blastmailとは
blastmail(ブラストメール)とは、株式会社ラクスライトクラウドが提供するメール配信サービスです。
メール配信に慣れていない企業でも、簡単にメール配信できるように開発されました。
blastmailの特徴は、下記の通りです。
- 無償でAPIを連携できる
- 高速かつ確実なメール配信ができる
- 1時間で470万通のメールを送信できる
また、11年連続で顧客導入数シェアNo.1を獲得しており、全国の企業や官公庁などで活用されています。
そんなblastmailの料金プランは、下記の通りです。
料金(税抜) | 内容 |
初期費用 |
|
月額料金 |
|
さらに7日間の無料トライアルがついており、即日からアカウントを開設できます。
メール配信通数による料金変動もないので、何通でもメール配信が可能です。
blastmailの主な機能
blastmailの主な機能は、下記の7つです。
- メール配信機能
- メール作成機能
- 宛先データの管理
- 登録・解除機能
- 効果測定
- 迷惑メール対策
- セキュリティ対策
ひとつずつ解説していきます。
メール配信機能
blastmailのメール配信機能は、下記をご覧ください。
機能 | 特徴 |
HTMLメール配信 |
|
マルチパート配信 | HTMLメールの受信環境に合わせて、HTMLメール/テキストパートを切り替えられる |
デコメール配信 | 携帯向けに文字や画像を装飾したメール配信ができる |
ターゲット配信 | 登録宛先データのなかで条件を絞り込んだグループに配信できる |
バックナンバー | 過去のメールを読者がいつでも確認できる |
ほかには、配信メールごとで送信元アドレスを変更できる「送信元アドレス機能」も備わっています。
メール作成機能
blastmailのメール作成機能は、下記をご覧ください。
機能 | 特徴 |
テキストメール作成 | 文章テキストのみのシンプルなメールを作成できる |
デコメール作成 | デコメール作成エディタを活用して、文字の装飾・画像の挿入ができる |
絵文字利用 | 大手キャリア(docomo、au、Softbank)の絵文字に対応している |
レスポンシブ対応 | 作成したHTMLメールのレイアウトは、受信端末の画面サイズに自動変更される |
差込みコード | 会社名や氏名といった宛先に関する情報を本文に差し込める |
配信予約 | あらかじめ設定しておいた日時にメール配信を予約できる |
テスト配信 | メール配信の前にテストメールを配信できる |
下書き保存 | 作成途中のメールは下書き保存できる |
また配信頻度の高いメール本文は、テンプレートとして保存・流用できます。
宛先データの管理
blastmailの宛先データの管理については、下記をご覧ください。
機能 | 特徴 |
新規登録 | 宛先データは、管理画面から手動で個別登録できる |
宛先データの検索 | 登録された宛先データは管理画面から検索できる |
宛先データの編集・削除 | 宛先データは、管理画面から編集・削除できる |
一括登録 | 宛先データのリストは、CSVファイルから一括登録・更新できる |
項目設計 | 宛先データに紐づいた読者の情報を登録できる |
一括削除 | 管理画面に登録された宛先データは、一括で削除できる |
ほかには、読者の登録推移を表示・CSV形式でダウンロードできます。
登録・解除機能
blastmailの登録・解除機能は、下記をご覧ください。
機能 | 特徴 |
登録・解除フォーム | 宛先データの登録・解除に必要なフォームを使用できる |
空メール | 指定メールアドレスに空メールを送信すると、送信元データを登録できる |
QRコード | 登録・解除フォームや空メール情報をQRコード化できる |
サンクスメール | 各フォーム・からメールから宛先データを登録したあと、自動送信メールを利用できる |
ワンクリック解除 | メール本文の指定URLをクリックすると、購買を解除できる |
ほかには、メール本文の指定URLをワンクリックするだけで、簡単に購買を解除できます。
効果測定
blastmailの効果測定に関しては、下記をご覧ください。
機能 | 特徴 |
配信結果 | 配信メールの成功アドレスと失敗アドレスを確認できる |
開封率 | 配信したHTMLメールの開封数・開封者・開封時間をリアルタイムで測定できる(HTMLメールのみ) |
クリック測定 | クリック測定用URLのクリック数・人数・時間をリアルタイムで計測できる |
また、宛先アドレスごとに送信できなかった回数を計測して、配信対象から除外するエラーカウント機能も搭載されています。
迷惑メール対策
blastmailの迷惑メール対策として、DKIM署名の機能が備わっています。
DKIM署名とは、送信メールが受信者側で「なりすましメール」として誤判定されるリスクを防ぐ機能です。
ただし、Standardプラン以上で活用できる機能なので注意しましょう。
