チャネルトークは顧客とのコミュニケーション課題を解決する機能が揃っています。
CRMと接客チャットが一体化した、オールインワンの顧客コミュニケーションツールです。
チャットツールとは?
チャットツールとは、テキストや画像、音声などの情報をリアルタイムにやり取りするためのアプリケーションのことです。
主にビジネスシーンで使用され、オフィス内でのコミュニケーションや、リモートワーク時におけるコミュニケーション手段として利用されます。
また、個人間のコミュニケーションにも広く使用されており、多くの人がスマートフォンやPCで利用しています。
チャットツールの特徴
遠隔地でも効率的にコミュニケーションを取ることができます。また、近年ではAI(人工知能)を搭載したチャットボット機能を備えたチャットツールも増えており、企業の業務効率化に役立てられています。
チャットツールには、以下のような主な機能があります。
- テキストチャット機能
- 音声通話機能
- ビデオ通話機能
- 画像・ファイル共有機能
- スクリーンシェア機能
チャットツールのメリット
多くの企業でチャットツールの導入が進んでいます。また、最近ではリモートワークの増加に伴い、チャットツールの需要も高まっています。チャットツールのメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
- 返信が早く、コミュニケーションがスムーズに進む
- リアルタイムで情報共有ができる
- 遠隔地でもやりとりができる
- 業務効率が向上する
【kyozon編集部おすすめ】チャットツールの人気サービス
ここでは、kyozon編集部が厳選したチャットツールの人気サービスを5つ紹介します。
- qualva
- Atouch(アタッチ)
- V-ONEクラウド
- Re:lation(リレーション)
- チャネルトーク
それぞれの価格や特徴を解説します。
【新規顧客の獲得に特化】qualva
内容 | |
価格 | 要問合わせ |
主な特徴 |
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- 業種:メーカー / 製造系
- 会社名:-
- 従業員規模:301〜1000人
- 部署:営業・販売部門
- 役職:一般社員・職員
詳細はこちら
qualvaは、新規顧客獲得専用に作られたチャットボットです。シナリオ型ボットが完全に顧客対応するため、オペレーターを在籍させる必要がありません。
D2C向けECカートと連携すれば、有人チャットのような丁寧な会話により、自然な流れでフォーム入力を促せます。導入からシナリオ作成、導入後までの手厚いサポートに加え、CPR改善レポートが無料でもらえるのも魅力の1つです。
1行のコードをサイトに設置するだけでチャットボットを実装できます。コスト削減しながら新規顧客獲得を目指したい場合は、qualvaがおすすめです。
【通販をLINE上で完結】Atouch
内容 | |
価格 |
※価格は税込です。 |
主な特徴 |
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- 業種:不動産 / 建設 / 設備系
- 会社名:-
- 従業員規模: 11〜30人
- 部署:営業・販売部門
- 役職:係長・主任クラス
- 業種:コンサルティング / 専門サービス系
- 会社名:株式会社 神戸デジタル・ラボ
- 従業員規模:31〜100人
- 部署:営業・販売部門
- 役職:一般社員・職員
詳細はこちら
Atouchは、LINE公式アカウントで自社だけのECショップを開設できるサービスです。ショップ立ち上げから運営までに必要な画面は、誰でも操作できるUIで設計されています。
LINEでのコミュニケーション施策、キャンペーン情報送信によるリピート施策ができるだけでなく、ECショップに必要な管理・決済機能を搭載しています。販売促進につながる「おすすめ商品表示機能」も備え、LINEのみでECショップの運営が可能です。
モール型ECショップではかなわない、適正価格での販売や顧客情報の活用にAtouchを利用してみませんか。
【入金消し込みを自動化】V-ONEクラウド
内容 | |
価格 |
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主な特徴 |
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- 業種:メーカー / 製造系
- 会社名:-
- 従業員規模:101〜300人
- 部署:営業・販売部門
- 役職:一般社員・職員
- 業種:不動産 / 建設 / 設備系
- 会社名:-
- 従業員規模:31〜100人
- 部署:経営層
- 役職:役員(取締役)
詳細はこちら
V-ONEクラウドは、債権管理・入金消込業務における手動照合や二重入力を解消し、経理業務の効率化を図るクラウド型システムです。
売上締め・計上・請求書作成から入金消込・仕訳作成までを一元管理可能です。滞留債権がある場合、チャットと連携することで、担当営業へ督促協力依頼を通知できます。チャット上に履歴が残り、経理と営業のタスク共有化に役立ちます。
経理業務の電話確認作業をV-ONEクラウドで代替すれば、業務効率化と業務プロセスの可視化が期待できます。
【お問合わせ窓口を一元化】Re:lation
内容 | |
価格 |
※月額料金はユーザー数、ストレージ容量によって変わります |
主な特徴 |
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- 業種:メーカー / 製造系
- 会社名:ベースフード株式会社
