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Google Workspaceの料金プラン一覧!主要アプリやできることを解説

投稿日:2023年6月15日 /

更新日:2023年6月15日

Google Workspaceの料金プラン一覧!主要アプリやできることを解説
● 業務データ● 業務プロセス効率化● 業務効率化● 業務自動化● 社内コミュニケーション

Google Workspaceには4種類の料金プランがあり、それぞれ利用料金や使える機能などが異なります。本記事では各料金プランを詳しく紹介したうえで、Google Workspaceのアプリケーションを紹介します。

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目次

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Google Workspaceの料金プラン

Google Workspaceイメージ

Google Workspace(旧:G Suite)を利用すると、ビジネスチャットやファイル共有などができるため、企業や団体などの組織単位での利用も多々あります。ビジネス向けのGoogle Workspaceの料金プランは4パターン提供されており、それぞれ利用料金や使える機能が異なります。

そこで、ここではそれぞれのプランを紹介します。

※参考:料金|Google Workspace

Business Starter

「Business Starter」プランは、ビジネス利用の料金プランのなかで最もリーズナブルなプランです。

項目詳細
利用料金1年契約の場合:月額680円/人
月契約の場合:月額816円/人
利用可能ユーザー数最大300人
ビデオ会議最大100人
ストレージ容量30GB/人
サポートStandard

スタートアップ企業やベンチャー企業、フリーランスなどに人気のプランです。

Business Standard

4つのプランのなかでも一番人気のプランが「Business Standard」プランです。

項目詳細
利用料金1年契約の場合:月額1,360円/人
月契約の場合:月額1,632円/人
利用可能ユーザー数最大300人
ビデオ会議最大150人
ストレージ容量2TB/人
サポートStandard ※有料でEnhancedサポートにアップグレード可能

 中小企業向けの、スタンダードな内容になっています。

Business Plus

企業規模が大きい場合や、より高度なセキュリティを求めている場合には「Business Plus」プランがおすすめです。

項目詳細
利用料金1年契約の場合:月額2,040円/人
月契約の場合:月額2,448円/人
利用可能ユーザー数最大300人
ビデオ会議最大500人
ストレージ容量5TB/人
サポートStandard ※有料でEnhancedサポートにアップグレード可能

Business Standardよりもセキュリティ面が強固なことが特徴のプランとなっています。

Enterprise

大企業向けには「Enterprise」プランが用意されています。

項目詳細
利用料金要お問い合わせ
利用可能ユーザー数上限なし
ビデオ会議最大500人
ストレージ容量5TB/人 ※オプションにて追加可能
サポートEnhanced サポート ※有料でPremiumサポートにアップグレード可能

 Google Workspaceのすべの機能が利用でき、より高度なセキュリティとサポートが特徴です。

すべてのプランに含まれているアプリケーション一覧

4つのプランに共通して、以下のアプリケーションが含まれています。

  • Gmail
  • Google Drive
  • Google Meet
  • Google Chat
  • Jamboard
  • Googleドキュメント
  • Googleスプレッドシート
  • Googleスライド
  • Google Keep
  • Googleサイト
  • Googleフォーム

いずれも業務やチームワークに有用なアプリケーションです。料金プランに関わらず利用できるため「まずはスモールスタートで始めて、使い勝手を確かめたい」という人にもおすすめです。

Google Workspaceの主要なアプリケーション

Google Workspaceイメージ

Google Workspaceではさまざまなアプリケーションが提供されています。それぞれどのような特徴があるのか紹介します。

コミュニケーションツール

Google Workspaceのツールを活用すると、チーム内のコミュニケーションを加速できます。コミュニケーションツールとして利用できるのは、主に以下のアプリケーションです。

  • Gmail
  • Google Chat
  • Google Meet
  • Googleカレンダー

Gmail

Gmailは、Google Workspaceのメールサービスです。

独自ドメインを取得できるため、会社名や団体名、チーム名などでメールアドレスを作成できます。メーリングリストも作成できるため「社内報告用リスト」「管理者リスト」なども柔軟に作成が可能です。

