【厳選】初心者におすすめのマーケティング入門書10選
初心者が学べるおすすめのマーケティング入門書を厳選して10冊選びました。
マーケティングを学ぶための1冊として、ぜひご活用ください。
- 知識ゼロからのマーケティング入門
- 「マーケティング」基本の入門書
- お客さまには「うれしさ」を売りなさい一生稼げる人になるマーケティング戦略入門
- USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
- 弱者でも勝てるモノの売り方 お金をかけずに売上を上げるマーケティング入門
- 超図解・新しいマーケティング入門”生活者”の価値を創り出す「博報堂の流儀」
- マンガでやさしくわかるマーケティング
- 大学4年間のマーケティングみるだけノート
- 改訂版マーケティング用語図鑑
- マーケター1年目の教科書
それぞれの本の概要を紹介します。
知識ゼロからのマーケティング入門
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本書はWebマーケティングの全体論が記載されており、「勝つための戦略と分析」を軸に描かれている1冊です。
イラストを多く使用していて内容もシンプルなので、全く知識がない初心者の方に適しています。
ページ数は162ページと少なめなので、長文を読むのが苦手で頭に入らない方も読みやすいでしょう。
マーケティングについての基本的な内容でありながら、抑えるべきポイントはしっかり触れているので入門書にピッタリです。
「マーケティング」基本の入門書
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本書はマーケティングの基本書として丁寧に解説されており、入門書としてスタンダードな1冊です。
図解を多く取り入れているため、初心者にとっても分かりやすく読み進められます。
また、日常生活とマーケティングの関係性についても書かれているため、日常の中の身近な存在としてマーケティングを感じられるでしょう。
こちらの本は、マーケティング資格を取った後の復習として利用されており、勉強した内容を自分の言葉で整理したい方におすすめです。
何度も読み返されているので、手元に置いておきたい1冊といえます。
お客さまには「うれしさ」を売りなさい一生稼げる人になるマーケティング戦略入門
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本書は、毎日の買い物の中からマーケティングの知識や考え方について丁寧に解説されている1冊です。
初心者やマーケティング職に関わっていない方が理解しやすいように、専門用語を少なくして書かれています。
「経営の基本を学ぶたい」「マーケティングを分かりやすく勉強したい」という方におすすめです。
消費者の立場から「モノを売る」という根本的な戦略を学べるので、本格的にマーケティングを学ぶ前に読んでおいて損のない1冊といえるでしょう。
お客さまには「うれしさ」を売りなさい一生稼げる人になるマーケティング戦略入門|佐藤義典
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
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本書は、映画を主題として構成されたテーマパーク「USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)」を、どのようにV字回復させたかが解説されているマーケティング本です。
ひとつの事例を深く掘り下げてマーケティングの基本的な考え方や重要性、方法が書かれています。
専門用語が少ないので、「これからマーケティングを学んでいきたい」「ビジネスや経営に詳しくない」方にもおすすめです。
一般書籍と同じくらい読みやすいので、教養として身につけておきたい方にも向いているでしょう。
ちなみにこちらの本は、第44回ビジネスブックマラソン大賞において受賞歴のある書籍です。
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門|森岡毅
弱者でも勝てるモノの売り方 お金をかけずに売上を上げるマーケティング入門
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本書は、様々な分野でマーケティングについて学べるため、学んだ内容を市場分析以外でも活用できる1冊です。
自身が発信して何かを広めていきたい場合に、マーケティングの分析方法が使えるようになるための思考ツールともいえます。
