関連キーワードとは
関連キーワードというのは、検索エンジンで検索したキーワードに関わりがある、もしくは連想されるキーワードのことです。
たとえばGoogleで「SEO対策」と検索をすると、画像のように、「SEO対策 会社」や「SEOとは」などSEO対策に関連するキーワードが10項目表示されます。これが関連キーワードです。
関連キーワードの仕組み
関連キーワードは、Googleのアルゴリズムによって自動的に表示される仕組みになっています。
検索クエリや関連サイト、共起後などWEB上のさまざまな情報を参考に抽出されていますが、ユーザーが検索した場所やデバイスの状況は特に影響しないようです。
関連キーワードとサジェストキーワードの違い
関連キーワードとよく混同されてしまうのが「サジェストキーワード」です。
サジェストキーワードは、検索窓にキーワードを入れたときに表示される候補キーワードのことです。
サジェストキーワードの場合は、ユーザーが過去に検索した言葉や他のユーザーが検索しているキーワードなどをもとにアルゴリズムによって自動的に表示されます。関連キーワードとの大きな違いとしては、過去に自分が検索した言葉やトレンドに左右されます。
関連キーワードの取得ツール5選
ここでは、関連キーワードやサジェストキーワードの取得に役立つツールをいくつかご紹介します。
ラッコキーワード(旧関連キーワード取得ツール(仮名・β版))
ラッコキーワードは、もともと旧関連キーワード取得ツール(仮名・β版)という名称でしたが、サービスがリニューアルされ、名称も変わりました。
ラッコキーワードでは、「Googleサジェスト」「教えて!goo」「Yahoo!知恵袋」などの関連キーワードを一括で取得することが可能です。非ログインユーザーの場合は1日あたり20キーワードまでという制限がありますが、ラッコIDに登録すれば、無制限で利用することができます。
KeywordTool
keywordtoolでは、Google、Bing、YouTubeなどのサジェストに加え、Twitterのサジェスト、インスタグラムのハッシュタグも取得できます。
有料プランのみですが、キーワードごとの検索ボリュームやCPCなども調べることができます。
Googleキーワードプランナー
キーワードプランナーは、Googleが提供しているWEB広告の運用ツールです。
Googleアカウントがあれば使用することができ、商品やサービスに関連するキーワード候補を取得することが可能です。キーワードプランナーは、広告出稿することで全機能使うことができます。もちろん広告出稿していないくてもしようすることはできますが、その場合は一部制限があります。
Ubersuggest
Ubersuggestは、調べたいキーワードに関連するサジェストワードを抽出することができるツールです。
さらに、検索ボリュームや上位表示させる難易度を調べることができたり、上位10サイトのページ分析も行ってくれたりします。Googleアカウントを持っていれば、これらの機能がすべて無料で使えるとても便利なツールです。
KOUHO.jp
キーワード候補を探すためのサジェストツールで、検索窓にキーワードを入れると、そのキーワードと一緒に使われている言葉が表示されます。
Google、Amazon、楽天、Bingの4つのサジェストとTwitterの共起語を取得することができることに加え、取得までの時間が早いこともKOUHO.jpの特徴です。
関連キーワードは削除できる?
関連キーワードの表示は便利な機能ではあるのですが、必ずしも適切なキーワードが表示されているとは限りません。
たとえば、就職活動をする学生や、転職を希望している人が企業調査をするために「企業名 パワハラ」や「企業名 ブラック」と検索することが多いのですが、こうなると関連キーワードに「パワハラ」や「ブラック」などが表示されやすくなります。実際はそんなことがなくても、関連キーワードにネガティブなものが表示されると、企業のイメージに大きく関わってしまいます。
こうした名誉棄損に該当するものや、明らかにふさわしくない関連キーワードは、削除申請を行うことで削除してもらえることがあります。
関連キーワードをSEOに活用する方法
関連キーワードは、自分の過去の検索などは除外され、他のユーザーが頻繁に検索しているキーワードを表示させるので、ユーザーの検索意図を把握しやすいです。そのため、関連キーワードを参考にしながらコンテンツを作ると、SEO効果を高めることができます。
たとえば「メンズ ファッション」というメインキーワードでコンテンツを作成しようとしたときに、関連キーワードに「メンズファッション 40代」や「メンズファッション 50代」などがあった場合は、年代別のメンズファッションについても触れておくと、より情報が網羅されるので、幅広いユーザーに見てもらえる可能性が高まります。
また、10項目ある関連キーワードのうちの1項目に絞ってコンテンツを作成してもOKです。先ほどのメンズファッションの例で行くと、関連キーワードに「メンズファッション カジュアル」とあるので、オフィスカジュアルなメンズ服〇選といったコンテンツを作成しても良いかもしれません。注意点として、関連キーワードにはリアルタイム性はないので、今現在流行しているキーワードも含めたい場合は、Googleトレンドなどを併用しながらコンテンツを作りましょう。
まとめ
関連キーワードは検索クエリや関連サイト、共起後などWEB上のさまざまな情報を参考に抽出されていますので、ユーザーのニーズを調べるためには必ずチェックしておきたいところです。
ただ、関連キーワードをたくさん集めるとなると時間がかかってしまうので、今回紹介したような取得ツールを利用すると、効率的に集めることができるのでおすすめです。
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