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開発ツールのおすすめ8選を比較紹介!導入メリットや比較ポイントも解説

投稿日:2023年5月11日 /

更新日:2024年9月4日

開発ツールのおすすめ8選を比較紹介!導入メリットや比較ポイントも解説
● コスト削減● 営業支援ツール● 業務効率化

ソフトウェアやアプリケーションの開発工程には、複数の段階があり多大な労力を要します。しかし、どれも開発において重要な段階であることから省略化ができず課題となっているケースが少なくありません。

そんな時におすすめなのが、開発ツールです。開発ツールは、開発に必要なプロセスを自動化できるため、開発にかかる時間や工数を大幅に短縮できます。

当記事では、開発ツールの概要やおすすめの開発ツール、開発ツールを導入する際の注意点について網羅的に解説します。業務効率化を目指している企業担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

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開発ツールのおすすめ8選を紹介

開発ツールのおすすめ8選を紹介

まずは、数ある開発ツールのなかでも、特におすすめなツールを一覧形式にて紹介します。各ツールのコストや提供形式、主な機能は、以下の表の通りです。

サービス名初期費用 / 月額費用提供形態
Trinity500,000円〜 / ライセンス料金の15%〜クラウド
Jira Software無料 / 無料ほか920円~クラウド
オンプレミス
ASTERIA Warp無料 / 30,000円~オンプレミス
SaaS
楽々Framework3要問い合わせ / 1,000,000円~オンプレミス
パッケージソフト
AppSuite要問い合わせ / 320円〜クラウド
kintone無料 / 780円〜クラウド(SaaS)
Magic xpa Application Platform要問い合わせ / 185,000円~パッケージソフト
クラウド
オンプレミス
Forguncy66,000円 / 84,700円オンプレミス
クラウド
ArielAirOne Enterprise要問い合わせ / 要問い合わせクラウド
オンプレミス
SaaS

 

設計書自動作成&システム調査ツール Trinity

「Trinity」は、IBM社が提供している設計書自動作成ツールです。設計書の自動作成以外にも、ExcelやPDFへの変換機能、スケジューラなどを使用した自動更新機能が搭載されています。

さらに、システムの分析や調査をサポートする機能も用意されているため、担当者がシステムを把握するための時間コストを大幅に軽減できます。

 内容
初期費用500,000円〜
月額費用ライセンス料金の15%〜
提供形態クラウド
無料お試しプランの有無有り
機能一覧

設計書の自動生成
設計書の定期更新を自動化
設計書をPDFやExcelに変換
機能システム分析&調査機能

保守サービスの利用料金とその内容バッチ処理
タスク処理
ファイルオブジェクト変換
Web設計書の作成
PDF設計書の作成
DocuWorks設計書の作成
導入時や運用時のサポート内容要問い合わせ
公式URLhttps://zerodivide.co.jp/trinity/

 

Jira Software

「Jira Software」は、アトラシアン社が提供しているタスク・プロジェクト管理ツールです。現在、65,000を超える企業で採用されている人気の開発ツールです。

Jira Softwareには、アジャイル開発で必要な「ベロシティチャート」「スプリント」「バーンダウンチャート」などの機能が搭載されています。そのため、ウォーターフォール型開発だけでなく、アジャイル開発においても広く活用されています。

 内容
初期費用無料
月額費用

無料
Standard:920円
premium:1,810円
Enterprise:要問い合せ

提供形態クラウド、オンプレミス
無料お試しプランの有無有り
機能一覧スクラムボード
ロードマップ
レポートとインサイト
保守サービスの利用料金とその内容要問い合わせ
導入時や運用時のサポート内容要問い合わせ
公式URLhttps://www.atlassian.com/ja/software/jira

 

ASTERIA Warp

「ASTERIA Warp」は、アステリア株式会社が提供しているノーコードシステム連携開発ツールです。通常の開発で行う設計業務と同じ処理フローを作成できるため、ノーコードでシステムを構築できます。月額3万円から利用可能で、初期費用も必要ありません。

