AIチャットボットツールとは?
AIチャットボットとは、人工知能(AI)を活用したチャットボットのことです。企業やサービスのホームページ上で、ユーザーとのコミュニケーションを担当するツールとして利用されます。AIチャットボットは、ユーザーからの入力に応じて、自動応答や適切な情報提供、問題解決などを行うことができます。
AIチャットボットは、顧客対応や問い合わせ対応などの業務に活用されることが多く、24時間対応や多言語対応、複数の問い合わせ対応などの機能があります。
また、自動応答によって、人的ミスがなくなり、迅速で正確な対応ができるため、顧客満足度の向上につながるとされています。
参考:AIチャットボットとは?ビジネスに活用できるおすすめサービスや選び方を紹介|DMMチャットブーストCV
AIチャットボットツールのメリット
AIチャットボットには、以下のようなメリットがあります。
24時間対応が可能
AIチャットボットは、24時間体制で対応ができるため、休日や深夜の問い合わせにも対応することができます。人手不足の企業でも、顧客サポート体制を整えることができます。
複数の問い合わせに対応可能
AIチャットボットは、複数の問い合わせに対応することができるため、同時に複数の問い合わせを受け付けることができます。短時間で多くの問い合わせに対応することができるため、人的ミスがなくなり、業務の効率化につながります。
適切な情報提供が可能
AIチャットボットは、ユーザーからの入力に応じて、適切な情報提供や解決策の提供ができます。人手不足の企業でも、質の高いサポートを提供することができます。
顧客満足度の向上につながる
AIチャットボットは、迅速で正確な対応ができるため、顧客満足度の向上につながります。また、24時間体制で対応ができるため、顧客がいつでも問い合わせることができるという利便性も高く、顧客に信頼感を与えることができます。
【kyozon編集部おすすめ】CRMが一体化した接客チャット「チャネルトーク」
内容 | |
サービス開発・提供会社 | 株式会社Channel Corporation |
月額料金 |
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無料トライアル | 〇(14日間) |
主な機能 |
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導入実績 | 株式会社アルビオン、OLTA株式会社、株式会社Totte.など多数 |
チャネルトークは、導入実績13万社以上を誇る顧客管理(CRM)一体型の接客チャットです。店舗での接客と同じような「One to Oneの接客」をWeb上で提供し、売上向上と得意客の増加に貢献します。
顧客とのWebチャットだけでなく、社内のコミュニケーションツールとして並行利用できる点が最大の特徴です。顧客と社内両方の会話を1つのツールで完結できるため、チャット作業の効率化を図ることができます。
チャット機能だけでなく、CRM・マーケティング・統計機能など、売上UPに必要な機能をオールインワンで搭載しているツールを求めている場合には、前向きに導入を検討してみるとよいでしょう。
AIチャットボットおすすめ5選
顧客対応に充実したAIチャットボットを5つピックアップしました。各ツールのコストや機能については以下の表のとおりです。
サービス名 | 料金プラン | 連携可否 | 無料トライアル |
チャットプラス | 初期費用:0円 プラン:ミニマム(1サイト/1ID) ・19,800円(税込)※年契約のみ先払 | ○(多数あり) | ○ |
Zendesk | ベーシック ・Suite Team:$59/人 | ○(多数あり) | ○ |
KARAKURI chatbot | 要問合せ | ○(多数あり) | 要問合せ |
Sinclo | コスト重視プラン:9,440円~ | ○(多数あり) | ○ |
anybot | 要問合せ | ○ | 要問合せ |
※価格はそれぞれ一番安いプランを参照
チャットプラス
項目 | 内容 |
サービス開発・提供会社 | チャットプラス株式会社 |
月額料金プラン | ミニマム(1サイト/1ID) ビジネスライト(2サイト/2ID) プレミアム(5サイト/5ID) AIライト(5サイト/5ID) オートAI(5サイト/5ID) AIチャットボット(5サイト/5ID) ※オプションあり |
無料トライアル | ○(10日間) |
主な機能 | ・AI会話機能 ・シナリオ設定 ・Q&A予測表示 ・ウィンドウデザイン ・Excelで管理 ・レポート、データ分析 ・ファイル添付 ・有人チャット ・回答支援、簡易入力 ・多数の外部サービス連携 ・API連携 ・IPアクセス制限 ※契約プランによって異なる |
導入実績 | 東急スポーツシステム株式会社、カゴメ株式会社、キンコーズ・ジャパン株式会社、三井不動産商業マネジメント株式会社など多数 |
公式URL | https://chatplus.jp/ |
チャットプラスは、10,000社以上の導入実績を誇るリーディングカンパニーです。チャットの配列や文字列をカスタマイズでき、自社好みにデザインを構築可能です。また、ボット起動数やクリック数などのデータを管理画面で確認・分析することでコンバージョン改善ができる利点もあります。業界業種問わず、様々なシーンで活用されています。
Zendesk
項目 | 内容 |
サービス開発・提供会社 | 株式会社Zendesk |
月額料金プラン | ベーシック |
無料トライアル | ○ |
主な機能 | ・メッセージ ・FAQの構築 ・問い合わせ管理 ・適切な担当者へ自動転送 ・顧客データ一元管理 ・通話ボタンの埋め込み ・レポート分析 ・外部システム連携 |
