おすすめの音声認識ソフト5選
ここでは、おすすめの音声認識ソフト5選を紹介します。
サービス名 | 費用 | 無料トライアル |
VoiceRep スマート議事録forテレワーク | 初期費用:× 月額費用:× 料金:6,800 円(税込) | 〇 |
COTOHA Meeting Assist | 初期費用:× 月額費用:55,000円(税込)~ 料金:× | × |
toruno | 初期費用:× 月額費用:1,650円(税込)~ 料金:× | 〇 |
Voice Code PRO | 初期費用:× 月額費用:× 料金:5,980円(税込) | 〇 |
Express Scribe | 初期費用:× 月額費用:× 料金:$79.99(税抜) | × |
※価格についてはそれぞれ一番安いプランを参照
※機能は各サービス説明をご確認ください
VoiceRep スマート議事録forテレワーク
内容 | |
運営会社 | 株式会社リオ |
費用 | 初期費用:× 月額費用:× 料金:6,800 円(税込) |
無料プラン / 無料トライアル | × / 〇 |
主な機能 | 自動文字化機能、文章校正機能、読み上げ |
対応言語 | 日本語 |
入力方法 | マイク、音声ファイル問合せ |
音声登録 | × |
対応OS | Windows |
提供形態 | オンプレミス |
公式URL | https://riocompany.jp/soft_title/VoiceRep/tele/ |
VoiceRep スマート議事録forテレワークは、テレビ会議の記録を自動作成するための音声認識ソフトです。リアルタイムの音声だけでなく、ボイスレコーダーなどの録音データをアップロードすることでも自動で文字起こしができます。
VoiceRep スマート議事録forテレワークの特徴は、以下の通りです。
- 事前の音声登録が不要で、その日から使える
- 録音音声を2ステップで文字化する自動機能を搭載
なお、本ソフトの音声入力には、パソコンに接続するマイクが必要です。また、録音データの文字化には、ステレオミキサーを搭載しているパソコンが推奨されています。購入後、すぐに利用するのであれば、事前にマイクやパソコンを準備しておきましょう。
COTOHA Meeting Assist
内容 | |
運営会社 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 |
費用 | 初期費用:× 月額費用:55,000円(税込)~ 料金:× |
無料プラン / 無料トライアル | × / × |
主な機能 | 翻訳機能 |
対応言語 | 10カ国語(日本語、英語、中国語、広東語、韓国語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語) |
入力方法 | マイク、音声ファイル |
音声登録 | × |
対応OS | Windows、macOS |
提供形態 | クラウド |
公式URL | https://www.ntt.com/business/services/application/ai/cotoha-ma.html |
COTOHA Meeting Assistは、AI音声認識でテキスト化するソフトです。会話がリアルタイムに自動的に記録されるだけでなく、タスクや重要ワードを自動抽出するため、タスクの抜け漏れを防ぐことができます。
COTOHA Meeting Assistの主な特徴は、以下の通りです。
- AIが音声をテキスト化した会話をリアルタイムに編集可能
- 複数言語での会議には自動翻訳機能でテキスト表示
- 一部だけを聞いてテキストの編集・修正できるので修正箇所を探す必要がない
Web会議や対面会議のほか、Webと対面を組み合わせた会議、音声データの文字起こしなど、幅広く活用できます。リモートワークを導入している企業にも、おすすめの音声認識ソフトです。
Toruno
内容 | |
運営会社 | 株式会社リコー |
費用 | 初期費用:× 月額費用:1,650円(税込)~ 料金:× |
無料プラン / 無料トライアル | 〇 / 〇 |
主な機能 | リアルタイム文字起こし、画面キャプチャ、ユーザー辞書登録 |
対応言語 | 日本語 |
入力方法 | マイク |
音声登録 | × |
対応OS | Windows |
提供形態 | オンプレミス |
公式URL | https://toruno.biz |
Torunoは、会議の発言をテキスト化する音声認識ソフトです。Microsoft TeamsやZoomなどのWeb会議ソフトと合わせて起動すると、アプリのボタンを押すだけで、記録がスタートします。
Torunoの主な特徴は、以下の通りです
- テキストだけでなく会議中の画面キャプチャも記録
- 議事録作成に加え、記録自体をURLで共有できる
- 専門用語をはじめとした独自の略語にも対応できるようユーザー辞書を搭載
なお、WindowsOSのパソコンのみに対応しており、スマホやタブレットでの利用ができない点に注意が必要です。
Voice Code PRO
内容 | |
運営会社 | 株式会社FREECS |
費用 | 初期費用:× 月額費用:× 料金:5,980円(税込) |
無料プラン / 無料トライアル | × / 〇 |
主な機能 | リアルタイム文字化、タイムライン自動付与、読み上げ |
対応言語 | 日本語、英語 |
入力方法 | マイク、音声ファイル |
音声登録 | × |
対応OS | Windows |
提供形態 | オンプレミス |
公式URL | https://freecs.ne.jp/product/vc-pro/ |
Voice Code PROは、「誰でも簡単に使えるように」をコンセプトとして開発された音声認識ソフトです。従来のVoice Codeの最上位版であり、音声ファイルを文字化する機能を搭載しています。
