「アンケートを実施したいが、ハガキや封書を送るのが大変」 「アンケート結果の集計作業が大変」
アンケートによって市場の動向や顧客のニーズなど、さまざまな事実を数値に基づいて判断できます。しかし上記のような課題を抱えている組織も少なくありません。
Webアンケートツールなら、オンラインでアンケートを実施・集計・分析ができるため、アンケート実施に関わる手間を大きく削減できます。
本記事ではWebアンケートツールを5製品比較して紹介し、自社に合ったツールを選ぶポイントを解説しています。
Webアンケートツール徹底比較おすすめ5選
オンラインでアンケートを実施し、集計・分析までできるWebアンケートツール。市場分析や顧客満足度調査などに活用されますが、たくさんの種類があるのでどれを選べばよいのか悩んでいる方もいることでしょう。
そこで、おすすめのWebアンケートツールの5製品を比較して紹介します。
比較1:Freeasy
「Freeasy」は500円から始められるセルフ型アンケートツールです。事前審査に申請しておくと、24時間365日アンケートを実施できます。
料金プラン
プラン名 | スクリーニングアンケート | 本調査 |
---|---|---|
初期 費用 | なし | なし |
基本 料金 | なし | なし |
従量 料金 | 5問以内の場合、1000サンプルごとに5,000円(税別) 6問以上10問以内の場合、1000サンプルごとに10,000円(税別) | 設問数×サンプル数×10円(税抜) ※データクリーニングオプション利用時は、設問数×サンプル数×15円(税抜) |
比較2:モバイルウェブ
「モバイルウェブ」は、メールだけでなく、着眼率が90%以上とも言われるSMSでアンケート依頼ができるため、高い回収率を誇ります。
アンケートフォームの項目設定の代行、Web会議による操作説明会の実施など、手厚いサポート体制も魅力。
モバイルウェブの一つの機能としてWebアンケート機能が搭載されているため、モバイルウェブのほかの機能も利用可能です。
料金プラン
お問い合わせください。
比較3:WEBCAS formulator
「WEBCAS formulator」は、マルチデバイスに対応したアンケートを手軽に作成できるツールです。
アンケートやキャンペーンの内容をお知らせするランディングページや、回答後に表示させる終了ページなどのWebページも作成可能。
また、リアルタイムの集計と分析で、ビジネスの機会損失を防ぎます。
料金プラン
プラン名 | クラウドサービス | クラウドサービス SaaS型 | パッケージ導入版 |
---|---|---|---|
初期費用 | 5万円 | 50万円 | ー |
基本料金 | 月額3万円 | 月額10万円 | ライセンス費用 40万円~ |
詳細 | 5フォームまで定額で作成可 | 50フォームまで定額で作成可 | ー |
比較4:Qualtrics Core XM
「Qualtrics Core XM」は、顧客満足度やブランド認知度などさまざまなアンケート調査を実施し、その結果を一元管理できます。
100種類以上の設問タイプや調査テンプレートを活用することで、アンケートフォームの作成にかかるリソースを大幅に削減できるでしょう。
料金プラン
お問い合わせください。
比較5:Synergy!
「Synergy!」は、簡単な意見収集から本格的なリサーチまで対応できます。
回答内容はデータベースで管理され、顧客情報に紐づいたデータ分析のシーンなどで活用されます。
設問設計支援や施策提案などのサポート体制も充実しているので、効果的なWebアンケートを実行できるでしょう。
料金プラン
プラン名 | データベース / フォーム(基本機能) | メール配信(オプション) | アンケート(オプション) | LINE配信(オプション) | Webパーツ(オプション) |
---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 118,000円 | 30,000円 | 30,000円 | 30,000円 | 30,000円 |
基本料金 | 15,000円〜/月 | 月額10,000円~ | 月額15,000円~ | 月額0円~ | 月額10,000円~ |
Webアンケートツールに必要な機能は?
