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ミレニアル世代とは?Z世代との違いや働き方などの特徴をまとめて解説!

投稿日:2023年1月23日 /

更新日:2023年2月23日

ミレニアル世代とは?Z世代との違いや働き方などの特徴をまとめて解説!
● マーケティング

これからの行動消費の中心として注目されているミレニアル世代について解説しています。ミレニアル世代の働き方などの特徴だけでなく、Z世代や他の前世代との違いも解説していますので、ぜひ参考にしてください。また、ミレニアル世代へ訴求するためのマーケティング施策の例も併せて解説しています。

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ミレニアル世代とは

ミレニアル世代とは?

ミレニアル世代とは、1980年〜1990年代の半ばごろまでに生まれた世代のことであり、元々はミレニアルズと呼ばれていました。心理学者であるジーン・トゥエンジ氏が定義しており、アメリカでの世代呼称として誕生しました。またこの世代は、ミレニアル世代と一部かぶっていることから「Y世代(ジェネレーションY)」とも呼ばれています。

ミレニアル世代が前世代と大きく違う点は、インターネットなどのデジタルテクノロジーの発展とともに成長した世代であり、デジタルマーティング時代とも言われるこれからの消費の中心とになるとして、現在注目されています。また、ITに対して高い親和性を持っており、さらに育った時代の背景からそれまでの世代と違う人生観や仕事観、そして経済感覚を持っていると言われています。

ミレニアル世代の人口比率

2023年時点で28歳〜43歳がミレニアル世代に該当するとされおり、総務省の発表によると、現在の日本では総人口の約20%を占めていると言われています。また、2025年には全世界の労働人口のうち約75%の人がミレニアル世代となるとされ、アメリカではこの記録がベービーブーマー世代(1945年〜1964年)を超える歴史上最も人口が多い世代となるでしょう。

このようにこれからミレニアル世代が多くの割合を占めることから、多くのミレニアル世代の顧客を獲得していくことが企業の競争力の発揮へとつながるでしょう。

ミレニアル世代とそれぞれの世代の違い

ここからは、ミレニアル世代とそれぞれの世代の違いについて解説していきます。

  • Z世代
  • バブル世代
  • 団塊ジュニア世代
  • ロスジェネ世代

それぞれの世代についても詳しく解説していくので、ぜひ理解を深めるのに役立ててください。

Z世代

今後経済活動が活発になる中で、マーケティングの対象として注目されているのがZ世代です。Z世代とは、1990年代後半から2012年ごろに生まれた世代のことを定義しており、2023年時点では、15〜28歳がZ世代に該当すると言われています。また、Z世代の人が生まれた頃にはインターネット技術が当たり前のように一般家庭に浸透し活用されていたことから、デジタルネイティブとも呼ばれています。

IT技術の進歩とともに成長しているミレニアル世代は、多くの人がガラケーの使用を経験していますが、Z世代はスマートフォンしか使用経験のない人が多いです。そのため、GoogleやYahoo!などの検索エンジンからだけでなく、SNSを情報収集のツールとして当たり前のように活用していることも、ミレニアル世代とZ世代の代表的な違いといえるでしょう。

バブル世代

バブル世代とは、バブル景気時代(1986年〜1991年)による売り手市場時に就職活動を行い、入社した世代を定義としています。また、1965年度から1969年度生まれまでを真のバブル世代と呼んでいます。

バブル景気時代とは、日本の景気が極めて良い中で企業が事業の拡大・展開を行い業績を拡大すべく、各企業がこぞって高卒大卒を問わず求人数を拡大していた時代のことを指します。その結果として、就職希望者に対し企業の求職人数が大幅に上回っており、就職活動が容易であった時代だと言えるでしょう。

そんなバブル世代に対し、ミレニアル世代は物心ついた時や思春期を迎えた頃には不景気な時代が続いていました。これはバブル世代の反動とも言われており、ミレニアル世代は不景気な時代を生きてきたことから人格や価値観の形成に少なからず影響したのではないかと言われています。

