今回は、インサイドセールスを学べる本の選び方やおすすめの本を5つご紹介します。
インサイドセールス本の選び方
ここ数年でビジネススタイルが大きく変化し、インサイドセールスを導入する企業が増えました。
出典:Inside Sales Growing 300% Faster Than Traditional Field Sales
こちらはSMART CALLINGさんが公開している『Inside Sales Growing 300% Faster Than Traditional Field Sales』のインサイドセールス導入推移データです。これから分かる通り、まだインサイドセールスを導入していない企業はインサイドセールスを導入することを検討しなければなりません。
そんなインサイドセールスを学べる本はどのようにして選べばいいのでしょうか。
具体例が説明されているか
インサイドセールスについて1から学びたい!という方は、実際にインサイドセールスを使ってどのような成果が上がっているのか具体例を見ておく必要があります。
他にも、
- なぜインサイドセールスが必要なのか
- インサイドセールス組織の立ち上げ方
- 効果的なインサイドセールスの方法
- 失敗例
などが記載されているインサイドセールス本であれば購入していいかもしれません。
著者がインサイドセールス経験者か
本の著者がインサイドセールスの経験者かどうかも選ぶポイントの1つです。
インサイドセールス本を出版している人全員がインサイドセールス経験者というわけではありません。中には未経験者ながらインサイドセールスの勉強過程で本を出版しているということも。
一度著者を検索し、インサイドセールスの経験者(できれば成果を上げている人)かどうかを確認してください。
組織形成視点から書かれているか
インサイドセールス組織を立ち上げるとなると、
- マーケティング
- フィールドセールス
- カスタマーサクセス
など、数多くの知識と知見が必要になります。
さらに、それぞれの部署を立ち上げるとなると採用や人員配置などの知識も必要になってくるでしょう。インサイドセールスだけの知識ではなく、インサイドセールスを活用した組織についての視点から書かれているかも重要です。
インサイドセールスを学べる本おすすめ5選
ではここからはインサイドセールスを学べるおすすめの本を5つご紹介します。
THE MODEL(ザ・モデル)
「営業が顧客に初めて接するとき、商談プロセスは半分以上終わっている」というコンセプトのもと執筆された『THE MODEL(ザ・モデル)』。
『THE MODEL(ザ・モデル)』の内容として、
- 科学的な営業とレベニューモデル
- SFAやMAツールの使い方
- インサイドセールスが成長し続けるための環境構築法
などが記載されています。
インサイドセールス 究極の営業術
GoogleやDell、Microsoftなど誰もが知る大企業で20年間にわたり活躍した水嶋氏が執筆している『インサイドセールス 究極の営業術』。
『インサイドセールス 究極の営業術』の内容として、
- インサイドセールスに必要な組織について
- 成約率を高めるインサイドセールスの構築方法
- インサイドセールス先進企業へのインタビュー
となっています。
デジタルインサイドセールス
日本IBM株式会社にてインサイドセールスを中心に営業活動を行い、1994年に英国IBMに出向した吉田氏が執筆している『デジタルインサイドセールス』。
『デジタルインサイドセールス』の内容として、
- インサイドセールス導入のノウハウ
- 法人営業を強靭にする方法
となっています。
インサイドセールスの実務
1992年に株式会社PALTEKに入社し、通信機器を中心に営業活動を行なっていた沼澤氏が執筆している『インサイドセールスの実務』。
『インサイドセールスの実務』の内容として、
- インサイドセールスとは何か
- 足を棒にして売り歩く営業について
- 大手企業がインサイドセールスを導入していることについて
となっています。
無敗営業 チーム戦略
外資系戦略コンサルティング会社を経て25歳という若さにして起業をした高橋氏が執筆している『無敗営業 チーム戦略』。
『無敗営業 チーム戦略』の内容として、
- 営業チームに欠かせない4つのキーワード
- 「段取り」と「納得感」が重要だという事実
- ハイブリッド営業の勝ちパターンは二人三脚
となっています。
まとめ
インサイドセールスに関する書籍は年々増加しており、営業の中でもかなり重要な位置付けをされてきつつあります。
そんな中、インサイドセールスを学ぼうということで本を購入することは賢い選択だと言えますが、良い本に巡り合えるかどうかは非常に大事です。中には未経験者がインサイドセールスについて説いた本もありますので、選び方には十分注意してください。
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