SEOツールとは
SEOツールとは、SEO対策をするために必要なデータの収集・分析・調査をし、検索エンジンで上位表示させることを支援するツールのことです。
SEOは「Search Engine Optimization」の頭文字をとった略語で、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでサイトを上位に表示させるための技術、スキルのことを指します。SEO対策は、ウェブマーケティング活動の施策の1つとして、業界や業態を問わず多くの事業者が取り組んでいます。
またSEOは、Googleのアルゴリズムにより決められた内的要因と外的要因それぞれの対策を行うことで、効果を発揮します。SEOツールはそれぞれの対策を支援し、その効果を最大限にするために活用されます。
SEOツールの種類
SEOツールは、いくつかのカテゴリーごとに下記のように種類分けができます。
- コンテンツSEOツール
- SEO内部対策ツール
- SEO外部対策ツール
- 競合調査ツール
- 検索順位チェックツール
コンテンツSEOツール
1つ目は、SEO対策の基本とも言えるコンテンツSEO対策ツールです。コンテンツSEOとは、顧客となりうるユーザーへの接触、サイトへのランディングを狙うために、ターゲットとなるKWで上位表示を狙うことなどを指します。主な方法としては、ウェブサイトやオウンドメディアの記事を作成し、サービスやユーザーの属性に合わせたキーワードを狙うなどがあげられます。
コンテンツSEOツールは、ユーザーの属性や検索意図を分析できるなどさまざまな機能が搭載されたものが多く、ユーザーニーズを満たすコンテンツを作成する目的で使用されます。
コンテンツ内で使用すべきキーワードがサジェストされるため、新しくSEOコンテンツを作成する際や、既存のコンテンツをリライトする際に役立ちます。
競合調査ツール
次に、他社と比べた自社の強みや弱みを分析する競合調査ツールです。SEO対策を行う上で、まずは現情報を把握するために、上位表示を狙う領域やKWにおける競合の調査を行います。
競合調査ツールには、競合となるサイトのアクセス数や流入キーワードを調査する機能が搭載されています。これによってどのような領域を狙うべきか、またどの程度のコンテンツ数が必要かを把握することが可能です。
また、SEO対策は他にもコンテンツの質やドメインパワーなど、あらゆる要素が関わっています。これらの現状を客観的に把握するためにも、競合調査はSEO対策としても重要項目の一つなのです。
SEO内部対策ツール
続いて、サイトの内部対策を行うSEO内部対策ツールです。コンテンツSEOでいくら質がよく、多くの記事を作成しても、内部対策が疎かになるとその施策を最大限活かすことができません。対策例として、内部リンクが適切であるか、サイトの表示スピードは良好か、SSL化が正しく設定されているかなどがあげられます。
内部対策ツールは、サイト内でのSEO対策が最適な状態かどうかを分析してくれるため、すでにあるサイトを改善する際に役立ちます。実際にツールを利用すると、サイト内の全てのページを調査し、ページタイトルや構造・表示速度などの問題点の他、クローラー導線で問題になりそうな部分の検出などを行います。
SEO外部対策ツール
次に、被リンクの状況を確認できるSEO外部対策ツールです。SEO対策を実施するうえで、ウェブサイトが信頼性のあるサイトであることを示すことが重要であり、それには被リンクが重要となってきます。
ドメインパワーの強いサイトの被リンクが多くあることが理想的ですが、それ以上に悪質な被リンクを獲得しないようにすることも重要です。これらはサイトの評価を下げてしまいかねません。不適切なリンク獲得だと判断されることのないよう、外部対策を行うことは非常に重要です。
SEO外部ツールはどれほどの被リンクを獲得できているか、また、悪質な被リンクがないかなどを確認できます。どういった被リンクが有効であるのかも判定してくれたり、一括で処理できるため、効率的に対策することが可能です。
参考:被リンクとは?SEO効果を得る良質な獲得方法をわかりやすく解説|MEDIA EXCEED
検索順位チェックツール
最後は、あるキーワードで検索した際の自社サイトの検索順位をチェックできる検索順位チェックツールです。SEO対策は継続的な施策の積み重ねによって、ターゲットとなるキーワードの検索順位を取得していくことができます。
そのため、どのような施策を次に行うのか、改善策を考えるためにも、自社サイトの検索順位を常にモニタリングすることは重要です。順位を知って初めて、最適な対策を立てることができるからです。
検索順位チェックツールを利用すれば、取得しているキーワードごとの検索順位を瞬時に把握することができ、定期的に更新することでその状況をモニタリングすることができます。特に事業やサービスによって狙うべきキーワードの検索順位は常に把握しておくべきなので、SEOの目標管理においても重要といえるでしょう。
【kyozon編集部おすすめ】人気のあるSEOサービス
kyozon編集部がおすすめする人気のSEOサービスは以下のとおりです。
機能 | プランの紹介 | 利用料金 | 無料トライアル | |
W2 Unified |
| スタンダードプラン エンタープライズプラン ※詳細は要問い合わせ | 初期費用:要問い合わせ 月額料金:要問い合わせ | あり |
EmmaTools |