セキュリティ対策
blastmailのセキュリティ対策として、IPアドレス制限の機能が備わっています。
IPアドレス制限を活用することで、管理画面への不正なアクセスを防げます。
ただし、Standardプラン以上でなければ利用できないので注意が必要です。
blastmailを導入するメリット
ここまで、blastmailの主な機能をお伝えしました。
続いて、blastmailを導入するメリットを解説します。
- メールを大量・高速で配信できる
- コストを削減できる
- キャリアブロックにより到達率が高くなる
ひとつずつ解説していきます。
メールを大量・高速で配信できる
blastmailを導入するメリットは、メールを大量・高速で配信できる点です。
運営元である株式会社ラクスライトクラウドには、独自開発した高速配信エンジンと20年以上メール配信サービスに取り組んできた技術力が構築されています。
そのため、大規模なネットワークを経由した確実性のあるメール配信が可能です。
適切なメンテナンスとノウハウが蓄積されているため、1時間470万通のメール配信数を実現しています。
コストを削減できる
blastmailの導入によって、コストを削減できる点もメリットのひとつです。
月額料金3,000円でメールアドレスを3,000個まで登録でき、メール配信通数の制限がありません。
また7日間の無料トライアルも利用できるため、導入前に機能面や操作性を確認できます。
仮に解約する場合でも、解約手数料などの追加料金は発生しません。
キャリアブロックにより到達率が高くなる
blastmailを導入するメリットは、キャリアブロックにより到達率が高くなる点です。
具体的には、受信者側で「なりすましメール」と判定されないためにDKIM署名が搭載されています。
DKIM署名には2つの種類があり、それぞれの特徴は下記の通りです。
種類 | 特徴 |
第三者署名 | 受信者側で、どのドメイン名のメールサーバーから送信されたメールなのか確認できる |
作成者署名 | 受信者側で、どのメール作成者ドメインから送信されたメールなのか確認できる |
blastmailでは、デフォルトで第三者署名が設定されているので、設定作業は必要ありません。
作成者署名を活用する際は、別途DNSサーバーへの設定が必要なので覚えておきましょう。
blastmailの導入に向いている企業の特徴
ここまで、blastmailを導入するメリットを導入するメリットをお伝えしました。
続いて、blastmailの導入に向いている企業の特徴を解説します。
- メルマガ運用のコストを抑えたい
- これからメルマガを導入したい
- メルマガ配信を頻繁に行いたい
それぞれ解説していきます。
メルマガ運用のコストを抑えたい
blastmailの導入は、メルマガの運用コストを抑えたいと考えている企業に向いています。
3,000円〜利用できるLightプランでは、3,000件までのアドレスを登録できます。
また、利用できる機能は下記の通りです。
- IPアドレス制限
- リストクリーニング
- 迷惑メール対策機能
- 50,000アドレス以上の大規模配信
- 専任担当者による導入支援サポート
ちなみに登録アドレス数は、「3,001件〜5,000件まで=4,000円」「5,001件〜7,000件まで=5,000円」で利用できます。
さらに無料トライアルも活用できるため、メルマガ運用コストを抑えたい企業に適した料金プランといえるでしょう。
これからメルマガを導入したい
blastmailの導入は、これからメルマガを導入したいと考えている企業に向いています。
初めてメール配信サービスを利用する企業も簡単に利用できるように、マニュアルを読まず直感的に理解できる設計が施されています。
また、定期的にオンラインセミナーが開催されており、メルマガやメールマーケティングへの知見を深めることも可能です。
モノトーンを基調としたシンプルなレイアウトや、分かりやすいボタン位置なども不安を取り除く要素のひとつです。
メルマガ配信を頻繁に行いたい
blastmailは、メルマガ配信を頻繁に行いたい企業にも向いています。
料金プランにかかわらず、メール配信通数の上限がないため、頻繁にメルマガを配信してコストがかかる心配がありません。
そのため「読者ごとで内容を変更したい」「一定のメール通数を分析しながら配信していきたい」といった企業にも適しているでしょう。
こちらの記事では、クラウド型のメール配信サービス「SendGrid」の主な機能やメリットなどを解説しているので、ぜひ参考にしてください。
メール配信システムを選ぶときのポイント
ここまで、blastmailの導入に向いている企業の特徴をお伝えしました。
続いて、メール配信システムを選ぶときのポイントを解説します。
- 導入目的に沿った機能が搭載されているか
- 費用は予算内に収まっているか
- サポート体制は充実しているか
