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Facebook広告のターゲティングの種類は?運用のコツやそれぞれのターゲティング方法を解説

投稿日:2023年6月30日 /

更新日:2023年6月30日

Facebook広告のターゲティングの種類は?運用のコツやそれぞれのターゲティング方法を解説
● 広告● 広告運用● 販売促進

Facebook広告のターゲティングは、細かく設定できる点が魅力であり、販売促進や認知の向上などでは大きな役割を担います。
しかし、Facebook広告のターゲティングにはいくつか種類があるうえに、より適したターゲティングが行えるか否かで効果も異なってきます。
そこで、今回はFacebook広告のターゲティングの種類や、運用する際のコツ、ターゲティング方法などについて詳しく解説していきます。

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目次

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Facebook広告のターゲティングの種類

Facebook広告のターゲティングのイメージ

Facebook広告におけるターゲティングの種類は「コアオーディエンス」「カスタムオーディエンス」「類似オーディエンス」の3つです。

まずは、それぞれの特徴や違いについて解説していきます。

コアオーディエンス

コアオーディエンスとは、選べる範囲が広いタイプのオーディエンスのことです。基本的な「年齢」「住んでいる場所」といった項目はもちろんのこと、ユーザーの趣味や関心、行動など幅広く選択できるので、広い層へ広告でアプローチしたいときに向いています。

また、多くのユーザーの目に触れやすいオーディエンスでもあるので、「認知度の向上」を目的とした広告にも適しています。

詳細ターゲット

コアオーディエンスの詳細ターゲットは、以下から選ぶことが可能です。

  • 行動
  • 趣味・関心
  • その他のカテゴリ
  • 利用者層

利用者層では、単純に年代や性別などを設定するだけではなく、仕事や学歴の他、世帯の収入、子どもの有無に至るまで幅広く設定できます。

ちなみに、「趣味・関心」の項目は、ユーザーがFacebook上に投稿した内容や、「いいね!」を送ったページなどが反映されます。

つながり

コアオーディエンスにおける「つながり」は、ユーザーのアクションからターゲティング「する・しない」を選択できる設定です。

アクションの内容は、特定のFacebookページやイベントなどへの「いいね!」や、イベントへの回答、アプリの使用などがあります。

カスタムオーディエンス

カスタムオーディエンスとは、広告主の持つ商品やサービスなどをFacebook上で何らかのアクションをしたユーザーに絞ってターゲティングできるオーディエンスです。

カスタムオーディエンスの例は、以下の通りです。

カスタマーリスト

カスタマーリストは、広告主が保持している顧客情報とFacebookのユーザー情報を照らし合わせて、オーディエンスを作成します。

顧客情報は、おもにメールアドレスや電話番号などで、Facebookのユーザーに既存顧客がいれば、そのユーザーに対して広告アプローチをかけることで、広告効果を高めることにつながります。

ウェブサイトトラフィック

ウェブサイトトラフィックは、「リターゲティング」とも呼ばれるターゲティング方法です。

特定のwebページにアクセスした人に絞り、180日前までターゲティングできます。ウェブサイトトラフィックでは、滞在時間が長いほど優良ユーザーであると判断されます。

​​エンゲージメント

カスタムオーディエンスのエンゲージメントは、Facebookのコンテンツに何らかのアクションをしたユーザーのリストを作成するオーディエンスのことです。

たとえば、「Facebookでいいね!をしたユーザー」「動画を視聴したユーザー」「コレクション広告を開いたユーザー」などをリスト化する際に役立ちます。

ちなみに、エンゲージメントは、FacebookだけではなくInstagramのコンテンツにアクションしたユーザーのリスト化にも繋げることが可能です。

オフラインアクティビティ

オフラインアクティビティは、文字通り「オフライン」で接触したユーザーをリスト化する方法です。

おもに直接店舗へ来店したり、電話で応対したりしたユーザーが対象となります。

なお、オフラインアクティビティは、あらかじめオフラインイベントを設定しておかなければならないので、事前準備も必要です。

類似オーディエンス

Facebook広告のターゲティングにおける類似オーディエンスとは、カスタムオーディエンスの中に含まれるユーザー属性と似ているユーザーを対象としてアプローチする方法です。

現在獲得している顧客と興味・関心が類似しているユーザーに向けた広告となるので、サイト訪問やアプリのダウンロードなどのアクションへのつながりやすさが期待できます。

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オーディエンス別のターゲティング方法

Facebook広告のターゲティングのイメージ

ここからは、オーディエンス別のターゲティング方法をご紹介します。
ターゲティングの手順を具体的に解説していくので、以下を参考にしながら進めてみてください。

コアオーディエンス

コアオーディエンスの設定方法について解説します。

  1. 広告マネージャにアクセスする
  2. 左上のメニューボタンをクリック
  3. 「ショートカット」の項目内にある「オーディエンス」を選択
  4. 「保存済みのオーディエンスを作成」
  5. オーディエンス名や地域など、任意で設定を行う
  6. 右下の「保存済みのオーディエンスを作成」をクリック