- 従業員規模:31〜100人
- 部署:マーケティング部
- 役職:一般社員・職員
- 業種:IT / 通信 / インターネット系
- 会社名:株式会社28
- 従業員規模:11〜30人
- 部署:情報システム部門
- 役職:一般社員・職員
Re:lationは、部署やチームで利用する「メールやLINE、電話など10種類の問合わせ対応手段」を1つにまとめるツールです。主に営業やお客様対応の多い場面で活躍します。
複数の問合わせ窓口を一元化することで対応漏れや重複対応を防ぎ、素早い顧客対応に役立ちます。ダッシュボードでは、対応にかかった時間や件数の分析が可能で、従業員一人ひとりの業務負荷を可視化できるのも特徴です。
AIによる返信テンプレート機能は、返信にかかる時間を短縮させ、コア業務へ集中できるようになり生産性向上に貢献します。
【CRMと接客チャットが一体化】チャネルトーク
内容 | |
価格 |
※年額払いの場合、20%割引となります。 |
主な特徴 |
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- 業種:サービス / 外食 / レジャー系
- 会社名:-
- 従業員規模:5000人以上
- 部署:情報システム部門
- 役職:係長・主任クラス
- 業種:IT / 通信 / インターネット系
- 会社名:株式会社ティファニー・ドットコム
- 従業員規模:31〜100人
- 部署:営業・販売部門
- 役職:係長・主任クラス
詳細はこちら
チャネルトークは、顧客管理機能を備えたチャットツールです。ABテストや効果測定機能を備え、マーケティングに活用できるのが特徴です。
チャットだけでなく、顧客情報を取得する送信フォームを設置でき、より効果的なセールスとLTV向上につながるカスタマーサポートに貢献します。チャネルトークは社内とのチャットも行え、顧客の声を社内へ届けやすい仕組み作りが可能です。
無料プランでは、LINE公式アカウントやInstagramビジネスアカウントとの連携や社内外のチャットができます。売上向上、LTV向上にチャネルトークを比較検討の候補に入れてみましょう。
おすすめのチャットツール7選を徹底比較
世界をはじめ、日本のビジネスシーンで活用されているチャットツールを紹介します。
それぞれ特徴や機能が違うので、目的や使いやすさなど、優先順位を決めて選ぶと失敗しにくいでしょう。
有料プランへの加入でコンタクト数やストレージ容量が増えるのが一般的なので、グループや会社の規模によって最適なプランを選択してください。
Slack(スラック)
内容 | |
提供会社 | Slack Technologies |
料金プラン | プロ:925円(税込)/月(年契約) |
無料版 | ◯ |
対応OS | MacOS |
ビデオ通話 | ◯(場合によっては連携が必要) |
ファイル共有 |
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公式URL |
チームや案件ごとに分かれたチャンネルのなかでスレッドを作成してやり取りできるため、メッセージが埋もれるのを防げます。また、無料プランから利用できるほか、さまざまなアプリと連携してカスタマイズできるのも魅力です。
しかしその反面、フリープランは画面共有やタスク管理をするためにはアプリとの連携が必須なので、ツール単体の機能は十分ではありません。また、グループでのビデオ通話や90日以上前のメッセージを確認するためには、有料プランにグレードアップする必要があります。
Microsoft Teams(マイクロソフト チームズ)
内容 | |
提供会社 | Microsoft Corporation |
料金プラン | 【法人向けプラン】 【家庭向けプラン】 |
無料版 | ○ |
対応OS | MacOS |
ビデオ通話 | ◯ |
ファイル共有 |
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公式URL | https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software |
Microsoft Teams(マイクロソフト チームズ)は世界的に高いシェア率を誇っており、チャットツールの域を越え、ワークスペースとして活用されています。料金プランが豊富で、無料プランでも最長60分、100人までのグループ通話が可能です。
「Microsoft Teams Essentials」以外の有料プランは、業務に欠かせないOfficeのアプリやサービスがサブスクリプションで利用できます。機能性が高いというメリットがある反面、無料版と有料版で違いがある点はあらかじめ知っておく必要があります。
また、通信データ量が重いため、通信環境やPCのスペックによっては会議中に音声や映像が途切れる可能性があります。
Chatwork(チャットワーク)
内容 | |
提供会社 | Chatwork株式会社 |
料金プラン | ビジネス:500円(税込)/月(年契約) エンタープライズ:800(税込)/月(年契約) |
無料版 | ○ |
対応OS | MacOS Windows iOS Android |
ビデオ通話 | ◯(有料プランは14人まで) |
ファイル共有 |
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公式URL | https://go.chatwork.com/ja/ |
