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LINEでの顧客接点を強化!丸山氏が語る最新マーケティング戦略

特集 チャットボット対談
2024年8月29日
LINEでの顧客接点を強化!丸山氏が語る最新マーケティング戦略

丸山悠輝 氏
株式会社エフ・コード 業務統括本部 サービスユニット MT事業部


2022年5月hachidori株式会社に入社。2022年12月株式会社エフ・コードに移籍。hachidoriのカスタマーサクセスとして、hachidoriを通してLINEを有効活用いただけるように、日々クライアント様の課題解決、要望の実現に従事している。



中條 優 氏
株式会社コミクス


1987年、山形県生まれ。東北大学大学院卒。インド資本のIT企業にてビジネス経験を積む。

2020年に株式会社コミクスに入社し、現在に至る。 SaaS事業者を支援するプラットフォーム「kyozon」の事業運営を担当。

同時にBtoB向けYouTubeチャンネル運営や大型展示会運営も幅広くこなす。

目次

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LINEマーケティングのメリットは「双方向のコミュニケーション」と「開封率」

<中條氏>
本日は株式会社エフ・コードの丸山様を招きまして、LINEマーケティングのノウハウやコツなどをお聞きしていきたいと思います。早速なのですが、LINEマーケティングの市場は成長傾向にあるとお聞きしていますが、まずはマーケティングにLINEを活用するメリットや魅力などを教えていただけないでしょうか?

<丸山氏>
「友だち」として追加していただけることで、継続的にコミュニケーションを図れる点が大きな魅力ですね。また、任意のタイミングでユーザー様に何らかの情報発信や訴求なども行えるので、コミュニケーションの幅が広がります。

「メールよりもLINEのほうが日常的に利用している」というユーザー様も多いので、手軽に開封していただくことができ、メールよりも情報が届きやすくなると思っています。メールだと他のメルマガに埋もれてしまうこともありますが、LINEだと通知が来るため気づきやすいですし、手軽に開封していただけますよね。開封率も向上するので、遷移先のWebページへのクリック率も向上する可能性がございます。

<中條氏>
確かに、大多数の方がLINEのアカウントをお持ちですよね。特に日本はアカウントを持っていない人はいないのではないかと思うくらい、みなさん日常的に使用していますね。

継続的な取り組みが成功のカギ

<中條氏>
LINEマーケティングのメリットは多いと思いますが「始めたくてもやり方がわからない」「始めたものの、なかなか成果が出ない」といった課題を抱えている企業様もいらっしゃるかと思います。そうした企業様に向けて、LINEマーケティングのコツやノウハウなどはありますか?

<丸山氏>
継続的な情報発信は大きなポイントになると思います。たとえば「友だち追加をしてもらった日から○日後には~~~というメッセージを送る」という、メールマーケティングで言う「ステップメール」のようなコミュニケーションは重要ですね。
また、どういったページに遷移してどのようなコンバージョンにつなげたいのか明確にしたうえで、導線設計をする必要もあります。この際、ユーザー様がわかりやすいように導線を設計することで、スムーズなコンバージョンを促すことが可能です。
LINEの公式アカウントの管理ページからもステップ配信の設定はできますし、LINEマーケティングを自動化するツールを使えばさらに細かい設定や分析などもできるので、ツールをうまく活用することもポイントのひとつですね。

<中條氏>
こうした「自動化」はビジネスにとって重要なキーワードになると感じています。たとえば、スタートアップ企業や中小企業などは限られたリソースで業務を回していく必要があるので、業務を自動化することでリソースが限られていても成果を最大化できますね。

「hachidori」でLINEマーケティングを効率化!

<中條氏>
ただ、自動化するためにはツールを導入しなければいけないと思います。ツールを導入することで、具体的にどのようなことができるようになるのでしょうか?

<丸山氏>
それでは、当社が提供している「hachidori(ハチドリ)」でどのようなことができるのか紹介させていただきます。

「hachidori」では、LINEのチャットボットのようなものを作ることができます。たとえば、友だち追加してくださったユーザー様に対し、性別や年齢などの属性情報や、興味のあるトピックなどをチャットボットでヒアリングするように設計すれば、ユーザー様の情報を取得することが可能です。もちろんLINE公式の管理ページからもユーザー様の情報はある程度取得できるのですが、より詳細な情報をヒアリングする手段として「hachidori」をご活用いただければと思います。
そうしてヒアリングした情報を基に、ユーザー様を細かくグループ分けすることで、属性や興味・関心にマッチする最適な情報を提供できます。
また、自社がターゲットとしているユーザー層に対して、ピンポイントで情報発信できるようになります。そのため、より効果的かつ効率的にコンバージョンにつなげることができると思います。

<中條氏>
LINEで友だち追加していただいたあと、どのようなアクションを実行したら良いのでしょうか?

