効率的に入力フォーム最適化ができるEFOツール11選
本記事では、インターネットを経由して利用できる9つのASP型EFOツールと、インストールすることで利用できる2つのインストール型EFOツールを紹介します。
ASP型はツールベンダーのサーバーを利用する方法で、導入作業がタグを埋め込むだけなので簡単に実装できます。インストール型は自社サーバーにEFOをインストールして自ら実装・設定をする方法です。
ASP型EFOツール9選
ではASP型EFOツールを9つご紹介します。
1:EFO CUBE
EFO CUBEはGeeeN社が提供するEFOツールです。
クライアント一つに一人の技術的な設定サポートがあり、ユーザーに対して細やかな設定対応が可能なのが特徴です。価格は5万円台から用意されています。
また、新しい機能は積極的に実装されており、さらにツールの導入実績も公開しております。
2:FormAssist
EFO(FormAssist)はShowcase社が提供するEFOツールです。
特許取得のオートコンプリート機能があり、多彩なサービス形態が特徴です。3万円台から実装が可能であり、料金プランは訪問するユーザー数(UU数)で従量課金となっています。
3:エフトラEFO
エフトラEFOはエフ・コード社が提供するEFOツールです。
月額3万円から20フォームまで導入可能とういう破格の料金プランで提供しており、多数の入力フォームを抱える方におすすめのツールです。
また、料金プランや、費用シュミレーションなどもサイト内で詳しく紹介しており、実装までのハードルが低いツールとなっています。
4:Gyro-n EFO
Gyro-n EFOはユニヴァ・ペイキャスト社が提供しているEFOツールです。
月額15,000円という低価格帯からサポートや計測ツールが利用できることが特徴になっています。入力フォーム数や訪問するユーザー数(UU数)で従量課金となっています。フォーム数の少ないサイトを利用するユーザーにおすすめのツールです。
5:GORILLA EFO
GORILLA EFOはブルースクレイ・ジャパン社が提供するEFOツールです。
1ドメイン5フォームまで9,800円というハードルの低さが特徴であり、ポップアップ機能やチャットフォーム機能など、他のツールに見られない独自性のあるツールです。
6:EasyEntry
EasyEntryはHarmony社が提供する計測特化型の低価格帯EFOツールです。
1000円から計測ツールが利用でことが特徴です。他社ツールと異なり入力補助といった機能はほとんどないものの、その料金形態とシンプルさから手軽に利用できるツールです。
7:PtEFO
PtEFOはPtmind社が提供するEFOツールです。
月額10,000円からの導入が可能です。エントリーフォームの作成からEFO実装・分析までをカバーするツールです。機能の種類はすくないものの、低コストで一貫して対応できることが特徴のツールです。
8:formy
formyはリーピー社が提供する低価格帯のEFOツールです。
月額6.000円から利用でき、1か月単位の更新で開始することが可能です。入力補助機能だけでなく分析ツールも実装されているため、気軽に利用できるツールです。
9:URICHAN EFO
URICHAN EFOはMAGGI社が提供するEFOツールです。
中価格帯から高価格帯まで3種類のプランが用意されております。コンサルティングやUI改善まで希望する際は高価格帯になってしまうものの、機能改善やUIUX改善などのサポート面に特化したサービスを提供しています。
インストール型EFOツール2選
続いて、インストール型EFOツールを2つご紹介します。
1:フォームキーパー
フォームキーパーはH.T.P社が提供するEFOツールです。
初期費用として9,800円からの導入が可能となっています。上位互換の製品は分析機能が付きます。
インストール型のため実装する必要はありますが、代行サービスやサポートもある為、導入方法に不安な方でも安心して始められます。
2:スマートUPフォーム
スマートUPフォームはVogaro社が提供するEFOツールです。
初期費用として600,000円から実装が可能となっています。インストールから組み込みまでを専門スタッフが対応するなどインストール型としてはサポートも手厚く、機能も充実していることから、選択肢として入れておきたいツールです。
ツールを選ぶ際に考慮すべき3つのポイント
EFOツールを選択する際に考慮すべき3つのポイントをご紹介します。
ポイント①:EFOツールの機能
EFOツールの主な機能として2種類あります。
1.入力補助機能
入力補助はEFO施策のメインとなる機能です。UIに大きく影響し、フォームの入力者の離脱を防ぐ機能が多数存在します。
詳細な機能の例は次のとおりです。
・リアルタイムアラート … 入力ミスをした瞬間に、注意メッセージが表示されます。
・成功サインマーク・項目の背景色 … 必須項目や入力が完了した項目を視認しやすくなります。
・サブミットエフェクト … フォームが正しく入力されるまで、次のページへ遷移できないことを視認しやすくし、ページ遷移の手間を省きます。
・自動入力・自動変換 … 入力ミスや手間減らす為、自動で即時に入力補助をする機能です。
2.計測分析機能
入力者がどこで離脱したか、どこで入力を誤ったかなどが数値として計上され、計測レポートとして補完できる機能です。
Googleの無料解析ツールの”Google analytics”も存在していますが、EFOツールは項目レベルまでの詳細な計測が可能であり、離脱原因の特定が容易になることが強みとなっています。これはCVR改善を目的としたPDCAサイクルを回す上では非常に重要な機能となります。
ポイント②:費用対効果
EFOツールの料金は安いものでは月額1万以下のというお手軽なものから、高いものでは10万を超えるものまで存在しています。料金の違いはサービスやサポートの差です。ただし、安いから悪い、高いから良いという判断はできません。ここではEFOツールで料金発生対象となりえる項目を紹介します。
導入初期費用
初期費用が発生することが多いですが、初期費用0円のツールもあります。
月額費用
月毎に発生する基本使用料金です。EFOツールの費用というとこの月額を指すことが一般的です。
※月額費用はドメイン数、フォーム数、PV数、UU数といった指標で各ツールごとに料金テーブルが存在します。
設定代行費用
項目数を変更するなどEFOの設定を変更される際にかかる費用です。基本使用料に含まれている場合もあります。
開発費用
javascriptやphpなどで動的に変動するなどEFOツールの既存設定ではまかなえないフォームへ実装の際に実施する特別対応費用です。
オプション費用
ツールごとにオプションがあり、追加費用が必要になる場合があります。必要な機能に別途費用がかかる可能性もあるので事前に確認しておきましょう。
サポート費用
より良いフォームを作っていくには、ツールによって得た情報をどう活用するかといった知見が必要になります。特に導入初期にはツールに精通した人のサポートを受けて改善することをおすすめします。
サポート費用は基本料金に含まれない場合もあります。
ポイント③:サポートの有無
ツールを選択するうえで、ツールの機能だけでなくツールを活用するためのサポートも非常に重要な要素です。
サポートの内容はベンダーごとにそれぞれであり、EFOツールを運用していく上でサポートは重要ですので、導入前に問い合わせておきましょう。
・計測レポート・改善案提出
・設定代行
・改修時の対応
・フォームの既存機能に合わせた特別対応
まとめ
本記事では、EFO施策を効率化するツールを紹介しました。ツールを導入することで手作業でEFO施策を実施するよりも効率的かつ効果的に最適化することが可能となります。
気になるツールがありましたら是非お問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
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