運用にかかる費用がリーズナブルで、無料プランでもコンタクト数の制限がなくなったことから、無料でもチャットツールとして十分に活用できます。大企業や官公庁も使用しているチャットツールとあって、Chatwork上でやり取りしたデータはすべて暗号化されるなど、セキュリティ水準の高さが魅力です。
機能がシンプルで直感的に操作できるというメリットがある反面、スレッド機能が使えないため、メッセージが埋もれやすいというデメリットがあります。
Skype(スカイプ)
内容 | |
提供会社 | Skype Technologies(親会社:Microsoft) |
料金プラン | Skypeクレジット:国ごとの金額設定 月額プラン:国ごとの金額設定 |
無料版 | ○ |
対応OS | MacOS Windows Linux iOS Android Fire OS |
ビデオ通話 | ○ |
ファイル共有 |
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公式URL | https://www.skype.com/ja/ |
Skype同士の無料で通話やビデオ通話、チャットができるシンプルな連絡ツールです。SkypeクレジットはSkype以外の固定電話などに発信するときに随時購入できます。
月額プランは国ごとに料金が異なりますが、設定された上限値までは月額料金で通話できるため、固定電話への通話が多い方におすすめです。Skypeはアカウントを作成すればチャットや通話ができるという直感的な操作が魅力ですが、機能がシンプルなのでビジネスシーンで使うには物足りなさを感じるかもしれません。
LINE WORKS(ラインワークス)
内容 | |
提供会社 | ワークスモバイルジャパン株式会社 |
料金プラン | スタンダード:450円(税込)/月(年契約) アドバンスト:800円/(税込)月(年契約) |
無料版 | ○ |
対応OS | MacOS Windows iOS Android |
ビデオ通話 | ○ |
ファイル共有 |
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公式URL | https://line.worksmobile.com/jp/ |
LINE WORKS(ラインワークス)はLINE(ライン)同様に個別チャットやグループチャットをビジネスに使えるほか、スタンプも使用できるため、フランクにコミュニケーションが取れるのが特徴です。通常のLINEとの違いはカレンダーやタスク、アンケートなど、ビジネスに役立つ機能が活用できる点です。
無料版でも使える機能の制限がなく、小規模なグループや企業であれば十分に活用できます。ただし、無料版はビデオ通話が4人まで、ストレージが5GBとなっているので、人数やデータ量によってプランを選択してください。
Google Chat(グーグル チャット)
内容 | |
提供会社 | |
料金プラン | Business Starter:680円(税込)/月(年契約) Business Standard:1,360円(税込)/月(年契約) Business Plus:2,040円(税込)/月(年契約) Enterprise:要相談 |
無料版 | ○ |
対応OS | MacOS Windows Linux iOS Android |
ビデオ通話 | ○ |
ファイル共有 |
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公式URL | https://workspace.google.co.jp/intl/ja/products/chat/ |
Google Chat(グーグルチャット)は、Google CalendarやGoogle Meet、Google Driveなどと同様にGoogleのアカウントを作成すると無料で使える機能の1つです。ドキュメントやスプレッドシート、スライドなど、Officeの代用になる機能も無料で使用できます。
Google ChatはGoogle Workspace(グーグルワークスペース)の一部の機能でもあるため、Google Workspaceの有料プランを契約することで使える機能が増えます。プランによってコンタクト数やストレージ容量が増えるほか、グループチャットに投稿したチャットの編集や削除、botの追加などができるようになります。
Discord(ディスコード)
内容 | |
提供会社 | Discord Inc. |
料金プラン | Nitro Basic:350円(税込)/月 Nitro:1,050円(税込)/月 |
無料版 | ○ |
対応OS | MacOS Windows iOS Android |
ビデオ通話 | ○ |
ファイル共有 |
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公式URL | https://discord.onl/ja/discord%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%96/ |
Discord(ディスコード)はゲーマー向けのアプリですが、無料版でも機能の制限がなく、通話のノイズキャンセリング機能が優れているため、場所を選ばず快適に通話やWEB会議ができるのが魅力です。
有料版ではストレージ容量が増えるほか、参加できるサーバー(一般的なチャットツールにおけるチャンネルやスレッド)数の制限がなくなり、長文(4000字以上)のメッセージも送信できるようになるため、エンジニアのコード共有などにも役立ちます。ただしサーバーごとに文章や画像検索ができないため、メッセージをさかのぼる際に不便さを感じることがあるかもしれません。
チャットツールを選ぶコツやポイントとは?