Voice Code PROの主な特徴は、以下の通りです。
- タイムラインの自動付与により、どのタイミングで誰が何を話したのかがすぐに分かる
- 日本語に加えて、英語の音声ファイルを再生しながら文字化できる
- 読み上げ(日本語・英語対応)てくれるので、誤字・脱字に気づきやすい
なお、本ソフトは、1ライセンスあたり「パソコン1台まで」インストール可能です。複数台のパソコンにインストールする場合は、台数分のソフトが必要になるので注意しましょう。
Express Scribe
内容 | |
運営会社 | NCHソフトウェア |
費用 | 初期費用:× 月額費用:× 料金:$79.99(税抜) |
無料プラン / 無料トライアル | 〇 / × |
主な機能 | 文章自動変換 |
対応言語 | 要問合せ |
入力方法 | マイク、音声ファイル、動画ファイル |
音声登録 | × |
対応OS | Windows、macOS |
提供形態 | オンプレミス |
公式URL | https://www.nch.com.au/scribe/jp/index.html |
Express Scribeは、音声と動画ファイルに対応する音声認識ソフトです。音声ファイルの読み込み時に音声認識がバックグラウンドで処理を行い、録音音声の全文が表示されます。
Express Scribeの主な特徴は、以下の通りです。
- 口述録音をはじめとして、ボイスメモ、インタビュー、映画などにも対応
- インターネットや電子メールから自動的にファイルを受信して読み込める
- Microsoft Word、Corel Wordperfect、Lotus Wordproなどのワープロソフトに対応
音声や動画のファイルデータからの文字起こしを業務としている企業におすすめなので、検討してみてはいかがでしょうか。
音声認識ソフトとは
音声認識ソフトは、人の声をコンピューターに認識させる技術を用いて、会話を自動でテキスト化するツールです。総務省内において、会議や打合せの議事録・議事要旨作成における作業を効率化を図る目的で、音声認識ソフトの実証実験が行われています。
利用シーンは各ソフトの機能によって異なりますが、議事録の作成のほか、インタビューや講演会の文字起こし、多言語への翻訳など様々です。
搭載されている機能は、以下のようなものがあります。
- 自動文字化機能
- 自動翻訳機能
- 文章校正機能
- 音声再生(読み上げ)機能
音声認識ソフトを導入するメリット
音声認識ソフトには、導入することで得られるメリットが存在しており、大きく分けると以下の3つです。
- テキスト化にかかる作業を効率化
- ヒューマンエラーの防止
- 多言語の認識や翻訳に対応可能
テキスト化にかかる作業を効率化
音声認識ソフトの導入により、テキスト化にかかる作業を効率化できることが最大のメリットです。作成する文書の数やそれらの文字数は、作業時間に影響します。録音を聞き返しながら、手作業で進めていくには多くの時間や手間を必要とするでしょう。作業を自動化することで格段に効率がアップします。
ヒューマンエラーの防止
入力ミスといったヒューマンエラーが防止できる点も、音声認識ソフトを導入するメリットです。文字起こしに優れた人材であっても、ミスを完全に防ぐことは不可能に近いでしょう。音声認識ソフトの精度が高くなってきており、長い文章や専門用語、さらには早口の聞き取りも可能になります。ゆえに、ヒューマンエラーを防ぐことができるのです。
多言語の認識や翻訳に対応可能
音声認識ソフトの中には、多言語の認識や翻訳に対応している製品があります。日本語以外の言語に翻訳できれば、議事録の共有や打合せ時の会話にも役立つためです。公用語が外国語であったり、外国人向けサービスを提供している企業にはメリットになるでしょう。ただし、ソフトによって対応言語に限りがあるので確認が必要です。
音声認識ソフトを選ぶポイント
音声認識ソフトを選ぶ際に、いくつかのポイントが存在します。そのポイントを把握し、いくつかの製品を比較することで、自社に適したソフトを見つけ出せるでしょう。
音声認識ソフトを選ぶポイントは、以下の3点です。
- 自社が求める機能を搭載しているか
- 音声の登録作業が必要か
- 現在使用しているOSに適用できるか
自社が求める機能を搭載しているか
1つ目の音声認識ソフトを選ぶポイントは、自社が求める機能を搭載しているかという点です。ビジネスにおいて、社内公用語といった専門用語や固有名詞などに対応する機能が必要になるケースが多くなります。単語の登録機能やカスタマイズ機能の有無を確認しましょう。
また、会議用途に特化したソフトであれば、ビジネス向けの音声認識辞書を搭載しています。汎用的な音声認識辞書と比べて、ビジネス用語の誤認が少ない点がメリットです。
音声の登録作業が必要か
音声認識ソフトには、音声の登録が必要な製品があります。Googleアプリが、その典型例です。事前に利用する人の声を登録しなければ、使うことができません。
一方、音声の登録が不要であれば、導入直後から使い始めることが可能です。また、利用者を特定せずに音声入力ができるため、不特定多数が参加する会議や打合せには、音声の登録作業が不要のソフトが適しています。
現在使用しているOSに適用できるか
音声認識ソフトは対応しているOSが決まっているため、自社のデバイスに適用している製品を選びましょう。WindowsとmacOS対応の製品があります。Windowsのみ対応する製品が多いため、macOSを使用している場合は、対応OSを必ずチェックしましょう。
音声認識ソフトを導入して業務の効率化を目指そう
音声認識ソフトの導入で業務の効率化を目指すには、自社が求める機能と現在使用しているデバイスのOSに適用していることが重要なポイントです。また、導入後すぐに議事録作成や打合せなどに利用するためには、音声の登録作業が不要な製品であることにも着目しましょう。