Webアンケートツールによって搭載されている機能はさまざまです。ツールの比較・選定の際には、最低限、以下の機能が搭載されているか確認しましょう。
機能1:設問作成(テンプレートあり)
設問を作成できる機能は、Webアンケートツールの基本です。選択形式や自由入力形式など回答方法は多岐にわたるので、さまざまな回答方法が搭載されているツールがよいでしょう。
また、初めてアンケートフォームを作成する方や、アンケート作成の手間を削減したい方は、設問のテンプレートが搭載されているツールもおすすめです。テンプレートの内容を自社に合った項目に変更するだけで、簡単にオリジナルのアンケートフォームを作成できます。
機能2:画面デザイン
アンケート画面を柔軟にデザインできるかどうかも重要なポイントです。
コーポレートカラーやプロダクトカラーに合わせたデザインにすることで、統一感が生まれます。
また、見栄えのよいアンケートフォームだとユーザーも回答しやすいため、アンケート回収率が向上する効果も期待できます。
機能3:配信・自動回収
作成したアンケートを配信し、自動で回収できる機能も便利です。
アンケートの回答画面のURLを発行し、SNSで発信したりメルマガで配信したりすることで、アンケートの改修につなげます。
また、Web上にアンケートの回答結果が蓄積されていくため、回答内容を打ち込む手間もありません。
機能4:集計結果の確認・分析
アンケートの回答内容は自動で集計され、リアルタイムで確認できます。
また、分析機能が搭載されているWebアンケートツールを活用すると「属性×回答内容」というように、高度なクロス分析も可能です。
Webアンケートツールの正しい選び方は?
Webアンケートツールの特徴はそれぞれ違うため、自社に合ったツールを選定しなければなりません。Webアンケートツールを選定する際には、以下のポイントを意識しましょう。
選び方1:回収率が高いか
アンケート結果から傾向やニーズを分析するためには、ある程度まとまった量の回答数が必要です。そのため、回収率が高いツールを選択しましょう。
回収率を高めるための工夫として、以下の機能があるWebアンケートツールがおすすめです。
- 選択形式やチェックボックスなど、さまざまな回答形式を設定できる
- メール、SNS、SMSなどマルチチャネルで配信できる
- パソコンやスマートフォンなどマルチデバイスで回答できる
- 未回答者へリマインドを送れる
回収率を高めて回答数を確保するために、これらの機能が搭載されているツールを選びましょう。
選び方2:セキュリティ対策が徹底されているか
アンケートによっては、プライベートな内容や個人情報に関わる内容もあります。大事な顧客の情報を扱うため、Webアンケートツールにはセキュリティ面の強固さも求めましょう。
ツールによってセキュリティ対策の内容が異なるので、自社のセキュリティポリシーに合ったツールを選ぶことがポイントです。
選び方3:サポート体制が充実しているか
Webアンケートツールによっては、アンケートの設問作成やツールの使い方などのサポートを受けられるものもあります。
サポート体制が充実していると運用もスムーズになり、より効果的なアンケート調査を実行できるでしょう。
選び方4:デバイスに対応しているか
顧客がアンケートに回答する環境はさまざまなので、どんなデバイスでも回答できるツールが望ましいでしょう。
パソコン、スマートフォン、タブレット、ガラケーといったマルチデバイスに対応していれば、顧客はどのような状況でも回答できるため、回収率を向上できます。
まとめ
手軽に実行できるWebアンケートは、顧客のニーズや市場の動向を把握する際に大いに役立ちます。
Webアンケートツールを活用することでアンケート作成から集計、さらには分析までが一つのツールで完結できるため、業務の効率化が見込めます。
本記事で紹介したWebアンケートツールを参考に、自社に最適なツールを選定しましょう。
また、当メディア「kyozon」では、Webアンケートツール以外にもマーケティングに活用できるツール・サービスを多数紹介しています。資料のダウンロードもできるので、ぜひお役立てください。
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