今回はマーケティングオートメーション(MA)でできることをご紹介します。
マーケティングオートメーション(MA)でできること
マーケティング活動を自動化することができるマーケティングオートメーション(MA)。
多くの企業が導入しており、上場企業の11%ほどが導入しているマーケティングにおいて必須のツールと言えます。
出典:上場企業のMAツール導入率は11.3% 1年間で2.4ポイント増加【Nexal調査】
さて、上場企業も積極的に導入しているマーケティングオートメーション(MA)ではどういったことができるのでしょうか。
【できること】① リード管理
「リード」とは、まだ製品・サービス購入を行なっていない見込み顧客のことを言います。
この「リード」が多くても企業の業績に影響することはありません。製品やサービスを購入してもらって初めて企業の業績に加算されるようになっています。その「リード」をマーケティングオートメーション(MA)で管理をして売り上げにつなげていく必要があります。
例えば、
- 属性
- 行動履歴
- フェーズ位置(認知・興味関心など)
などにより「リード」を顧客へ変えていきます。そのためにはマーケティングオートメーション(MA)が欠かせません。
【できること】② LPやWebフォームの作成
マーケティングオートメーション(MA)を使うことにより、
- LP(ランディングページ)
- Webフォーム(エントリーフォームなど)
を簡単に作成することができます。
LPやWebフォームはWebサイトに搭載しておくべき機能で、マーケティングオートメーション(MA)が登場するまでは専門家に依頼をして作成することが一般的でした。しかし、マーケティングオートメーション(MA)があればその必要がなく自分で簡単に作成することができます。
【できること】③ セミナー・ウェビナーの管理
コロナウイルスの影響もあり主にウェビナーを開催する企業が増加しています。
出典:ウェブ会議市場、2020年度は倍増–ウェビナー、オンラインイベントで堅調に成長
マーケティングオートメーション(MA)があればこのウェビナーでの、
- 申し込みフォームの作成
- 集客・はがきDMの送付
- 受講票の発行
- 来場者数や視聴数の管理
- 事前アンケートの作成
- サンクスメールの配信
- 資料DL
などをすべて自動化することができます。今まではすべて手作業でやっていたものを自動化できるという点だけでもマーケティングオートメーション(MA)を導入するメリットがあるのではないでしょうか。
【できること】④ イベントの管理
先ほどもご紹介しましたが、
- 来場者数や視聴数の管理
- 事前アンケートの作成
- サンクスメールの配信
- 資料DL
などをすべて自動化するだけでなく、管理も行うことができます。特にバーチャル展示会などを開催する企業が多くなってきており、それに伴いマーケティングオートメーション(MA)の需要も拡大しています。
【できること】⑤ メールマーケティング
メールマーケティングで大事なことは、
- いつ送るか
- 誰に送るか
- どんな内容を送るか
の3つに限定されます。一般的に企業によって送付先や内容はバラバラですが、適切なタイミングというのはマーケティングオートメーション(MA)が導入されてから固まりつつあります。
マーケティングオートメーション(MA)により適切なタイミングで最適なコンテンツを発信することが可能になります。
【できること】⑥ CRM・SFAとのシステム連携
マーケティングオートメーション(MA)自体の機能だけでも十分なのですが、
- CRM(Customer Relationship Management)
- SFA(Sales Force Automation)
といった外部システムとの連携も可能です。
CRMやSFAといったシステムについてはこちらの記事を参考にしてください。
マーケティングオートメーション(MA)導入のメリット
マーケティングオートメーション(MA)を導入する企業は増加傾向にあります。
では、マーケティングオートメーション(MA)を導入するメリットをご紹介します。
【メリット】① 見込み顧客の一元管理
マーケティングオートメーション(MA)が導入される前は、
- 展示会
- インターネット広告
で獲得してきた顧客・リード情報はすべて別々のツールで管理されるのが基本でした。エクセルやGoogleスプレッドシートに記載をし、手動でデータをダウンロードすることも一般だったのですが以下のような問題が生じるように。
- 失注後、リードがどこにあるかわからない
- 営業マンが引き継いでも雰囲気をつかむことができない
- ツールが独立しているので連携することができない
これらを全て解決し一元管理できるようになったのがマーケティングオートメーション(MA)です。
【メリット】② 作業の自動化
マーケティングの全体的な設計に関してはマーケティングオートメーション(MA)で自動化することはできません。
しかし、単純作業や繰り返し行う作業などはすべてマーケティングオートメーション(MA)が自動化してくれるようになっています。例えば、
- データの設定
- データの編集
- データの抽出