| 無料プラン Entry Standard Enterprise | 無料プラン Entry:30,000円/月 Standard:65,000円/月 Enterprise:要問い合わせ | あり |
TACT SEO |
| 詳細は要問い合わせ | 月額:90,000円〜 初期費用:100,00円〜 | あり |
W2 Unified(旧:w2Commerce)
内容 | |
料金プラン | 要問い合わせ |
無料トライアル | ー |
特徴 |
|
- 業種:コンサルティング / 専門サービス系
- 会社名:-
- 従業員規模:11〜30人
- 部署:マーケティング部
- 役職:部長・課長クラス
- 業種:サービス / 外食 / レジャー系
- 会社名:名鉄観光サービス株式会社
- 従業員規模:301〜1000人
- 部署:マーケティング部
- 役職:一般社員・職員
「W2 Unified(旧w2Commerce)」は、アパレル・インテリア雑貨など幅広いEC事業に対応している、オールインワンのOMO/オムニチャネル対応型総合ECプラットフォームです。サイトや広告の分析や効果測定などのマーケティング機能をはじめ、クーポン配信などの反則対策、フロント機能・バックオフィス管理・CMS(コンテンツ管理システム)・カスタマーサポートなどを標準搭載しています。
業界で唯一、カスタマイズモデルへのシームレスな切り替えを実現しているため、事業の規模に合わせて最適なプランを選択できます。
EmmaTools
内容 | |
料金プラン | Entry:30,000円/月(税抜き) Standard:65,000円/月(税抜き) Enterprise:要問い合わせ |
無料トライアル | ー |
特徴 |
|
- 業種:IT / 通信 / インターネット系
- 会社名:-
- 従業員規模:11〜30人
- 部署:マーケティング部
- 役職:契約・派遣・委託
EmmaToolsは、SEO効果の高いコンテンツ作成ができるSEOライティングツールです。SEOコンテンツを数値で評価してくれる分析機能をはじめ、AIライティングで記事作成を効率化することもできるのが特徴です。
また、コンテンツを作成するだけでなく、改善すべきコンテンツも数値で確認できるなど、未経験でもSEOに強いコンテンツを作成できるのが強みです。
TACT SEO
内容 | |
料金プラン | 90,000円~/月(税抜き) ※初期費用100,000円~(税抜き) |
無料トライアル | ー |
特徴 | 効果的なコンテンツマーケティングを行う際の機能が1つのツールに! テクニカルSEOなどの内部対策機能も充実! |
- 業種:小売 / 流通 / 商社系
- 会社名:株式会社チョカス
- 従業員規模:31〜100人
- 部署:営業・販売部門
- 役職:係長・主任クラス
- 業種: IT / 通信 / インターネット系
- 会社名:-
- 従業員規模:2〜10人
- 部署:情報システム部門
- 役職:契約・派遣・委託
TACT SEOは、SEO対策に必要な調査・分析機能を1つにまとめたSEO分析ツールです。SEO対策のキーワード調査から、コンテンツ作成・検証までを一貫して行えることをはじめ、SEOコンサルタントの知見をもとに作られているため、本格的なSEOの内部対策も実現可能です。
月に8回、ツール操作会・勉強会を開催するなど手厚いサポートがあることから、導入企業数は5,000社を突破しています。
【コンテンツSEO】おすすめのツール
まずは、SEO対策として重要な項目の一つである「コンテンツの質」を上げるために利用したい、「コンテンツSEO対策」が強みのツールを紹介します。
機能 | プランの紹介 | 利用料金 | 無料トライアル | |
ミエルカSEO |
| 要問い合わせ | 要問い合わせ | あり |
SEARCH WRITE(サーチライト) |
| ベーシック スタンダード *順次リリース予定(2023年5月時点) プレミアム *順次リリース予定(2023年5月時点) | ベーシック:80,000円/月 スタンダード *順次リリース予定(2023年5月時点) プレミアム *順次リリース予定(2023年5月時点) | 詳細は要問い合わせ *申し込みによりデモの利用可能 |
ミエルカSEO
内容 | |
機能 |
|
プランの紹介 | 要問い合わせ |
利用料金 | 要問い合わせ |
無料トライアル | あり |
公式サイト | https://mieru-ca.com/ |
株式会社Faber Companyが提供するミエルカSEOは、ユーザーニーズを分析し適切なコンテンツを作成するのに役立つツールです。
キーワードやURLを入力するだけで、ユーザーの検索意図や競合サイトの流入キーワードをAIが分析してくれます。関連のあるキーワードを自動的に抽出してくれるため、検索意図をより深掘りすることが可能です。
近年、検索エンジンのアルゴリズムは複雑化しています。ユーザーの検索意図を深堀りし、サイト改善に繋げていくことが必要不可欠になってきている今、注目のツールであると言えるでしょう。
SEARCH WRITE(サーチライト)
内容 | |
機能 |
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プランの紹介 | ベーシック スタンダード *順次リリース予定(2023年5月時点) プレミアム *順次リリース予定(2023年5月時点) |
