売上拡大を狙うなら「アプリインストール広告」を活用しよう
今の事業売り上げを拡大させるために「アプリインストール広告」を活用しましょう。
アプリインストール広告とは
アプリインストール広告とは、ネット広告の種類の1つで、モバイル端末へのアプリケーションソフトのインストール(導入)を目的とした広告です。
この広告はモバイル端末を利用している時に表示され、広告をタッチするとインストールを促すページに遷移します。
アプリインストール広告活用術
アプリインストール広告はどのように活用すればいいのでしょうか。
売上拡大するなら?
例えば、既に検索広告やディスプレイ広告を行っていて、アプリを新しく開発しリリースした会社があるとします。
成果地点は来店予約となり、アプリを利用すれば商品購入もできると仮定します。
そして、検索広告やディスプレイ広告はある程度成果が安定化してきていて、集客をさらに拡大させたい。
しかし、どのように拡張すればいいのか判断が難しい場合、新しい媒体での広告を配信したり、新しいキャンペーンを打ち出したりなどの施策が考えられますが、ここにひとつ、アプリインストール広告を加えてみてはいかがでしょうか。
既存広告での「来店予約」というCVだけでなく、「アプリ内課金」という成果地点を新たに設けることで、「来店予約」数以外にも「アプリ内課金」数も同時に拡大していくことができるようになります。
アプリインストール広告のCVまでの流れ
特にSNSは口コミなどで2次拡散されやすいというメリットがあり、さらに平均利用時間が非常に長いため相性がいいのです。
アプリの特定のコンテンツヘの遷移させるディープリンクを活用し、アプリという新たな導線を設けることで売り上げ効率はさらに高まるでしょう。
もちろん、新規媒体での配信やキャンペーン打ち出しもユーザーへの流入チャネルが増え、売り上げの拡大ができるとは思います。
しかし、より多く事業や売上を拡大させるためにはアプリ広告がいまは一番強いのではないかと思っています。
活用のポイント①:ターゲットを明確にしよう
ターゲットとなるユーザーがわからないと、アプリ自体をユーザーに伝えることはできますがインストールしてもらうまでつなげることはできません。
ターゲットを明確にするためには、
- アプリがどのようなユーザー層に向けられて開発されたか
- どういったユーザーに利用して欲しいか
- 利用してくれそうなのはどのようなユーザーか
を把握しておく必要があります。
すでにWeb広告を行っているクライアントの場合、配信したターゲットデータを基にアプリインストールに適用してみてもよいでしょう。
ターゲットを明確にすることで、効率的に宣伝できるだけでなくコストや時間の削減にも繋がります。
活用のポイント②:データ分析をしよう
まずアプリをより多くのユーザーに利用してもらうことを目標に広告を配信します。
ある程度ユーザーを蓄積できたら、アプリに流入しているユーザーのデータを分析してみましょう。
DAUやMAUなどのアクセス解析ツールで一定期間でどれだけのユーザーがアプリを使っているかを確認し、アプリコンテンツを強化したり、プッシュ通知で起動させたりするなどの対策を取ることができます。
また、ARPPUで平均利益を分析しどんなユーザーがアプリ内で課金しているのか。ARPPUを上げるための対策を取ったり、アプリは持っているが一定期間起動していないような休眠ユーザーのデータを分析し、いかに休眠ユーザーを呼び戻すかなどの対策も取ることもできます。
まとめ
2014年以降、デスクトップよりもモバイルがユーザー数が多い状態となり、モバイル広告はますます重要度を増してきております。
電通が発表した2018年日本の広告費をデバイス別にみると、モバイル広告費が全体の70.3%(1兆181億円)となり、初めて1兆円を突破しました。これは5G開通によりさらに加速すると見込まれます。
モバイルデバイスでのユーザー流入数は伸びていくにつれ、業界問わずモバイルアプリを導入する企業も増えてくると思います。メルマガの代わりにアプリでプッシュ通知が送れたり、アプリ内課金誘導戦略など、デバイスによって適切な広告戦略は異なってきます。
すでにWeb広告を行っている場合は、ある程度ターゲットは選別しやすいと思いますので、ぜひ試してみてください!
執筆者:宋 尚潤