チャットツールを選ぶときのポイントは、使用目的に合わせた機能の有無や使いやすさ、セキュリティ、コラボレーション機能、カスタマイズ性などがあります。
まず、使用目的に合わせた機能が重要です。チャットだけでなく、ファイルの共有、プロジェクト管理、音声通話、ビデオ通話、カレンダー機能など、ビジネスに必要な機能があるかを確認しましょう。
また、使いやすさも重要なポイントです。ユーザーインターフェースがシンプルかつ直感的であること、通知機能や検索機能が充実していること、スマートフォンからでも利用できることなど、使いやすさは生産性に直結する重要なポイントです。
セキュリティも重要なポイントの一つです。企業が取り扱う機密情報や個人情報をやり取りするため、SSL/TLS暗号化通信やアクセス制御などのセキュリティ対策が十分になされているかを確認しましょう。
コラボレーション機能やカスタマイズ性も、チャットツール選びの重要なポイントです。ビジネスにおいては、チーム内で情報共有やタスク管理を行うことが多いため、コラボレーション機能が充実しているかを確認しましょう。また、チャットツールはビジネスの形態やスタイルに合わせてカスタマイズできることも重要です。
以上のようなポイントを考慮し、ビジネスに最適なチャットツールを選びましょう。
チャットツールのよくある質問
チャットツールに関するよくある質問と回答をご紹介します。
- チャットツールを利用する際の注意点は?
- チャットツールを使用するデメリットも知りたい
- チャットツールを比較する際のポイントは?
1つずつ解説していきます。
チャットツールを導入する際の注意点は?
チャットツールを導入する際は、自社が必要な機能が実装されているツールを選択しましょう。
利用できる機能が多すぎても、使いこなせなくてツールを持て余す可能性があります。
その上で、以下のポイントにもご注意ください。
- コスト
- 現場の使用感
- セキュリティ
- 現在使っているツールとの互換性
無料版のチャットツールも多くリリースされているので、実際に使用して現場の業務にマッチするツールを選択しましょう。
チャットツールを使用するデメリットも知りたい
チャットツールは円滑なコミュニケーションがとれるメリットがある反面、「ニュアンスが伝わりづらい」と「情報を見逃してしまう」といったデメリットがあります。
- ニュアンスが伝わりづらい:テキスト主体となるため対面コミュニケーションで伝わっていた細かな内容やニュアンスが伝わりづらい
- 情報を見逃してしまう:メッセージが次々と流れるため、連絡や情報を見逃してしまうリスクがある
すべての連絡・相談をチャットツールに頼るのではなく、内容や状況に応じて対面コミュニケーションの機会を設けましょう。
また、連絡や情報の見逃しで損失を生まないために、タスク設定などツール機能の活用をおすすめします。
チャットツールを比較する際のポイントは?
チャットツールを比較する際は、自社の導入動機や状況に応じて多角的に行う必要があります。
詳しい比較ポイントは以下のとおりです。
- 利用できる機能
- 使いやすさ
- コスト
- 社外への対応
- スマホアプリの有無
- セキュリティ
たとえば、手軽で多くの機能を利用したい場合は「Chatwork」、より専門的でピンポイントな機能を利用したい場合は「Microsoft Teams」を選択するといったイメージです。優先する項目を事前にピックアップしておけば、ツールを比較する際に迷わず取捨選択できます。
まとめ
チャットツールは、ビジネスシーンにおいて重要な役割を果たしています。しかし、どのチャットツールを選ぶべきか迷ってしまう方も多いため、特徴やメリット・デメリットを把握して、自社に合ったツールを選ぶことが大切です。
本記事で紹介したチャットツールを参考にして、自社に最適なチャットツールを見つけてみてください。