利用料金 | ベーシック:80,000円/月 スタンダード *順次リリース予定(2023年5月時点) プレミアム *順次リリース予定(2023年5月時点) |
無料トライアル | 詳細は要問い合わせ *申し込みによりデモの利用可能 |
公式サイト | https://searchwrite.jp/ |
株式会社 PLAN-Bが提供するSEARCH WRITEは、SEOの知識がなくても使いやすいシンプルな設計が特徴のツールです。
SEARCH WRITEには、施策立案・コンテンツ作成・施策管理・成果測定といった基本的な機能が全て搭載されています。対策すべきキーワードや施策案を自動で提案してくれるため、分析に費やす時間を大きく削減できます。
また、自社のコンテンツに必要な内容を一覧で見ることができ、コンテンツの見直しに活用できるのも魅力です。施策が成果に繋がっているかを確認できる「タスク管理機能」も、嬉しい機能の一つでしょう。
【内部対策】おすすめのSEOツール
次に、自社サイトの問題点を見つけるために活用したい「内部対策」に強みを持つツールを紹介します。
分析が自動でできたり、改善策を分かりやすく提示してくれたりと、さまざまなツールがあります。
機能 | プランの紹介 | 利用料金 | 無料トライアル | |
Lumar |
| ベーシックプラン エンタープライズ | ベーシックプラン:33,000円(月額) エンタープライズ:要問い合わせ | 詳細は要問い合わせ *デモの利用可能 |
ANATOMY(アナトミー) |
| dashborad starter expert | dashborad:0円(月) starter:2,500円〜(月) *年間契約の1ヶ月あたりの料金。URL、タイル数によって変動 expert:要問い合わせ | あり *dashboradプランで利用可能 |
Pascal(パスカル) |
| ライト プロ アナリスト | ライト:45,000円(月額) プロ:60,000円(月額) アナリスト:80,000円(月額) | あり(4日間) |
SEOマスターProfessional |
| ライトモデル(機能限定版) エンタープライズモデル(全機能) | ライトモデル:37,800円(月額) エンタープライズモデル:54,000円(月額) | あり *3つのオンライン体験コースをご用意 |
Lumar
内容 | |
機能 |
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プランの紹介 | ベーシックプラン エンタープライズ |
利用料金 | ベーシックプラン:33,000円(月額) エンタープライズ:要問い合わせ |
無料トライアル | 詳細は要問い合わせ *デモの利用可能 |
公式サイト | https://www.lumar.io/ja/ |
*旧DeepCrawl(ディープクロール)から名前が変更
Lumarは、GMO TECH株式会社が提供しています。過去にDeepCrawl(ディープクロール)というサービス名でしたが、現在はLumarに変更されました。Lumarを活用することで、250以上のSEO内部評価指標を元にこれまで見つけられなかった改善点を把握することができます。問題点はすべて簡潔に表示されるため、作業時間の短縮、人為的なコストの削減も可能です。
メディアやECサイトなど、比較的大規模なサイトを運営している多くの企業からも選ばれているLumarは、内部対策SEOに特化したSEOツールのひとつです。
ANATOMY(アナトミー)
内容 | |
機能 |
|
プランの紹介 | dashborad starter expert |
利用料金 | dashborad:0円(月) starter:2,500円〜(月) *年間契約の1ヶ月あたりの料金。URL、タイル数によって変動 expert:要問い合わせ |
無料トライアル | あり *dashboradプランで利用可能 |
公式サイト | https://siteanatomy.com/ |
株式会社シンメトリックが提供するANATOMYは、多彩な分析手法を搭載し、導入してすぐに専門家並みの分析ができるツールです。
専門家並みと言っても何も難しくなく、操作は直感的にできます。自社のGoogle Analyticsと連携するだけ利用開始でき、さまざまな情報を横断的に分析できるのが特徴です。
ページ単位のレポートを毎週自動で作成してくれる機能もあり、担当者の労力を大きく削減できるでしょう。SEO対策を自社だけで行っている企業は、人材育成に割くリソースも省けます。
Pascal(パスカル)
内容 | |
機能 |
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プランの紹介 | ライト プロ アナリスト |
利用料金 | ライト:45,000円(月額) プロ:60,000円(月額) アナリスト:80,000円(月額) |
無料トライアル | あり(4日間) |
公式サイト | https://www.pascaljp.com/ |
株式会社オロパスが提供するPascalは、圧倒的な使いやすさで多くの企業に選ばれているツールです。
競合分析や上位表示ページのコンテンツ分析など、あらゆる切り口でサイトの改善を支援します。
統計データから自社のコンテンツに不足している情報を短時間で検出し、SEO対策に費やす作業コストを軽減してくれる点が魅力です。
また、分析したデータは、どこをどう改善すれば良いかを可視化したレポートとして抽出でき、具体的な改善策をもとに取り組めます。
