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【初心者向け】クラウドとは?基礎からメリット・デメリットまで徹底解説

投稿日:2023年1月29日 /

更新日:2023年7月26日

【初心者向け】クラウドとは?基礎からメリット・デメリットまで徹底解説
● オンラインストレージ● 情報共有● 情報管理● 業務効率化

昨今、「クラウド」という言葉を耳にする機会が多くなりましたが、実のところ、どのようなものなのかを正しく理解するのはむずかしいです。そこで本記事では、クラウドに関する知識をあまり持っていない方に向けて、徹底解説します。
最後まで読めば、クラウドへの理解が深まり、自社に合ったサービスの導入ができます。

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目次

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クラウドとは「インターネットを使ったサービス利用システム」

クラウドとは「インターネットを使ったサービス利用システム」

クラウドとは「インターネットを使ったサービス利用システム」です。パソコンやスマートフォン、タブレットの端末で必要な時に必要な分だけ、インターネットを経由してサービスを利用できます。

クラウドでは、サービス提供事業者のサーバー上にメールやデータが保存されるため、インターネットに接続できる環境であれば、場所を選ばずにいつでも作業ができます。

クラウドは、インターネットを介して、使いたいときに必要なサービスを利用できる、ユーザーにとって便利なシステムです。

 

クラウドの3つの種類

Virtual cloud computing are printed screen on wooden cubes block and connect line with others social media and online shopping icons such as trolley cart , letter , computer.

クラウドの種類は大きく分けて3つあり、提供するサービスの内容や特徴によって次のように分類されます。

  1. SaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)
  2. PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)
  3. IaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)

必要な機能や内容を理解し、どの種類のクラウドサービスを利用するのが最適かしっかりと検討しましょう。

それでは、ひとつずつ順番に解説していきます。

 

SaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)

SaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)は、インターネットを使ってアプリケーションを利用する、最も一般的に使われているシステムです。GmailやYahoo!メールなどの電子メールもSaaSに分類されます。

ソフトウェアの購入やインストールの必要がなく、アカウントがあれば利用できます。すでにできているソフトウェアを利用するため、専門的な知識は必要ありません。

一方ソフトウェアの仕様を利用するため、自由にカスタマイズができない点がデメリットです。

 

PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)

システム開発者のためのクラウドサービスが、PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)です。

インターネットで利用できるアプリケーションやサービスの開発には、それらを動かすためのハードウェアやOSが必要となります。

PaaSは、システム開発に必要なハードウェアやOSをまとめて提供してくれるため、一から準備する時間と手間が省けます。

 

IaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)

IaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)は、サーバーやストレージ、メモリ容量のインフラのみ利用できるサービスです。

システムの構成要素を自由に構築し、自社に合った環境を作れます。サーバーやストレージ選択が自由なため、高い専門性と高度な知識が必要です。

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クラウドでできる4つのこと

クラウドサービスの導入でできる代表的なものを、4つ具体的にご紹介します。

  1. コミュニケーションツール
  2. データの共有
  3. 営業活動の支援
  4. 業務の効率化

ひとつずつ順番に解説していきます。

 

コミュニケーションツール

コミュニケーションツールは、最も一般的で利用者数も多いクラウドサービスです。

GmailやYahoo!メールなどの電子メールも、クラウドを利用したコミュニケーションツールの1つです。アカウントを登録しておくと、パソコン、スマートフォン、タブレットのどの端末からでもメールのチェックができます。

また、Web会議やビジネスチャットも、クラウドを使ったコミュニケーションツールです。リモートワークや在宅ワークが可能になります。

 

データの共有

クラウドを導入すると、データの共有が可能になります。業務で使用するデータは、サービス提供事業者のサーバーに保存され、社員全員が必要な時にいつでも閲覧が可能です。

たとえば、営業活動でデータが必要になったとき、会社に戻らなくても必要な情報をすぐに調べられます。会社に戻る手間を省き、時間の短縮にもつながります。

また、社内のみでなく社外とのデータ共有もできます。データはサービス提供事業者のサーバー上に保存されるため、紛失や削除の心配がありません。

 

営業活動の支援

営業活動の支援も、クラウドの導入によって効果的にできるようになります。

Web解析ツールやマーケティングデータによる、膨大な情報の集計と分析によって自社に最適な企画や経営戦略を導くことが可能です。

また、いつでもどこでも分析したデータを共有できるため、営業活動がスムーズにすすめられます。

 

業務の効率化

クラウドを導入すると、業務の効率化が図れます。今までは、社内の異なる部署で同じデータの重複入力が起こりました。クラウドを利用すると、業務の重複がなくなります。

社員のスケジュール管理、会計ソフトや在庫管理など、異なるクラウドのサービスを連携させると、いっそう業務の効率が上がります。

 

クラウドのメリット

ここでは、クラウドを導入するメリットを解説します。

  1. コストが抑えられる
  2. 時間と場所を選ばない
  3. 利用者の負担が減る
  4. セキュリティレベルが高い
  5. 端末の破損に対応しやすい

順に見ていきましょう。

 

