |
提供会社 | 株式会社ClousBrains |
無料トライアル | あり |
無料プラン | なし |
特徴 |
|
フリーランスや委託先とのやりとりが多い企業に、おすすめの業務自動化サービスが「Lansmart(ランスマート)」です。業務委託契約を結ぶパートナーとの、「契約」「請求」などの書類を一括で管理できるうえに、事前に設定しておいた契約終了日の前に自動でリマインドを送信することができます。
また、Lansmart(ランスマート)のアラート機能を使えば、パートナー宛てに通知を自動送信できるので、書類の未提出を防ぐことにもつながります。委託先とのやりとりが多い企業に便利なツールと言えるでしょう。
まとめ
本ページでは、RoboTANGO(ロボタンゴ)やRPAツールを選ぶポイント、kyozon編集部おすすめのツールなどについてご紹介しました。業務を自動で行ってくれるツールは、人の手で行う作業を軽減でき、時間を別の作業に有効活用したり、人手不足の解消に役立てたりすることができます。
とくに、定型業務が多い現場の場合、RPAツールで自動化できる業務は多いです。毎日行う業務の中で、同じ作業が多い現場や担当者の方は、ぜひ今回ご紹介したRPAツールや業務自動化サービスなどの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
【SNSフォローのお願い】
kyozonは日常のビジネスをスマートにする情報を毎日お届けしています。
今回の記事が「役に立った!」という方はtwitterとfacebookもフォローいただければ幸いです。
twitter:https://twitter.com/kyozon_comix