コンテンツSEO対策機能も備わっており、使い勝手の良いツールであると言えるでしょう。
SEOマスターProfessional
内容 | |
機能 |
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プランの紹介 | ライトモデル(機能限定版) エンタープライズモデル(全機能) |
利用料金 | ライトモデル:37,800円(月額) エンタープライズモデル:54,000円(月額) |
無料トライアル | あり *3つのオンライン体験コースをご用意 |
公式サイト | http://www.masteraxis.com/ |
株式会社Axisが提供するSEOマスターProfessionalは、SEO内部対策に特化したSEOツールです。
100以上の項目からサイト内の課題を抽出し、課題に向けたサポートを行います。アドバイスに従って修正を行うのみで結果に反映されるため、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
また、ボタンひとつでサイト内の課題を抽出するため、シンプルで使い勝手が良く利便性に優れています。簡易的な操作でより具体的な対応を検討されている方に向いているSEOツールです。
【外部対策】おすすめのSEOツール
続いて、被リンクの状況を確認できる「外部対策」に強みを持つツールを紹介します。
機能 | プランの紹介 | 利用料金 | 無料トライアル | |
Ahrefs(エイチレフス) |
| ライト スタンダード アドバンス エンタープライズ | ライト:約$99(月額) スタンダード:約$199〜(月額) アドバンス:約$399〜(月額) エンタープライズ:約$999〜(月額) *ユーザーやレポート追加などで追加課金あり | トライアル、デモはなし ※ただし、無料で登録・利用いただけるAhrefsウェブマスターツール(略称:AWT)あり |
akakurage.jp(アカクラゲ) |
| 無料 | 無料 *リンク否認作業の依頼などは有料 | あり *メールアドレス登録で可能 |
Majestic SEO |
| LITE PRO API | LITE:$49.99(月額) PRO:$99.99(月額) API:$399.99(月額) | 無料登録で一部機能を利用可能 *1日の利用量制限あり |
Link Explorer |
| 無料(1ヶ月10回まで) *詳細は要問い合わせ | 無料 *詳細は要問い合わせ | 無料 *Mozアカウントの作成が必要 |
Ahrefs(エイチレフス)
内容 | |
機能 |
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プランの紹介 | ライト スタンダード アドバンス エンタープライズ |
利用料金 | ライト:約$99(月額) スタンダード:約$199〜(月額) アドバンス:約$399〜(月額) エンタープライズ:約$999〜(月額) *ユーザーやレポート追加などで追加課金あり |
無料トライアル | トライアル、デモはなし ※ただし、無料で登録・利用いただけるAhrefsウェブマスターツール(略称:AWT)あり |
公式サイト | https://ahrefs.jp/ |
シンガポールの企業Ahrefs社が提供するAhrefsは、あらゆる競合サイトの被リンク分析の他、キーワード選定やサイトの検索順位を日々可視化できるツールです。
世界最大級の被リンクデータを持っており、対象としたいサイトを設定することで、被リンクの増減をリアルタイムに把握できます。
データの更新速度も非常に速く、約15分ごとにインデックスを更新する点も強みです。自社サイトの順位変動を振り返られる他、悪質な被リンクにもすぐに気がつけます。
見やすいUIで直感的に操作できるのも嬉しいポイントです。
akakurage.jp(アカクラゲ)
内容 | |
機能 |
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プランの紹介 | 無料 |
利用料金 | 無料 *リンク否認作業の依頼などは有料 |
無料トライアル | あり *メールアドレス登録で可能 |
公式サイト | https://akakurage.jp/ |
株式会社ディーボが提供するakakurage.jpは、メールアドレスだけで登録して利用できる無料のツールです。
被リンクチェック機能で、悪質な被リンクを洗い出してくれます。被リンクチェックにかかる時間を無料で短縮してくれる有能なツールであると言えるでしょう。
悪意な被リンクはGoogleからペナルティを課せられる可能性があるため、対策を行うことは非常に重要です。
しかし、無料版ではチェックできる回数に制限があります。有料版にグレードアップすることで無制限にできるため、まずは無料版で機能を試してみるのが良いでしょう。
Majestic SEO
内容 | |
機能 |
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プランの紹介 | LITE PRO API |
利用料金 | LITE:$49.99(月額) PRO:$99.99(月額) API:$399.99(月額) |
無料トライアル | 無料登録で一部機能を利用可能 *1日の利用量制限あり |
公式サイト | https://ja.majestic.com/ |