 内容
初期費用無料
月額費用30,000円~
提供形態オンプレミス、SaaS
無料お試しプランの有無有り
機能一覧データ連携基盤(EAI・ESB)
マスターデータ管理
データ統合基盤(ELT)
クラウド連携基盤
保守サービスの利用料金とその内容要問い合わせ
導入時や運用時のサポート内容

【フルサポートサービス】
パッチの提供、技術問い合わせに対する調査・回答

【メンテナンスサポートサービス】
技術問い合わせに対する調査・回答

公式URLhttps://www.asteria.com/jp/warp/

 

楽々Framework3

「楽々Framework3」は、住友電工情報システム株式会社が提供しているローコード開発ツールです。スマホ画面の表示やデータ項目など、パーツを組み立てるようにWebアプリの開発が行える点が魅力です。また、操作は全てブラウザ上で完結するため、開発のために専用アプリをインストールする必要もありません。

 内容
初期費用要問い合わせ
月額費用1,000,000円~
提供形態オンプレミス、パッケージソフト
無料お試しプランの有無有り
機能一覧プログラム自動生成
実装指示
単体テストケース作成機能
自動テストスクリプト
保守サービスの利用料金とその内容クラウド
導入時や運用時のサポート内容技術支援目標設定(半日)
プログラマ研修(4日間)
オンサイト技術支援(半日×10回)
メールによる問い合わせ
公式URLhttps://www.sei-info.co.jp/framework/

 

AppSuite

「AppSuite」は、株式会社ネオジャパンが提供しているノーコード業務アプリ作成ツールです。紙、メール、Excelなどで行われているさまざまな業務を、自社の運用に合わせて手軽にシステム化できます。

 内容
初期費用無料
月額費用320円〜
提供形態クラウド
無料お試しプランの有無有り
機能一覧アプリ作成
データ集計・共有・印刷
メール通知
アプリ連携
運用管理
保守サービスの利用料金とその内容要問い合わせ
導入時や運用時のサポート内容技術サポート
ライセンスキー再発行
新バージョンの無償または特別価格提供
オフラインヘルプの提供
お客さまサポートサイトの提供
公式URLhttps://www.desknets.com/neo/appsuite/

 

kintone

「kintone」は、サイボウズ株式会社が提供しているクラウド型の営業支援ツールです。システム開発に関する知識がなくても自社の業務内容に沿ったシステムを簡単に構築できます。さらにkintoneには、社内SNSの機能も搭載されているため、従業員同士のスピーディーな情報共有にも役立ちます。

 内容
初期費用無料
月額費用780円〜
提供形態クラウド(SaaS)
無料お試しプランの有無有り
機能一覧業務アプリ作成
データ集計・閲覧・管理
アプリ連携
保守サービスの利用料金とその内容要問い合わせ
導入時や運用時のサポート内容導入支援
運用支援
メールサポート
電話サポート
公式URLhttps://kintone.cybozu.co.jp/

 

参考:kintone(キントーン)とは?業務改善のためにできることや特徴・機能を紹介

Magic xpa Application Platform

「Magic xpa Application Platform」は、マジックソフトウェア・ジャパン株式会社が提供しているノーコード開発システムです。

Webやモバイル、デスクトップのビジネスアプリケーションを、ノーコードで作成できます。 さらに、Magic xpa Application Platformでは、プロトタイプ開発からPoC実施サイクルまでを一気通貫で実装できるため、業務アプリ作成にかかる労力を大幅に削減できます。

 内容
初期費用要問い合わせ
月額費用185,000円~
提供形態パッケージソフト、クラウド、オンプレミス
無料お試しプランの有無有り
機能一覧ノーコード開発
カスタムコード
アプリケーションの展開
フロントエンド設計ツール
バックエンド設計ツール
デバック
保守サービスの利用料金とその内容

・Windows 10インシデント 120,000円
※Magicの質問を年間10インシデントまで利用可能

・Windows 20インシデント 180,000円
※Magicの質問を年間20インシデントまで利用可能

・Windows 30インシデント 240,000円
※Magicの質問を年間30インシデントまで利用可能

導入時や運用時のサポート内容FAX、メール問い合わせ
各種技術情報の提供
修正策の情報提供
製品資料の解釈サポート
公式URLhttps://www.magicsoftware.com/ja/app-development-platform/xpa/