迷惑メールや怪しいメールは「迷惑メール」フォルダに自動で分類されるため、マルウェア感染やフィッシング詐欺などを予防できます。

なお、以下の記事ではメールセキュリティツールについて紹介しています。あわせてご参考ください。

Google Chat

メールや電話でのやり取りよりも効率的にコミュニケーションを取りたい場合は、チャットツールのGoogle Chatを活用しましょう。

リアルタイムでやり取りできるので、出先や移動中、テレワークでもコミュニケーションが可能です。グループチャットも作れるため、プロジェクトや部署などの単位でもチャットができます。

なお、以下の記事ではGoogle Chat以外のチャットツールを紹介しています。あわせてご参考ください。

Google Meet

Google Meetはビデオ会議ツールです。相手の顔を見ながら音声通話ができるため、実際に対面しているのと変わらないコミュニケーションが実現します。

パソコンでもスマートフォンでも参加できるため、移動中やテレワークでも問題ありません。

社内の会議やミーティングだけでなく、顧客とのオンライン商談や取引先との打ち合わせに活用している企業もあります。

なお、以下の記事ではGoogle Meet以外のWeb会議システムを紹介しています。あわせてご参考ください。

Googleカレンダー

Googleカレンダーは、オンラインでスケジュール管理ができるカレンダーツールです。

時間単位でスケジュールを設定できるため、会議や商談などの予定を細かく調整できます。

また、自分以外のメンバーのアカウントも紐づけることができるため、部下の業務内容を把握したり会議の時間を調整したりするなどの際に役立ちます。

ワークツール

Google Workspaceには、業務を効率化できるツールが複数含まれています。ワークツールとして利用できるのは、主に以下のアプリケーションです。

  • Googleドキュメント
  • Googleスプレッドシート
  • Googleスライド
  • Googleフォーム
  • Googleサイト

Googleドキュメント

Googleドキュメントは、MicrosoftのWordのように利用できる文書作成ツールです。

共有設定をすることで他のメンバーもアクセスできるようになり、「編集者」や「閲覧者」などの権限を付与できます。同時編集やコメントなどが可能になるため、チーム間での業務効率化につながるでしょう。

編集履歴も残るため、間違って消してしまった場合にも、すぐに元のデータに戻せます。

Googleスプレッドシート

Googleスプレッドシートは、MicrosoftのExcelのように利用できる表計算ツールです。

Googleドキュメントと同様に共有設定・権限設定ができ、同時編集やコメントも可能。

関数を活用すると複雑な分析もできるため、データベースとしてだけでなく売上分析や顧客分析などもできます。

Googleスライド

Googleスライドは、MicrosoftのPowerPointのように利用できるプレゼンテーション作成ツールです。

テンプレートが用意されているため、1から作成する手間もありません。エフェクトも使用でき、視覚的に訴求効果の高いプレゼンテーション資料を作成できます。

Googleフォーム

アンケートや調査などに利用できるツールがGoogleフォームです。

多肢選択やチェックボックス、フリー入力など質問形式を柔軟に設定でき、ドラッグ&ドロップで質問を並べ替えることも可能。回答はリアルタイムで集計され、Googleスプレッドシートなどでグラフ化することもできます。

顧客満足度調査や従業員満足度調査、市場調査など、さまざまなアンケートや調査に活用できるでしょう。

なお、以下の記事ではGoogleフォーム以外のWebアンケートツールについて紹介しています。あわせてご参考ください。

Googleサイト

Webマーケティングが主流になり、企業はコーポレートサイトや商品・サービス紹介サイト、オウンドメディア、企業ブログなどを通じてユーザーに情報発信をする必要があります。

しかし、サイト制作には専門的な知識が必要だったり、依頼すると大きなコストがかかったりするため、なかなか思い通りのWebサイトを制作できていないという企業も少なくありません。

Googleサイトは、Google Workspaceに含まれているサイト制作ツールです。

テンプレートを活用すると、初心者でも簡単にWebサイトを制作できます。コンテンツの配置も直感的に行えるため、専門的な知識や高度な技術も必要ありません。

ストレージ

Google Workspaceはファイルの保存・共有ができるストレージツールもあります。

なお、Google Drive以外にもオンラインストレージサービスは多数存在します。以下の記事ではおすすめのオンラインストレージサービスについて紹介しているので、あわせてご参考ください。

Google Drive

Google Driveは、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートのほか、MicrosoftのOfficeファイルや画像ファイル、動画ファイルなどさまざまなデータを保存できるオンラインストレージサービスです。

