SaaSチャンネル【kyozon】Vol.233
Youtube:https://www.youtube.com/watch?v=2qrxiYTQZ64
登壇者プロフィール
2013年 法政大学 法学部 法律学科 卒
2013年 ITベンチャー企業に新卒入社 新規事業立ち上げと子会社社長経験
2017年 株式会社ドゥーフア創業 複業プラットフォームkasookuを展開。 累計資金調達額約3億
2022年 本社を北海道室蘭に移転
”地方に住みながらインターネットと副業人材を活用する営業手法の極意”とは?
実際一戸さん体現されてますよね。室蘭に住まわれながら会社経営されていて、ビジネスをする上で不便なことはないですか?
10人以上のベンチャー企業で一気にっていうのは多分難しいと思いますし、エンゲージメントも下がると思うのであんまりおすすめはしていないです。 うちの会社はエンゲージメントよりコストの方が優先順位高いので、オフィス持たないことによるコスト削減が大きいです。
リモートは厳しいとの前提でいうと、規模が小さいような会社にはおすすめですね。会社経営と言っても私個人が移住したに近いので、一般的な本社移転ではないかもしれないですね。
リモートワークは効率いいしコストかからないです。バーチャルオフィスのような感覚で、リモートに慣れてしまっているのは逆に組織が大きくならない課題なのかなとも考えます。 東京の会社だと、リモートで営業することも一般的になっています。
一方で、地方の会社だと、まだFAXを使用していたり、対面が求められたりとリアル文化なのでまだまだリモートに対応していません。
なので、東京から地方へのアプローチって難しく、地方に住むことによって地方まで入り込める可能性をすごい感じていますね。
地方でのリモートワークの可能性
私は室蘭にいたのですが、地方は狭いので、地元の名士のような企業の社長さんとも一気に繋がれます。 本社移転したから大歓迎されて入り込めているというのはすごく可能性があると思ってます。 地方の会社では、副業の活用やDXについて、まだまだ浸透していません。 ですので、地方の会社さんに対してそうしたことを教えることを含めて、勝機はあると思って来年何かトライしてみたいと思っています。
あとは、競争の部分ですね。東京は、優秀な人がたくさんいて、優秀な企業もたくさんあります。
なので人材を探す際に、年収面も高く、採用難易度もすごい高くなっています。
地方出張が多い会社も最近多いので、拠点は東京じゃなくてもいいと思います。
地方での人材採用
地方では長期インターン等の求職がないので、私の会社が彼らの受け皿となることができます。
地方に本社を移転しても、営業手法上は困らないって感じですね。
会社を設立して6期目なので、顧客を開拓しきった段階で、マーケティングやキャリアアドバイザーの人数が重要です。 ある程度採用ニーズがある会社さんは既にある取引に対してリモートでコミュニケーションが取れるので、問題ないと思います。
新しい働き方の創造
会社を続けられるっていうのは幸せなことだと痛感しました。 今年の後半からは、北海道に月1回行って、いろいろ模索しながら新しい働き方を作りたいとの思いから会社やっています。地方の方が働きやすいなっていうのが正直あって。 東京いたときはうるさくてカフェでミーティングどころじゃないという環境でした。地方だとカフェも空いていて、リモートワークをする環境は地方が良いと感じます。
スタートアップ各社が陥る失敗の要因としてはいろいろありますが、その中でも資金調達ができず、会社倒産やゼロ円譲渡で、いろんな企業がこのコロナで撤退していった1年だと思います。
地方では、知らない、わかってない、昔のやり方変えたがらない、起業家もいないなど様々な問題はありますが、可能性を感じ今後挑戦していきたいです。 地元で新卒採用をして定着させることにもトライしたいんです。それに加えて、転職や副業が当たり前になってる現状で、東京の人が中途で地方に移住するなど、より地方へのビジネスを加速していきたい、と考えています。
リモートワークを導入して地方に移転すると、業績が良くなったんですよ。なぜかというと、コストが下がったからです。
来年やっていきたいことは、地元の銀行や会社と商談する中で明確になった不自由な部分を解決することです。
営業で重要なポイント
やればやる分だけ稼げる職種だと個人的には思ってるんですよ。僕自体は新卒からずっと営業をしていますが、大企業に入った人より年収が高かったりもしたので、夢がある職種ではあるのかな。 ほとんどの人が売れない中で、いわゆる全く売れない営業マンをどうやって売れるようにするかという、いわゆるキーエンス的な仕組み作りがこれから必要になってくると思います。 リモートだと、仕組み化をしっかりしないとさぼっちゃうので、さぼらないような仕組み作りや、勝手にやらなきゃいけなくなる状態、戦略も落とし込む必要があります。対面で注意できた部分がリモートでできなくなると、そのKPIをいかに作るかが非常に大事になってきます。
また、営業マンは本当に市場価値が上がってます。
どちらかというと、たくさんの人に出会って、喜んでもらって、この人たちに貢献しようという意識が強い人の方が良い気がします。
決済者のためのSaaSチャンネルkyozon
URL:https://www.youtube.com/@SaaSBusinessSupportCH
【SNSフォローのお願い】
kyozonは日常のビジネスをスマートにする情報を毎日お届けしています。
今回の記事が「役に立った!」という方はtwitterとfacebookもフォローいただければ幸いです。
twitter:https://twitter.com/kyozon_comix