データベースソフトの役割は?
データベースとは、決められた形式で整理されたデータの集合のことで、それを管理するソフトが「データベースソフト」と呼ばれるものです。
データベースソフトは、社内のあらゆるデータを保存し、必要なときには簡単に検索して活用することができます。
他部門のデータであっても一元管理しておけば、さまざまな場面で業務に活かすことができ、管理もデータの活用も効率的になります。セキュリティ性も高いので、社内の重要なデータも安全かつ便利に管理できます。データの追加、削除も手軽に行えるため、これまで面倒だったデータの管理が簡単になり、どの部署からでも検索できて活用できるようになります。
これまでエクセルやスプレッドシートなどでデータ管理をしていた場合、データが増えると保存できなくなったり、セキュリティが不安だったりと課題がありましたが、データベースソフトを導入すれば、大量のデータをセキュリティ対策が行われた環境で保存できるようになります。
【kyozon編集部おすすめ】人気のデータ連携サービス
幅広いデータをスピーディーにデータベースで共有するために、データ連携サービスを利用するのもおすすめです。効率的にデータを管理して、人件費の削減や生産性アップにつなげてみてください。
ASTERIA Warp
内容 | |
料金プラン | ASTERIA Warp Core:30,000円~/月 ASTERIA Warp Core+:60,000円~/月 ASTERIA Warp Core++:120,000円~/月 ASTERIA Warp Standard:要問い合わせ ASTERIA Warp Enterprise:要問い合わせ |
特徴 |
|
提供形態 | サブスクリプションライセンス/通常ライセンス |
- 業種: IT / 通信 / インターネット系
- 会社名: Tebiki株式会社
- 従業員規模:11〜30人
- 部署:マーケティング部
- 役職: 一般社員・職員
- 業種: IT / 通信 / インターネット系
- 会社名:-
- 従業員規模:301〜1000人
- 部署:経営企画部門
- 役職:一般社員・職員
ASTERIA Warpは、プログラミングの知識がなくても利用できるノーコードのデータ連携ツールです。データの接続先は100種類以上でテンプレートも豊富に用意されていることから、16年連続で国内シェアNo.1を記録しています。
クラウドサービスのデータをスピーディに連携できることをはじめ、Excelを使った定型業務の自動化も実現可能です。
Reckoner(レコナー)
料金プラン | エントリープラン:30,000円/月〜 ※初期費用無料 |
特徴 |
|
提供形態 | クラウド |
- 業種: IT / 通信 / インターネット系
- 会社名:-
- 従業員規模:31〜100人
- 部署:マーケティング部
- 役職:部長・課長クラス
Reckoner(レコナー)は、直感的なインターフェースのノーコード型ETLツールで、ノーコードでSaaSとデータ分析基盤統合を実現します。広告・SFA/MA・CRMなど、接続できるデータソースが豊富で、必要なデータの分析・活用がスムーズかつスピーディーに行えるのが特徴です。
データを結合してワークフローを作成できるほか、APIを使用してワークフローを実行するなど、用途に合わせてデータを有効活用できます。
データベースソフトとあわせて活用したいサービス
不動産会社の方は顧客管理やサポートをシステム化すると、大きく業務を効率化できます。サポートの質やレスポンスの速度を高めることは顧客満足度にもつながるので、ぜひサービスの導入を検討してみてください。
入居者アプリ「totono」
内容 | |
料金プラン | 要問い合わせ |
無料トライアル | ◯ |
特徴 |
|
入居者アプリ「totono」は、不動産管理会社と入居者をつなぐ入居者専用スマホアプリです。入居者が各種申請や問い合わせをアプリ上で行うことができるため、入居者情報の一元化やペーパーレスにつながります。
また、入居者が困ったときのFAQを350項目搭載しているため、問い合わせを削減できるのも大きな特徴です。
カナリークラウド
内容 | |
料金プラン | 要問い合わせ |
無料トライアル | ◯ |
特徴 |
|
カナリークラウドは、不動産仲介会社に特化した顧客管理システムです。電話やメール、LINEなど顧客からの反響ややり取りをすべて一元管理できるほか、スマホブラウザに対応しているため、外出先からのデータ入力・閲覧が可能です。
また、顧客対応によって蓄積された情報から細かい数字の分析を行い、マイクロマネジメントを実現します。カスタマイズすれば、売上・入金集計や、簡易的な物件管理も可能です。
データベースソフトでできるようになること
データベースソフトを導入すると、何ができるようになるでしょうか?データベースソフトのメリットを見ていきましょう。
データの検索・編集