SNSの効果的な使い方やSWOT分析など、低いコストで売上を伸ばす方法などが多く記されているので、現場で役立つマーケティング知識も習得可能です。
難しい用語も少ないので、初歩から難しいテーマでも挫折せずに学べる1冊といえるでしょう。
弱者でも勝てるモノの売り方 お金をかけずに売上を上げるマーケティング入門|上杉惠理子
超図解・新しいマーケティング入門”生活者”の価値を創り出す「博報堂の流儀」
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本書は、大手広告代理店である博報堂の現役トップマーケター21人が、初心者に向けてマーケティングを解説した1冊です。
20種類と非常に多くのテーマについて書かれているのですが、全て5分ほどで読み終えられる分量になっているので、無理せずに学習できます。
セグメンテーションや環境分析などについて、たくさんの図解を用いて丁寧に解説しており、スキマ時間を有効活用できるでしょう。
実践に役立つメソッドやテクニックも身に付くので、購入しておいて長く活用できる1冊です。
超図解・新しいマーケティング入門”生活者”の価値を創り出す「博報堂の流儀」|博報堂マーケティングスクール
マンガでやさしくわかるマーケティング
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本書は、マンガのストーリーを通してマーケティングの基本的な概念や法則、全体像が学べる1冊です。
それぞれの章で下記の分析や戦略について書かれています。
- STP
- 3C分析
- SWOT分析
- AIDMAの法則
- イノベーター理論
- ライフタイムバリュー
- バイラルマーケティング
- ステルスマーケティング
- ポーターの3つの基本戦略
- 4種類のマーケティング戦略
- コトラーの購買意思決定プロセス
物語に沿ってそれぞれが解説されているので、「自分には難しそう」「理解できるのか不安」という方も安心です。
ベーシックでありながら重要な内容ばかりなので、楽しみながら学習できる1冊といえます。
マンガでやさしくわかるマーケティング|安田 貴志 (著), 重松 延寿 (その他)
大学4年間のマーケティングみるだけノート
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本書は、大学に通う4年間で勉強するマーケティングの基本情報が学べる1冊です。
マーケティング理論や、最新のITに特化したマーケティングの手法などが解説されています。
イラストや可愛らしい図を用いているので、初心者の方に読みやすい設計が施されている点が、難しく感じさせないポイントです。
これからマーケティングを学ぼうとする方だけでなく、実践で行き詰まりを感じたタイミングで見直すとヒントが得られるでしょう。
何度も読み直して、情報をインプットしたい方にもおすすめです。
改訂版マーケティング用語図鑑
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本書は、実践で使われるマーケティング用語や最新のWebマーケティング用語をイラストで学べる1冊です。
- キャズム
- ABC分析
- PPM分析
- ロジスティックス
- フリークエンシー
例として上記にあげた、耳にしたことがある用語や聞き覚えのない用語、Webマーケティング専門の用語を体系的に理解して覚えられます。
本書で紹介されている用語は全てイラストで解説されており、初めから読んでも該当部分だけ読んでも理解できる仕組みです。
関連用語は理解しやすい順番でまとめて紹介しているので、初心者の方にも分かりやすいでしょう。
マーケター1年目の教科書
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本書は、マーケター初心者が取り組むべき内容が網羅的に書かれている1冊です。
マーケティングの第一線で活躍しているマーケターの思考や行動パターンが7つのカテゴリーに分類されており、50個のパターンとして実践者にインタビュー付きで書かれています。
「これからマーケターとして成長していきたい」という方は持っておいて損はしないでしょう。
また、知識だけでなく実践で活かすための具体的な手法も紹介しているので、成果につながりやすいといえます。
ちなみに、こちらの記事ではマーケティングの基礎が学べるおすすめの本5選と基礎を固めたら読むべき本を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
初心者がマーケティング入門書を選ぶコツは?