共有設定ができるためメンバー以外はアクセスできませんし、各マルウェアに対する保護機能も搭載されているため、重要なデータを安全に保存できます。

セキュリティマネジメント

Google Workspaceでは、以下のセキュリティ対策のツールや機能も利用できます。

  • Google Vault:情報ガバナンスと電子情報開示
  • 管理コンソール機能:管理者アカウントのためのユーザー管理機能

Google Workspaceはもともと高度なセキュリティが特徴ですが、上記のようなセキュリティマネジメント機能を活用することで、よりセキュリティ対策を高めることができるでしょう。

 

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Google Workspaceでできること

Google Workspaceイメージ

Google Workspaceの料金プランやアプリケーションを紹介してきましたが、具体的にどのようなことができるようになるのでしょうか。詳しく紹介します。

独自ドメインのメールが使える

独自ドメインのメールアドレスを作成できるため、会社名や団体名などでメールアドレスを作成できます。

ドメインが「gmail.com」のままだと、どこから送られてきたメールなのかわからず、開封をためらう人もいるでしょう。初めてメールを受け取った相手は不信感を抱きかねません。

ビジネスのやり取りをする以上は、相手に信頼してもらえるように、Google Workspaceを活用して独自ドメインのメールアドレスを作成しましょう。

最大5TBのストレージが使える

Business PlusとEnterpriseの料金プランでは、Google Driveの利用可能容量が最大5TBにもなっています。

  • パソコン本体の容量が足りない
  • USBメモリは紛失しそうで心配
  • 仕事で多くのファイルを扱う

このような人は、5TBも容量があると安心ですね。

社内外のコミュニケーションができる

GmailやGoogle Chat、Google Meetなどを活用すると、社内外のコミュニケーションが活性化します。

たとえば、メールでの社内報告だと、確認や返信に時間がかかり効率が悪くなる場合もあります。しかしGoogle Chatで報連相をすれば、リアルタイムですぐに確認できます。短文でやり取りできるため、返信の手間もかかりません。

  • 移動や外出が多い
  • テレワーク中で対面でのコミュニケーションができない
  • 遠方の支社・支店の担当者とやり取りしたい

このような場合におすすめです。

また、Google Meetでは社内の会議だけでなく、顧客とのオンライン商談も可能です。資料共有や画面共有などもでき、実際の商談と同じテンポで商談を展開できるでしょう。

  • 遠方で訪問できない
  • 先方がテレワーク中のため対面商談が難しい
  • 海外の顧客とやり取りしたい

このような場合にも、Google Workspaceの活用をおすすめします。

テレワークに対応できる

  • いまだに紙での情報管理だから出社しなければならない
  • オフィスにあるパソコンでなければデータを確認できない
  • 会議があるからオフィスに行く必要がある

などの理由で、テレワークを導入できていない企業も少なくありません。

しかし、Google Workspaceを活用すれば、データをクラウド上で一元管理できるためテレワークに対応できます。

  • MicrosoftのOfficeソフトをGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートに変える
  • 社内のデータをGoogle Driveに格納する
  • 社内の会議や打ち合わせをGoogle Meetにする

これだけでも、テレワークに対応できる体制になります。

また、Google Workspaceは、パソコンからでもスマートフォンからでも利用できます。インターネット環境とデバイスさえあればすべての機能を使えるため、テレワークでも問題なく業務を進められるでしょう。

G Suiteと比較すると料金は上がっている?

Google Workspaceイメージ

Google Workspaceは、もともとG Suiteとして提供されていました。その際、無償版も提供されていたのですが、2022年6月をもって無償版の企業利用は停止されています。

Google Workspaceは無料プランが提供されていないため、有料プランを利用する必要があります。もともと無償版G Suiteを利用していた企業にとっては、値上がりしたと感じるでしょう。

参考:従来の無償版 G Suite|Google

まとめ

Google Workspaceイメージ

Google Workspaceには4つの料金プランがあり、月額料金や利用できる機能などが大きく異なります。企業規模や業務内容に合わせ、自社に最適な料金プランを選択しましょう。

Google Workspaceを活用すると、業務効率化やコミュニケーション促進などにつながります。手軽に利用できるため、まだ利用したことがない方は検討してみてください。

なお、当メディア「kyozon」では、業務効率化につながるツールやサービスを多数紹介しています。資料請求もできるので、ぜひ貴社のビジネスにお役立てください。

 

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