導入実績 | 東京電力エナジーパートナー株式会社、株式会社佐賀銀行、株式会社ディー・エヌ・エー、立命館大学など多数 |
公式URL | https://www.zendesk.co.jp/ |
Zendeskは世界中の11万社以上が導入しているツールです。Webサイト・モバイルアプリ・SNSなど複数チャネルで利用できる点が特徴です。複数チャネルで使用しても、顧客対応に使用する画面は1つのため、サポート担当者の生産性向上につながるでしょう。また、スタートアップ企業は6か月間無料で利用できます。
KARAKURI chatbot
項目 | 内容 |
サービス開発・提供会社 | カラクリ株式会社 |
月額料金プラン | 要問合せ |
無料トライアル | 要問合せ |
主な機能 | ・ノーコード回答作成 ・有人チャット ・質問の量が多い場合のアラート ・AI学習の補助 ・チャットボットの改善 ・ダッシュボード ・問い合わせフォームやアンケート ・外部システム連携 ・IP制限 |
導入実績 | 株式会社ぐるなび、株式会社ニッセン、株式会社メルカリ、株式会社セブン‐イレブン・ジャパンなど多数 |
公式URL | https://karakuri.ai/ |
KARAKURI chatbotは、顧客満足度とサポート満足度No.1※に選出されたチャットボットです。専門知識を持たず、PC作業を苦手とするユーザー向けに設計されているため、誰でも簡単に操作できる点に強みがあります。また、OpenAIのGPT‐3を活用した質問パターンの自動生成と登録機能により、初期設定の効率化が期待できます。
※2022年ITreviewチャットボット部門で顧客満足度とサポート満足度No.1を獲得
sinclo
項目 | 内容 |
サービス開発・提供会社 | 株式会社エフ・コード |
月額料金プラン | コスト重視プラン:9,440円~ 成果重視プラン:29,440円~ |
無料トライアル | ○(14日間) |
主な機能 | ・トリガー設定、シナリオ設定、ツリーエディタ ・有人チャット ・チャット履歴 ・統計レポート ・リアルタイムモニター ・CSV出力 ・IP制限 |
導入実績 | 株式会社あしたのチーム、RIZAP株式会社、NTTデータ カスタマサービス株式会社、株式会社WOWOWコミュニケーションズなど多数 |
公式URL | https://chat.sinclo.jp/ |
sincloは、Webサイトの成果改善やユーザーストレスを軽減するためのノーコード型Web接客ツールです。タグ1行で簡単に導入できるほか、シンプルでわかりやすく設計されているため、使いやすさに定評があります。また、1契約で複数サイトに無制限で設置できることから、事業規模の大きい企業に特におすすめです。
anybot
項目 | 内容 |
サービス開発・提供会社 | エボラニ株式会社 |
月額料金プラン | 要問合せ |
無料トライアル | 要問合せ |
主な機能 | ・オムニチャネル ・チャットボット自動接客 ・顧客データ自動分類、保存 ・販売、予約 ・集計分析 ・API連携 ・RSS連携 ・ユーザー特性に合わせたコンテンツ提供 ・ステップメッセージ ・一括配信 ・外部メッセージへの通知 |
導入実績 | 要問合せ |
公式URL | https://anybot.me/ |
anybotは、LINEやMessenger上のビジネス活動をフルサポートするツールです。顧客とつながった後にチャットボットにて接客を自動化します。ユーザーへチラシやクーポンを発行したり、ミニアプリにて予約・販売したりすることで販売促進が期待できます。その他にも、LINEビーコンの位置情報機能や条件付き自動化機能など豊富な機能が搭載されており、自由度の高いカスタマイズができる点が特徴です。
AIチャットボットツールを選ぶコツやポイントとは?
AIチャットボットツールを選ぶときには、以下のようなポイントに注意することが重要です。
自社のニーズに合ったAIチャットボットツールを選ぶこと
企業ごとに必要な機能や要件が異なるため、自社のニーズに合ったAIチャットボットツールを選ぶことが大切です。
例えば、自然言語処理技術が高度なものを求める場合や、業務システムとの連携が必要な場合など、自社に合ったAIチャットボットツールを選ぶようにしましょう。
自然言語処理技術の精度
AIチャットボットツールは、自然言語処理技術を活用しています。そのため、自然言語処理技術の精度が高いツールを選ぶことが重要です。
自然な発話にも応答できるような、高度な自然言語処理技術を持ったAIチャットボットツールを選ぶようにしましょう。
カスタマイズ性の高さ
AIチャットボットツールは、自社に合わせたカスタマイズが可能なものを選ぶことが重要です。
企業ごとに必要な応答内容や、使用する言語、業界に応じた用語などが異なるため、カスタマイズ性の高いAIチャットボットツールを選ぶようにしましょう。
データの取り扱いについて
AIチャットボットツールは、会話データを収集して解析することで、より適切な応答を提供することができます。そのため、データの取り扱いについても重要なポイントとなります。
利用規約やプライバシーポリシーを確認し、個人情報を含むデータの適切な取り扱いがなされているAIチャットボットツールを選ぶようにしましょう。
まとめ
AIチャットボットツールは、人工知能技術を活用した新しいチャットボットです。ビジネスシーンにおいて、顧客対応や問い合わせ対応などの業務に活用され、効率的な業務の実現につながっています。
AIチャットボットツールを導入することで、業務の効率化や生産性向上、顧客満足度の向上などのメリットが期待できます。今後もAIチャットボットツールは進化を続け、ますます多様な業務に活用されることが予想されるでしょう。