Majestic社が提供するMajestic SEOは、海外企業が開発・提供するツールながら、日本国内でも多く使われています。
独自の指標によってリンクの質やパワーを確認でき、0〜100の数値でスコア評価してくれます。自社サイトや競合サイトがどこから被リンクされているのかをチェックできるため、どのようなページが被リンクされやすいのかを可視化できるのが魅力です。
被リンク分析に特化したツールならではの、リンク検出数の多さも特徴の一つでしょう。
3つの料金プランがあり、自社の目的に合わせたプランを選べます。
Link Explorer
内容 | |
機能 | 任意のサイトへのリンクを表示 ・競合他社のバックリンク調査 ・スパムスコアの確認 ・アンカーテキスト分析 ・ドメイン権限チェッカー ・コンテンツのパフォーマンス分析、調査 ・新規、不要リンクの洗い出し |
プランの紹介 | 無料(1ヶ月10回まで) *詳細は要問い合わせ |
利用料金 | 無料 *詳細は要問い合わせ |
無料トライアル | 無料 *Mozアカウントの作成が必要 |
公式サイト | https://moz.com/link-explorer |
Link Explorerは、無料でサイトのドメインパワーを計測できるSEOツールです。
ドメインパワーを把握することで検索エンジンからどういった評価を受けているのかを可視化できるため、非常に重要なツールです。
Link Explorerでは、他にも競合他社のバックリンクの調査やバックリンクのスパムスコア確認できるなど、外部SEO要素が詰まったツールです。
無料で利用できるツールですが、利用回数には制限があることをおさえておきましょう。より頻繁に利用する方、その他の機能も活用したい方はその他Mozツールを問い合わせ、申し込みしてみてください。
【競合調査】おすすめのSEOツール
次に、上位サイトがどのようなキーワードで上位を獲得しているのか、どのようなサイトから被リンクされているのかなどを把握する「競合調査」に強みを持つツールを紹介します。
機能 | プランの紹介 | 利用料金 | 無料トライアル | |
SimilarWeb(シミラーウェブ) |
| 詳細は要問い合わせ | 詳細は要問い合わせ | あり *アカウント作成、登録が必要 |
SEMRUSH(セムラッシュ) |
| Proプラン Guruプラン Businessプラン ※それぞれ年間プランあり | Proプラン:$119.95/月 Guruプラン:$229.95/月 Businessプラン:$449.95/月 ※年間プランなら16%OFF | あり ※14日間無料でお試し。自動課金なし。 |
Gyro-n SEO |
| 要問い合わせ | 初期導入費:無料 最低契約期間:なし 月額料金:500円(税別)〜 | あり *3ヶ月無料 |
Keywordmap |
| ライト スタンダード エキスパート | 初期費用、月額費用は要問い合わせ | あり ※7日間無料で利用可能 |
SimilarWeb(シミラーウェブ)
内容 | |
機能 |
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プランの紹介 | 詳細は要問い合わせ |
利用料金 | 詳細は要問い合わせ |
無料トライアル | あり |
公式サイト | https://www.similarweb.com/ja/ |
イスラエルの企業SimilarWeb社が提供するSimilarWebは、サイトのURLを入力するだけでアクセス解析やキーワードを分析できるツールです。
トラッキングコードなどを使うことなく、競合サイトのPV数やユーザー数、キーワード分析などができます。自社サイトと競合サイトを比較し、サイト改善に役立てることが可能です。
さらに検索広告やディスプレイ広告などの情報も取得できることから、ウェブマーケティングの様々なチャネルの競合情報を調査することができます。
無料版もありますが、機能が制限されます。一度無料版を使ってみて、使い勝手が良ければ有料版に切り替えるのも良いでしょう。
SEMRUSH(セムラッシュ)
内容 | |
機能 |
|
プランの紹介 | Proプラン Guruプラン Businessプラン ※それぞれ年間プランあり |
利用料金 | Proプラン:$119.95/月 Guruプラン:$229.95/月 Businessプラン:$449.95/月 ※年間プランなら16%OFF |
無料トライアル | あり ※14日間無料でお試し。自動課金なし。 |
公式サイト | https://semrush.jp/ |
Semrush社が提供するSEMRUSHは、競合分析の他、SEO対策に必要な機能が一通り揃っているツールです。
競合調査から施策立案まで一連の流れが完結することから、世界中多くの企業で採用されています。
個人やフリーランス向けの小規模サイト用のプランから、大手企業のマーケティング部門など大規模サイトを運用する企業向けのプランまで用意があり、あらゆるシーンで使用可能です。
ただし、一部日本語未対応の機能があるため、導入する際はトライアルで使い勝手を試して見ることをおすすめします。
Gyro-n SEO
内容 | |
機能 |
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プランの紹介 | 要問い合わせ |
利用料金 | 初期導入費:無料 最低契約期間:なし 月額料金:500円(税別)〜 |