- 効果測定が可能か
- メールの到達率は高いか
ひとつずつ解説していきます。
導入目的に沿った機能が搭載されているか
メール配信システムを選ぶ際は、導入目的に沿った機能が搭載されているか確認しましょう。
下記に挙げるメール配信システムを導入する目的によって、利用する機能が異なります。
- お知らせやイベント情報を届けることが目的
- メルマガから商品やサービスの購入、商談の獲得が目的
そのためまずは導入目的を明確にして、目的を達成するために必要な機能が備わっているメール配信システムを選びましょう。
費用は予算内に収まっているか
メール配信システムを選ぶにあたって、費用が予算内に収まっているか確認しましょう。
主に料金体系は、「登録アドレス数に応じた従量課金」と「実際の配信通数に応じた従量課金」に分けられます。
気になるシステムを導入すべきかどうかは、登録アドレス数と月間通数から、概算の料金を算出できます。
企業によって予算感はさまざまですが、自社の予算内で適切なメール配信システムを選びましょう。
サポート体制は充実しているか
メール配信システムを選ぶ際は、サポート体制が充実しているか確認しておきましょう。
例えば海外のシステムを導入する場合、有料だったり電話サポートがなかったりするケースがあります。
特にメール配信システムは、導入後に不明点や疑問が生まれやすいので、選ぶ際にサポートが充実しているシステムを選びましょう。
また国内で流通しているシステムのなかには、そもそも日本語に対応していない場合もあるので注意が必要です。
効果測定が可能か
メール配信システムを選ぶにあたって、効果測定が可能かどうかも重要なポイントです。
現在は、世界中でメールマーケティングが注目されており、基本の指標として下記の2つがあります。
- メール開封率
- メールクリック率
メールを配信しても、効果測定できなければユーザーからの反応や適切な改善案は生まれません。
そのため今よりも、反応率がよいメール配信を目指すのであれば、開封率とクリック率の測定機能は必要です。
ほかにはデバイスや曜日、時間帯ごとで確認できるシステムもあるので、どういった効果測定を行う必要があるのか確認しておきましょう。
メールの到達率は高いか
メール到達率の高さは、メール配信システムを選ぶ際に確認しましょう。
仮に到達率が低ければ効果は上がりにくく、読者に知らせるべき情報も届かない恐れがあります。
場合によってはトラブルに発展する可能性もあるので、メール配信システムごとの到達率は確認すべき事項です。
無料よりも有料システムの方が到達率は高いですが、有料システムのなかでも到達率は異なるので注意しながら選びましょう。
【kyozon編集部おすすめ】あわせて検討したいメール配信サービス
ここまで、メール配信システムを選ぶときのポイントをお伝えしました。
続いて、kyozon編集部がおすすめするメール配信サービス「配配メール」を紹介します。
配配メール | メールマーケティング
内容 | |
提供会社 | 株式会社ラクス |
価格・プラン | 要問い合わせ |
無料トライアル | あり |
機能 |
|
- 業種:金融/保険業
- 会社名:非公開
- 従業員規模:31〜100人
- 部署:営業・販売部門
- 役職:係長・主任クラス
配配メールとは、営業メール配信の業務効率に便利なサービスです。
メールの開封率の高い曜日や時間がわかるヒートマップ、開封率とクリック率を上げるポイントを表示するチェッカーなど、質の高いメール配信を実現する機能が豊富に揃っています。
10,000社以上の導入実績と95%のサポート満足度を誇っています(2023年7月時点)。
操作画面も直感的で扱いやすく、コンサルタントが運用支援やノウハウを提供してくれるため、営業メール配信に不慣れな会社でも安心して利用できるでしょう。
こちらの記事では、配配メールの主な機能やメリット、導入するべき企業の特徴をさらに詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
今回は、blastmailの主な機能やメリット、導入するべき企業の特徴を解説しました。
blastmailとは、株式会社ラクスライトクラウドが提供するメール配信サービスです。
主な機能は、下記の7つです。
- メール配信機能
- メール作成機能
- 宛先データの管理
- 登録・解除機能
- 効果測定
- 迷惑メール対策
- セキュリティ対策
また、「メールを大量・高速で配信できる」「コストを削減できる」などのメリットもあります。
本記事でお伝えした導入が向いている企業の特徴やメール配信システムを選ぶときのポイントも参考にして、blastmailの導入を検討してください。
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そしてこちらの記事では、おすすめのメール配信システム20選や選び方を解説しているので、ぜひ参考にしてください。