など、すべて手作業で行なってきたものをマーケティングオートメーション(MA)では自動化することができます。
出典:【アンケート調査】マーケティングオートメーション(MA)の導入事情
マーケティングオートメーション(MA)の導入によりその他業務の効率がUPします。
【人気】おすすめのマーケティングオートメーション(MA)ツール5選
では最後に、おすすめのマーケティングオートメーション(MA)ツールを5つご紹介します。
【人気】① BowNow
BowNowは日本国内で9,400社以上に導入されている国内シェア率No.1のMAツールです。
コンセプトに「本当に使いこなせるMAツール」を掲げており、MAツール導入の障壁である「使いにくさ」を払拭したMAツールとなっています。無料プランから有料プランへアップグレードできるプランも用意されていますのでMAツールを体験してみたい方はぜひBowNowをご利用ください。
料金プラン
プラン名 | フリー | エントリー | ライト |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
基本料金 | 0円 | 10,000円 | 20,000円 |
従量料金 | PV数・リード数に よって課金あり | PV数・リード数に よって課金あり | PV数・リード数に よって課金あり |
【人気】② SATORI
SATORIは日本国内で900社以上の導入実績がある完全国産MAツールです。
ミッションに「あなたのマーケティング活動を一歩先へ」を掲げており、完全国内MAツールならではの対応スピードを誇っています。海外産MAツールだと対応が遅れてしまいがちですが、SATORIはその心配がありません。
料金プラン
プラン名 | なし |
---|---|
初期費用 | 300,000円 |
基本料金 | 148,000円 |
内容 | リード管理機能やリードジェネレーションなど(詳しくはこちら。) |
【人気】③ b→dash
b→dashは業界シェアNo.1を誇るMAツールです。
一部上場企業や大企業・ベンチャー企業など企業規模に関わらず誰でも使いこなすことができる統合型のMAツール。機能面として、
- データパレット
- データ統合
- メールマーケティング
- Web接客
など、MAツールの域を飛び越えた機能も搭載されています。
料金プラン
プラン名 | b→dash |
---|---|
初期費用 | 要問い合わせ |
基本料金 | 要問い合わせ |
内容 | データの取得・統合・取り込みなど |
【人気】④ Marketo Engage
Marketo Engageは全世界で5,000社以上の導入実績を誇る海外産MAツールです。
BtoB・BtoC問わず利用することができ、海外の中小企業やベンチャー(スタートアップ)企業に導入されている世界的にも有名なMAツールです。ちなみに、Marketo Engageを提供しているのは、
- Photoshop
- Premiere Pro
など、画像・動画編集ソフトを提供している企業でおなじみのAdobeです。
料金プラン
プラン名 | Select | Prime | Ultimate | Enterprise |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
基本料金 | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ |
内容 | 基本的なマーケティングオートメーションと効果測定 | リード管理とABM、カスタマージャーニーの分析、AIによるパーソナライゼーション | 包括的で強力なオートメーション機能とアトリビューション機能 | 最大のスケーラビリティと柔軟性 |
【人気】⑤ SHANON MARKETING PLATFORM
SHANON MARKETING PLATFORMは国内導入実績900社以上を誇るMAツールです。
キャンペーン実績は22万件以上を誇っており、
- イベント
- セミナー
など、デジタルとアナログを融合させた統合管理ツールと言えます。オンラインリードだけを管理しているMAツールが多い中、SHANON MARKETING PLATFORMはオフラインでのリード管理機能を搭載することで差別化を図っています。
料金プラン
プラン名 | SHANON MARKETING PLATFORM |
---|---|
初期費用 | 要問い合わせ |
基本料金 | 100,000円~ |
内容 | リード管理やLP・Webフォーム作成など |
まとめ
今回は、マーケティングオートメーション(MA)でできることを解説しました。
マーケティングオートメーション(MA)はマーケティングの効率化や企業業績の向上に欠かせないツールです。CRMやSFAとの連携も可能ですので導入を検討してみてはいかがでしょうか。
【SNSフォローのお願い】
kyozonは日常のビジネスをスマートにする情報を毎日お届けしています。
今回の記事が「役に立った!」という方はtwitterとfacebookもフォローいただければ幸いです。
twitter:https://twitter.com/kyozon_comix