団塊ジュニア世代

団塊ジュニア世代とは、別名第二次ベビーブーム世代と呼ばれている世代であり、日本で1971年から1974年に生まれた世代を指します。また、1991年のバブル崩壊による不況からそれまで多くの求人を出していた企業が枠を減らしたことで1993年以降に卒業を迎えた人たちは就職難に遭遇したため、団塊ジュニア世代は、就職氷河期世代と言われることも多いです。

「実名を出している」という理由から団塊ジュニア世代の方は大切な繋がりを感じるSNSに「Facebook」を選択するケースが多いですが、生まれた時からインターネットが身近にあるミレニアル世代は「同じ趣味で繋がれる」という理由から「Twitter」を選択しています。SNSをどう利用したいかという考え方がミレニアル世代と団塊ジュニア世代の違いの一つであると言えるでしょう。

ロスジェネ世代

ロスジェネ世代は、1970年代前半から1980年代に生まれた世代を指します。団塊ジュニアと同じく就職氷河期の厳しい時代に就職活動を経験した世代の人たちです。ロスジェネ世代の人の特徴として、「仕事に対する高い意欲」「節約家が多い」「優秀な人材が多い」の3つの点が挙げられます。このことから厳しい時代を乗り越えてきた背景や、IT技術の進歩に伴い、新しい事業を興し成功している人がロスジェネ世代には多いと言われています。

また、ロスジェネ世代は厳しい就職活動を勝ち抜くために、専門的な知識や資格を有する、秀逸な人材も多いでしょう。仕事とプライベートを両立させたい思いが強いミレニアル世代に対し、仕事に対する意欲に重きを置く人が多いのがロスジェネ世代です。

ミレニアル世代の特徴

ミレニアル世代とは?

デジタルテクノロジーの発展とともに成長したミレニアル世代の特徴についてここでは解説していきます。ミレニアル世代の特徴として代表的なものが下記の5点です。

  • SNSなどのデジタル媒体をメインで活用している
  • モノではなくコトを重視している
  • 社会問題への意欲関心が高い
  • ワークライフバランスを重視している
  • 価値観が多様

SNSなどのデジタル媒体をメインで活用している

物心ついた時からインターネットが身近にあるミレニアル世代は、日常生活でデジタルテクノロジーを駆使することが身についています。

分からないこと、知りたいことなどは書籍や辞書ではなく、SNSなどのデジタル媒体をメインで活用している人が多いでしょう。日常的な情報収集に関しても、テレビや新聞ではなく、インターネットが中心です。また、消費行動もオンラインが主流であり、パソコンやスマートフォンから購入する人が多いです。自分のクレジットカード情報をネット経由で送信することに対し抵抗が少ないのもミレニアル世代の特徴と言われています。

モノではなくコトを重視している

ミレニアル世代は、ネットショッピングを好んで活用している一方で、モノへの執着心が薄いと言われています。2011年ごろから徐々に広まりを見せた「ミニマリスト」が多いのもミレニアル世代であり、必要最低限のものがいいと考える人が多いのも特徴です。

モノに執着がないと言われているミレニアル世代ですが、その代わりに体験や経験などの「コト」を重視する傾向にあります。商品やサービスを通じて特別な体験や自分だけ経験を得られることに魅力を感じる人が多いです。

社会問題への意欲関心が高い

数多くの事件や社会問題と共に育ってきたのがミレニアル世代です。リーマンショックやアメリカ同時多発テロ、東日本大震災などが代表的な例であり、日本では台風や洪水などの気候変動による災害も増加しています。

また、SNSを通して社会問題や環境問題に触れる機会が多いことから「問題に対する当事者意識が芽生えやすい」とされる点も社会問題への意欲が高い理由と言えるでしょう。またミレニアル世代の中には、YouTubeやTikTokの動画配信サービスを活用して自らが発信者となり、視聴者たちの意識の向上を促そうとする人も増えています。