 

Forguncy

「Forguncy」は、グレープシティ株式会社が提供しているアプリ開発ツールです。複数のシステムと連動して参照・更新が行えるデータ管理機能や、Excel感覚でレイアウトを実装できる画面デザイン機能を備えています。

 内容
初期費用66,000円
月額費用84,700円
提供形態オンプレミス、クラウド
無料お試しプランの有無有り
機能一覧アプリ開発
外部の基幹システムとの連携
アプリのユーザー管理
保守サービスの利用料金とその内容要問い合わせ
導入時や運用時のサポート内容要問い合わせ
公式URLhttps://www.forguncy.com/

 

ArielAirOne Enterprise

「ArielAirOne Enterprise」は、株式会社ワークスアプリケーションズが提供している大手企業向けのWebコラボレーションシステムです。全社の情報基盤共有ツールとして多くの企業で活用が進められています。部門ごとだけでなく施設ごとでも情報やスケジュールを管理できる点がArielAirOne Enterpriseの特徴です。

 内容
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
提供形態クラウド、オンプレミス、SaaS
無料お試しプランの有無有り
機能一覧スケジュール・施設管理
ポータル
統合全文検索
ファイル管理
在籍管理
保守サービスの利用料金とその内容要問い合わせ
導入時や運用時のサポート内容無償バージョンアップ
公式URLhttps://www.worksap.co.jp/services/groupware/

 

開発ツールとは?

開発ツールとは?

「開発ツール」とは、ソフトウェアやアプリケーションの開発を支援するツールのことです。開発ツールを活用することで、開発に必要な工程を省力化することができます。

また、多くの機能が自動化されているため、開発に関する知識や技術を網羅することなく、気軽に開発ができるメリットがあります。

 

ノーコード・ローコード開発の違い

開発ツールを活用した開発の手法は、主に「ノーコード」と「ローコード」の2つに分かれます。両者の違いは、コーディングの必要性の有無にあります。具体的には、ノーコードはコーディング不要で開発できるのに対し、ローコードでの開発は必要最低限のコーディングを要します。

ノーコード・ローコードが注目を集めている背景には、現代のビジネス社会においてはDXによって生産性を向上することが不可欠と考えられていることが挙げられます。

DXの推進には、ITシステムを活用してデジタル化を促進する取り組みが必要です。しかし、IT人材が不足している企業では、デジタル化が停滞してしまいがちです。

そうしたなか、専門知識を持たずとも自社で開発を進め、デジタル化を促進できる開発ツールが注目を集めているのです。

 

開発ツールの代表的な種類

開発ツールは、開発の目的によって、いくつかの種類に分かれています。以下の5つが代表的な種類であり、それぞれについて詳しく解説します。

  • システム設計工程をサポートする開発ツール
  • ソースコード自動生成などの超高速開発ツール
  • 複数のアプリケーションを連携させられるAPIツール
  • 各種テストを自動化する開発ツール
  • IDE(統合開発環境)用の開発ツール

 

システム設計工程をサポートする開発ツール

システム設計工程サポートツールとは、外部設計や内部設計といった、システムの設計工程をサポートするツールです。システム開発における上流工程を省略できます。

 

ソースコード自動生成などの超高速開発ツール

超高速開発ツールとは、アプリやソフトウェアの開発工数を短縮するツールです。 プログラミングやテストなどの開発工数を自動化することで、開発に必要な工数を削減できます。

 

複数のアプリケーションを連携させられるAPIツール

APIツールとは、複数のアプリを連携させる働きを持つツールです。API連携ツールにより、内部サービスと外部サービスを連携させることで、社内システムの自由なカスタマイズが可能になります。

 