無料トライアル | あり *3ヶ月無料 |
公式サイト | https://www.gyro-n.com/seo/ |
株式会社ユニヴァ・ジャイロンが提供するGyro-n SEOは、競合サイトの順位比較やアクセス解析からキーワードサジェストまで、SEO対策に必要な機能が網羅されたツールです。
自社サイトと競合サイトの検索順位を自動でチェックできる他、ページ単位の分析も可能です。ベンチマークとする競合サイトをあらかじめ登録しておけば、指定したキーワードに対する検索順位の推移をチェックでき、自社サイトとの比較もできます。
有料のSEOツールには珍しく、初期費用が無料である点もポイントです。
Keywordmap
内容 | |
機能 |
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プランの紹介 | ライト スタンダード エキスパート |
利用料金 | 初期費用、月額費用は要問い合わせ |
無料トライアル | あり ※7日間無料で利用可能 |
公式サイト | https://keywordmap.jp/ |
株式会社CINCが提供するKeywordmapは、競合分析を短時間で可視化できる競合調査に特化したツールです。
競合分析を行うためには、相当な時間を費やすことが多いです。しかし、Keywordmapを利用すればたったの2分で競合調査が完了します。また、短時間で可視化された情報を元に、競合を追い抜くための具体的な方法を提案してくれます。
また、Keywordmapは多くの検索キーワードを直感的に把握できるUIとなっているのも特徴の1つです。列挙された文字データで見るよりも、どのようなキーワードがあるかやユーザーにニーズ、検索意図をより俯瞰的に見て理解することができるでしょう。
【検索順位チェック】おすすめのSEOツール
最後は、検索順位チェックに強みを持つツールを紹介します。
SEO対策を行うには、まずは自社サイトの検索順位を把握することが重要です。順位を知って初めて適切なSEO対策を立てられると言っても過言ではありません。
機能 | プランの紹介 | 利用料金 | 無料トライアル | |
BULL |
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| あり ※2週間無料で体験可能 |
DemandMetrics |
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| 要問い合わせ |
GRC |
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| 無料プランあり *利用項目数に制限あり |
GMO順位チェッカー |
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※年間契約だと月額契約より2ヶ月分お得になります | 無料プランあり 1URL、10キーワードまで登録可能 |
BULL
内容 | |
機能 |
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プランの紹介 |
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利用料金 |
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無料トライアル | あり ※2週間無料で体験可能 |
公式サイト | https://bullseo.jp/ |
株式会社ディーボが提供するBULLは、検索順位チェックに特化したツールです。
日付が変わる0時から6時までの間に検索順位を自動取得する仕組みのため、朝9時にはその日の検索順位を把握できます。
順位が変動した場合は、その原因が競合サイトによるものか、Googleアルゴリズムによるものかまで診断してくれるのが魅力です。
また、インストール不要でWebベースのサービスである点も嬉しいポイントです。どのパソコンからでもアクセスできる他、スマホからも順位を確認できます。
DemandMetrics
内容 | |
機能 |
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プランの紹介 |
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利用料金 |
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無料トライアル | 要問い合わせ |
公式サイト | https://www.demandsphere.jp/ |
DemandMarkets株式会社が提供するDemandMetricsは、検索順位チェックを含むSEO関連のモニタリングができるツールです。
大量のキーワードを一括で分析でき、サイト作成や改善に効果的に役立てられます。視覚的にも分かりやすいグラフなどを使って結果を示してくれるため、どこをどう改善すれば良いのかが一目で分かるのが特徴です。
検索順位チェックに特化したツールではあるものの、キーワード選定やコンテンツ分析など、SEO対策の基本的なツールも搭載されています。
GRC
内容 | |
機能 |
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プランの紹介 |