データベースソフトでは、データの検索が簡単にできるようになります。また検索した上でデータを編集することも可能。どこに保存したかわからなくても検索・編集ができるので、これまでのようにデータを探せなくて困ることもなくなります。
同時アクセスが可能
データベースソフトには、同時に複数人数でのアクセスができます。もちろんデータが壊れることもなく、同時に編集作業もできます。
ほかのソフトのように、ダウンロードして編集したのちに共有するという、面倒な手間もなくなり効率アップになります。
自動バックアップ
データベースソフトには自動バックアップ機能があり、定期的なバックアップを自動的に行ってくれます。
従来のように手動で保存したり、プリントアウトしたりする手間も時間も必要ないため、業務効率化とコスト削減ができます。バックアップのし忘れによるデータ損失の心配もありません。
自動バックアップする日を設定できる、スケジュール機能を搭載したデータベースソフトもあります。
大量のデータを保管できる
データベースソフトは、最初から大容量のデータに対応できるようにつくられています。エクセルやスプレッドシートなどもデータベースに含まれますが、容量に限りがあるためどうしても大量のデータ保存となると難しいものがあります。
データベースソフトであれば、大容量というだけでなくセキュリティも万全な対策が施されているので、機密性の高い情報でも安全に保存・管理が可能です。
データベースソフトを選ぶときのポイント
データベースソフトと言っても、さまざまな製品があります。せっかく導入しても役に立たないということがないように、データベースソフトを選ぶ際のポイントを解説します。
必要な容量
データベースソフトを選ぶには、どのくらいの容量のデータを扱うかを考えましょう。例えば全国に支社があるような大企業であれば、膨大な量のデータを扱うでしょうし、逆に数十人規模の中小企業であればエクセルやスプレッドシートでの管理で足りる可能性もあります。
データは増えていくことを前提とし、将来にわたって使用可能な必要なデータ容量を割り出すことが大切です。
コスト
データベースソフトを導入したら、どのくらいの業務効率化が図れて、どのくらいコストが削減できるのかを考え、導入コストがそれに見合うか検討します。
データベースソフトは、容量や機能によって費用もさまざまですので、しっかり予算を組んで費用対効果を考えましょう。データは会社にとって大切な財産ですので、費用をかける部分と節約する部分のバランスを見極めることが重要です。
自社の業務にマッチしているか?
どんなに高機能で高性能なデータベースソフトを導入しても、自社の業務にまったく関係がなく用途がなければ意味がありません。逆に、せっかく導入したのに自社が使いたい機能がないデータベースソフトでは役に立ちません。
データベースソフトには、どのような機能が搭載されており、自社業務にどのように役立てられるかを検討しましょう。その上で、インターフェースや操作性の良さなども確認してください。
データベースソフトは社内で複数の人が使用するので、使い勝手を試すためにも無料トライアルがあれば積極的に活用してみましょう。
社内エンジニアの有無
データベースソフトが高機能である場合、その機能を十分に活かして運用するためには設定しなければならないことが多くあります。そのため、社内に自社業務に対応できるようカスタマイズできる人材がいるかどうかも、選ぶ際に気をつけるべきポイントです。
もしプログラミングなどの知識がある人材がいない場合には、ノンプログラミングでカスタマイズできるクラウド型のデータベースソフトや、導入前にカスタマイズ可能なパッケージソフトなどの導入がおすすめです。
セキュリティ
社内データだけでなく、顧客情報もデータベースソフトで管理する場合は、セキュリティがどのようになっているかを最優先に考えましょう。万が一顧客情報が流出してしまうと、どんなに些細なデータであっても企業の信用を失ってしまいます。
これまで培ってきた信頼を守るためにも、データベースソフトのセキュリティについては、厳しい目でチェックしましょう。
サポート体制
社内エンジニアがいれば、ある程度のトラブルに対応できるかもしれませんが、データベースソフトはシステムである以上、どうしても予期せぬトラブルが起こる可能性があります。
サーバーがダウンしてデータの出し入れができなくなるなど、トラブルの際でも早期復旧に対応してくれるようなサポート体制が整っているかどうか、よく確認しておきましょう。
特に社内エンジニアがいない場合には、丁寧なサポートがあれば導入の際や、運用においても手助けしてくれます。
まとめ
データベースソフトは、大量のデータベースを一括管理でき、自由にアクセスして活用することができます。
業務や自社での使い方によって、どのデータベースソフトを選ぶかは大きく異なりますので、コストや使い勝手、社内エンジニアの有無、セキュリティなどの面からじっくり検討しましょう。
実際の導入前に、無料の試用版で試してみることをおすすめします。