ここまで、初心者におすすめのマーケティング入門書を10冊ご紹介しました。
続いて、初心者がマーケティング入門書を選ぶコツを解説します。
- 利用用途を考えて選ぶ
- 発行年が新しい本を選ぶ
- 1冊目は漫画や図解が多い本がおすすめ
ひとつずつ解説していきます。
利用用途を考えて選ぶ
マーケティングは様々な内容や力を入れている部分はそれぞれ違っています。
例えばマーケティングを学びたい場合は、「理論」について書かれた本がおすすめです。
マーケティングを実践に活かしたい場合は、実例や成功方法が記された本を選ぶと良いでしょう。
また、マーケティングへの理解を深めたい場合は、用語が説明されている本が向いています。
購入した本を自分のビジネスやマーケティングで、どのように活かしたいのか用途を考えて選びましょう。
発行年が新しい本を選ぶ
本を購入する際は、できるだけ発行年が新しい1冊を選ぶようにしましょう。
理由として、マーケティングの内容は普遍的な部分がある一方で、経済状況や社会情勢によって情報が古くなってしまうためです。
特にビジネスの現場では、古い情報のままだと新しいテクノロジーやサービス情報の流れに乗り遅れてしまうでしょう。
何年経っても活用できるマーケティング本もありますが、初心者が名著であるかどうか見分けるのは難しいです。
そのため入門書を選ぶ際は、発行年が新しい本を選びましょう。
1冊目は漫画や図解が多い本がおすすめ
これからマーケティング本の購入を考えている方は、漫画や図解が多い1冊をおすすめします。
理由は、聞き慣れていない専門用語が文字ばかりで書かれていても、なかなか頭に入ってこないからです。
人によっては漫画だけだと少し物足りないと感じるかもしれませんが、マーケティングの理解を深めるための最初の1冊として、漫画や図解が多い本を選びましょう。
ちなみに、こちらの記事ではマーケティングマーケティングが学べる本10選と正しい本の選び方を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
マーケティング入門書を選んだ後に読むべき上級者本5選
ここまで初心者がマーケティング入門書を選ぶコツを紹介しました。
続いては、マーケティング入門書を選んだ後に読むべき上級者本を5冊紹介します。
マーケティング思考力トレーニング
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本書は、5つのフレームワークで有名企業の成功事例を分析して、マーケティング思考力が鍛えられる1冊です。
例としてあげられている企業とした、下記の企業があります。
- BAKE
- Bリーグ
- ヨネダ珈琲店
- ワークマン
- グリコ
- 本麒麟
- WeWork
マーケティング視点での戦略を身に付けるための必要な思考法が書かれています。
また、マーケティングトレースの方法が解説されており、「顧客目線で施策を打ち出したい」「マーケティングを自分の仕事に活かしたい」という方におすすめの本です。
マーケターのように生きろ
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本書は、マーケティングの思想を人生に応用して「何者でもない自分」が最強の武器になる生き方を伝えている1冊です。
マーケティングを下記の4ステップに応用することで、仕事やキャリア、副業、プライベートで求められる人になると定義されています。
- 市場を定義する
- 価値を定義する
- 価値をつくりだす
- 価値を伝える
著者の実体験をもとに書かれており、マーケティングを学び「どうすれば人から必要としてもらえるか」が書かれています。
ジョブ理論
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本書は、消費者の商品・サービス購買行動を「ジョブを片付けるための雇用」と定義して、イノベーションを分析している1冊です。
自社の商品・サービスが「雇用」されるためには、すでに使用されているものを「解雇」される理由作りが必要と書かれています。
解決するべきジョブを起点として、企業のデータ分析やマーケティングの実践を組み替えられるかといった点も記されています。
ジョブ理論|クレイトン・M・クリステンセン、タディ・ホール、カレン・ディロン、デイビッド・S・ダンカン、依田光江(訳)
コトラーのマーケティング4.0スマートフォン時代の究極法則
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本書は、近代マーケティングの父と言われているコトラー氏が、デジタル時代におけるマーケティングのあり方を書いた1冊です。
SNSやスマートフォンが普及した時代において、顧客コミュニティとのつながり作る「推奨者」を生み出す点が重要だと提言しています。
コトラーのマーケティング4.0スマートフォン時代の究極法則|フィリップ・コトラー
クリエイティブなマーケティングパーパスを起点に新しい顧客体験をつくるPJMメソッド
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本書は、消費者の真の欲求を見抜いて、ブランドの存在意義を掲げることが重要だと説いている1冊です。
現代は多くの消費者が情報過多になっており、マーケティングも一筋縄ではいかない中で、非常に実践的なパーパス論がまとめられています。
クリエイティブなマーケティングパーパスを起点に新しい顧客体験をつくるPJMメソッド|藤平達之
まとめ
今回は、初心者におすすめのマーケティング本10冊と上級者向けの本を5冊紹介しました。
初心者がマーケティング入門書を選ぶコツは、下記の3つです。
- 利用用途を考えて選ぶ
- 発行年が新しい本を選ぶ
- 1冊目は漫画や図解が多い本がおすすめ
入門書を選んだ後に、ぜひ今回ご紹介した上級者本も読んでみましょう。
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