各種テストを自動化する開発ツール

テスト自動化ツールとは、アプリやソフトウェアの開発に必要なテスト業務を自動化するツールです。 自動化ツールを使うことにより、技術者の工数を削減することはもちろん、短期間での開発が実現しやすくなります。

 

IDE(統合開発環境)用の開発ツール

IDE(統合開発環境)とは、プログラミングを行う際に必要な機能をひとつにパッケージングしたソフトウェアです。システム開発工程の全体をサポートするツールと考えると分かりやすいでしょう。

システム開発における工程全体を効率化したい企業におすすめのツールです。

 

開発ツールを導入するメリット

開発ツールを導入するメリット

  • 開発ツールを導入することで、社内の人材にノウハウやスキルがなくても、システム開発を行える
  • システム開発の効率化によって、ビジネス環境の変化へ迅速に対応できるようになる
  • 品質の高いパーツでシステム開発できるため、ある程度のクオリティが担保される

開発ツールを導入する最大のメリットは、やはり社内の人材にノウハウやスキルがなくても、システム開発を行える点にあります。

例えば、ノーコードの開発ツールであれば、テンプレートを選択し、パーツをドラッグ&ドロップするだけで、簡単にシステムを構築できます。社内に開発部門を構えずとも、自社で必要な機能を組み込んだシステムを作成できるのは、開発ツールならではの魅力です。

また、ローコードの開発ツールにおいては、ツールの開発者が準備したパーツを組み合わせてシステムを作成します。当然のことながら、それらのパーツは開発者がテストを実施しているため、パーツ内でバグが発生する心配がありません。プログラミングで最初からシステムを構築する場合に比べて、ある程度クオリティは担保されていると考えて問題ないでしょう。

さらに、システム開発が効率化されることによって、従業員はコア業務に集中できるようになります。結果的に、組織全体の生産性も大きく向上することが期待できます。

 

開発ツールを比較する際のポイント

開発ツールを比較する際のポイント

開発ツールを比較する際は、以下の3つのポイントに留意することが欠かせません。導入後に後悔しないためにも、ここでそれらのポイントについて理解を深めておきましょう。

  • システム開発の工程のなかでも特に効率化したい部分を明確にする
  • 開発・実行環境に適合した開発ツールを選定する
  • 社内にノウハウがない場合はサポートが充実しているツールを選ぶ

 

システム開発の工程のなかでも特に効率化したい部分を明確にする

一口に開発ツールと言っても、その種類は非常に多岐に渡ります。また、開発ツールによって機能や対応範囲も異なります。そのため、開発ツールの導入前には、開発工程のなかでも特に効率化したい業務を明確にすることが重要です。

社内でリソースが不足している工程や、従業員の作業負担が大きい業務を棚卸しして、自社に最適な開発ツールを検討しましょう。

 

開発・実行環境に適合した開発ツールを選定する

既存の社内システムと上手く連携できるかどうかも重要な選定ポイントです。開発ツールを問題なく利用するためには、推奨ブラウザや必要メモリなどの動作条件を全て満たしている必要があります。

これらの条件をクリアできていない場合には、エラーが頻発するおそれがあるため、社内環境に適合しているかどうかをチェックしてください。

 

社内にノウハウがない場合はサポートが充実しているツールを選ぶ

社内にプログラミングスキルを有した人材がいない場合や、自社でソフトウェア開発を行ったことがない場合には、サポートが充実しているツールを選ぶのもひとつの手です。 

例えば、システムエラーへの対応が速いツールであれば、業務遅延などのリスクを最小限に留められます。サポート内容は、開発ツールの選定基準として漏れてしまいがちですが、しっかりとリサーチしましょう。

 

開発ツールを導入してシステム開発工程を効率化しよう!

開発ツールを導入することで、社内にIT人材を置くことなく、システム開発を行えるようになります。また、従業員の業務負担軽減にもつながるため、ライフワークバランスが実現しやすくなるでしょう。

ただし、開発ツールにはさまざまの種類が存在し、どの種類が適しているのかは、企業の業務内容などによって異なります。ぜひ当記事を参考に自社に最適な開発ツールを見極め、開発スピードを加速させてください。

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