<丸山氏>
先ほども申した通り、属性や興味・関心に最適化した情報発信を継続することが重要です。すぐに成果が出ない場合もありますので、そうしたときには配信する内容や、曜日・時間帯を変えてみるなど、ABテストを繰り返しましょう。
「hachidori」の管理ページでは、配信内容に対するユーザー様のリアクションについてのデータ分析は難しいのですが、今後はそのような分析機能もアップデートしていく予定です。

美容業界、医療業界、さらには自治体にまで導入が進む

<中條氏>
「hachidori」はLINEマーケティングのさまざまな課題を解決できるかと思いますが、特にどのような方にとって効果的でしょうか?

<丸山氏>
友だち登録をしてくださるユーザー様が増えるほど、属性や興味・関心も多岐にわたります。そのため「より詳細にセグメントしてメッセージ配信をしたい」という企業様には「hachidori」が有効です。
また、LINEマーケティングを実行するリソースがない企業様でも効率的に運用できるので、効果を感じていただきやすくなるかと思います。
「hachidori」はMAツールやCRMツールなどとAPI連携できるので、企業様がすでに保有している情報を活用してLINEマーケティングを実行できます。そのため「顧客情報を最大限活用したい」という企業様にも、価値を感じていただけるのではないでしょうか。

<中條氏>
導入企業様は、どういった業界が多いのでしょうか?

<丸山氏>
幅広い業界に導入していただいております。たとえば、エステサロンのような美容業界の企業様や、クリニックなどの医療業界、さらに自治体様もいらっしゃいます。

来店していただいた方に友だち追加していただいてリピート来店を促したり、Webページから友だち追加していただいて新規獲得につなげたりするなど、活用方法は企業様にとってさまざまです。
LINEはプライベートで利用するユーザー様が多いので、BtoCの企業様が多く導入いただいておりますが、BtoBでもご活用いただけると思います。

安心の伴走支援で確実な成功へ

<中條氏>
小規模な企業様だとなかなか手間をかけてLINEのメッセージを作ることができないと思うのですが、成功のポイントなどはありますか?

<丸山氏>
個人的な考え方なのですが、求めていることや目標といった「ゴール」から逆算して調整していくと良いと思います。たとえば「コンバージョンを増やしたい」というゴールがある場合、そもそもメッセージが開封されているのか、魅力的なメッセージを配信できているのか、配信数は十分か、といった部分を調整していくことをおすすめします。やみくもに始めるのではなく、ゴールを明確にしたうえで戦略を練ることで、着実にゴールへ近づいていけると思います。

<中條氏>
そうしたサポートもしていただけるのでしょうか?

<丸山氏>
はい、伴走支援はしっかりとさせていただきます。企業様がLINEで実現したいことをヒアリングさせていただいて、実際に「hachidori」に落とし込んで設定させていただきます。さらに、どのようなシナリオを設計すれば良いのか、LINEページにどのようなコンテンツがあれば良いのか、といったご提案もさせていただきます。

運用が始まったら、クリック率やコンバージョン率などのレポートも出させていただいておりますので、そういったデータを活用してネクストアクションや改善策のご提案もしております。
「hachidori」はLINEとLINE WORKSの認定パートナーを取得しておりますので、安心して導入していただけます。
今回は「hachidori」をテーマにした対談でしたが、当社ではWebサイトのポップアップ表示やWebチャットボットなどのサービスも提供しておりますので、LINEに限らずWebマーケティングを一気通貫でご依頼いただけます。

自分たちにできることで社会へのインパクトを

<中條氏>
最後に、「hachidori」というネーミングはおもしろいなと思ったのですが、どのような由来があるのでしょうか?

<丸山氏>
南米のアンデス地方に伝わる「ハチドリのひとしずく」というお話があります。森が燃えてしまった際、みんなは我先にと逃げている中、ハチドリは小さなクチバシで一滴ずつ水を運んでいたそうです。周りの動物たちからは「そんなことをして何になるのか」と言われたそうなのですが、ハチドリは「私は私にできることをしている」と答えたとのことです。
このお話に出てくるハチドリのように、我々にできることは小さなことでも、着実に社会に影響を与えて役立つことをしていきたいという想いから「hachidori」という名称になりました。

<中條氏>
そういった由来があるのですね。本日は非常に興味深くお話をお聞かせいただきました。貴重なお話、ありがとうございました。

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