コアオーディエンスの設定画面では、地域や年齢、性別、詳細ターゲットなどを細かく設定することができます。

カスタムオーディエンス

カスタムオーディエンスは、自社と関わったことのあるユーザーが対象となるターゲティング方法で、設定次第で高い集客効果を期待できます。

  1. 広告マネージャにアクセスする
  2. 左上のメニューボタンをクリック
  3. 「ショートカット」の項目内にある「オーディエンス」を選択
  4. 「カスタムオーディエンスを作成」を選ぶ
  5. 希望のソースにチェックを入れる
  6. 「次へ」をクリックする
  7. ピクセル名などの必要事項を記入し「次へ」を選択
  8. オーディエンス名などの詳細項目を画面の内容に従って入力
  9. 「オーディエンスを作成」をクリック

希望のソースをチェックし「次へ」のボタンをクリックした後の画面は、選んだソースによって異なるので、画面の内容をよく確認して入力を進めてください。

類似オーディエンス

類似オーディエンスの設定方法について解説します。

  1. 広告マネージャにアクセスする
  2. 左上のメニューボタンをクリック
  3. 「ショートカット」の項目内にある「オーディエンス」を選択
  4. 「類似オーディエンスを作成」を選ぶ
  5. 既存のオーディエンスのソースやターゲット地域などを選択
  6. オーディエンスサイズをプルダウンから選ぶ
  7. 「オーディエンスを作成」をクリック

オーディエンスのサイズを選ぶ際には、まずは1%からはじめることをおすすめします。
運用していく中で調整すべき幅が見えてくることが多いので、状況を見ながら必要に応じて数値を上げていきましょう。

Facebook広告のターゲティングのコツ

Facebook広告のターゲティングのイメージ

Facebook広告のターゲティングは、広告効果に大きく影響します。そのため、どのようにターゲティングすることが望ましいのかをきちんと把握しておかなければなりません。

ここからは、Facebook広告のターゲティングについて見ていきましょう。

ターゲットを絞り込み過ぎない

Facebook広告でターゲティングする際には、対象とするターゲットを絞り込み過ぎないように注意しましょう。

広告マネージャでのターゲティングは、細かく設定できるので、いつの間にか対象とする範囲が極端に狭くなってしまうことがあります。

ターゲットを絞り込み過ぎてしまうと、顧客獲得単価(CPA)が上がりやすくなってしまうので注意が必要です。

広告費用が20,000円でターゲットが200人と仮定した場合、そのうちの20人がコンバージョンすると、CPAは「20,000÷200=100円」です。しかし、ターゲットが20人となると、「20,000÷20=1,000円」と高くなってしまいます。CPAを下げるためにも、ターゲットは絞り込み過ぎないことが重要です。

また、特定の広告で初めてターゲティングする場合、ターゲットは予想に基づいて設定されることが多いもの。広告の配信をスタートしてから、ユーザーの動きを観察したうえで調整していくことが重要です。そのため、最初からターゲットを絞りすぎてしまうのは好ましくありません。

なお、Facebookのユーザーの設定内容を過信してターゲットを絞り込み過ぎることもNGです。ユーザーは全員プロフィールを持っていますが、興味関心やライフスタイルの項目が必ずしも登録されているとは限りません。ターゲットを絞り過ぎてしまうと、上記のユーザーの中にいる潜在顧客にアプローチできなくなってしまうので、注意が必要です。

類似するターゲティングを複数行わない

Facebook広告では、類似するターゲティングは避けることが重要です。

広告マネージャで設定をしてみると、ターゲティング項目の多さに気が付くと思います。そのため、意図せずに自社が運用している複数の広告が似たターゲティングとなることが少なくありません。

類似するターゲティングが複数あると、自社の運用する複数の広告がお互いにターゲットを取り合ってしまうといった構図になり、広告費用の損につながります。

細かくターゲティングできる点は広告運用において有効ですが、ターゲティングする際には、自社の他の広告設定と照らし合わせることも視野に入れて対策してください。

ターゲティングを複数並行する

Facebook広告の効果を高めるためにも、異なるターゲティングを平行して進めていくと良いでしょう。

異なるターゲティングのFacebook広告を同時に実施することで、最もコンバージョンが多かったターゲティングを見つけやすくなります。広告戦略を修正するうえでのヒントにもなるので、可能であれば3つ程度のターゲティングを平行して行ってみましょう。

まとめ

Facebook広告のターゲティングのイメージ

本ページでは、Facebook広告のターゲティングの種類や運用のコツをはじめ、ターゲティングのコツなどについてご紹介しました。

Facebookの広告は細かくターゲティングができるため、自社の製品・サービスのターゲットに対しピンポイントでアプローチすることが可能です。

しかし、ターゲティングの種類について理解を深め、運用のコツをおさえたうえでFacebook広告を実施しないと、想定していたような結果にならないことも少なくありません。

現在、Facebook広告の実施を検討している方は、今回ご紹介した内容を参考にしながら適切にターゲティングを進めてみてください。

 

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