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利用料金 |
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無料トライアル | 無料プランあり *利用項目数に制限あり |
公式サイト | https://seopro.jp/grc/ |
有限会社シェルウェアが提供するGRCは、指定キーワードの順位変動を記録する、基本的な検索順位チェックツールです。
無料で提供されており、ソフトウェアをインストールすることで利用できます。
直感的に操作できる画面が特徴の、純粋に順位変動を見守るのみのシンプルなツールです。
限られたキーワード数であれば無料で利用できるため、「試しにSEOツールを使ってみたい」という企業にもおすすめです。キーワード数の制限緩和や解除を希望する際は、有料プランへと変更する必要があります。
GMO順位チェッカー
内容 | |
機能 |
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プランの紹介 |
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利用料金 |
※年間契約だと月額契約より2ヶ月分お得になります |
無料トライアル | 無料プランあり 1URL、10キーワードまで登録可能 |
公式サイト | https://rank-checker.com/ |
GMOソリューションパートナー株式会社が提供するGMO順位チェッカーは、クラウド上で検索順位を確認できるSEOツールです。
OSやPC・スマホ関係なくいつでもどこでも確認できるのが特徴です。また、GoogleとYahoo!の検索エンジンで、100位まで検索順位を確認できるため、具体的に順位を把握し、対策を検討できます。
GMO順位チェッカーでは、無料プランをはじめとして、いくつかの有料プランの提供を行っています。キーワードの数やURL数に応じて細かくプランを選択できます。
SEOツールを導入するメリット
SEOツールを導入すると、SEO対策を効率化できる、戦略の精度が上がる、競合サイトの分析ができるなどのメリットがあります。
SEO対策を効率化できる
ツールを導入する最大のメリットは、SEO対策にかかる様々な工数を削減し効率化できることです。SEO対策は記事内でもご紹介した通り、コンテンツ、内部対策、継続的な改善と担当者は様々なことを行う必要があります。
自社サイトの検索順位を上げていくためには、常にあらゆるデータを集め、その現状を把握し、対策できるという環境を整えることが重要です。これはサイトの規模が大きくなればなるほど、また、キーワードの数が多ければ多いほど、目視で確認することが増え、より工数が多くかかってしまうでしょう。
SEOツールを導入すれば、データの収集や分析などの作業を一括で行うことができます。ツールによってはAIが搭載された機能を使ってレポーティングしたり、自社のファイルやツールと連携して定期的な更新を自動化したりすることが可能です。
そのため、担当者はより改善策の立案に専念できたり、より良いコンテンツ作りにかけるリソースを確保したりすることができるでしょう。
SEO戦略の精度が上がる
SEO対策は実施すればすぐに成果が出るものではないため、中期的に見たSEOの戦略が重要となります。SEO戦略の精度を上げるためには、記事内でもご紹介しているコンテンツ、内部、競合調査などを多角的に実施する必要があるため、これらはSEOツールを適切に活用することで実現することができます。
SEOツールは無料のものもありますが、種類に特化したツールは取得できる情報量や項目が非常に多いため、SEOの施策を考える上での材料となります。ツールによっては、改善余地や項目ごとのスコアが視覚的にわかるようになっているため、自社サイトの現在地を正しく把握することにもつながるでしょう。それによって、担当者がターゲットとする検索市場でどのような対策を取るべきかを理解できるため、より成果につながるSEO対策を実施できるようになるでしょう。
競合サイトを容易に分析できる
SEOツールの種類によっては、競合サイトの分析機能があります。これを利用することで、 競合サイトのアクセス数やコンテンツの診断の他、キーワード調査もできるため、自社サイトと照らし合わせより有用な戦略の立案が可能です。
近年、検索市場においては様々なアップデートが行われ、サイトのドメインパワーはもちろんのこと、情報の質やサイトのコンディションなどがより重要視されるようになってきました。
そのため、ターゲットとする検索市場の傾向や、検索結果の上位を占める競合サイトの状況を把握することは非常に大切です。自社サイトに不足した要素を把握できるのはもちろんのこと、今後も変動する検索市場に対応していくためにも非常に役立つでしょう。
導入するSEOツールを選ぶ際のポイント
SEOツールは記事内でご紹介している他にも、非常に多くのツールがあります。
自社にはどのツールが良いのか、比較検討する際に迷うことも少なくないでしょう。
導入する際は、確認したいポイントを3つ紹介します。
対策ごとに必要なツールを明確にする
SEOツールにはさまざまな種類があり、それぞれで分析できる範囲が異なります。そのため、導入を検討する際は、欲しい機能をあらかじめ明確にしておくことが大切です。
SEOツールは、種類によって得意分野が異なります。全方向でカバーしているツールもありますが、やはり全ての機能を網羅しているツールはほとんどないと言って良いでしょう。