コストが抑えられる

クラウドを導入するメリットは、さまざまなコストを抑えられる点です。

以前は、新たなシステムを導入する際、サーバーや周辺機器の購入初期費用がかかっていました。しかし、クラウドではサーバーや周辺機器を新たに購入する必要がなく、初期費用が抑えられます。

また、専任のスタッフが行っていたサーバーの運用や維持、メンテナンスをサービス提供事業者が行ってくれるため、人件費も削減できます。

利用者の負担が減る

クラウドを導入すると、サービス提供事業者がさまざまなサービスを提供してくれるため、利用者の負担が減ります。

データの管理やメンテナンス、最新のウイルス対策も自社でする必要がなくなり、それまでかかっていた時間と手間を省けます。

クラウドでは、サーバーや周辺機器の設置が必要ないため、物理的な負担の削減にもなります。

 

セキュリティレベルが高い

セキュリティレベルの高さも、クラウドを導入するメリットです。

クラウドサービスは、インターネット経由のため、外部からの攻撃や個人情報の流出がおこる可能性はあります。そのため、サービス事業者が常に最新のセキュリティ対策をとっています。

自社で管理する場合は、専任のスタッフの配置とコストが必要になります。しかし、クラウドを導入すれば、自社で対策する必要がなくなるだけでなく、セキュリティレベルの高いサービスを受けることが可能です。

 

端末の破損に対応しやすい

端末の破損に対応しやすいのも、クラウドを導入するメリットです。

業務に使用しているパソコンやタブレットが壊れると、内部データの復旧に時間と手間がかかります。

しかし、クラウドはインターネット上にデータがあります。そのため、それまで使っていた端末が壊れてもIDやパスワードを使い、違った端末からもアクセスができます。

端末が壊れたことによる、業務のストップがありません。

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クラウドのデメリット

メリットばかりに思われるクラウドですが、当然ながらデメリットもあります。

クラウドのデメリットは次の2点です。

  1. インターネット環境が必要
  2. 自社システムと連携ができない可能性

クラウドのデメリットを知り、自社に合っているかどうかをしっかりと検討しましょう。

 

インターネット環境が必要

1つ目のデメリットは、インターネット環境が必要な点です。

クラウドはインターネットを経由して利用するサービスのため、インターネットにつながる環境が必要です。インターネットの環境がすぐに切れてしまう不安定な状態だと、サービスを利用できない可能性があります。

また、通信障害が起きたときは業務ができなくなります。サービスが使えなくなった時の代替の方法を準備しておくと安心です。

 

自社システムと連携ができない可能性

2つ目のデメリットは、自社システムと連携できない可能性があることです。

サービス提供事業者には、それぞれの仕様があります。そのため、自社の従来のシステムと互換性がないクラウドサービスでは連携ができません。

導入前にシステム同士の互換性があるか調べ、自社システムと連携できるサービスを選びましょう。

 

クラウドを選ぶ際のポイント

クラウドサービスにはさまざまな種類があり、その中から最適なサービスを選択するのはなかなか困難です。

いざクラウドを導入してから、サービスが合っていなかったと後悔しないためのポイントをご紹介します。

  1. 導入目的に合ったサービスを選ぶ
  2. 料金で選ぶ

それでは、順番に解説していきます。

 

導入目的に合ったサービスを選ぶ

クラウドを導入するときに大切なことは、導入目的に合ったサービスを選ぶことです。

業務の効率をあげたい場合と、コスト削減を目指したい場合では、選択するサービスが異なります。まずは、導入する目的をしっかりと検討し明確にしましょう。

たくさんの種類の中から、自社に合ったサービスを選択するためにはクラウドを導入する目的をはっきりさせることが大切です。

 

料金で選ぶ

サービス利用料金もクラウドを選ぶ際のポイントです。クラウドサービスを提供する企業は数多くあり、それぞれ料金が異なります。

同じようなサービスが提供されても、料金がまったく違うこともあります。何社か比べて、無駄のないプランを選びましょう。

中には見積もりを提示してくれる事業者もあるので、目安を知りたい場合は利用してみるとよいでしょう。

 

まとめ

以上、本記事ではクラウドを詳しく解説してきました。

  • クラウドの基礎知識
  • クラウドの種類とできること
  • クラウドのメリット・デメリット
  • クラウドを選ぶ際のポイント

クラウドはインターネットを使ったサービス利用システムです。

インターネットを使える環境であれば、いつでもどこでも必要なサービスが受けられるだけでなく、常に最新のデータを共有できるため業務の効率が上がります。

また、リモートや在宅ワークなど、新しい働き方にも柔軟に対応でき、移動時間の短縮や、コストの削減にもつながります。

クラウドにはいくつか種類がありますので、導入時にそれぞれの特徴を理解し、自社に合ったサービスを検討しましょう。

 

 

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