今回は、インサイドセールスとテレアポが同じなのかどうかについて解説します。
インサイドセールスとテレアポは同じ?
結論ですが、インサイドセールスとテレアポは同じではありません。
社内で完結する営業という点では同じように見えますが、「目的」という点においてはテレアポとインサイドセールスで以下のように異なります。
- テレアポ:多くのアポを獲得する
- インサイドセールス:見込み顧客の育成・関係構築を行う
テレアポは多くのアポを獲得するため効率的に営業を行いますが、インサイドセールスは時間をかけて見込み顧客との関係を構築していきます。
インサイドセールスで成果を出すためのポイント
今まではテレアポで新規顧客を獲得してきた企業も、次々にインサイドセールスを導入しています。
出典:3年間で求人数が“12倍” なぜ今「インサイドセールス・カスタマーサクセス」が人気なのか
こちらはマーケティング・シンカ論さんが公開している『3年間で求人数が“12倍” なぜ今「インサイドセールス・カスタマーサクセス」が人気なのか』のデータです。みていただくと分かる通り、インサイドセールス関連の求人が急増しています。
そこで、重要視されているインサイドセールスにおいて成果を出すにはどのようなポイントを見ればいいのか解説します。
KPIを設定し柔軟に対応する
インサイドセールスにおいてKPIを設定することは非常に難しいです。
テレアポのように「商談数」を量産できるわけではありません。インサイドセールスでは「顧客の育成」がメインになってきますのでKPIを設定することは難しいですが以下のKPIが一般的です。
- スタートアップ:数
- 安定期:質
まずはインサイドセールスで数をこなし、事業として安定期に入れば質を重視するようにKPIを設定しましょう。詳しいKPIの設定方法は『KPIとKGIの設定方法は?設定手順、ポイント、KPI指標の事例まで紹介します!』を参照ください。
他部署と連携する
テレアポは独立組織と言われますが、インサイドセールスは独立して完結するものではありません。
一般的に、
- フィールドセールス
- カスタマーサクセス
といった部署と連携する必要があります。そういった部署とスムーズに連携するにはMAツールやマーケティングに関する促進ツールの導入が必要です。
顧客目線に立つ
インサイドセールスに限らず営業で成功するコツの1つに「顧客目線に立つ」ことが挙げられます。
例えば、
- 弊社の商品はここが優れています!
- 弊社の商品は他社と違いこんな機能があります!
という情報が本当に顧客にとって必要なのかを汲み取る必要があります。
こちら本位で話し続けていると顧客は「本当に必要な情報はそうじゃない…」と契約を取りやめてしまうこともあるでしょう。顧客がどういった情報を求めているのかを考えてください。
インサイドセールスを成功へ導くためのおすすめツール2選
ではここからはインサイドセールスを成功へ導くためのおすすめツールを2つご紹介します。
DORIRU(ドリル)
DORIRU(ドリル)はプル型では獲得出来ない(MM以上)潜在層~顕在層を効率的に獲得する為にアウトバウンド型インサイドセールス領域を外部アウトソース(マーケ機能付き)出来るサービスです。新規顧客獲得の為のマーケティングや営業推進、新規事業部門などでご導入頂き、事業のスケールを実現する為にご活用頂いております。
サービスの特徴
1. プッシュ型のチャネル設計〜管理/運用
これまで培ってきたアウトバウンド営業の実績をベースにノウハウ/ナレッジを体系化し、貴社のリード流入チャネルを0から構築します。
2. 実働部隊の構築〜アサイン
貴社専用のアウトバウンド型インサイドセールス部隊を構築し、ターゲティング〜リスト抽出〜スクリプト設計〜新規アポ創出まで実施致します。見込客の興味度合いに応じたスコア設定〜コールログの提供も行います。
3. 運用コンサルティング
貴社の営業課題/フェーズに合わせたチャネル設計の運用コンサルティングを実施します。最終ゴールから逆算した実働ロードマップを用いながら、運用を軌道に乗せていきます。
利用プラン
プラン名 | MMレギュラープラン(従業員100〜999名まで) | ENTレギュラープラン(従業員1,000名〜) |
---|---|---|
初期費用 | 30万円 | 30万円 |
基本料金 | 60万円/月間80時間(10営) | 75万/月間80時間(10営) |
従量料金 | 120万/月間160時間(20営) 180万/月間240時間(30営) | 150万/月間160時間(20営) |
スケッターズ
SaaS時代のオンラインセールスは、マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスの分業で実行するのが主流となっています。
スケッターズでは、主に商談獲得を担うインサイドセールス、契約を担当するフィールドセールスの領域で、新規事業の立ち上げを支援します。
◇スケッターズ FOR SALES
セールス活動の完全アウトソーシングで、貴社事業の早期立ち上げをサポート
◇スケッターズ IS FORMATION
インサイドセールス部隊を「戦略」「環境」「武器」の3つの側面で育成するコンサルティングパッケージ
サービスの特徴
1. 新規事業に強い
スケッターズが支えてきたすべてのサービスは新規事業です。売れるかどうかわからない、どういうものかもわかりにくい、そういった新たな可能性を市場に問いかけ、ファーストユーザー獲得からPMFまでのもっとも困難なプロセスにおいてクライアントに伴走し続けてきました。
2. SaaS セールスの豊富な経験
2社の大手クライアントに対する支援経験にもとづき、2020年から本格的に開始したBtoB・SaaSの新規事業立ち上げにおける支援実績は20社 / 30サービスにのぼります。最低限のITリテラシー、サブスクリプションビジネスの事業モデルおよび業務課題を解決するというサービス特性への理解など、BtoB・SaaSの営業支援に欠かせないスキルを保持しています。
3. インサイドセールスが育つ「コールナーチャリング手法」
インサイドセールスは、複数回の架電で商談創出に繋げることが重要になります。架電後の結果ごとに細分化した“インサイドセールスのカスタマージャーニー”に沿ってリードを育てていく「コールナーチャリング」を行うことで、1回の架電で目指すゴールのハードルが下がり、メンバーが凹まず着実に成長できるノウハウを提供します。
利用プラン
プラン名 | スケッターズ FOR SALES | スケッターズ IS FORMATION |
---|---|---|
初期費用 | ※別途相談 | ※別途相談 |
基本料金 | ※別途相談 | ※別途相談 |
従量料金 | ※別途相談 | ※別途相談 |
まとめ
今回はテレアポとインサイドセールスが同じなのかどうかについて解説しました。
社内完結型の営業という点では同じように感じる営業方法ですが、「目的」という点では全く異なります。そして、現在ではテレアポよりもインサイドセールスの方が重要視されてきているのです。
ぜひインサイドセールスを導入し営業効率を向上させましょう。
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