導入時は、自社のサイト状況や課題を整理し、現時点でどのような分析が必要かをあらかじめ明確にし、その機能を搭載したツールを選ぶ必要があります。
自社がどのような成果を求めているのか、今、自社サイトがどのようなフェーズにあるのかによって求めるデータも変わってくるでしょう。
SEOの施策はよりインパクトのある内容から、中期的に見て順序立てて行うことが大切です。そのため、事業や自社サイトの現状を把握し、施策の優先順位を整理しておくと、導入すべきツールも明確になるでしょう。
ツール導入にかける費用を決める
SEO対策にどれほどの予算を費やせるかも、ツールを選ぶポイントになります。
SEOツールには、無料ツールと有料ツールがあります。有料ツールは、月額制のものが多い傾向があります。
ツールにあまり予算をかけられない場合は無料ツールから選ぶ手もありますが、予算に余裕があり、工程の削減を優先したい場合は、有料ツールの導入をおすすめします。
特に、大規模なサイトを運営している場合や、母数の大きいキーワードの順位調査をしたい場合は、無料ツールでは取得できる情報や利用回数に制限があり、不便に感じることも少なくありません。
中には無料ツールと有料ツールをうまく組み合わせることでも、効率的なSEO対策ができます。自社の予算に合わせてツール選びをするのも一つのポイントと言えるでしょう。
SEOツールの導入にかかる費用の相場
SEOツールの導入にかかる費用は10万円〜100万円程度です。サイトの規模が大きくなればなるほど、さらに費用は高額になります。
また、導入するツールの種類によっても費用は大きく変動します。
今回は、以下のとおりSEOツールの5種類について解説してきました。
- コンテンツSEOツール
- SEO内部対策ツール
- SEO外部対策ツール
- 競合調査ツール
- 検索順位チェックツール
上記すべてのツールを導入した場合は、その分の費用が発生します。中には無料で提供されているサービスがあるものの、多くのサービスが有料です。それぞれのサービスにかかる費用が数万円〜数十万円であるため、すべてを導入しようとすると100万円近くなるでしょう。
上記サービスの費用相場は以下のとおりです。
サービス名 | 費用 |
コンテンツSEO | 5万円〜30万円 |
SEO内部対策 | 10万円〜100万円 |
SEO外部対策 | 1万円〜5万円 |
競合調査ツール | 3万円〜30万円 |
検索順位チェックツール | 無料〜10万円 |
費用相場に大きな差がある理由は、SEO対策にどの程度注力するかが異なるためです。高額になればなるほど、より専門的かつ豊富な機能が搭載されたツールを利用できます。また、専門家によるコンサルティングサービスを提供しているところもあります。
中には、サイトの規模や利用人数によって従量課金制となっていたり、成功報酬を設定しているところもあり、結果次第では月額にかかる費用が高くなってしまうので検討時やトライアル時に確認しておきましょう。
使い勝手が良いかをチェックする
SEOツールを選ぶ際は、機能や予算だけではなく、実際に利用する担当者が使いやすいかどうかもチェックしておきたいところです。
いくら安価で良い機能が揃ったツールでも、担当者が使いにくいと感じると、効果的なSEO対策ができないでしょう。
SEOツールには、有料のものであっても、無料トライアル期間やデモンストレーションを利用できることが多くあります。導入前にトライアルやデモを利用し、使い勝手を確認するのがおすすめです。特にツールによっては、UIやUXに大きな差があります。直感的に理解しやすいデザインになっているか、また自社に合わせてカスマイズできるかも確認しておくと良いでしょう。
また、分析結果のレポートを簡単に作れるかも確認しておきたいポイントです。作成は自動でできるのかの他、出力形式などもあわせて確認しておくと良いでしょう。
機能を使いこなせるかどうか
SEOツールは、SEO対策の種類ごとに専門的なものが多くあります。よくあるケースとして、評判の高いツールであるから導入したものの、担当者がその機能を十分に使いこなせていなかったり、使ってみると過多な機能が多かったりすることも少なくありません。
そのため、担当者がそのツールの機能を十分に使いこなせるかどうかも確認しておきましょう。
何よりSEO対策の意味や目的、仕組みを理解しておかなければ高額なツールを導入しても効果を得られません。SEOツールの中には専門者向けに作られたものも多く、担当者の知識は必要不可欠です。ツールによっては、導入後に専属担当者が付き、ツールのレクチャーや定期的なサポートを行うケースもあります。
導入前に必ず無料トライアルやデモ体験を行い、担当者やチームのリテラシーに合った本当に有効なツールなのかを確認するようにしましょう。
まとめ
SEOツールの概要と種類、おすすめのSEOツール、ツール導入のメリットと選ぶ際のポイントを紹介しました。
SEOツールの導入は、競合サイトを容易に分析でき、SEO対策にかける時間を削減できます。さらに、ユーザーニーズをより的確に把握できるため、対策の精度を上げることにも繋がるでしょう。
今回紹介したツールで気になるものがありましたら、ぜひ一度問い合わせてみてください。
また、SEOツールの導入を検討している方は以下の記事も参考になります。併せてご覧ください。
参考:【保存版】SEO対策におすすめの無料ツールをご紹介|ALL WEB CONSULTING