ワークライフバランスを重視している

ワークライフバランスを重視していることがミレニアル世代の特徴です。厳密にプライベートと仕事を区別するのではなく、遊びと仕事の融合を目指す人が多い傾向にあります。

仕事に関しては効率化を重要視し、残業や休日出勤を嫌います。前世代の「プライベートを犠牲にしても仕事を優先する」という仕事観を持つ人がミレニアル世代では減少傾向にあると言われています。また、就職や転職活動を行う際にも、休日や育児・介護休暇など「仕事以外の待遇面」に注目する人が多いです。

価値観が多様

ミレニアル世代は、幼年期からインターネットを通じて様々な価値観を持つ人と触れ合ってきた人が多いです。リアルでは繋がることが難しい方とでもインターネットを通じれば比較的簡単に繋がりを持つことができます。そのため、自分と違った価値観の人への尊重や、受容性が高い人が少なくありません。

様々な価値観に触れ、他者と共感する部分を見出しながら他人と違うのが当たり前という多様性の尊重ができる点が、ミレニアル世代の大きな特徴であるとされています。

ミレニアル世代への訴求するためのマーケティング施策例

ミレニアル世代とは?

これからの消費行動の中心であるとされいるミレニアル世代に対し、その特徴に合わせたマーケティング施策を検討する必要があります。

ここでは、ミレニアル世代へ訴求するためのマーケティング施策の3つの例について解説していきますので、ぜひ最後まで見てください。

SNSを重点的に活用する

SNSをメインに情報収集する人が多いミレニアル世代に対し、マーケティングの施策を考える上でSNSの活用は必要不可欠であるといえるでしょう。商品やサービスに対しても、基本的な情報だけでなく口コミなどの情報もミレニアル世代にとっては購入の検討に需要な要素でしょう。

また、ミレニアル世代の次に消費行動の中心となると言われているZ世代に対してもSNSを活用することが効果的とされているので、ぜひ施策として取り入れてみてください。

ミレニアル世代が多く活用するSNSの一つである、Instagramを利用したマーケティングについてはこちらで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

また、SNSを活用するマーケティング方法の概要については、こちらの記事で解説しています。

コト消費にサービスを切り替える

ミレニアル世代の特徴でもある「モノではなくコトを重視する」という点からコト消費へのサービスに切り替える必要があります。

ミレニアル世代が魅力を感じる、商品やサービスを通して特別な体験や経験が得られるということをポイントとしてマーケティング施策を考えましょう。

例えば、婚約・結婚指輪を扱うK.UNO(ケイウノ)では、顧客が自分たちでペアリングや結婚指輪を作ることができるサービスを展開しています。プランも複数から選ぶことができ、職人さんが付き添うことで完成度も高いと人気です。2人で思い出を作りたいという体験を求めてカップルや新婚夫婦からの申し込みが増えています。

ミレニアル世代に対し、指輪そのものの価格よりも、その指輪を手に入れるまでの過程に対し価値を見出すというニーズに応えている商品であるといえるでしょう。

共感・拡散をしたくなるような情報を提供する

ミレニアル世代は、SNSを利用し情報収集を行うだけでなく、自ら情報発信を行うことも得意と言われています。自分の経験や体験を他の人に共感してもらいたいという欲求を持っており、さらにSNSを経て発信された情報から得た体験であれば、それを拡散することでさらに他の人からの共感を得られるのではという欲求から、情報の拡散も積極的に行うでしょう。

このようなミレニアル世代の特徴を理解した上で、消費の場だけを提供するのではなく、体験の場も合わせて提供することが今後のビジネスにおいて重要と言えるでしょう。

例えば、店舗での商品販売を行う場合は商品だけをアピールするのではなく、接客やおしゃれな空間など、体験できる要素も併せてアピールすることで、共感や拡散されやすくなります。

まとめ

ミレニアル世代とは?

ミレニアル世代と各世代の特徴や働き方の違いについて解説しました。

これから消費行動の中心となるミレニアル世代の特徴を理解し訴求するマーケティング施策を行うことが今後のビジネスにおいて重要なポイントとなるでしょう。

 

 

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